Organisation Voice 2005/03

2005/03/31 (木曜日) 

今日からTBIの最終試走でしばらく留守にします。が、四国に居るので・・・ってやっぱりTDNに比べると楽かもです。でもTDNが雪に苦しめられたものですから、今年の各地の豪雪や秋田・岩手の昨日の乳頭山の猛吹雪による遭難騒ぎを見てると、変な話ですが今年はTBIで良かった・・・と思うのでありました。しかし・・・侮れないのは四国とはいえ林道の雪害の倒木。昨年の度重なる台風による道路の崩落などで、通行不能林道の半端ない多さです・・・・マジで困り果てています。とはいえ、1ヵ月後には陽光踊る四国路の素晴らしい旅を、たっぷりとお楽しみいただけます。お約束のビッグマシンにも、快適な(四国の林道で快適なとはこれいかに。)ルートを!!
ところで今SSERの事務所はスタッフが急増中です。もちろんこれはBEIJING対応のためですが、まずはこのHPも一部英語化・・をと考えてます。海外からのお問い合わせにも対応していかなければなりません。ネイティヴスピーカーと海外長期留学などの経験者は、引き続き募集中です。
あとヨーロッパのコレスポンダントは、ドイツ在住のノルベルトさんという方が担当いたします。あとカナダから、そしてフランスから、大物ライダーの参加も決まりました。しかしいまだに資料請求のメールが増え続けてるという驚き!!そう、スーパーカブの銀行マンも、全国の銀行マンを代表して、あのスタイルでBEIJINGをスタートすることが決まりました。バイク暦、スーパーカブ14年のみ。
ボク「すいません。協賛お願いできませんか?」
銀行「協賛?」
ボク「いや、あの現物協賛でいいので・・・」
銀行「現物といわれても・・・ティッシュくらいしかありませんが?」
ボク「いや、あのいっぱいあるやつを・・・・」
銀行「う、わかりました。いっぱいあるやつですね」
ということで、ボールペンかなんかをもらってこようかと思います。
とまあそれは冗談として、出場するその銀行マン・・・素晴らしいやつナイスガイ(死語?)です。銀行が好きになりそうです。

話は変わりますが、昨夜NEWS23?であのバブルの頃の主人公たちのうち、自家用ジェット機を2機も持って、それでも足りないと言ってた環太平洋のホテル王なんていわれてた方と、桃源社の元社長が出てました。我々には推し量れないほどの栄華と地獄を見てきたであろう2人の顔に刻まれた皺に、義経の「驕る平家」を感じましたね。折から四国路を駆け抜けるたびは、壇ノ浦から落ち延びた平氏たちの、凄まじいほどのまさに「顔の刻まれた皺」のような暮らしが印象的なはずです。これらのことが示唆しているものは、いまの日本をにぎわせてるニュースにほかなりません。
まだ事務所の山桜は、咲く気配を見せません。数日の留守をも心配なほどの桜の季節。「もろともに あわれと思へ山桜 花より外に しる人はなし」なほどに短い花の命の山桜。昨年のTDNでは遠野の山桜も見ようと試みたものの失敗。山桜花のような人生も良いものかも知れませんね。
きょうの一枚
BEIJING-ULANBAATAR 出場の本気仕様ベスパ。イワサキモータースさんのビッグチャレンジです!

2005/03/30 (水曜日) 

まさにお言葉に甘えてということで、うららかな昼下がりに・・・モンテッサH7を走らせてみました。忙しい忙しい!って言いながらねえ?コンクールデレガンス優勝マシンということで、先日のレースの後にはタイヤのトレッドまでワックスがかけられてるので、ちょっとだけ躊躇はあったんですが・・・・・で感想はというと・・・・「良いんです、これが。無茶苦茶!」懐かしいポジション、あの頃のフィーリング。20数年前のマシンですが、なんたって新車!こんな愉しい出来事は、そうあるわけじゃありません。よしっ、と山のほうに向かおうとすると、胸の携帯がブルブル。電話の主は広告代理店のTさん。ヘルメットを取って手袋を脱いで「あああの件。それは#$&’&$!また電話するね」と再びヘルメットをかぶってキックアームを出してると、ブルブル!今度も同じ人「すいませんね度々」「なんすか今度は?」「いや北京のスタートは何時やったかな?」「えっ8月8日ですけど」「あっ、ありがとう」もーっ、って感じでヘルメットをかぶって、キックアームを出したら、また。「でゴールはいつ?」「14日」「おっ、ありがと」でまたヘルメットをかぶってキックアームを出したら、またブルブル!!「もういいや」ってへこたれて事務所に帰ることに・・・・・・帰り着くやいなや電話の山・・・・それもこれも昨夜の銀行マンが、スーパーカブでBEIJING-ULANBAATAR挑戦!が正式に決まったからなのです。テレビも興味津々なのでありました。
きょうの一枚
そのモンテッサとS先生。ヘルもウエアもイケてます。こうした大人の愉しみが良いですねえ。

2005/03/29 (火曜日) 

ラリークロスも終わりひと段落と思いきや、BTOUに海外からの問い合わせなどが多く!!かなり忙しくなってって感じ。暖かくなったので雪で通れなかった山々へTBIのルート制作に行かなければならないし、でも世の中は年度末の大忙し。僕はといえば例のヒストリック部門のモンテッサH7・・・・・S先生たら「2回大会まで預かっといて・・・」「・・・」「乗っててくださいよ」「#$%&%♪$」というわけで僕のオフィスに来れば、希少な名車が眺められます。まあその美しいこと・・・。
またとある銀行マンが「カブでエコチャレンジに・・・・・」「うーーーん」とか何とか言いながら、ベースをハンターカブで作って輸出用のミッションで、でもスタイルはコンベンショナルに・・・・・ウエアはやっぱ銀行マンらしく、スーツ(いやインナーにはプロテクター!)風防に黒い金属のボックスはお約束でぇ・・・あの手形や通帳のいっぱい入って今にも壊れそうなファスナー!のボロボロになりかけた黒いビニールレザーのバッグをフロントバスケットに入れて・・・
突然アンケート:さてこのチャレンジが実現するかどうか?
実現すれば応援する。
実現すると思うけど
応援しない。
実現しない。

(現在の集計結果を表示する場合は、何も選択せずに登録ボタンを押してください。)

2005/03/28 (月曜日) 

SSER 2005クロスカントリーシリーズ第1戦・スーパーNにご参加・応援いただきましてありがとうございました。新しい戦い方の仕組みとして昨年より開始しましたラリークロススタイルのエンデューロ、今回も数々の名勝負を楽しませていただきました。特に3回戦以降の組み合わせや、セミファイナルクロスなどでの意地の勝負は、見る者にも伝わるものがありました。
シリーズ第2戦は10月までと時間が空きますが、この間にはTBIおよびBEIJING-ULANBAATAR 2005が開催されます。これらのイベントもぜひご注目下さい。またBEIJING-ULANBAATAR 2005にはまだ参加することも可能ですので、どうぞご検討下さい。

2005/03/24 (木曜日) 

ブルッ!サブイッ。もう今日あたりからTシャツ暮らしをしようと決めてたとたんに寒波!なんか風邪ひいたみたい。ところで明日からは、スーパーNのために現地入り!!徳島はナニがうまいのかね?スパ太郎さんもやって来るし・・・・モンゴルからやって来てるムッホは、ボクンチの近くのアパートスタイルのホテルで、ご機嫌なテレビ大好きライフを満喫中。朝迎えに行くと会社に着くまでの車の中で「ニッポン放送となんとかドアの、勝ったとか負けたとかっていうのはどういう意味ですか?」「あのホリエサンて夏来てた時は、プロ野球のチームで勝ったとか、負けたとか言ってた人でしょ?」「う・・・・・・」「なにが勝ちで何が負け?」「う・・・・負けるが勝ちで、逃げるが勝ち!」なのでした。しかしそれにしてもメディアのオチャラケぶりは、いかがなものでしょうか?客観を装うフジの報道に、客観的過ぎるのは、逆に偏ってるように見える我々のバランス感覚の悪さは、ひとえにマスコミと自らの勉強不足の招いた結果だ。
えーと、今年は義経イヤー!「驕れる者は久しからず、」TBIのテーマも源平の盛衰に見る四国の道!!なんて・・・
きょうの一枚
昨年のスーパーNより。
さてスーパーN仕様のHPには25日の夜に変更されます。いつもはもっと早くからなるのですが、うちのウエブマスターったらUFOと衝突?XЭ★лЪЩ?&%$!・・・・して、しばらくお留守!25日に復帰予定なのですが、果たしてUFOの中はどんなだったんでしょう?

2005/03/23 (水曜日) 

高知から文旦が届いた。きまって春先に届くのはもちろん今が季節だからなのだが、昔からTBIのコース制作の大詰めの頃は、高知のあちこちでこの文旦を買ってよく食べた。で僕は果物の中で、一番の好物が、これ、水晶文旦。長崎やら熊本やらにも、こうした身の大きいザボンやバンペイユや平戸文旦なるものがあって、南の国からやってきたものといえますね。で、この文旦は「インターナショナルな味がする」と思うのです。実に洗練されている・・・グレープフルーツも本当にうまいのはうまい。僕はルビーをこよなく食べます。最近は八朔も旨くなってきました。こうした晩柑類の季節が、とっても楽しいですね。って今日はいったい・・・どうしたの?
春の四国にお越しになる皆様。晩柑類をお楽しみ下さい。
きょうの一枚
北京でお昼ご飯に立ち寄ったレストランの店頭。ウシガエルやら何やら、得体の知れない食材に、でも店内は大熱気。辺見庸「もの食う人々」を思い出しました。その次出版した「ゆで卵」はもうひとつだったけど・・・結構好きです辺見さん。

2005/03/22 (火曜日) 

「S先生がやってくる」
ヒストリック・エンデューロには、エントリーが多数。あのS先生もやって来ることが決定。マシンはあの美しい新車のモンテッサ125!このマシンを見るだけで価値ありです。僕はブルタコを探し中!!今日のヒストリックマシンミーティングは目が離せません。
さてさて、そんなことより週末のお天気は晴れ。ラリークロスもヒストリックも見に来て下さいな!

2005/03/18 (金曜日) 

まったくもって忙しい!!中部空港行きは機材が故障して欠航!でも帰りは小牧から大好きなボンバルディアのリアジェットでひとっ飛び。リアジェットは良いねえポルシェみたく後ろから押されている感じ。加速もすごいの。今度のビジネスジェットは、何にしようか悩んだけどボンバルディアで決まりだね。北京も札幌も日帰りで遊びに行けちゃう。と、まあそんな夢のようなお話だけど、この10日間で10回も飛行機に乗った。国際線4本、国内線6本。新幹線も乗った。で結論・・・旅はのんびりとロマンティックに限ります。週末はTBIのルートセイサク・・・雪はもうないだろーな!!来週はでへへ・・
・でもってムッホは本日日本到着!!TBIはキャンセル待ち番号2番までをお持ちのお客様・・・という状態みたいよ。
きょうの一枚
大盛況のヒストリック・・・・・予選がある?かも、なんてウワサ!見るだけでも価値あり、でS先生、モンテッサ70年代の新車、手に入れてまさか飾っとくだけじゃないでしょーね。ということで今日はこちら・・・説明はイランでショ。(ホンダのCR250M 1973年製)

2005/03/16 (水曜日) 

ああ今日は春。これから中部空港に向かうのであります。どんな空港なのか、タノシミタノシミ・・・・・・・なんてたってトヨタ方式で、初めて予算よりも安く出来上がった公共工事!!なにごとも、「売り上げは多く!経費や原価は安く!」ですね。ヤルネ!トヨタ。僕は実はそうは考えていないんですけど・・・・・・・。
さて、中部空港に何の用事か?というとピンと来るのが、もうすぐ開幕の「愛・地球博」地球と環境の未来にどのような提言があるのでしょうか?いや今回の出張は、実はこれとは全く関係なく、浜松まで行くのに中部空港を使うということです。まあでも、今回の出張も未来・環境と言うキーワードは、親父ギャグみたいな名称のそのイベント同じです。英語表記はどうしてるんだろう?やっぱシャレは使えないんでしょうか??
我々が昨年手がけた、町並博もイベント大賞!を受賞!ラリージャパンや浜名湖花博を打ち破って!!って、こうしたものにまでコンペティションがあったとはねえ。じゃあ、今年は「BEIJING-ULANBAATAR」でイベント大賞を「愛・地球博」と競いましょうか?ってこれもやっぱりエントリーしなきゃだめなんだろうな。1箇所に集めたものを見に行く博覧会!装置にどれほどの感動を演出できるのか?ゴビ砂漠と比べてやろう。
中国に最近良く通うようになって感じるのは、やっぱ「人の営みと環境」つまり経済活動と長い将来を生み出すための基盤たる環境のバランスについてです。環境は消費するもの?から生産するもの?に変わるんでしょうね?
きょうの一枚
お約束のDT-1、少年の日の憧れの一台!ヒストリックに出場。

2005/03/15 (火曜日) 

中国から帰ったのに、今日は東京出張!明日も浜松方面に出張。この忙しさは危険かもです。さらに週末はルート制作!!翌週はスーパーNウィーク!!TBIには・・懐かしい出来事が起きそうな予感・・・詳細は近々だ。
ところで最近の中国の事情を書こう。北京では物価メチャ高っ。タクシー代と食事代は安いんだけど、百貨店に溢れるものの値段は日本より高い!!流行のマッサージチェアなんて日本円で80万円くらい!で売れるのだ。異常な消費行動が続いてる感じ。一方コピー商品の並ぶマーケットにも行ってみたら・・・これもすごいの一言!時計にいたっては、ここからコピー商品が世界に出回っているのだ!という感じ。「BMWのNEW7シリーズのコピーなら80万円すよ」ってマッサージチェアと同じ金額かいな・・・・・。
さて、皆さんにお願い!!来るBEIJING-ULANBAATAR 2005には、モンゴル・ロシアから10台のバイクと10台のジープが出場予定!!(ほんとうか?)そこで、もう使わなくなった古いマップホルダー、ICO、マップツイン、などがあれば安価で譲っていただけないかという、寒い地域からのリクエスト。古いラリーバイクや4輪も探しています。お心当たりの方は、ご連絡いただきたい!!でございま
す。
きょうの一枚
天壇公園!世界遺産です。BTOUの北京のシンボルに採用。で、先の土曜日にゆっくり探訪しました。広いです。ここで皇帝が天に祈りを捧げた場所です。まあまた今度ご一緒しましょう。

2005/03/14 (月曜日) 

1週間の出張でした。昨夜帰国し、今日から留守中の山積みの仕事にため息!!北京では連夜の酒宴!夜の席にこそ仕事の本質がある!中国。ウランバートルではオリンピック委員会の会議場で参加者説明会!ロシアもふくめ大勢の参加者と熱気溢れる会議をしてきました。北京までの輸送方法など、こちらの参加者もなかなかにハードルが高そうです。しかし実際のラリー競技となるとモンゴル勢には一日の長があり、もちろん優勝候補もこのメンバーの中に居るのです。ロシアンジープも進化を遂げていて、インジェクション仕様の5速が発売されて、ドライバーたちの熱い視線!フロントもコイル化!思わずオフィシャルカーもこれにしようか?とバイラーと相談「良いんじゃない?」という返事。なんかイメージはランドローバーディフェンダーをさらにレトロにしたようなんですが、そうした中にもどことなくモダンさが・・・・・。こうしてBEIJING-ULANBAATARは確実に近づいてきています。詳しいお話はまた明日ね。
きょうの一枚
春の気配濃厚なウランバートル。寒気団は現在のところ日本に出張中!!日本海を渡ると湿って大雪に!!

2005/03/11 (金曜日) 

きょうの一枚
おなじみゾーモット。今回のBEIJING-ULANBAATARのテーマは「ゾーモットの井戸で会おう!」ゴビの大平原に浮かぶゾーモットは、ぜひご案内したい場所。生命とか地球とか、神とか・・・様々なインスピレーションがそこにあります。ゾーモットの井戸で会いましょう。

2005/03/10 (木曜日) 

きょうの一枚
このマシンは、我々の世代には忘れられないモデル。XR200Rb 81年モデル。あの頃憧れましたXR・・・・・これも今回のヒストリックマシンエンデューロ出場予定車両!!

2005/03/09 (水曜日) 

きょうの一枚
最新の「彼方へ」に登場する世界最大のゲル、アブダイサイハンパレス、まあアブダイサイ王の宮殿という意味です。表彰式でモンゴルの民俗音楽の演奏を見ながらお食事。そしてそれが終わると、あのスティーヴ・ヴァイの曲に乗って始まるのです。このセレモニー会場が、ここんとこのSSERの定番。ちなみに1995年の表彰式はウランバートルホテル、1996年はディスコ、97年はチンギスハーンホテル、98年からはここなんですね。

2005/03/08 (火曜日) 

きょうの一枚
万里の長城は匈奴の南下を防ごうというもの、壮大な計画です。今は世界遺産として、圧倒的な存在感を誇っています。モンゴルではゴビ砂漠が北に広がっているので、植林事業で緑の長城を築く!というモンゴル情報局レポートを、面白く読ませていただきました。今の世界の脅威は、自然界からの攻撃!!皮肉なものですねえ。それにしても万里の長城もゴビ砂漠も、BEIJING-ULANBAATARでは、独り占めです。

2005/03/07 (月曜日) 

北京に来ています。さあ仕事だっ!
先週は無給油無着陸の世界初世界一周飛行の成功のニュース!!「まだそんな記録が残っていたのか?」とでも考えてみたら4万キロに及ぶ距離を無給油で飛ぶ飛行機は、いったいどんな風なんだろうと気になって覗いたサイトは http://www.virginatlanticglobalflyer.com/ なんだやっぱりリチャード・ブランソンの仕業か?でも今回は彼はスポンサー、「ヴァージン・アトランティック・グローバル・フライヤー」というこの機体、重量は1.5t、でも離陸時には9.9tつまり8t以上の燃料が積まれている。ふーっ。でも環境問題にうるさい?僕は燃費の単純計算をしてみた。まあ仮に40000キロのフライトを8000Lとすると、リッター5km!という計算。うーん。これがどうなのか評価できないのですが、まあブランソンさんとその仲間の快挙に拍手ーっ。てところかな。日本の企業にはこんな「冒険心=遊び心」は残っているのでしょうか?
きょうの一枚
ヒストリックマシンエンデューロは、マシンのクラスやカテゴリーの制限は全くありません。モトクロッサーでも50ccでもOK!要は1984年より前に生産されたマシンです。そんなに古い時代のものではないので、そこらあたりを探すと出てきそうなものもあるでしょう。そんななんでもないようなマシンにも光を当てて蘇らせる!!素敵なことですね。

2005/03/04 (金曜日) 

春の雪で大騒ぎの関東平野の模様を、南の島から眺めています。あっ、いや南の島といっても、春木さんの北の島に対して、四国を南の島と表現したわけで、決して、いわゆる南の島に居るわけではありません。本来ならば、この季節の雪もなかなか情緒があるんでしょうが、それを感じる暇のないところに現代人の寂しさがありますね。万葉を生きた人々がうらやましい限りです。
さて、日本は戦後の神話が崩れ始めています。なんとかの神様とか、天皇とか揶揄されて君臨した経営者たちが、雪崩を打って倒れて行きます。きまって70歳前後。焼け野が原から立ち上がった人や、その後継者たちでしょうか?まさに晩節を・・・という見ても同情を禁じえない部分もあります。「裸の王様」は本人がそうしてなってしまうものなのですが、翻れば自己保身の周辺が作ったものでもあります。まだまだ企業には、自由闊達な風土というのはまれです。買収の危機に瀕したラジオ局の社員の意思表明という行動にも、時代に合わないようなものを感じます。いずれにしても時代が変わり、価値観が変わり、多くのものが加速度的に変わり始めています。企業もひとつの価値として売買される商品でしかない、という時代です。何度も書きますが「義経」に描かれる滅びの美学が、また「わびさび」という日本独自の美意識に通じるもので、滅びにこそダンディズムがあると、ラストサムライでもそういってるではありませんか。
きょうの一枚
カミオンの大きさには物足りない御大は、こんなものを走らせているようです。こうしたとんでもない車両の、足回りなどの改良は、コンピューターで出される回答より、熟練の職人の勘どころが、はるかに勝っているという現実があります。コンピューターには、あの接地感や嫌な振動などを検出できても、それを超えた領域がわからないのでしょうね。

2005/03/03 (木曜日) 

海外からBEIJING-ULANBAATAR2005の問い合わせが急増中!なにが告知効果となったのかが不明。中国からの問い合わせも多く、来週は中国とモンゴルで参加者説明会などの予定。参加数もおそらくモンゴルの第1回大会の82名を上回りそうな予感!!がします。たくさんの参加者をお迎えして、盛り上がりたいものです。一方TBIの参加者も多くなって来ました。新しい名前を聞くたびに、こうしたラリーイベントの次世代を感じずに入られません。といいながらもヒストリックとSUPER-Nも準備中!!こちらはSSER新名物の豪華晩飯!が前回を上回るパワーです。だんだんなんかこう、楽しくなってきました。なんたって春です。桜の見ごろのSSER SUPER-N もどうぞよろしく!!!
きょうの一枚
春ですねえ。で今日の気分は、緑のじゅうたん。砂漠化でゴビが北へ広がっているというニュースは、知っていたけど衝撃的!!

2005/03/02 (水曜日) 

気がつけば3月になっていたのですね。時計は30日をさしたままで、なんか現代的なメカニズムの時計がほしいものです。あっ、いや持っているのは持ってるのですが、そちらをはめてるといましてる時計はすぐ止まってしまうので、そうならないためにもいまの時計をし続けないといけないのです。
日曜日に昼過ぎまで寝てた頃は、時々朝の10時頃に止まってしまってて、前日の運動不足もあって(自動巻きなので)・・・・・ああ時計が止まるくらい休みたいよう。でそんな日曜は油断してて、まだ10時だと思ってたら午後3時、外は遅い午後の気配。「しまった・・・・」
きょうの一枚
時計の話は、実はヒストリックの前振りで書こうと思ったのですが、その前に人間の電池切れ!!今日は疲れた。でヒストリックなロシアンバイクが久々の登場。モンゴルといえばこれだ。緑の長城が出来ても、こいつに乗ったやつらがバンバン伐採に来なければいいのですが(モンゴル情報局参照)

2005/03/01 (火曜日) 

例のニュースは、CXではやってないんで、あっCXってフジのことなんだけど、他局ばっか見ていてフジのニュースの視聴率は大丈夫なんだろうかという心配!!どうも他局は「しめしめ」みたいな感じになりつつあるのではないだろうか?現在CXのネガティヴキャンペーン大量発生の予感!!そんな心配をしている今日この頃です。まあマスコミの怖さは、ここんとこマスコミそのものが味わっていて、でももうひとつ怖いところは、マスコミが問題にしなくなったら、その時点で問題でなくなるという点だ。たとえばNHKと朝日新聞の戦いはどうなったんだろうか?というくらいに、昨日の騒ぎも、今日のもっと面白そうな騒ぎの前には「そんなこともあったねえ」状態なのです。いったい現代人とは、なんなんだろう?ただただ一過性の面白そうな出来事や番組を、一方的に受けいれて一喜一憂して、なんとなくその中の登場人物の発言に影響されてる。これではいけない!!メディアリテラシーはどうなったんだ?ゆえにメディアの独立性は高い次元で求められるべきなのに・・・・
小なりといえどもSSERでは、情報の発信は公平でないといけないと考えています。でもインターネット環境にいない人や、遠隔地でお目にかかれない方も多いと思いますね。しかし情報とは、一方的に流れてくるものだけでなく、積極的に取りに行くものでもあります。「そんな話、聞いていない」ではなく情報収集力を高める!ということが大変重要。こんな情報社会が訪れる前のパリダカは、まさにこの状態。日本人は完全に情報の外にあったわけです。正しく情報を発信する!という厚い壁を感じています。それほど実は海外からの問い合わせが多く、HPではカバーできてません。んでもって海外の参加希望者には「敷居の高い」ものになってしまってるような気がします。
きょうの一枚
75年製です。おおおっ。というか、この雪。高知からのエントリーなのですが、狙い済ましたように撮った一枚。こうしてヒストリック部門は、盛り上がっていくのでした。