No.0252 – Organisation Voice 2001/02/26

今日2月26日。と聞いて思い出すのは65年前のあの2.26事件。それは1936年(昭和11年)雪の東京、首相官邸。いまとなっては映画的なイメージが強いそれは、三島由紀夫の世界にも似て、幻想のかなたに消えてゆきそうだ。同じ年パリダカでなじみの深いスペイン領モロッコでは、フランコ将軍率いる反乱軍の蜂起でスペイン全土も内乱、とにかくどこもここも帝国主義の暗部へと突き進んでいった。ちなみにベルリンオリンピックもこの年である。戦争を肯定する気などさらさらないのだが、なんかこう風雲急を告げる、といったざわめき截つようなあの感じは嫌いではない。もちろん目の前に戦争が近づいてきている、という経験などありはしないんであるが。少なくとも男たちのなかには、こうした僕のような意識を持っている可能性があって、それが危険なんだと思う。で、それをコントロールするのが知性であるということなど言うまでもない。

ところでパリダカに出る!とか、ラリーレイドモンゴルに出る!またまたTBIにでる!という行動でも、そのざわめき立つ、という感覚は感知することが出来る。その感覚がヴァイタル指数を上げるんじゃないだろうか。つまり、生きる力を漲らせるのではないかと思うのである、そうそれはまるで政治家のように。つまり強烈な目的意識、それは常に自らを、競技者であるという環境においておくことで高められ、研ぎ澄まされる。つまり肉体的な衰えほど、精神は老けない。よって若くいられ、戦闘的な精神を葬り去られることはないのである。こうして、パリダカなどは、言い方は悪いが戦争のオルタナティヴとして、男たちの憧憬を独り占めにしたのではないかと、真剣にそう思っている。1988年始めて参加したパリダカにフランスのメディアはこう書いた「参加者数における死者の割合は、ベトナム戦争のそれに匹敵する」と、もちろんその後、安全対策などの飛躍的向上によって、そういった不安は極めて低くなってきてる。それにしても最近の僕は、たかが2月26日というだけで、ここまで考えが発展してしまう。大丈夫だろうか?

話は変わる、スーパーNだが輸入エンデューロマシン(逆輸入もあるよ)の試乗会はクローズドコースで行います。BMWのパリダカマシンも用意できたら良いなあ!大隅さん、このコラム読んでたらメールくださいな。楽しく愉快な午後のひとときを過ごしましょうね。またまた話は変わる。さっきNISSANプリメーラとすれ違った。デザインの勝利だねえ。ここまでドラスチックにデザインの変革が起きようとは、まさにフランス革命だよ、だってそれ以外の最新国産車のデザインが急に色褪せて見えてしまうではないの。「変わるって、ドキドキ」のコピーを思い出した月曜のお昼時でした。

きょうの1枚
もう随分と暖かくなってきたんダケド、もう一気に暖かくするためにあの暑いゾーモッドの井戸から見た平原の写真をお届けだい。夏は冬が恋しくて、冬は春が恋しくて、都市に暮らす僕たちは、田舎暮らしや冒険の旅に憧れるように、島国に住む私たち日本人は、はるか大陸に憧れるはず、なんだけど。


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No.0251 – Organisation Voice 2001/02/23

よく読む雑誌に、TBSブリタニカの隔週刊の「PEN」とかワールドフォトプレスの「MEMO」なんてのがある。大人になった子供たちの本なのか、大人になりきれない子供の本なのか。思うにターゲットは35歳から45歳くらいだ。もちろん誌面に差別感を出さなければいけない、ってんで一方はファッションに振り、もう一方はいかに暮らすかといった視点で都市部の洗練された少住宅などの特集が多い。時には「心を癒す大人のバー」だとか「江戸の粋がどうの」なんて、われわれヴァンジャケットエイジ(こんな言葉すらもう分からないんじゃないだろうか)の心を揺さぶるではないか。

揺さぶると言えば、戻ってきた中年ライダー。ナニにどう揺さぶられて帰ってきたかは知らないけれど、バイクはかっこいい!けど、そのライディングウエアはなんだ!ってのが多い。あいや実は昔からずっと乗ってる人にも多い。誤解を恐れずに書くとBMW乗りに多い、実に多い。もちろんこれはGS乗りは例外であるんだが。でBMWの純正ウエアが実に恐ろしい。それはむちゃくちゃかっこいいんだが、着こなすのは至難の業であるね。ヘルメットもそうだ。じゃあ日本製の何がかっこいいか、って言うと案外これがない。オフロードウエアは問題ないんだが、ロード用に何を着るかという事になると、頭の痛い問題だと思うね。

話は変わる。宮崎シーガイアが倒産しちっやった、テーマパークの多くが同じような憂き目に遭ってる。でもユニバーサルスタジオとか、まだできるんだと聞く。これらにやる気をもたらせてるものがあるとしたら、中台の海外旅行ブームだったり、東京ディズニーランドの記録的な成功にあるんだろうねえ。で今週号の「PEN」のコラムに、いまさらながらに、45000人のスタッフ全員が清掃にいそしむディズニーワールド!なんて書いてある。そこの「サービスは自己満足じゃだめだ」客の要望に応えるために、マニュアル以外のことをしなくてはならないとき、担当以外の自己判断で、出来うる限りのベストを尽くすことが求められる。ディズニーワールドでは、スタッフ一人一人に権限の委譲が出来ている。この責任と信頼関係が「満足ワールド」を築き上げている。んだとさ、なにがいいたいのか。

じつは、僕もいつも同じように考えていた。競技者と役員。この決して交わるとは思いにくい、2者の関係に新しい軸を築きたいと。つまりはそれがわれわれSSER ORGANISATIONの思いなのである。このコラムはさらに、{シンデレラ城の前、にあるミッキーマウスの像の下のプレートに「絶えることない人間讃歌が聞こえる広場づくり」と書かれている、}と結ばれている。熱い思い、目的意識、スタッフに共通の喜び、それは確かに人間讃歌だ。僕たちが表現するその手段はラリーなどのモータースポーツイベントだ。21世紀の人間讃歌が聞こえる、そんなイベント作りを目指そうじゃないか。もうすぐスーパーN、もち輸入エンディューロマシンの試乗会も計画してますし、WR250F?まかしといて。ルートもちょっとやりますよっ。わかってるって、Y田さん。


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No.0250 – Organisation Voice 2001/02/22

TBIそしてSUPER-Nの事務手続きがいつまでたっても終らない。とにかくすごい。久々に必殺仕事人になった気分で片っ端から片づけては、休憩。コーヒータイム!!なんてしているので結局、遅くなっちゃうんだよね。 と

ころで、TBI参加者から多くの質問が届いています。その中でも多く問い合せのあったドレンボルトのワイヤリングについてちょっと説明しますね。さてさてなぜドレンボルトにワイヤリングが必要なのでしょうか。それはドレンボルトの緩みを防止するためで緩んだとしてもドレンボルトが紛失してしまうのを防ぐためです。オイル漏れやエンジンの焼き付けを起さないために必要となるわけですね。具体的にどのようにするかというと、一般的な方法としてドレンボルトの頭の部分に1~2mm程度のワイヤが通る穴をあけ、ワイヤを通しリング状にしてワイヤをかしめ、もう片方をフレームもしくはエンジンのリブなどを利用してワイヤを固定して下さい。とにかく、不明な点があればどんどん質問して下さい。

SSER .2001年のファーストイベントが4月7.8日のSUPER-Nです。そして、ラストをむかえるTBIと続きます。気合を入れて頑張らなくっちゃ。 by KUROKAWA


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No.0249 – Organisation Voice 2001/02/21

この前から「今でも社会科の授業に使われている地図に、サハリン樺太の50度線に国境が赤く引かれているのはナゼダ!」という疑問に悶々としている僕に、菅原さんから何枚かの写真が届いた。酔っ払って聞いていたので正確ではないが、氏の父君は、樺太で警察官をしていて、馬に乗ってこの50度線まで行った事がある、という。そこで菅原さんも、行ってみようと思い訪れたのがこの写真。なかなか若い。手をつないでるのは、彼がロシアに残した子供?〈ごめんなさい!!)ではなくてその碑文にある、両国の約束をイメージした、まあ平和の握手であろう。じゃあ南樺太は誰のものか。北方領土担当相の橋本龍太郎氏に聞いてみたいものである。が事実はこうだ。日露戦争の戦勝で、南樺太と千島列島を日本は手に入れた、が太平洋戦争で失った、というだけの事である。

しかしこの碑文もずいぶん新しい、この写真からは建立年は特定のしようがないが。しかしそれにしてもこれらの島々は自然の宝庫だと聞く。千島列島なんか、良いだろうねえ。とはいえ北海道だって相当のモンだ。自然保護の機運は、21世紀に間に合いました。というところだろうか。でもそれにしても舗装道路しか走れないクルマの存在って、オフロードマシンよっかよくないんじゃないんだろうか。どう思う?さて、TBIのチームエントリーのゼッケン希望が多発中!手続き的にチームは代表者がまとめてエントリー手続きをしてないと、続きナンバーにはならないそうです。ごめんなさいね。とにかくSSERの事務手続きは年度末の税務署なみ?に忙しいようである。


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No.0248 – Organisation Voice 2001/02/20

すっかり暖かくなりました。四国路はもう春ですね。そろそろ僕はTBIにでるマシン(TTR125)の製作に取り掛からなきゃ。だって昨年末ですっかりとまってるもの。というのも悩みのひとつがタイヤ、リア16インチじゃあエンデューロタイヤが無いんです。17インチにしようかなあ?でも16インチのアルミリムも頼んでるしなあ。もってく装備も、マシンがあまりに小さいんで、マウントしようにもちょつと頼りない、考えてみたら、僕は初出場!あまりにも細かなところを知らなさ過ぎる。

こんなことではいけないと猛反省、「ヨシッ!」ってことで一念発起、何とか来週中にはマシン仕上げて、テスト走行をはじめるぞ。そして3月には合宿、どうです希望者はいませんか、一緒に走りに行きましょう。ついで来年のパリダカにも出てやるって、マシンの製作にもとりかからなきゃ。モンゴルの試走隊の準備もしなきゃ。あっと、その前にはスーパーN.ルートプランを詰めなきゃいけない。ってことで、春の僕はトテモ忙しい。

きょうの1枚
ゲル、モンゴル語では、なんのことはない「家」という意味である。中国や内モンゴルではパオ「包」つまりもともと家の在ったところと、そうでないところの違いなので「ゲル」へ行こうとモンゴル人に誘われて付いて行った所がアパートだった、なんて笑えない話もある。でモンゴルの奥地を旅してると草原といわず砂漠といわず時に道標のごとく、ゲルが現れる。必ずその入り口は南に向かって建てられており、それがコンパスで測ったほどに正確なのである。そして室内はご承知の通りこんな具合、天蓋を半分開いたところ。夜は星の動きで、昼は太陽の動きで季節や時間を読んでいたんだろうと、勝手に想像して、わくわくしてしまう。

それにしても、人は究極のミニマル(ちょっと違うか?)で「起きて半畳、寝て一畳」な生活が出来るものであるよ。この地やアフリカを訪れるたびに僕は思う。こんな生活も良いんではないかと。でも日本に着くや、「このホテルの部屋じゃ狭くていや!」なんて言ってる。アンビバレンスな僕。ambivalence=あることなどに同時に2つの矛盾する感情をもつこと。心理学用語。明日も今日の英単語とか、わかりにくいいまどきの言葉なんてしょうかねえ?ほんとは、ヒマな僕。


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No.0247 – Organisation Voice 2001/02/19

長い旅の果てに、四国に帰ってきました。いまどきTBIででもなきゃ国内で8日間もの長旅をすることはないっしょ(仕入れたての道産子弁)そんで帰ってきてビックリ、暑いのです。昨日の午後は千歳空港のデサインが悪いとか、駐車場のレイアウトが最低だなどと、悪態をつきながら、それでも六花亭のバターサンドなんかをたっぷり買い込んで、出発までのひとときを、ダイヘン〈これも仕入れたて)春木氏となにやら密談。その後 2時間あまりのフライトで、あっという間に松山に降り立ちました。

今回の旅では、北海道とりわけオホーツクの存在が印象的で、僕は強烈なインスピレーションを得ました。烈風の宗谷岬、危うく僕の平衡感覚を狂わせそうな稚内市。波まで凍りついたノシャップ岬、利尻を望むアザラシの越冬地として有名な抜海、言問なんて名前の町や、どこの国の風景だといえば信じてもらえるだろうか、日本海沿いのサロベツ原野を駆け抜ける直線、そうだ、この白い色をベージュと見立てたらどうだ?するとモーリタニアだ。いたるところの海岸段丘の上に立つ巨大風車は、強烈なここの風で電気を賄うするというまことにジャストアイデアではあるのだが?とまれすべては純白の下のことであるよ。出来るものならこの地に少し長くとどまって、雪解けやその後に来る春の様子を眺めてみたいものです。

そしてそれにもまして思うのは、この妖しく不思議な音の地名の数々はどうしたものだろうかと言うこと、どうせならカタカナ表記をすればいいのに。この後も旅は音威子府、旭川そして芦別と続きます。通りすがりの旅人が簡単に語ることがためらわれるような、厳しくも美しい北の大地にすっかり僕も魅せられてしまいました。かつて炭鉱の町として栄えた芦別には吉村一平翁という 90歳を超える歌壇の巨人が存命です。与謝野晶子らと深く交流し、この芦別市にある記念館に、それらのきわめて貴重な資料、文献、書簡などが収められています。

さて話は変わりますが、2001パリダカ、増岡、シュレッサーの闘いの真実は?知りたいと思いませんか?ぼくは菅原さんに、海外で放映された映像でことの真実の一部分を知ることは出来ました。Number516号( 2/22今店頭にあります。)の P11に能城律子さんがかいていますが、ぼくはもっとこういう4輪部門の専門誌が欲しいと思います。これまでのラリーレイドの4輪の国内への報道は、広告としてしか使われていない側面が多いんですよ。例えばワールドカップサッカーの日本チームの報道は、チームの予算で同行している記者のみが書く、としたら面白いところは知りたくても知る由もありませんね。

でもチーム(正確にいうとメーカー)の論理は充分に分かります。ジャーナリズムの中立性などと青臭いことを言うつもりはありませんが、もっと広めの視野に立った報道がほしいです、それもとびっきりマニアックなやつが。ATLの安全タンクは果たして良いのか?とか、ラリーマシンの改造の解説とか、FIAは今何を考えているかとか、誰が今、どこに行くためにどんなマシンを製作中だとか、もうほしい情報は、山のようにあるではないか。また広告もピンポイントで出来るじゃないですか。ナビ募集中ただし英語、フランス語が堪能で、メカに強くやさしくて力持ちで、なんて広告キット載りますよ、ねえ能城さん。

きょうの1枚
いずれも芦別市の百年記念館にて、芦別の民話に見入る山田画伯。生活に身近なものもたくさん収蔵されてて、画伯が思わずもって帰ろうとしたテレビ。このほかに本文に詳しい、与謝野晶子、寛らの書簡など、興味深い。そして縮尺の問題はあるにせよ、愛媛県とほぼ同じ面積をもつ、芦別市の地図。人口二万人です。さてそこで問題です、いったい僕は何をしようとしてるのでしょうか。

 


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No.0246 – Organisation Voice 2001/02/16

今日は北海道のほぼ中心、富良野のすぐ近く、芦別市にお邪魔しています。なんとこの市10年くらい前に三井鉱山が閉山になってから、人口は一気に減少し2万人位なのだが、その面積たるや愛媛県とほぼ同じだそうである。ビックリ!でこの町のJCや経済界の人に歓迎されて、寿司広で大宴会。この今日のOVも本日中には上げられそうにありません。

さて、昨日から僕が問題にしている、日本の最北端はどこか?という問題。実は択捉島の北端がそうなんです。ところが、宗谷岬の記念碑には、日本最北端!と表示してある。じゃあ、いったい北方領土は、日本じゃないのか?樺太の北緯50度線に今も引いてある(義務教育でも渡される、社会科の地図を見てごらん)赤い線はどういうことなんだろう。よくよく見てみると、アリューシャン列島、カムチャツカ半島の南にも、国境線が引いてある。何だろう?


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No.0245 – Organisation Voice 2001/02/15

この冬は、地元の方に言わせても「こんなに寒くて雪の多いのは数10年ぶり。」という位の寒波のようです。地球温暖化の影響でしょうか?それとも実は、氷河期に向かってたりして。だって僕は子供のころ、地球の歴史的なサイクルからみても、今は氷河期に向かってる!とか言われて信じ込んでたのでした。

いつも思うことなのですが、最新の情報が一番正しいのだろうかと。そして前の情報は誰も訂正しないことが多い。情報とは次から次へと上塗りされていくだけのものなのでしょうか。誰も真理を明かしてくれそうにありません。僕は今「日本最北端の地」にいますが。でこの稚内からも見える、もちろん今日は見えませんが樺太はどうなったんだっけ。日本固有の領土!と主張するのは、国後、択捉、歯舞、色丹、だけにしたのは何時からだったんだろう。樺太はどうだったんだっけ、と考えてると、まるで、あれ地球は氷河期へ向かってるんじゃないの?と同じムズガユサに苦しめられる。この地来たから言うのではないがどうなってるんだ!僕の子供のころの記憶では、(間違ってたらゴメンナサイ知ってる方いれば教えて)北緯50度線が、なんだかはっきりと国境のように記されていたと思うんだけど。宗谷岬に建つ、間宮林蔵の思いとか、偉業が失われてしまってるぞ。とかなり右よりな一日でした。明日は早朝より北海道のほぼ中央、芦別を訪れます。

きょうの一枚
こんな海に落っこちたら死んでしまう、とかいってると凍った海でなにやら漁をしてる人がいて、ビックリ。サロベツ原野も宗谷岬も、ついでに納沙布岬も行ってきました。今の僕の一番の心配は、南極点と北極点にクルマでいったやつはまだいないのか?と言いはじめそうなことです。


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No.0244 – Organisation Voice 2001/02/14

稚内に到着!サロベツ原野で日没、したがってサロベツの写真も撮れなくて今日も、今日の一枚はお休み。ゴメンナサイネ。それで、地元の方々には大変ご心配をおかけした南方系日本人たちの、北国探険隊の北海道第一日目、無事です。なんだかんだで札幌を出発したのがお昼前。クルマはカローラフィルダー4WD。高速道路は吹雪のため、アチコチで閉鎖。でもって地道は雪の中、というかアイスバーンの連続。

といいつつも結構いいペースで、7時前には稚内のホテルにチェックイン。日が暮れてからの雪道の楽しかったこと。雪道は日が暮れるととってもロマンティックになって、まるで北欧のクリスマスの夜みたいで、こんなこと書くと北国の人に怒られるかもしれないけれど、雪に閉ざされるのってとっても良いですなあ。なんだか、あの雪に閉ざされた中で、暖かい暖炉の炎、ランタンの灯、憧れちゃうなあ。といいつつも北の果て、日本海に面した家々は寒そうにチジコマッテ、厳しい冬を耐えていました。

明日はたくさん写真を撮って UPしますので楽しみにしておいてください。昨日は菅原さんとこのHPのコラムにも僕が登場してます。備えあれば憂いなしじゃ物足りない、というオハナシ。


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No.0243 – Organisation Voice 2001/02/13

東京に居ります。石原都知事が唱えるように、自動車交通の負荷はもはや都内の大気汚染だけの問題ではなくなっています。いかに効率の良い次世代トランスポート・システムを掲げるか、早急な課題です。そのためにもバイクの存在が、新たな方向を提示する。というのが僕の持論です。むろんシステム全体で考えてゆく必要があります。

たとえば代替燃料を考えると、ダイムラー・クライスラー陣営の進める燃料電池、トヨタもこのカテゴリーです。一方、液体水素を進めるBMW陣営。あとエタノールを燃料にしたもの、このエタノールの使用ではブラジルが最先進国、80年代末にエタノールの消費量がガソリンを追い抜いた後も、増加の一途だといいます。なのにナゼ、日本は。このエタノールはバイオマス(生物資源、おもにサトウキビ、トウモロコシ、ジャガイモなどからもエタノールは作れる。)化石燃料の呪縛から、逃れられるのはいいことですが、少し食糧問題、いわゆる地球上の耕作可能面積との闘い、が残るような気がしてならなりません。日本では稲わらとか、麦わらを使うのはどうか、と提唱する科学者もいて、まあビールの消費量との闘いにならなければ良いがなあ、と心配。近未来の燃料供給は、キリン対アサヒの闘いになってたりして。

で、燃料の見直しは、いずれにしても最優先の課題であるのは自明の理。つぎはそれまでの繋ぎとしての、たとえばハイブリッドカーなどに見られる、まあ、好燃費車の行方。しかしいくらプリウスが21世紀の間に合った、と言い放っても、最近はあまり走ってるところを見ません。ちなみに新車登録台数は、プリウス11月665台、12月898台、セルシオ11月3960台12月4807台、クラウンはセルシオよりもっと売れてます。大丈夫だろうか日本人の感覚。長いスパンでは先述の燃料からの見直し、それまでの低公害車、高燃費車。そして今すぐにも必要なのは何か、それは意識だと思う。

僕も考えなきゃ、そろそろ。そこでバイクだ!と思ったんですね。またはスマートのようなバイクとクルマの中間的なコンセプトのもの。それらが既にに実用化になってってるのに、僕たちったら。さてと、自分のことは棚に上げて、明日も地球温暖化の大権化のひとつ、超大型ジェット旅客機に乗って、札幌へ行くだ。明日のこちらのページでは雪のサロベツ原野で21世紀を考える。をお送りします


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No.0242 – Organisation Voice 2001/02/09

今日は、なんと若山牧水の詩から始まろうと思う。たまたま書棚に瀬島龍三回想録「幾山川」というのが截っていて、思い出した。でもこんなの書くと、また間違ってるなんて指摘をうけちゃうんであるが。白鳥は悲しからずや 空の青海の青に染まず漂う幾山川越え去りゆかばさびしさの 果てなん国ぞ今日も旅行くいざゆかむ行きてまだ見む山を見む このさびしさに君は耐うるやなんか、まるで僕見たいでしょ。

ところで、昨今のバイク事情。ある人からのメールにはバイクブームの到来を感じます。とありましたが、しかり。このバイクブーム(があるとしたら)それはつぎの2つの点があげられると思う。まずは次世代の、シティ・コミューターとしての地位。昨今の地方都市の交通渋滞の激しさは、目を覆うばかり。経済的な損失もいかばかりか、それにこの渋滞の中に居る精神状態は、交通事故の引き金にもなってるだろうことは、言わずもがな。そのほとんどが1人乗りのクルマ、道路占有面積は、車両占有分と前後1mとしても約12m2、バイクだと3m2がいいところ、ナント4分の1。燃費、排出ガス量などに至ってはどうなんだろうねえ。それでも日本人はまだ4000ccのセダンに一人乗りで通勤しますか?ドキッ。まさかランクル一人乗り通勤なんてしてないでしょうね、あなた。ドキッ。掛け声久しいパークアンドライド構想なんてのは、ぼくはてっきりクルマをパークしてバイク(自転車も含んでね)をライドして都心にむかう、ことだと思ってた。電車に乗ることをライドっていうの?国土交通省に聞いてみようか、扇千影さんに。

でBMWはC1ってコンセプトのコミューターを既に発売してるし、ことの本質をよく分かってる。だって、「ヘルメット被んなくてもいいようにしなければ、支持されない。」つまりどんなに素晴らしい発想も、まず利用者に受け入れられやすいように、なのである。日本じゃこのバイクにノーヘルの許可を与えるかどうか、まず絶望的というのが、大方の見方。だがそこまで卑下することも無いとも思うのだが。まメルセデスはバイクとは言わないまでも、スマート(2シーターの全長2.5mソコソコのマイクロカー、スゥォッチ社と共同開発したあれ)で充分に自分たちの考える、次世代の都市交通を提案してるし、実践してる。じゃ日本のメーカーはなにやってるのかというと、まあその話はまたにしよう。したがってデザインソースも、シティ・コミューター然とした、近未来デザインに帰結しちゃう。そこでそのデザインソースを単純に表現しやすいスクーターが発達してきてるのである。行き着くところは、流星号だからね。

そしてバイクブームを築くかもしれないもうひとつの要素、それは善悪の基準値の変換。なんのこっちゃ。かつては、バイクに乗る若者はイメージ的には悪(イメージの話ですあくまでも)一方、オウチにいて机に向かってる子供は、善、だったのね。今では一日中オウチにいて、パソコンとかゲームばかりやってる子供たちがそろそろ問題児で、元気良くバイクで遊んでる子供たちが、健康つまり善、ってことになってくる。そう、僕たちが子供の頃、IVYルック(Pu!)は不良だったんだけど、今では、まじめなボクチャンの象徴のファッションになっちゃつてる。みたいなもんであるよ。てえことから考えても、バイクの復権の日は近いってのに、なにやってるだ、日本のメーカー。僕なんか、もうすぐ学校の授業にバイクライディングなんてのも始まるんじゃないかと思ってる。そのためにも不良でもなんでもない子が、チェーンなんか腰からぶら下げて、威嚇的な格好と音をたてて、変な改造バイクに乗るのは止めようよ。今バイクに乗ってる人のマナーとか、行動が大切なんだ。メーカーもショップも売れるのなら何でもいい、的な近視眼的なことはやめようよ、すぐに「競技用」とか「この写真はプロのライダーがサーキットを走行中の云々」ってのは止めよう。みんなでその、パークアンドライド構想とか、いかにバイクが環境にたいしてフレンドリーなのか、そういったことを学び、伝えるためのキャンペーンでも張りましょ。


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No.0241 – Organisation Voice 2001/02/08

きょうの1枚
散乱するデスク、このままOVにしてしまおう。このHPの中で春木くんが、僕も大藪春彦を読んでるだのと、忘れた頃の世間話をネタに、週刊のはずが、月刊になってしまったこの「北の島」の貴重な容量を、消費してしまってる。大藪ワールドはともかくとしても、かく言う僕も、彼の読書量と質?には大変に敬服しているのであるし、この狭少なカテゴリーとはいえ、独自の視座と、稀有なはジャーナリズムの精神をもって挑戦を続けてる様は、評価などという言葉では表せないほどの、(なんてもうすぐ北海道に行くもんだから、姑息な戦法に出てる僕。)敬意をもって接している次第である。

で、春木くんの話のついでに本の話をもう少し書こう。これもベストセラーになったサミュエル・ハンチントン著作の「文明の衝突」ここで僕の言いたいことは、彼のこの論文は1993年7月号の「フォーリン・アフェアーズ」誌に掲載されるや、「多くの国で議論の的となり、論争を引き起こした。」(日本語版への序文より)そして1996年に刊行され、25の言語に翻訳されて世界中の議論の的となったのである。原書のタイトルは「THE CLASH OF CIVILIZATIONS AND THE REMAKING OF WORLD ORDER」という実に恐ろしいものであるが、日本語に訳され日本語版が発行されるのが、1998年6月30日。現代にあって2年も遅れたのである。しかし同年8月8日には(実に39日後)には既に第 4刷!なのである。昨日の続きではないが、日本ってスゴイ!ッてこと。僕にとってこの一冊は RRM4回大会の道中の書となった。ま、ただし日本論壇の名誉のために言うと、実はこのフォーリン・アフェアーズに掲載された本論文も、その後直ちに同誌に掲載された反論も「中央公論」がちゃんと翻訳掲載している。この博士のいう文明の衝突のなかで日本異質論は、読んでおく価値はある。日本という、固有の文化それはまさに、ガラパゴスの生態にも似て地球上でも稀有な存在である(とは書いていない)というわけである。

ゴメン、ちょっとややこしくなった、こんなことばかり書いてると、嫌われちゃうので、TBI情報。関東から車検会場までの往復バス便、トラック便を用意しました。バスは楽しいアトラクションが盛りだくさんで(ホントかよ)快適らしい。ぜひ、関東からお越しの皆様は、こちらをご利用ください。また車検の時間の逆指定をして頂く用紙をおくりました、バス・トラックの申し込みも、同じ用紙としております。もう四国は春めいてきてますよ。


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No.0240 – Organisation Voice 2001/02/07

今週末から上京します。11日の夜には都内に現れます。でもって14日には北海道へBIGTANKの里を訪ねていきます。しかも、なんと稚内までクルマで走っていこうという、南方系の日本人の暴挙、と北の島の人たちは言います。危険だと。それで思ったんだけど、それはそれならば、日本もまんざら捨てたモンじゃないんだ、ということ。でしかもアンチャンたらスノースクートを持って行くらしいんである。でサロベツ原野のどこが道で、どこがなんだか分からないようなところを、「レンタカーで引っ張ってあげるよ」「ワーイ、ワーイ」ナンカ稲中卓球部みたいな感じになってきてます。果たして、このアンチャンこと田中 一、率いる「危険な北の島探検隊」果たして目的地に見事到達出来るのか。その模様は、連日こちらの HP上で放送予定。

でその行程なんだけど、青森まではクルマ(ぼくの4Lマシン、昨日タイヤ交換、それも純正装着時のタイヤは50,000kmもたなかったんだが、 M社のグリーンタイヤ、ちなみにサイズは235R16、は100,000kmを越えた今も「まだもう少し大丈夫かな?」ッて感じ、凄いでしょ。で、僕のクルマは今4年目なんですが、走行距離はいったい何kmでしょうか。ちなみに、この4年間で、モンゴルへ行ってて留守が約7ヶ月、パリダカ行ってての留守が、約 2ヶ月。 TBI期間中は4年間で約 1ヶ月、その他のイベントなどで4駆に乗ってるのが延べ2ヶ月と計算して、まあ3年ってとこでしょうか。んで 160,000km。月に 4500kmなんですねえ。かなり本論からそれた。)で青森から札幌までは電車、ここからなんとカローラバンで行くんだ。

そう、無酸素8,000メートル級登頂を目指すエド・ビースターズだって、もっと冷静でいられそうだ。つまり冒険は道具選びでもある、かつてパリダカにカリーナだとかカローラとかで行っていたACPみたいにね。と話は大げさになったが、この模様は先にも書いたが、僕のモバイル環境次第でお届けできるか否かが決まッちやうんだ。と書いて去年のモンゴルの試走隊のときは、インマルサットの調子が悪くて全くだめだった、ッてことを思い出したよ。


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No.0239 – Organisation Voice 2001/02/06

僕の読書癖は少し変わってる。遠くへ出かければ出かけるほど本を読む、それもその旅が長くなれば長くなるほどである。したがって海外遠征時には大量の本が要る。だから嵩張らないというだけの理由だが、文庫本を買うのがほとんどであり、そして読んだあとは誰か彼かに、ホイってあげちゃう。で中身はというとカフカからパトリシア・コーンウェルまで。

で忙しいので上下2巻を読むのにこんなに時間のかかったことは無かったパトリシア・コーンウェルの最新作「審問」を数日前に読み終えた。恥ずかしい?ことに僕は彼女のファンで、これまでの11作もほぼ全て、発売から一ヶ月内には読んでしまっているのである。たかだか検屍官モノのミステリーなんだが、ぼくは現代のアメリカ版の鬼平犯科帳だと思ってるのである。チョコット読めば、アメリカ社会の仕組み、例えば警察、検察などの司法制度とか、医学的な出来事や科学捜査の最前線などなど。手に取るように分かるのである。それでこのシリーズは僕だけにとどまらず巷でも大人気のようで、先週の日経新聞のランキング書籍・文庫本部門の売上NO.1とNO.2を上下で独占していたのである。で、この本の出色の部分はなにかというと、やはり主人公の内面の描き方なんである。是非読むことをお勧めする、と言うほどではないんですが。

あと最近読んだ(といってもこの夏ですが)のではP.F.ドラッカー博士の「プロフェッショナルの条件」いかに成果をあげいかに成長するか、というサブタイトルが付いてるんですが、このおそるべき老経済学者が90歳を越えてなお執筆を続けている、その根底にあるものは何だろう、というのが実は今日のテーマ。先月にはもう何度目かはともかく来日を果たし、筑紫哲也さんと対論をしてた。1909年生まれのかれは1933年に「フリードリッヒ・ユーリスシュタール」を著わす。で、そうオーストリア生まれで当時はドイツにいたんだが、この著作でナチの激しい弾圧を受けて、イギリスに亡命、ナチの台頭の足音高き頃の話である。39年にはナチの批判として著名な「経済人の終り」を執筆、それからだっていったい何年経つんだろう。で世界中が彼の新作を待ち続けることとなる。

おそらくこれが最後の著作になると思われるこの書も、発売と同時に世界的なベストセラーになった。もちろん日本でも数週間にわたって、ジャンルのトップの位置にあった。なんとなくそれを見た時、日本も大丈夫なんじゃないか、と甘い幻想をもつほどに彼に信奉している自分の姿があったのも告白しておこう。彼と筑紫哲也の対論を聞いてると、彼の根底にあるものは何かを垣間見ルことが出来た。

そう、それはやさしさ、人間愛なのである。ナチと闘った人間が持ち合わせる力強さのようなものとも言える。パトリシア・コーンウェルのなかにもアナという 70過ぎの女性、精神分析医が登場するのだが、ぼくはこの実存するドラッカー博士と架空のアナという登場人物が、同じオーストラリア生まれということも相まって、どうも接点があるように感じてならない。


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No.0238 – Organisation Voice 2001/02/05

冒険と探検、この2つの言葉の意味することが、これまでの僕の人生における悩みというかテーマというか、とにかくキーワードだったのである。そして探検の検という字に冒険の険ではなくて検という字が使われているのが、いつぞや内田正洋氏のなにかの文章の中で指摘されてるのを読んだときよりズット気になつて居たんだが、この日曜日やっとその答えみたいなものに行き当たった。それはスウェン・ヘディンの「さまよえる湖」そうこのあいだから読んでるスエーデンの探検家、そのあとがきに荒俣宏氏が「探険は探険を呼ぶ」という稿に、まさに記されていたのである。そこで彼は次のように語っている。

ぜん(前略)ひとつの探険が、またその次の探険を敢行させる励ましとなる。そこに探険の連鎖が生まれる。探険といっても、別に18世紀に限られる訳ではない。マルコ・ポーロやコロンブス、また中国でいえば明の鄭和の昔から、歴史的な事跡はいくらでも挙げられる。けれども、18世紀半ば以後に行われる探険は、それ以前の探険と意味を大きく違えている。ひと口にいえば、冒険から探険への変化、といえるだろう。探険には、いくつかの前提条件がある。

まず第一に、科学的調査を実行しなければいけない。単に、人類未踏の地を踏破するだけでなく、その土地を測量し、地磁気を測り、動植物を調査し、現地民が住んでいるときはその人々の暮らしと文化を観察する。また古代遺跡の調査も欠かせない。こうした情報を文書にして世界に公表して、はじめて探険は終了する。だから探検隊を組織する主要メンバーは科学者や研究家でなければならない。そこで最近は、探険の意味を純粋に科学調査旅行に限定し、表現も〈探検〉とするようになった。しかし、探険には第二の条件がある。それは科学調査旅行を超えて、未踏の地へ到達しその神秘的な自然にふれて自分自身の魂が変化する神がかった体験を得ることだ。あるいは、人類も宇宙という大らかな母のちっぽけな末っ子だと認識することだ。この体験の方は魂にかかわっている。

つまり、探険とは、理性と魂の両方をかけて地上の窮極的な地点に挑むことなのである。(もっと紹介したいのだが中略)ヘディンは、古代ローマにさかのぼる多数の文献を一方に置き、机上の探険をも充分にこなした上で、途方もない中央アジアへの旅を敢行している。これはまさしく体と脳の共同作業による冒険ー真の意味にいう探険といえる。地球は広い、そしてきびしい。だが、あえてそれに挑む人間にだけ、神は宇宙と自然の秘密をやさしく啓示してくれる。

ということ、もっともっと引用させて頂きたかったのですが。また新しい人生の師に出会ったような充実の午後でした。そこで僕も一言。地球を知るには人生は短すぎる。または我々も知らない四国とか、日本とか山のようにあるのではないかな。歴史をもっと知り新しい冒険、探険の旅に出かけましょ。 きょうの1枚 モンブルでスケッチ中の山田画伯。今年のモンゴルは丁度1冊分のスケッチブックを使い切ったそーな。色鉛筆は実は水彩で、スポイトになった筆で表情をつけていきます。そのうち個展を開く!!ことになるでしょうか。


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No.0237 – Organisation Voice 2001/02/02

2月ともなれば四国はもう早春、寒い毎日が続くとはいえ、なんとなく日増しに春の気配。北の島のハルキ君には申し訳ないような、でもまあ北海道もいいよなあって思う毎日。この1,2ヶ月のうちには北海道いきますので、よろしく。

さて今日は何のお話をしようかな。そうそう、こちらのHP上にオフィシァルのサイトがUPされるそうです。IDナンバーを持つオフィシャルスタッフしか覗けないらしいんだが、覗きたい人は登録するんですな。で間もなくオフィシアル間の連絡網はこちらになるものと思われますが、TBIなどの運営もそろそろ高度化した流行のITとかいうやつでやりますかね。「ITはどこで買えますか?」昔はIT200とかあって、あいまでも管さんたら、これで時々SSERを走ったりしてますが、どうもそのITとは違います。森総理のいうITとはInformation Technorogy、「つまりInformationの技術。ってことはなんだな熊さんや、あの会社なんかに行ったときに受付に書いてる奴だねえ。」「てぇことはあれかい、ITってのは会社の受付の技術のことだな」「それ、それ」でぼくは松山に住んでて思うんですが、もう慢性的な交通渋滞、最近こうした地方都市ほどひどいんですよね。それなのにたいした対策もせずに築城400年だあ子規生誕だか没後100年だとか、ぼっちやんスタジアムにプロ野球の公式戦を呼ぼう、だとかそんな派手なことばっか。そんなのは若いモンか広告代理店にでも任せときゃあ良いことに実にかまびすしいのであるよ。誰がって市長がね。この交通渋滞が引き起こしてる経済損失はいかほどのものなのか!渋滞緩和策のひとつとしても真の IT、情報通信のインフラ整備を本格的に促進したらドウダイ。

例えば印刷屋さんに原稿を届ける、打ち合わせに出かけるなど5kmの行程に片道 1時間。なんである。でITの次はやっぱバイクだよね、森さん、これからの時代はね。BMWのC1もノーヘルで乗れるようにしてよね、それでパークアンドライド構想を進めテクノはどうだろう。そんな提案をするとバイクは一般的じゃないという話になっちゃう。でもクルマの免許とれば付いてるんだから一般的だし、パークアンドライドのためにあるような免許制度じゃなあい?今日はローカルな話でゴメン!


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No.0236 – Organisation Voice 2001/02/01

梼原へ須崎つまり太平洋側から登って行くと、それはまさに雲の上の町に向かってるという実感がある。葉山村を抜けたあたりから道はぐんぐんと登り、いまでこそ国道が見事に整備されたものの東津野山に入ると、良く手入れされた美しい茶畑の中を、まさに縫うように走る。ことのほか気分が良い時間だ。左側は深いけれども広く明るい谷である。布施が坂に道の駅が出来たのもこの国道197の整備に合わせての事だった。個人的にこの布施が坂の道の駅は大好きだ。高度感のある南に開けた山の斜面という立地もあるが、施設の北側には程よい広さの庭園があるのが良い。地方自治体と国とが分担し合って設置するこの道の駅は、3年くらい前が設置の大ブームになり、ヘンテコリンなものか、どれもが似たり寄ったりの気持ちの悪いものかのどちらかだった。特に行政にありがちなヤリスギが目にあまるものが多い。

そんな中でも、この布施が坂は山田が選ぶ道の駅 No.1なのである。でその裏庭には芝生が張られ小川が設えられて、茶堂が建っている。実はこの茶堂こそは、四国の心であり、四国の道の駅の原型であったろうことが偲ばれる。これを設置したこの村の人に日本の、四国の心を僕は見て取るのである。またここの行政の慎ましやかな態度が実に潔いのも、この道の駅からでも推し量れるではないか。さらに布施が坂を後にすると「羊腸トンネル」という名の随道が現れる。ここにさしかかると子供の頃覚えた、僕の冒険のテーマソング「箱根八里」を思い出す。箱根の山は天下の険 函谷関もものならず 万丈の山 千尋の谷 前に聳え 後ろにさそう 雲は山を巡り 霧は谷を閉ざす 昼なお暗き杉の並木 羊腸の小径は 苔滑らかそうこのくだり、羊腸の小径は苔滑らか、というところにいつも行き当たる。いまとなっては。僕達のようにしばしばモンゴルを訪れて、羊のハラワタを見るものだから羊腸といわれてもあまりいい気はしないが、この歌詞を作った滝廉太郎や明治の時代に生きた人達は、ひょっとしたら僕が子供心に感じたように、羊腸の道などという表現にロマンを感じたのだろうか、それとも滝が進歩的だったのだろうか。とまれ川端康成の時代になれば、もちろん羊に驚かない時代になれば「道はつづら折れになって」となる。などと考えてるうちに梼原に着く。

このルートは伊予街道と呼ばれていたであろうと思われるが、坂本竜馬らが脱藩するのに使われたものであることは間違いない。そうして梼原に至ると風雲急を告げる幕末を、駆け抜けた若き志士たちの姿がいききと見えてくるから不思議である。そんな梼原の町には何かしら不思議なそんな時代の残り火が見え隠れするのである。松山方向からアクセスするのであれば高速で内子五十崎ICで降りれば一時間、高知からだと須崎まで一日も速い高速の整備が待たれるところだ。そうすれば、このルートも是非楽しんで頂きたいと思う。

僕はここの雲の上のプールが大好きで週に一度は泳ぎに行くんだ。たっぷりと南向きにガラス面を取ったこのプールで雪景色を見ながら、陽の光を浴びながら至福の午後を過ごす。プールはいつも貸しきり状態に近い。少し暖かくなったらマツモトミチハル氏と二人連れで K1200LTでこんな四国を走ろうという企画をしてます。バイクスの企画でね。僕はこうして TBIを始めてからますます四国が好きになり、さまざまな再発見がありました。こうしてこういった思いをさらに広げていきたいと思う 2001年 2月 1日でした。


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No.0235 – Organisation Voice 2001/01/31

デトロイトショウのレポートを見ながら考えた。昨秋マーケットインしたクライスラーのPTクルーザーって知ってる?これを見たときに正直、自分のアイデンティティに疑問を感じた。それはアウディTTを観たときにも感じたり、今回のデトロイトショウでクライスラーが出品してるクロスファイアを見たときにもさらに高まった。これらを観ると良いなあ、と感じるのである。僕は商売柄自身のそのファーストインプレッションを大切にしてきてる。ところが最近のカーデザインに関して言えば自信が無いのである。たとえばこれ良いなあ!と思うものが違う側面からは、これは許せない!と感じたりするんである、いわば軸がぶれてきてるような気がするんである。まあ、カースタイリングはオートバイも含めてレトロスペクティヴになりすぎてしまってると思う。だからそれらのデザインは我々世代に対しては卑怯にも「いい!」と思わせるモノをもっているのである。でも未来デザインも気になるし。がしかしそれはそれとして自分の感じるものに最近は二面性が生じてるように思うのだが、みなさんはいかがだろうか。

もうロードバイクを所有することは無い!とロード用のタカーイ革のジャケットやブーツなんか人にあげといて今では「ああ、あれまた欲しいな。」などとなってしまってるのである。なんか変な変化を自分の中で感じる、のであるよ。みんなアイデンティは見失っていないかい。

きょうの一枚
せっかくだからそのデトロイトショウのクライスラークロスファイアをお見せしちゃう。クライスラーは世界の自動車業界の再編の主役を演じるものだと思ってたらその国内での凋落ぶりと、合併相手のダイムラーに良いようにやられてしまって、もうその過去の栄光はなくしたもののスタイリングには古きよき時代のマフィアやナチが入ってきてなかなか!なのである。 


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No.0234 – Organisation Voice 2001/01/30

昨日はスーパーボウルをTV観戦した。といってもライブじゃなくて、民放の録画中継でだけど。で観たかったのはレイベンズのレイ・ルイス。52のナンバーをつけるLB(ラインバッカー)そうデフェンスの、そしてチームの主力選手。昨年殺人罪で逮捕され司法取引で無罪になった。といえば往年のスーパースターOJシンプソンのことが思い出される。アメリカ社会は実に不思議で興味深い。でそのレイルイスなんだけど当然のようにMVPをとっちやう。やっぱ、デフェンスの強いチームのゲームは面白い。特にアメリカンフットボールのデフェンスってのは何より攻撃的で、攻撃的イコール暴力的で守備的イコール大人しいという一般の他のスポーツなどのイメージとはあきらかに対照的で面白い。オフェンスのラインのでかい奴らでも、どことなくいい人っぽいしなんかポリスって感じだけど、デフェンスのやつ等ときたら、やっぱ殺してるよな、と思わずにはいられないようなんばっかり。

でそれにつけても思うのがアメリカの司法制度。奇しくも日本でも丁度今、司法制度改革審議会が刑事事件で一般市民が判決に全面的にかかわる、そうアメリカの陪審員のような裁判員制が導入されようとしてる。でアメリカの陪審と違って量刑にまで関わるのだそうである。なぜ政府は同じように市民をもっと閣僚にすえて、選挙に影響されないつまり立法府と行政府の分離を進めないんだろう。なんてフットボール観戦中に考えるようなことでは無かったかなあ。

きょうの一枚
モンゴルは砂漠と草原の国だと思ってる人も多いけど、僕は違う。北部は南シベリアのタイガ地帯もちろんツンドラではないけど森の中でトナカイを放牧してる少数民族が居たり。西に行けば森と湖のまるで北欧って風景に出会う。山岳エリアも多く氷河だってある。川も多いし、とにかく長谷見選手曰く「モンゴルには世界の道があるよ」けだし名言であります。つまり世界中の風景もあるよ、ということ。そして違うのは、そのほとんどが手付かずということ。


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No.0233 – Organisation Voice 2001/01/29

寒い日が続きます。こんな時は暖かな春の一日に何をしようかとか考えるものです。目下の考えはもちろんブルーアイランドです。パリダカから帰ったばかりの菅原さんは時差ボケをいいことに徹夜でガレージに籠り、XR250をいじくってるようです。そうそれが暖かい春を待つ最良の方法です。でもまあ考えるまでも無く彼は2日前にそれはま過酷ではあったにせよ、常夏の国から帰ってきたわけであるからして。で今回で最後のツールドブルーアイランドに、どんな素晴らしい思い出が作れるかというのが考えどころ。今年、来年とSSERのテーマは「維新のDNA」疲弊しきった社会に出来るものなら新しい風を起こしたい、本当にそう思っているから面白いというか、さすが竜馬を生んだ四国の男ぜよ。ってかんじでしょ。TBIも来年から始まるかもしれないもっと壮大な旅も、歴史的な道や出来事を辿って見たい。そして美しい四国の道と歴史とその地が生み育んだエネルギーを伝えたい。そう思う。

さて僕が菅原さんにお願いしたのは、東京発四国行きのトラック便を適価で用意してくれませんか?というお話。関東地区遠征組は今から早割りとかの格安エアチケットとか乗合ハイエースとか用意して往復のマシン輸送は日野カミオンでおなじみのチームスガワラに任せちゃうってのはどうかな。できれば東京・松山の片道航空運賃くらいで往復マシン輸送をしてくれれば言うこと無いでしょ。空港から車検会場までの足も合わせて用意してくれちゃう。間もなくリリースが出来るようにしておいて貰いますが気になる方は早目にお問い合わせをね。もちろんSSERまででOK。です。そうそう輸送申し込みをした方には無料で「ごっつまもるくん」(ネーミングがいまいち)ヘッドランププロテクターフィルムサービスなんてやりませんかねえ。

きょうの1枚
モンゴルの田舎町でも旧ソ連時代のスローガンの看板が残っています。この共産主義時代のアートは不思議な存在感を漂わせながら、しかし20世紀という時代をまるで見抜いているか、または象徴しているかのように思えるではありませんか。そしてもうひとつが、このバイク。こいつもなんだか20世紀の遺産のような気がするのは僕だけ?BMWをパクったフラットツインですが、進化しない良さも今の時代になれば、そうも思いますけどねえ。じゃあB727パクリのツボレフなんてのも今も飛んでるんですが、やっぱり旅客機は新しいのが良いですかねえ?旧車ファンのみなさん。


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No.0232 – Organisation Voice 2001/01/26

まあ1週間の早いこと早いこと、もう週末がやってきて僕はもっと書きたいことがあるのに(ウソ)このOVも明日あさってとお休みです。毎日2人のSSERスタッフ佐伯、田中は雪にも負けず山へコマ地図作成に出撃しています。寒いんだろうねえ、きっと。あ、その前にAXOのヘルメットのお話をしときますと、あれは協賛企画でほんの少し安く、かつ数量限定でイタリアから届くので皆にあるって訳ではないんで急いでこのHPからは削除しちゃいますね。きっと某輸入元の目に触れるとまずいかもしれないす。

ぼくのチーム名が決まりました。といってもチームのメンバーは誰も知らない。でどんなリザルトでゴールするかと街頭アンケートをした結果(するかそんなもん)キ○○、タ○○○○、サ○○、ス○○○、ヤ○○、だというんですね。まあ当たってるような気もしますが。で頭文字を並べたら「きたさすや」ってんで、チームCAP-ZERO。ドウダイかっこいいだろ。さてそこで質問です、チームの平均年齢は幾つでしょうか?いくつなんだろう。もっと自慢話をすると、僕のTTR125用のLEDのウインカー、テールランプのキットが出来てきました。某大手電気機械メーカーの開発室に巨額の資金供与をして完成した一品。ならいいんだけど、でもこれってすぐどっかが製品化してくるよ、特許取っとくかね、せめて実用新案でもよT井君。どうせならメーカー作っちやうかねえ。

きょうの一枚
96年のRRMビバークにやって来た、地元の歌舞団。朝バヤンホンゴルの町を出て砂漠のど真ん中ジンストのビバークになんとラリーのオンルートを後ろのバスで走ってやってきた。なんか上空から見てるとへんな風景だった、砂漠でラリーカーやバイクがバスを追い越してるのがね。でこの年はIBMの協賛もついてインターネット・ワールド・エキスポってのが開催されててラリーレイドモンゴルパビリオンなるものがあったんですね、でなんとライブカメラがビバークにもあって世界中のどこからでもカメラの操作が出来るっていうシステム。で踊りが始まったらカメラはおねえちゃんに釘付け、エントラントも必死で見てる。ンンン、とよく見ればカメラはバスの中で着替え中のお姉ちゃんを見てるは、エントラント達も、「ちょっと逆光が」という微笑ましい夕暮れ時のショウタイムでした。

No.0231 – Organisation Voice 2001/01/25

TBIもうすぐですね。レギュレーションやインフォメーションが届いたので問い合わせがラッシュしてますので、ちょっとこちらの誌面?をお借りしてご案内をいたします。まずダッフルバッグですが230名の参加者の17kgのバッグは総合計だと4tにもなってしまい、もちろんそれに付随して食糧、機材のロジスティックはとんでもないものになります。タイヤ一人2本としてもやく500本、オイル一人4lとしてやく1klなどです。そこで輸送部隊の構成と車両等の限界を考えると、かなりナーバスにならざるを得ませんね。

でダッフルバッグの重さについては相当うるさくなる模様です。と大きさの問題です。レギュレーションには重量制限のみしか記していませんが、サイズの制限もさせていただきたいとのことです。そこで100個ばかりは記念品の意味もこめたバッグを製作しています。モンゴルで使ってる10kgバッグ、これはテント、シュラフ、コマ地図、簡単な着替えなどを収納して10kgに収めることを徹底的に検討して割り出したサイズなんですね。で今回の17kgバッグはその10kgバッグの倍の容積で設定してありますので、国内の7日間を考えれば充分と考えてます。ただし全員分用意してる訳ではないのであしからず。で間もなく参加者全員に文書で案内が行くそうなんですがサイズは縦、横、高さの3辺の和が133cm以内の布製として下さいとのこと、オーバーサイズは受け付けませんので要注意。

ちなみにSSER製のバッグは縦18cm*横70cm高さ45cmだそうで、結構でかいんで、これに入りきるように協力して下さい、とのこと。僕は伝言係だからね。で毎年、本部トラック隊のコンボイが走らない登らない、片道1車線の高速は渋滞の先頭にいるは、なんでくれぐれも協力を。という業務連絡のようなOVになっちまったい。

きょうの一枚
モンゴルのベストショット、ということで今日は雪を頂くアルタイ越えを走るオフィシャルのトヨタ・メガクルーザー。ワイドなボディはピッチングに弱くて結構ダメージをためました。ここらで標高3200m位かな。


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No.0230 – Organisation Voice 2001/01/24

今日はパリに戻った菅原さんからTELがあって、リアルな今年のパリダカの話がきけました。明日にも日本に帰ってくるんで、さっそく会ってTBIの打ち合わせと練習をしなきゃね、っテ話。僕はと言うと今年5月になんと還暦を迎える氏のために、赤いフリースのちゃんちゃんこをゲット。ついでに僕のも買ったんだけど、チームのほかの3人にはやっぱ相談してからじゃないと、たぶんヒンシュクだろうなあなどと考えてとりあえずは2着だけにしておいたの。でなんかチームのアイデインティとしての良い物はないだろうか?と皆様にご相談申し上げてるしだいです。MSRの赤いベストなんかどう?

さてTBI最終レギュレーションが送り出されてます。最終エントリーの書類等の到着順にゼッケンを着けるって言うんで、チームでゼッケンを並べたいけど、どうすればいいんだろう、って聞いて見たら「何年やってるんですか」だって。そう、まとめて封書に入れて送るんだそうな、はやくエントリーフォームを書こうっと。 

きょうの一枚
モンゴルのベストショットをしばらくご紹介します。今日はモンゴル最西端の町ホブドの空港でビバークした日の夕焼け空と変な光、答えは虹?なんでしょうか。モンゴルの大地では例えば夕焼けやなどのさまざまな自然現象が、ことのほか大きなスケールで迫ってきます。全てが濃いいです。

No.0229 – Organisation Voice 2001/01/23

さてパリダカも終わってって書こうと思ったら、「こちらのコラムには敢えてシュレッサーのとった行為について触れてないけど、」などと鋭い質問がいくつか届いて、ギョッとしてます。たいした立場ではないのですが、そこはやはりジャーナリストとは違い小なりと言えども主催者の一人としては参加選手についてのコメントは差し控えたいものです。ですがN尾さんからの電話に拠れば表彰式会場にシュレッサーの姿は無く、名前が読み上げられれば大ブーイングだったようで、まあそれでヨシトシタラどうなんだろうとおもいます。

どちらにしても彼もTSOもなんらかのコミニュケを出すだろうし、出さないかもしれないけど。勝負に行き詰まった子供のような行為に対して悪く言うだけでは本質は見えてこないような気がする。それよりも「三菱チームはどうしちゃつたの?チームオーダーをどうして出さなかったの」というマニアックなT木さん、そうなんですが、ひとつには篠塚総合優勝のときの問題のうえに、いまはひとつのチームではなくなってるということもいえます。かつては三菱のフランスのインポーターはソノートといって、ま古いファンにはなじみがあると思いますが、ソノートミツビシとかチームソノートシチズンだとか、まあソノートはヤマハのインポーターでもあってJ.Cオリビエなんかがそこの親分だったりしてて、そのソノートが三菱もヤマハも取り扱いを止めて三菱はヨーロッパのセールスの拠点を失ってると言う事実があるんですね。それとモータースポーツとどういう関係があるんだと、僕も言いたいんですが、これが大人と子供の差みたいなもんです。

でそのチームオーダーなんですが、ソンナこんな事情で出せなかったと見るべきじゃないでしょうか。ブレーマー監督も雇われてるしチーム内では篠塚のほうが立場が上だってぐらいですもんねえ。ということは、どういうことか?ちょっと今日はついつい言わずもがなのことを書いてしまいました、ただただ僕はこのような素晴らしいイヴェントが美しい地球の上に存在しそしてその存在が若者に門戸を開き、子供たちに夢を与え続けるもの(でも)あって欲しいとただただそう願うからであります。企業の論理に支配されることはやぶさかではありませんが、それはもっと違うところでやってって思います。ほんとに美しい地球上にこれらの存在が許されなくなる日が足早に訪れるとしたら、その理由はここでも企業論理なんでしょうか。参加者の多くは僕の知る限りみんなゴミを捨てます、出かけるたびに愕然とします。

きょうの1枚
僕の子供の頃の原風景といえば、こんな枯葉の道だ。これは香川県の五色台でこの日曜日に取った一枚。雑木林の中のトレイルは、冬の午後の日差しがなんとも言えず良くて、散歩にも良いしMTBにも良いし、ボチボチとちっちやいバイクで駆け抜けるのもいい。走り去った後に落ち葉が舞うのもトテモいい。ちょうど、そんなトレイルランドを作ろうと言う話になっちゃって、少しカフェ・レゴラリータの計画が遅れ気味でごめんなさい。

No.0228 – Organisation Voice 2001/01/22

0122-VISUAL.jpg (37434 バイト)

さてパリダカも終わりました。某大手広告代理店のN尾さんたらダカールから電話を掛けてきて詳しく状況をレポートしてくれちゃいました。来年は「ラックロゼで待っててね」って言ったら「僕もプレスで走る」だって。そうかあ、久しぶりにパリダカ行こうかなあ。で98年のT3マシンの修理に取り掛かろうかなあって思ってます。で僕のマシンはT3、ってもLC77、ディーゼルだしリーフだし、背は高いし重心も高い、そのうえトレッドは狭いときてる。でもこれが結構上出来で、よく走る、重たいけど。でそんなオジサンのパリダカ、いいでしょう?今年もいろいろ問題があったみたいだけどそれすらエネルギーに換えてしまう、やっぱパリダカ不思議です。でもって、最近は若い日本人ライダーが次々と現れて活躍しています。AUTO部門では日本人ドライバーの平均年齢は、限りなく60歳に近いんじゃないですかねえ。どう思いますか、やっぱこんなものなのでしょうか。

さて今週からラストTBIのルート制作が本格的に始まります、ある郡部の町の方からも「ぜひウチの近くを使ってください」なんていうメールも届いたりと、とても喜んでいます。でもまた今年も雪が多そうで苦戦が予想されます。で僕はエントラントだからコース作成にはノータッチで2002年から始まる新しい企画のことで、頭の中は、まるで「ただいま留守にしております」状態。さてラストTBIの先に見えるものとは。ああ速く発表したいなあ。それと、春にはまたガストンが遊びに来る予定なんだけど、皆さんどうしますか?春もツーリングしますか?

きょうの一枚
僕のパリダカマシン。まだ走行距離3000km。フロント周り損傷あり、なんですね。直すべきか、直さざるべきか?それが問題なの、というのも時代遅れ過ぎますものねえ、これじゃあ。。でこれっていうのも1998年 20回大会に鳴り物入り?で参加したときのマシン、アフリカ一日目のSSで穴に突っ込んでリタイア。笑いながら言ってますけどね、そのときの気分たるや、っテ感じ。

No.0227 – Organisation Voice 2001/01/19

またまたで申し訳ないけどパリダカのお話。友人の某大手広告代理店の担当N尾さんから昨夜TEL。三菱の増岡の優勝広告も作って、いよいよ明日、日石三菱の広報部長のお供でダカールへ向けて出発するという。「ダカールの治安は最低だから気をつけてね。ところで増岡は昨日のステージどうして29位だったの?」で35分差のあったシュレッサーに6分差にまで詰め寄られてしまった。「そう、サストラブルらしいんですよ」と彼。「でね、残りのステージってホコリだらけの1本ピスト、前日の到着順のスタートだから、増岡は29番手スタートだろシュレッサーは5番手これで増岡の勝ちは無いんじゃないかねえ」と誰それはシュレッサーに道を空けるけど誰それは増岡をブロックするだろう、とかって話に花が咲いた。

で僕は反省した。というのも今日その最新のリザルトをみるとみんなが国籍やチームを超えて2人に道を空けて真剣勝負をさせているんではないか?と思えるのである。Stage17、アタマを取ったのはシュレッサー、3時間34分47秒、2位増岡は37秒遅れ、370kmを走って37秒差しか着かないのもスゴイね。で総合では増岡がかろうじて首位を守った、シュレッサーは5分51秒ビハインド、ダカールまで残るSSの距離約500km。でもこれで明日(つまりまさに今ごろ)スタートはシュレッサー2分後増岡だからつねにシュレッサーの砂埃を見ながら走れば総合優勝が確実になる。でもパンク1発で逆転もあるから目が離せない。笑い事じゃなくてダカールのビクトリーランまでもつれ込んじゃいますね。以前の篠塚の優勝はチームオーダーだって猛批判をヨーロッパで浴びた三菱。これで勝ったらいつもお古ばかり乗せられていた増岡も男なら、トップグループの連中もプロフェッショナルだねえ。こんな神経戦にも憧れちゃいますねえ。

きょうの1枚
日本のムラ社会の形成はひょっとしたらこの茅葺の屋根にこそあった。この茅葺の屋根は15年で葺き替えるという。今ではかわら屋根を葺き替えるよりも費用がかかるんである。ところが昔は、タダだった。だからたとえば30戸の集落では年に 2軒の屋根を葺きかえればいい、村が総出でその村の茅場へ茅を刈りに出かけては、屋根を葺き替えるんだろう。大変だけど、ちょっとしたイヴェントだったんだろうことは容易に想像がつく。

15年に一度自分ちの屋根をみんなに葺き替えてもらうために残る14年はお手伝いに精をだすのである。村八分になろうものなら大変なことだったろう。何が言いたいかは想像におまかせするとしても、この茅葺いいでしょう!


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No.0226 – Organisation Voice 2001/01/18

寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか。大変お待たせいたしましたラストTBIの本レギュレーションとエントリーフォームは近日発送いたします。参加者が多いので、ぜひ早めのエントリーをお願いします。と事務局スタッフが申しております。僕はというとなんか自律神経失調で、眠たいは疲れやすいは、さっき食べたのも忘れてしまうは、ってこれはアルツ君か。でTT125のウインカー、テールランプがもうすぐLED化されて、これですこしでもヘッドライトに使える電気量を稼ごうとしているんですね。で今回、初めて出場するもんですから分からないことが多くて、困っています。ヘルメットAXOのフルカーボンのが軽くて良いって言うのでいま協賛価格で20個くらい分けてよねっていってますので、希望者はメールを送っておいてくださいな。うまくいけばお分けします。ああ、このHP見てないだろうなあ。マップホルダーもみんなで電動にしようよ。これも協同組合のようにまとめて買うからナンボ?って仕組み。それ以外にも僕の欲しいものを複数個発注してますから、楽しみにしててください。

さてパリダカももう間もなくゴール昨年はBMWが史上初の快挙1,2,3,4位独占とやったもんだから、それにマスコミもやっぱKTMとBMWじゃ格が違う、なんて書きまくったもんだから、どうするのいったい。KTMさらに史上最高の1,2,3,4,5位独占、世界中のどこのメーカーも成し遂げなかった快挙!ときますよ、絶対。トシさんうるさいよ!きっと。でもモータースポーツ、あれだけ頑張り続けたKTMにこんな晴れやかな日がくるのも当然です。88年にはトシさんはKTM本社の反対を振り切ってまだ熟成足りないLC4で僕のチームからパリダカへ出たものでした。いわばあれから、苦節13年、ってわけ。いいぞKTM !でも来年はBMWも、もっと頑張る。にしてもスター不在って感じがちょっと心配。

きょうの一枚
こんな感じでお出かけです。写真は後ろを走るアンちゃんが撮影したもの。小雪はことのほかTT125がお気に入り、林道を一緒に走るのがほんとに楽しみな様子です.6kmくらいの林道はついて走っちゃいますが、死にそう!っテ顔になってます。


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No.0225 – Organisation Voice 2001/01/17

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四国にもこんなに雪が降るのかって思うほどの雪が山間部に積もってます。僕は今日もちょっとした打ち合わせもあって昼前から梼原へ出かけました。ちょうど梼原のライダースイン雲の上に置きっぱなしにしてたBMWも取りに行っときたかったし、雪が積もってるって言うので、あの僕のお気に入りの茅葺古民家の写真もとりたいなって思って。で松山からは一時間半、高速道路の開通で飛躍的に早くなったんですが、内子五十崎ICを降りるあたりから、ちょっとヤバヤバな感じ、もう途中からの風景たるや雪国。道の両端には除雪された雪が1Mも積もりあちらこちらにカマクラが建って雪わら帽子の雪ン子たちが、っテな訳はなくて、雪の中でも田舎の高校生までこぞってi-modeeやってる。なんだかその風景になじめなくてオジサンはとても悲しかった。でもうところどころのアイスバーンだったのが梼原が近づくにつれて、もう一面のアイスバーン。「そろそろ4駆にしたら?」っテ言うとドライバーの佐伯選手はおもむろにトランスファァーのシフトレバーを4Hに、「やっぱ4駆は違いますね」だって。こいつ言わなければいつまでも2駆のまま走り続けるつもりだったんだ。で大雪の梼原で一仕事と撮影を終えてBMWは荷台に積んで、帰ってきました。

きょうの1枚
きょうの1枚は梼原の古民家特集 でこの茅葺民家がいま僕のお気に入りなんです。もう引っ越そうかなんて真剣に考えちゃったりして。


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No.0224 – Organisation Voice 2001/01/16

寒い毎日が続きますがお変わりありませんか。あちらこちらから雪見酒とか、満月の下でのスノウモービルライディングのツアーなどなどのお誘いがやって参ります。そう寒い冬こそアウトドアーと思いながらはやン年、という感じです。2年ほど前にJ君と冬の瓶が森に登ったのが最後かな。最近はひそかな楽しみを見つけましてね。それはライディングアンドスイミング、林道を幾つもつないで梼原まで走って、温水プールでひと泳ぎ。または、高速を走って鹿野川ダム添いの田舎びた道を楽しんで温泉に飛び込む。いずれも半日から一日コース。それに同町にある茅葺屋根の文化財級の築200年の古民家に心惹かれてまして、移り住みたいなあという思いに強くかられております。それは古く苔むした石垣の上に建ち、維新の時代の天下国家を語った、そんな志士の生家でもあるわけで、その建物を見た日から僕は毎夜の夢の中にそこでの暮らしが出てきます。時代は進み、人の暮らしはますます快適になって、って思ってたら実はそうでもなくて。こんな時代にいったい僕は社会に対して何が出来るのか、と考え悩みを募らせる日々なのです。何かいいアイデアを教えてくださいな。

きょうの1枚
最近、梼原へ通う道中の日曜市でゲットした竹篭。TBIのフロントゼッケンカウルにするだの、背中に背負って走るだの言いつつ結局は、プールの道具入れに。中からのぞく某有名アウトドアメーカーのメッシュバッグ3500円、竹篭800円。


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No.0223 – Organisation Voice 2001/01/15

今年も昨年に引き続きモンゴルは大寒波の模様。昨年6月の試走の際にもいたるところに牛の死骸がみうけられた。皮肉にも大鷲はまるで子牛のように丸々と太っていて、ある部分では食物連鎖?を見る思い。で、どうして被害にあった者と遭わなかった者がいたのか、聞いてみることにした。いずれにしてもモンゴルの冬は寒い。僕が1月ころよく訪れていた頃「山田さん今日は暖かいですよ20度位ありますよ。」って氷点下のおはなし。つまり問題は遊牧民の冬支度の出来不出来に拠るんだと言う。マイナス30度では氷の下の草が食べれて 40度になったら食べれないという問題ではないようである。問題はコマ地図にもよく出てくる家畜小屋のつくり方とか、一番被害の多い牛などは、どちらにしても自分では氷の下の草は食べられなくて遊牧民が冬までに用意した、干草などしか食べられないのだそうだ。そして昨年も同様の被害があったのに、また今年も、というのは人災という面も考えるべきだと思う。それと援助ほもちろん全く別だけどね。昨年は日本からの援助は内容といいオペレーションといい素晴らしかった、と高く評価されてました。

それにしてもマイナス50度の無人の荒野を越えて物資を運ぶのはとても大変なことです。そしてヘリの事故、幾人かの友人を無くしてしまったのではないかと恐れています。異常気象と叫ばれて久しいのですが、異常であることが常で、平常であることが異常だというわけですよ、もうね。ホーキング博士はこの2.3日前のインタビューで、宇宙からみれば人類の滅亡は小さな化学物質の泡のひとつが消えたに過ぎない。と言っていますが、その後に続く言葉は人類への慈愛に満ちたものでしたが、忘れてしまいました。人類はどうするのでしょうか?そして株価だとか景気がどうした、とかそんなことばかりに未だ終始するんでしょうか。3月には倒産する企業が続出するとか株価が13,000円をきったらほぼ全ての銀行が赤字になるとか、金融パニックが起きるとか。資本主義が勝利したのはナニに対してだったんでしょう?

きょうの1枚
細野孝雄がパリダカのスタート前に送ってきた一枚。ガストンライエのガレージ。フムフムとながめているとどうも右奥にマルボロカラーのBMWではないか。細野君、いったい君はどこに目を点けてるのかね。


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No.0222 – Organisation Voice 2001/01/12

モンゴルから友人がやって来た。1995年からずっと通訳で頑張っているジャンガルと弟のアムラー。実は2ヶ月以上も前から日本に来ていたのに、やっと昨日、松山に来たってわけ。で、さっそくアムラーの欲しい中古のオートバイを探しにバイクやさんにお出かけ。どうもモンゴルでは我々の影響でバイクブームがやって来ているらしいのであります。

アムラーに歳を聞くと17歳!彼の地ではバイクの免許は18歳からだそうですが、はたしているのかなあ?ッテ感じです。免許がですよ。で彼が欲しいのはハーレー、そういう情報はインターネットや衛星放送で世界がタイムラグなく共有できるようになりましたが、いかんせん流通はそんなわけにもいかず、マーケットの論理でのみで動いています。ああだめだ左がかりそう。平均月収3000円の国でも若者はいますよね、そして200万円のバイクに恋焦がれる訳です。しかしモンゴルのどこをハーレーで走るというの?ッテ思うでしょ?でもスポーツカーでも走っているんですよ、それにレプリカマシンだって。さてさて遅れてやってきた内陸国の資本主義その行方は?


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No.0221 – Organisation Voice 2001/01/11

 きょうの1枚
この1月からアンちゃんこと田中 一くんが我がSSERの新戦力として加わりました。以下に本人からのコメントをしるします。あ、パリダカはロマの名前がリザルトから消えてしまいました。KTMがポディウムを独占しそうです。それもまたひとつの悲願達成なのですから、その時はBMWファンも大喝采で拍手を送りましょうね。 新入社員の田中です。バイクの事はよく知らないんですが・・・とか言ったらみんなに怒られるかな。オフィシャルもやったことないんで・・・あっつ、も、もういい?はい、みんなのあんちゃんです。やっぱりというか、とうとう松山にきましたネって感じなんですよ。自分でも。今までは、お手伝いでは毎年来ていたでしょう。今度は正式なお仕事としてやってきたのですよ。だから、今度は今までの感覚ではいけない!と、思っているんです。・・・(え~ッ!うそつくなー!。)って聞こえますね。はい、ウソでー-す!でも、本当デ-ス!こんな僕でいいの?山田サン、あっつ、社長!ごめんなさい、調子に乗りすぎました。でも、こんな感じで楽し苦しくやっていきたいと思っているのです。エンデューロやラリーもそんなとこあるでしょう。そして、人生もね。それでは皆さん四国で待ってまーす。 というようなアンちゃんからのメッセージでした。

みんなのあんちゃんです、というくだりがなかなかいいでしょう?おもちゃみたいで。それにしてもアンチャンノおもちゃの量はすごいらしくて、あの広いわが社の社宅がアンちゃんの荷物でもう一杯になってるらしいのです。スノースクートなど家の中では乗らないように誰か注意をして!さて、またしてもパリダカの話。僕が三菱の悪口をいったからすぐに担当の某大手広告代理店のN尾サンからメールが届いて。「増岡が頑張っていますからそんなに言わないで!」だって。でぼくは「セルビアなんて最後まで持たないから、篠塚と違って増岡には真の優勝のチャンスだ!」って書いたの。するとセルビア(シュレッサーバギーの2号車)ったらデューンで大スタックしたらしくて2時間のロス、で増岡が総合のトップになっちやった。ああ、もうひやひやしていてもたってもいられないジャンか!でその某大手広告代理店のN尾さんたら某大手石油会社の人たちとダカールへお迎えに行くんですって。お願い増岡浩そのままのポジションでゴールして。それが今の日本のモータースポーツとSSERにどれだけ大きな影響力をもつのか分かるかい?頑張れ、増岡!

No.0220 – Organisation Voice 2001/01/10

あまり悪く言うもんじゃないな、と今日のパリダカのリザルトを見てそう思いました。三菱の篠塚は総合でも53位に転落。どうも第8レグのループのルートで2つのCPをパス、つまりは走れていないということのようです。エンジンがいっちゃったですかね?細野もトラブルで後退してしまいましたが、故にこれからが力を抜いて頑張れると言うことでもあります。さて気になるBMW勢の行方ですが今年から宿敵KTMに移籍のサンクトがトップ、どうも勝ち方を知ってしまってるようです。2位は4分53秒遅れでやはり KTMに乗るメオーニ、そしてトップから5分14秒遅れでやっとBMW R900RRのロマ。タイム差で見ればトップ3はほぼ横一線、2連勝中のサンクトがなんとなく KTMに初優勝をもたらしそうな予感です。でもロマだってやってくれそうです。 KTM対 BMW今年も熱そうで期待が持てます。KTMにもそろそろ勝ってほしいような、そんな気分で応援しています。といった具合にやっぱりバイクの世界っていいなあって思わない?今年は僕たちももっとバイクに乗ります。

No.0219 – Organisation Voice 2001/01/09

年始の長いお休みも終わって、本格的な仕事始めの一日でしたが、皆さんはいかがお過ごしですか。今日からは新たに戦力が加わってパワーアップしております。そのメンバーで昨日は山へ出かけて、新しい構想のための測量のようなことに取り掛かりました。雑木林の中のトレイルはとても素敵で木漏れ日の中でライディング、汗をかいたあとは2分で行ける温泉とプール。どうですか?そんな嘘のようなほんとのことが実現しそうです。1月6日は和歌山へ行ってきました。川湯温泉!です。それはワイルドな温泉、川の中がそのまま温泉で氷点下の川べりですっぽんポンになって温泉に入れば案内してくれた尾崎さんはビールを持ってやってきます。小一時間も入っていなくてもポカポカで、氷点下の寒風に上半身をさらして川べりに腰をかけてても、これが気持ちいい。というような調子で21世紀になって僕はプールと温泉三昧。どうだ。

で、パリダカに行ってる連中は恐ろしくストイックな日々を送っているってのに。今回も地雷を踏んだマシンが大破して重傷者が出ています。丁度このあたりモロッコの南半分はスペイン領サハラと呼ばれ世界地図にも国名の記されない、ミッシングゾーンだった訳です。モーリタニアとの国境策定はとくにデリケートで紛争を繰り返しました。故にこのエリアには未撤去地雷が残り、時々このような事故を起こしてしまいます。いずれにしてもラリーはこのエリアを抜けて砂の中の戦いに突入してます。三橋、細野の両名も頑張ってはいるものの、どうやら苦戦の模様。ぼくが予想しているあたりの順位までまだ浮上してきません。菅原さんたちも、高位置につけてはいますがトップを行くカマズが圧倒的なパフォーマンスを見せている様子です.4輪部門では、篠塚は電気系統のトラブルで大きくロス。エンジンがストップしてかからない、原因はわからないがヒューズを交換してエンジン再始動、1時間30分のタイムロスって三菱のホームページにかいてる。それがジドウシャメーカーの公式なHPに書くような内容なのだろうか?僕はとっても疑問だ。まるでヒューズが切れたのに気がつくのに1時間30分もかかってしまった。なぜヒューズが飛んだかまだ分っていないって言っているようなものじゃないんだろうか。なんて、厳しいかね。

きょうの1枚
帰ってきたTT125。OZワークスで音の静かなディフューザーを製作していただきました。おまけに公認申請もね。86dbになってしまってとってもマイルド。さあ、これからTBIにむけてセットアップをはじめます。ねえ石原さんBSのタイヤって発売されたの?


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No.0218 – Organisation Voice 2001/01/05

いよいよ新しい世紀の活動が始まりました。さまざまな思いをこめて、今年も皆様とともに新しくそして愉快な冒険の旅や、オフロードライディングのシーンを創出して行きたいと思っております。これは私の信念のひとつなのですが、もっとも大切なことは、ナニを成してきたかではなくて、今ナニをしようとしているかということです。私たちは今、今日も新しいナニかに向かって新しい取り組みの第一歩を記しました。一日も早く皆様にもリリースしたいと思っておりますが。それも、とてもロマンチックで壮大な計画が2つです。どうかご期待ください。

あ、それとパリダカですが、ペテランセルも参加してるようです。でもあのメガデザートではなく日産のT1のようです。ちょっと残念ですが、UAEで壊しちゃって間に合わなかったんでしょう。でも応援したいもんです。まだアフリカステージの1日目のリザルトしか分りませんからまったく何にもいえませんが細野孝雄が好発進している模様。でもまだモロッコのタイトなワインディングのSSですからKTM勢やXR400に乗る細野にマージンがあるのでしょうか。なににしても、ただただ頑張ってほしいの一言です。人生のひとつの夢や目標というものを手繰り寄せた彼らの人間的な魅力には、本当に心よりの敬意を表したいと思います。そして心からの応援もね。


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No.0217 – Organisation Voice 2001/01/01

明けましておめでとうございます。旧年中はこちらのデキ日をご愛読賜りまして大変ありがとうございます。新しい世紀の冒頭たる本年も変わらずよろしくお願い申し上げます。さて、21世紀。われわれが向う道の彼方にはナニがあるのか。つまりわれわれはナニに向って歩いて行くのか、しっかりと考えてみたいと思います。昨日は、たまさか日がな一日NHK BS-1でNHKスベシャル「映像の世紀」を見ました。朝8時から夕方6時まで11回に分けて、この1年間に放送された、その7回分です。いかに20世紀が戦争の時代だったか、そして憎悪と懐疑、不信と不条理の世紀であったか、まるで手にとるように分かります。しかもその映像のほとんどが古ボケてはいるものの、だからこそ強いメッセージの力で迫ってきました。そして、いよいよ新しい世紀。ほんとうに新しい世紀がやって来ました。この日を皆様と共に迎えられた事を心より祝福したいと思います。新しい世紀は、さらに人々の気持ちが安らかで豊かでそして相互理解がすすむことを、そして20世紀の負の遺産に真に向い合って解決して行くことを希望します。われわれをとりまく社会環境が少しでも良い方向に前進して行くようささやかながら努力を続けたいと思います。どうか、これからも私共SSERにご支援とご協力を賜ります様、お祈り申し上げます。

2001年1月1日


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