「SNSの付き合い方」- OV – 2013/11/20 (水)

「しかしSNSの時代なんだそうですな。(落語風に)」
「で、そのSNSってえのは、遭難した時かなんかに使うやつかい?」
「あっそれはSOS?!か・・てえとSNSってのはなんだい?」
そもそも日本人ちゅうのは、恥ずかしがり屋さんなのだ。
ボクの子供のころは、人の前で歌なんか歌うのは、恥ずかしくて恥ずかしくて音楽の時間に綺麗な?音楽の先生のピアノにあわせて!一人で歌うときなんかは、もう穴があったら・・な気分だったでしょ、あなたも。

それが昨今じゃマイクの取り合いで夜も更けていくし、お金まで払って歌を歌うっちゅうじゃないの。で、そのほかに子供のころみんなの苦手なものは何か?というと。思うに作文とマラソンでしたね。

そんなことは無かったかのように、みんなブログだあツイッターだあ、と日本語の作文技術の向上にいそしむ。いや、素晴らしいことです。

子供のころ作文の苦手で、いつもボクが代筆をしていた友人もいまではヘヴィブロガー・・・なぞはまだ続きます。マラソンの時間には必ず腹が痛かったり「先生、私、あの今日は走れないんです」なんて赤い顔して話していたあの彼女も、いまではみんな走っている。皇居の周りは、まーどーいうこと?歩道は歩く道と書いて歩道なのにです。「廊下は走らない!ぶつかるでしょ」といつも怒っていた小学校の時のボクの担任の先生もすっかりおばあちゃんになっていた。

で、思うに「走る」これに税金掛けたほうが良いのと違いますやろか。だってあんなに占有して30万人とか1日に???1日1000円かけても3億ですよ。

さらに登山!ボクが夢中になって登っていた頃(昭和40年代ね)なんて、誰を誘っても「山なんか行けるか!?」「・・・」だった。

「このままだと数年後には石鎚山に人はいなくなるよね」と山小屋のおやじと嘆きあった日もウソのように石鎚山頂も渋滞中!なのです。

こうした現象に加担しているのがSOSじゃなくてSNSではないかというのはぼくならずとも思うところ。そしてこれの最大の弊害は「焦りを生む」構造だという事ですな。

つまりあのお友達が多いほどでしょうが、みんな色々なことしているなあ、いろいろなところへ行っているなあ、それに比べてぼくなんて年に3回くらいモンゴルへ行くだけだのになあ・・・となっちゃう。

それはそうでしょう。何百人かいる友達たちのとっておきの経験を網羅されたら毎日みんなどこかで楽しい思いや旨いモノや、素敵な場所に行ったり新しいマシンを手に入れたり、そうしていることが凝縮されてくるわけですもの。

仕事と政治のことは悪口しか書かなくても、とにかく遊びと食べものと旅行に関しては、みんなすごい!ボクだけ何もしていないのではあるまいかという不安症候群に陥れられる、のではないかということ。これは近い将来には心疾患系のシンドローム化するのは必然。

でも明日SNSが滅んでも、ぼくは今日もFBになにかを書く。
そのココロはなんだろうねえ。

きょうの一枚

今日の一枚はモンゴルから。ここのところ勝ちまくってるBaja FJクルーザー。
速いし、とっても人間が良い。モンゴルではすっかりモータースポーツはスポーツとしての高い評価を受けるようになりました。素晴らしいことです。


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Organisation Voice – 2013/11/13 (水)

先日のこと、赤松カメラマンと二人でヘリで石鎚山系の稜線沿いの撮影を行った。
年間流すプロモーション映像なので、「紅葉はまずい」のだそう。
やっとめぐってきた最後のタイミングで飛んだ。

エアロスペシャル350Bの撮影用の架台にスチールとVをパラレルセット。なんとGPSは搭載していないので、急遽ガーミンに飛行ルートをプロットして上空に。
インカムの調子が良く、ぼくはナビシート(って言うのかなぁ)で、カメラのモニター画面とGPSと地図と、もちろん眼下に広がる山々のスガタカタチを眺めながら。インカムから流れる航空無線を聞きながら、あっちだこっちだと指示をしながら飛んでるうちに、かなりハイな状態になってきた。
もちろんドアは開けっぱなしで2000mの上空で、厳しい北風にあおられながらの素晴らしい旅、もとい撮影フライトでした。

結論
いやー素晴らしい。石鎚山系は、実に見事だ。こんなにこの山々が素晴らしかったとは。稜線の縦走路をトレースするように飛ぶのだが、北斜面の高度感たらそれはもう。
なんかヘリで日本中の山々を飛んだら面白いかなあ!!などと妄想したりする。

いまその編集作業中で、その興奮もまた蘇ってきたりします。

ものにはいろいろな角度で見なければならないというのを今回のフライトが教えてくれます。高空から見下ろせば、いわゆる俯瞰という事ですが「さまざまなことが良くわかる」と言いますが、それは間違いです。概観が分かるにすぎません。

グーグルアースを初めて見たときに、素晴らしいなあ、と感じたのは宇宙から石ころ1個まで自由にズームできるという機能でした。

いまGWの霧島4000に、上空から見ていますが、東京発表会の帰り道ではホテルから想定されたルートを走りながら、まるではじめて走る道のような感覚を覚えるわけです。皇居の佇まいを左手に見ながら北へ。胸踊る旅は、やはり地を這うような旅なのだという事も再認識したわけです。

仙波君が故戸井十月さんの本のことを書いたので少し。
戸井さんとは、銀座のバーで良くご一緒しました。
戸井さんはバイクの旅を「地を這うように走る」と表現していました。
1995年第1回ラリーレイドモンゴルには、NHK-BSの仕事を持ち込んで走ってディレクションして大活躍でした。

ボクも「地の果てるまで」いつまでも旅を続けることをお約束します。

先の発表会では30周年記念の旅のことを発表できませんでしたが、企画はどんどん温まってきていますのでお楽しみに。

きょうの一枚は
ヘリから。


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「東京の熱い夜」 – OV – 2013/11/12 (火)

週末はおなじみ、恵比寿Stylement「7」で、SSER PRESENTATION が行われました。
菅原さんの会社からも歩いて5~6分のところ。
もう何回、いや何年お借りしているのでしょう。そして圧巻はその夜の懇親会。

これまではすぐ前にあるチョモランマ酒場で行っていたのですが入りきらない!という不評をかこっていたので、今回はスタッフが努力!?して素晴らしいお店を見つけていただきました。

さて、本題。
感想。
発表席から見る来場者のみなさまの顔が、ここ数年で、いや顔ぶれは大きくは変化していないのですが・・いつもより視線が熱いのに少し驚き、さらに女性の増えたこと、なにかかなり久しぶりに、なにかこう強く感じるものがありました。

30年。20年。という節目だから頑張る!なんていう事ではないのですが、それでもやはりアニバーサリーは大切にしていきたいと心にそう思います。つまりですね、そのはじまったころの思いに立ち返るわけです。初志貫徹というか初心忘れるべからず、というところのお話です。


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「週末は、発表会場で」- OV 2013/11/05 (火)

気が付けば秋も深まりました。
SSERは年が明ければ30周年の年を迎えます。(これは後述しますが「数え年の概念」ですね、)
第一回大会は1985年でしたから、来年2014年大会は30回目というだけで実は29周年なのではないかと、少し考えることに。標記上 1985-2014 と書いて30Years Anniversaryとは、すこし違和感が残ります。

でも30回大会を30周年と考えるのは、そんなに問題でもないかなあ?なんて考えるのも最近はやりの「偽装」からかもしれません。
伊勢海老をExciteで英訳するとロブスターって出てきます。むかし海外で食べた伊勢海老もロブスターって黒板には書いてあったし。

話がそれました。
そういえば、21世紀も2000年からなのか2001年からなのか!?という議論がありましたね。

生まれた年が0と考える満年齢。生まれた年を1年目として数えるいわゆる「数え」ここにあまり知られてない事実が!!

数えの概念には「0」が存在しないのです。そして、2013年12月31日に生まれでも2012年1月1日には2歳と数えられる。のだそうであります。
古くからは日本はこの考え方が主流で、誕生日で年齢が増えずに1月1日で、ひとつ年を取ってたそうなのでありますな。

まあ、そんなこんなで数えのSSERは登録年齢もその年になる年齢が書かれていた時代は、数々のおしかりを頂きました。そこで年齢標記に意味はないのだろうという事で、年齢を発表することを控えています。

わけのわからないことを書きましたが、1985年からスタートしたSSERは30周年を迎えることにします。

きょうの一枚

奇しくも同い年のBMW R80 G/S Paris-Dakar・・・長いことSSERの守護神として?時代の変遷を眺めてきています。いつものあるべき場所に戻って来ました。


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