No.0639 – Organisation Voice 2004/05/31

例年より早く入梅の四国は、ダムの水位も100%で降水量も十分、カラツユなんてこともなさそうです。がしかし、毎日のように高速に乗って通う道のりの「緑の濃さ」がいつもより激しいような気がするのです。花々も咲き乱れている。新緑から初夏への移ろいが「問題だ」まるで亜熱帯のような木々の緑の勢いではないですか。これは誰も指摘しないので「気のせいかなあ」なんて思うのでありますが・・

でもですよ、この降雨量の少ない瀬戸内のこの地の、この時期のダムの満水、いつもより早い入梅。おそらく7月中旬以降にずれるであろう梅雨明け。大型台風の発生と襲来。昨夏のヨーロッパの熱波ですでに今年はエアコンの生産が追いつかない状態。地球温暖化の影響は、確実に形となって押しよせています。

1990年と同等の排出基準を目指すと約束した京都会議。「いやだ」と離脱したアメリカを非難した日本は、「出来ない約束」をして「出来ない約束をしなかった」アメリカを非難したものの、結局日本の昨年の排出量は13億トン強と、1990年の11億トン台には戻せないのではないでしょうか。「THE DAY AFTER TOMORROW」がどんな映画なのかは知りませんが、TVの広告を見る限りでは、どうやらここらを突いて来ているのでしょうか。おそらく巨大竜巻やハリケーン、集中豪雨。どうかこうしたことが石油依存体質から、健康なエネルギーの循環へ進む大きな促進剤になればいいのですが・・・・って4600ccのクルマに乗るなって?自己矛盾だらけです。

きょうの一枚
なにか環境によさそうで清清しいと選ばれたのは、秋田杉。こうしてみても日本で丸太風呂を作るのは難しいかもだ。木は天然の二酸化炭素貯蔵タンク、若い木ほど多くの二酸化炭素を吸収する。老木は吸収量が衰えるので材として使うのが正しい。しかし燃やしてしまうと再び大気中に戻ってしまう。木造住宅やログハウスは優秀なのだが、流行の暖炉ではまた違う営みが・・・・。

No.0638 – Organisation Voice 2004/05/28

伝説の「TBI2」と「TBI 2DAYS」は同じなのか?違うのか?

最近良くある質問。「TBI2」ってなんだ?と言う向きも多いと思いますが、実はこれは歴史に残るほどの極悪非道な超ハードなラリーだったわけで、まさに「極限への挑戦」これはもう開催する事は不可能かもしれません。30時間以上連続して走らなければならないルート、ビバークポイントは夜が明けても参加者の姿は見えず、用意されたSSは眼下に美しい海が見えるというのに、参加者たちはほとんど記憶がなく・・・・という内容でした。まあ2日間で走るとすれば少しハードな部分も出てくるでしょうが、今回は「素晴らしい!」の連続をお届けしますよ。美しい四国の山と海、川とそこにある暮らし、そういったものを見ながら、オフロードライディングの喜びを全身で感じながら・・・・走り続けようと思います。

きょうの一枚
げげげっ。菅原さん若い!!そうです1992年パリルカップ!初めてカミオンで出場した菅原さんは、ワークスの特権ともいえる「ビバークでミニバイクに乗る」と言う暴挙?にでました。

No.0637 – Organisation Voice 2004/05/27

「TBI 2DAYS」来てます。なにが?って。はて。で僕はBMWのカレンダーの5月のビジュアルにあるような丸太の露天風呂を作ろうとしてるのですが「丸太がない!」誰かどこかで手に入らないですかねえ。

「ドラムカンでいいんじゃないすか?」

「ダメ。」

「じゃあ、久万町に行ってヒノキ材で作れば良いじゃないですか」

もちろんヒノキ風呂でもいいんであるが、やっぱワイルド感が足りない。

「直径1.2mで長さが2mくらいでないかなあ」

「ないでしょ」

「・・・・・」

とまあ、こうして、ひょんなことから日本では不可能?な丸太風呂に取り組む事になりそうですが、周囲の目は冷ややか。いやでも出来れば絶対入ると思うんですよね。さて小泉さんの再訪朝の成果について、再び国論が、2分されています。そこで僕は分析してみた。

支持しないと言う人・・・・・・経営者、スポーツ選手など。チャレンジングな人や、自信家。

支持すると言う人・・・・・・・主婦、出来の悪い上司を持つサラリーマン、公務員。

そこで、性格診断

支持しないと答えた人・・・あなたはなににでも自信があって、上手くいかないといらいらするタイプです。なんでも自分の思う通りにはならないと言う事を良くわきまえて、悔いのない人生を送ってください。また一獲千金を夢見るあなたは、まずはこつこつと貯金をする事です。

支持すると答えた人・・・・あなたは、人に恵まれていません。もっと理想を高く持って、明るい明日にむかって歩いていきましょう。でも現実的なあなたは、大きく儲ける事はありませんが、お金に行き詰まる事もないでしょう。上位入賞はなくても完走するタイプです。

なんて、全部デタラメだからね。

No.0636 – Organisation Voice 2004/05/26

気が早いのですが、今年のガストン・ライエ・ミーティングのルートは京都・奈良?ガストンは「今度はKYOTOが良いなぁ」といったのがはじまり。でも、この紅葉の頃の京都見物?はいかがなものかと思いながらも、すでにルートプランを考えてる自分。一方、TBI 2DAYS のルートプランもとっても魅力的なようです。ビバークは標高1500mの山の上。露天風呂を作ろう!と頑張っています。はて、どうなる事やら・・・・またCPには「かき氷CP]や「鍾乳洞CP]といった納涼にも配慮。満天の星空の下で露天風呂!TBI 2DAYS! なかなかやりそうですぞ。

きょうの一枚
せっかくの盛夏のTBI。四万十川沈下橋からの「飛び込み大会」をしよう!といったら「一人ですればいい」だって。

No.0635 – Organisation Voice 2004/05/25

今年の秋は「えひめ町並博2004」僕が担当してるのは大洲市。ぜひ遊びにきてください。ツーリングで訪れるのにはバッチシ。で毎週のように通ってるんですが、ここは伊予の小京都!水郷、そんなだから、和菓子がとてもおいしい。500m四方の古い町並みの中に、何軒もの和菓子屋さんがあります。名物は「しぐれ」これがお店によって劇的に違う。まったく別物かと思うくらいに違う。

そして絶対お勧めの2件を発見!!期間中だけオープン予定の、オープンカフェ(SSERで運営するかも)で、食せるようにするからさ。そこのカフェには、古いトーハツとBMW-R69Sが飾ってあるかもだよ。古い町並みに、ぜひお越しください。ヒマな僕は、一緒に走りに行くかも。

さて20年記念!只今始動開始!!こうご期待!でも今からTBI2Daysの予約がたくさん来るのは!!

きょうの一枚

こんな感じのスペースもあります。予算?の都合でこんな看板を着けてるのもわれわれ。

No.0634「菅原さんがやって来た。」- Organisation Voice 2004/05/24

TDNが走り足りなかった菅原さんは、R1200GSの慣らしを兼ねて全国行脚!?の旅に!まあ、まずシュラフとマットを括りつけて走ってる60代は居ないでしょう。ことによると50代でも居ないんじゃないか、そう思います。「歯医者の予約を忘れてた!」とか、その歯医者さんから譲り受けたBMWのラリージャケットを着て、ビューンと東京に帰っていきました。

TDNや昔のTBIでもそうでしたが、「リエゾンばっかりでつまらない。SSとリエゾンが反対ならいい」と言ったジャーナリスト。その言葉が僕の頭の中にはいつもコンプレックスのように渦巻いていて、まあそれがモンゴルの開催につながったわけですが。その方はモンゴルにはきませんでしたが。

でも最近では、確信的に思うんです。「移動する距離を体で知るということ。そうして研ぎ澄まされていく過程で、人間の体内には微妙なGPS機能が芽生えてきます。不思議なことですが、考えていなくても方位や距離と時間を瞬時に計算して、残りの燃料や体力などを判断します。」最新の車につけられているドライブコンピューターみたいなものですか。それが狂うと「もうだめだ、間に合わない」とか「体力の限界だ」と判断してリタイアする原因になります。そうした人が、翌朝になって少し体力が回復してゴールまでがわずかの距離だったりして悔しい思いをすることは少なくありません。

また日本国内でのSSが短いのは物理的に仕方がありませんが、アフリカやモンゴルで、700kmのSSを走るという感覚は、日本国内をリエゾンで同じ距離を走る行為に似ています。もちろん全開で走り続ける一部のライダーはまったく別ですけど・・そんなに集中していてはもちません。頭の中で集中するプログラムを「走ること」「ナビゲーション」「マシンのコンディション」「気温や体調、水分の摂取や塩分量」そういうモードを切り替えながらチェックして、走り続けるわけです。この行為は、長いリエゾンの延長線上にあるものです。そうしたセルフマネジメント技術が、菅原さん的には面白いのだろうと、僕はそう考えています。

昨日の日曜日は、NEWSがいっぱいでしたが、特筆するならば「SPORTS DAY」一つの面白い関係性に気がつきました。ウウウ。F1・・・BAR-HONDAがモナコを制するのか?という勢いでルノーを追い詰めていきましたが、わずかに届かず。男子バレーは中国戦、山本の素晴らしい活躍でフルセットの末ジュースに、勝てたはずなのに・・・そして敗れる。ウウウ。大相撲は、モンゴル人横綱朝青龍に、巨人-阪神戦はもつれにもつれ阪神がギャクテンサヨナラ!すべて(巨人阪神戦は意見の分かれるところですが)日本人の多くが、手中にある勝利を失った、喪失感を味わった日だったかもしれません。それは一昨夜の首相訪朝に似ているんでしょうか!阪神ファンの方ごめんなさい!ちなみに僕は巨人ファンではありません。

No.0633 – Organisation Voice 2004/05/21

おわび・・・

パリダカ2005のルートが45%短縮されるという情報は、誤りのようです。これは某スポーツ紙の記事を鵜呑みにしたもので、正確には長くて不評だったアシスタンスのルートが、45%短縮される見込みのようです。

ふと見てみればパリダカは来年で27回目の大会。もう4半世紀を越えたわけです。年金でも払っとけば、とっくに受給資格が発生するほどの歳月!です。

モンゴルも続けてれば今年で10回大会、なんか歳月の重みを感じます。初めて訪れたときのモンゴルは空港設備も危うかったものですが、市内に走るクルマもまばらでレストランもない状態だったことが忘れられません。いまでは、モンゴル情報局の報告にあるとおりです。

さて、20周年記念企画がいよいよ発表される見込みです。第1弾はSSER 20th ANNIVERSARY VERSION TOUR DE BLUEISLAND 2004年7月31日から8月1日の2日間です。詳細やエントリーに関する情報は、間もなく発表されます。ご期待ください。

きょうの一枚
危うく季節外れになりかけた、当時TBIのシンボルの一つだった四万十川にかかる鯉のぼり。TDNでも良く見かけましたが・・・

No.0632 – Organisation Voice 2004/05/20

さて、2005パリダカールはバルセロナスタートというのは既報の通りですが、45%短縮されるルート?というのが「意味不明」な感じがします。でえOVなんだけど突然アンケート!!

あなたの参加したいパリダカールとは(2つお選びください)

■過酷でハードなサハラ砂漠越えの連続

■愉快で快適なデザートレーシング

■ほどほど過酷でも楽しい

■レーシングなピュアな世界

■短いコースで毎日午後にはビバークにゴール

■時には徹夜も辞さない長大なルート

■アマチュアには完走するのも困難な2004年のような設定

■アドベンチャー精神に富んだ初期のパリダカ

アンケートは終了しました。

集計結果はコチラでご覧頂けます。

こんなのを聞いて僕はどうしたいのだろうねえ?!

No.0631 – Organisation Voice 2004/05/19

こりゃあ梅雨じゃないのか?という毎日の雨の降りよう。よくぞTDNは晴れてくれたものだ!と感謝。でも降ったらもっとも大変なエリア(北海道北部)では、きっちり降ってくれましたからね。残念。それでも東北では快晴につぐ快晴。「こりゃあ1年分のつきを使い果たしたかね?」という感じだ。なんか年々悪化するように感じる気候の変化は、なんだか歯止めが利かないような気がする。

今日のニュースでは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量が、2002年度では京都議定書の削減目標の基準となる1990年に比べて7.6%増え、13億3100万トンだったという。議定書では2008~2012年の平均排出量で11億6300万トンまで落とさないといけないので、まあ絶望的な感じがする。平気で批准していて、こんな状況の日本が、議定書を蹴ったアメリカのことを非難していたのもおかしければ、途上国ということで免除される中国もいかがなことか。しかし部門別では唯一だが運輸部門が1.9%減と、まじめに取り組んで結果を出してるんだが・・・・それ以外は軒並み増加の一途。

日本のエネルギー事情を垣間見る今回のTDNでは、人形峠を越えて、原発や核燃料リサイクル施設の横を通り(ってもフェリーからだけど)北海道では風力発電銀座を見たかと思うと、戦後までの日本のエネルギー需要を支えていた、炭鉱の町、芦別に。むつ小川原湖あたりの国家エネルギープロジェクトの威容を見せ付けられ「まあ原子力発電は2酸化炭素を排出しないって言うしなあ、でも時々もっと大変なものを排出したり?」このまま増え続ける温室効果ガスなどのおかげで、人類の生存環境はきわめて危機的なものに。どうする?人類。

あるアメリカの学者が「中国の国民がアメリカ人と同じような生活水準に達するまでには地球が4コ必要だ。」と言ったという。うっかり聞くと、おごりとも取れる発言なのだが、また正鵠を射てもいる。こんなことを日本にいたら考えるんだが、ぼんやりとモンゴルの草原で、もっと哲学的なことを考えたいなあつと。

きょうの一枚
モンゴルの草原は、近年の少雨でこのように濃い緑が少なくなってきたようにも思いますが、昨年は一転、とても緑が深く印象的な年でもありました。

No.0630 – Organisation Voice 2004/05/18

20周年の今年の夏は、愛媛県の「町並博2004」なんてイベントのディレクションを任されて、何年か前に「2004年の夏は愛媛にいてもらわなければ困るぞヨ」「へへーっ」だったんですが、ふたを開けてみれば、まあそんなに忙しくはなさそう。んじゃあと言うことで夏場のイベントをSSER20周年企画シリーズやろうぜ!という流れが濃厚に。「じゃああ、なにする?」「四万十川カヌーレース!」「違うでしょ、バイクでしょ!」「暑いしなあ!」、「なに言ってるんですか、SSERも昔は8月開催だったでしょ」「おれ、カキ氷係する!」とまあ会議のような雑談のような話から↓↓のようなアンケートが生まれました。TDNのミニチュア版で「今度こそ参加しようと思ってる方や、TBIに出損ねた方やTBIを懐かしむ方のために?四万十と剣山納涼?ミニTBIっていうかT DN」なんかを開催!20周年を盛り上げていきましょう!!!!

あとはパリダカ!!スタートはバルセロナ!みんなで行こう!!キャンペーンを開催しよう!ってどんな?「ルートの難易度はそのままで距離は45%短縮?!」コースの距離が半分になって難易度はそのまま?訳が解りません。こうしてパリダカは、厳しい年とそうでない年が交互にやって来るんですねえ。みんなはどんなパリダカを目指すのかしら?僕なんかクルマスタンバイOK!なんだけど。

No.0629 – Organisation Voice 2004/05/17

あれから1週間。モンゴルから来ていたムッホ君も、今朝の飛行機で帰国しました。これからはまた「モンゴル情報局」に現地からのレポートを送ってくれることでしょう。

さて、TDNにうつつを抜かしている間に、このところの世情が、ますます混沌としてきていました。なかでも気になるのがイラク情勢。なんか罪のない女子供まで10000人を超える市民を巻き添えに殺しておいて、収容所の虐待ぐらいで、こんなに騒ぐアメリカのバランス感覚の欠如には、いかがかなあと思わざるを得ません。いや、もちろん虐待もとんでもない行為なのですが、大量殺戮はさらに大きな問題のはず。誤射しても「アイムソーリー」で行ってしまうなんてねえ。ヒドイヨ。

年金問題もいかがかなあ!です。事務所に、ふらりと遊びに来た友人に「ひどいもんだぜ、まったくなあ」と言うと「そんなこよないよ、僕も払ってないし」だって。「なにー!俺なんか25年以上完璧に払っているぞー」「いいやん。うらやましいよ」払っていることが羨ましいのか、払ってないのが羨ましいのか、年金問題は一体何がなんだかよくわかりません。

で、最期は昨晩のNHKスペシャル。先にも話題になっていた無人の自動車による砂漠のレース。それは外部のコントロールに頼らない、ロボット型の自身によるコントロールシステムでの競技。無人で戦場を駆け巡る車両の技術開発のための、米国防総省主催の、まあロボットコンテストとバハ1000を足して2で割ったような試み。優勝賞金は1億円。

位置情報はGPSで問題ないとしても、センサーリング技術と、それを処理して操作系に正しく情報を渡す。見事にどのマシンも脱落していく姿を見て、やっぱ人間は素晴らしいなあとつくづく感じつつも、いやな世の中になりそうだなあと言う予感。無人のオフロードバイクなんかも登場していましたもん。次回は優勝賞金2億円!!えらい凄い金額!と思うか、なにケチってるん?と思うか。いずれにしても、スタートしてからの風景が「やっぱ、そそるなあ」なんです。モンゴル行く?

きょうの一枚
今日の1枚は2枚!モンゴル、もっとも印象的なゾーモット!そして、ラリーのビバークを訪れる、モンゴルの劇団。草原で観ると感慨もひとしおだ。

No.0628 – Organisation Voice 2004/05/13

ツールドニッポンが終わりましたね。準備に疲れていたので本番がきつかったこと。でもガストンも病身を押して来日参加で感謝!!初夏の宵の東京プリンスホテルにたどり着いたときには、異国のラリーを感じましたよ。そんなフランス遠征組みも無事帰国との報、紙面を借りて(って紙面て言うのかな?)皆さんにも報告しておきます。

ガストンとレンジローバーの中での会話

「パリダカはスペインの会社が買ったの知ってるか」

「知らないよ」

「WGPとかやってる会社だよ」

「いくらで?」

「2100万ユーロ」

「それって権利だけ?それともオールインクルーズ?」

「すべてだよ。事務所のゴミ箱までついてくるよ。」

「ふーん、2100万ユーロかあ」

「お前が買うか?」

「買おうかなあ?」

「買え買え!」

「2100万ユーロっていくら?」

「・・・・・」

「30億くらいかなあ?」

「・・・・・」

てな感じ。ラリーが終わって大勢の方が、僕のところにやってきて

「ありがとうございました」

「いやいや」

「楽しかったです」

「そりゃあ良かった。」

「何か僕にお手伝いできることがあったら言ってください」

「そう。じゃあパリダカを僕に買って?!」

「&$?!・・・・」

黙ってあっちに行っちゃった。

それからというもの、俺だったらあそこの部分をこうするなあ、ああするなあ。だいいちビバークを空港以外でやる方法はないんだろうか?なんて夢のようなことを考えてるとスガワラテルヒトのディープな世界じゃあ、もう来年のコースなんて毎年行ってる人には80%以上の確率で予想されちゃって、んでもってコマ地図なんかも「これこれ」とかって出してきて、穴の場所まで覚えてる。そんな情報量の差に愕然とするんだよキット。旅は未知との遭遇であるのだよ。中国の故事に「未知という言葉は、道の語源である。」うそ!今思いついた。まあ、ことほどさように地球は狭くなったものですねえ。

いまだに僕はゾーモットの光景と、そこから恐竜の谷に伸びる未知の道が忘れられない。もっとクローズアップすれば、モーリタニアは凄いのになあ。空港に縛られすぎてるよなあ。と妄想が膨らんで、仕方がないのだよ。

きょうの一枚
そういえば岩崎君は、モンゴルにもATVでエントリーしてたし、なかなかチャレンジングでした。KTM顔ですがXR250!今年はファラオにも行くようです。顔が合うたびに「モンゴルやってください」の連呼!見事、初優勝です。


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