No.0241 – Organisation Voice 2001/02/08

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きょうの1枚
散乱するデスク、このままOVにしてしまおう。このHPの中で春木くんが、僕も大藪春彦を読んでるだのと、忘れた頃の世間話をネタに、週刊のはずが、月刊になってしまったこの「北の島」の貴重な容量を、消費してしまってる。大藪ワールドはともかくとしても、かく言う僕も、彼の読書量と質?には大変に敬服しているのであるし、この狭少なカテゴリーとはいえ、独自の視座と、稀有なはジャーナリズムの精神をもって挑戦を続けてる様は、評価などという言葉では表せないほどの、(なんてもうすぐ北海道に行くもんだから、姑息な戦法に出てる僕。)敬意をもって接している次第である。

で、春木くんの話のついでに本の話をもう少し書こう。これもベストセラーになったサミュエル・ハンチントン著作の「文明の衝突」ここで僕の言いたいことは、彼のこの論文は1993年7月号の「フォーリン・アフェアーズ」誌に掲載されるや、「多くの国で議論の的となり、論争を引き起こした。」(日本語版への序文より)そして1996年に刊行され、25の言語に翻訳されて世界中の議論の的となったのである。原書のタイトルは「THE CLASH OF CIVILIZATIONS AND THE REMAKING OF WORLD ORDER」という実に恐ろしいものであるが、日本語に訳され日本語版が発行されるのが、1998年6月30日。現代にあって2年も遅れたのである。しかし同年8月8日には(実に39日後)には既に第 4刷!なのである。昨日の続きではないが、日本ってスゴイ!ッてこと。僕にとってこの一冊は RRM4回大会の道中の書となった。ま、ただし日本論壇の名誉のために言うと、実はこのフォーリン・アフェアーズに掲載された本論文も、その後直ちに同誌に掲載された反論も「中央公論」がちゃんと翻訳掲載している。この博士のいう文明の衝突のなかで日本異質論は、読んでおく価値はある。日本という、固有の文化それはまさに、ガラパゴスの生態にも似て地球上でも稀有な存在である(とは書いていない)というわけである。

ゴメン、ちょっとややこしくなった、こんなことばかり書いてると、嫌われちゃうので、TBI情報。関東から車検会場までの往復バス便、トラック便を用意しました。バスは楽しいアトラクションが盛りだくさんで(ホントかよ)快適らしい。ぜひ、関東からお越しの皆様は、こちらをご利用ください。また車検の時間の逆指定をして頂く用紙をおくりました、バス・トラックの申し込みも、同じ用紙としております。もう四国は春めいてきてますよ。


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