No.249「最終テスト大成功」- 菅原さんからの手紙 20190320 1814

今年のラリーレイドモンゴルにエントリーしているジムニーですが、昨年のラリー終了後からリアーデフのLSDから異音が出るようになったので、デフを外してアピオさんに修理に持ち込みました。工場長は一晩でLSDのクラッチをばらして新品のクラッチ板に交換してくれて、指定の専用オイルまで用意してくれてました。ありがたい事です。オイルの種類が違うだけで音が出たり出なかったりするそうです。

早速、御殿場の工場に持ち込み組み付けが終わり、ブレーキラインのエアー抜きの段階で、前もって買っておいた一人でエアー抜きができる工具を取り出してやってみるのですが、上手くいきません。エアーを使ってバキュウムでブレーキオイルを引くのですがどうしてもエアーが入ったオイルしか出て来ないので、隣の工場の高杉君に助けを求めたら、どうやらエアー抜きプラクグの緩めすぎでそこからエアーを吸うのだそうです。結局私がブレーキペダルをだぶって2人でやる事になってしまいました。

タイヤのエアー圧、エンジンオイル量、ホイールナットの締めの確認を済ませて、富士山のふもとのダート道に向かいました。

走行距離のメーターはRC-7と言ってバイク用のラリーコンピューターと衛星から拾うICOと純正のメーターを使っているので、工場を出る時に3ケ共、0にして出発です。この日は特別に天気が良くて写真のように富士山がとてもきれいな日で、娘に聞いたら東京から白い富士山が見えたと言ってました。

リアーデフからの異音も無く、水温、油温、全てが調子よく、3ケの距離計の誤差も少なく、テストは大成功でした。6月の船出までに義務付けられた用品や工具などを積み込む予定です。

もうすぐダカールの用意が始まります。もう始まってますが。

明日から湯布院です。

菅原 義正

No.248「ホンダCB92」- 菅原さんからの手紙 20190308

「ホンダCB92」

上側のモデルはちょうど今から60年前の1959年に生産されたホンダCB92という125ccのバイクです。CBと言う名前が付いたのはこのバイクが初めてだそうです。

それまでの日本のオートバイは荷物を運ぶために作られており、このバイクを見た時にはレーサーぽくってすっかり魅了され、父にお願いして買ってもらうことになりました。

注文を入れたのは小樽のバイク屋さんですが、在庫は札幌にあり、販売会社の人が札幌から乗って来る途中で事故を起こしてしまい、そんな危ないバイクはだめだと言われ、下側にあるホンダCL71(250cc)なら良いと言われ買ってもらいました。

函館に親戚が住んでいたので、このバイクで行くのですが、舗装が少なくジャリ道がほとんどでした。

今は主要国道の舗装率は、ほぼ100パーセントなのに、オフロード向けのバイクを売ってるのは、何時も訴求が反対なんですね。自動車の4駆ブームもそうでした。

下のモデルは高校生の頃、自分で作ったモデルなのですがまだ未完成です。

タイヤは木を削り、スポークは荷札の針金でエンジンはセルロイドの下敷きを切って重ねて作り、フエンダーは厚紙でアップマフラーを作る段階で作業が止まったままで60年も経ってしまいました。

下も上も四角いヘッドランプで、フロントサスの方式は同じですがCBの前輪のブレーキはドラム式ですがダブルカムになっております。セルモーターとタンデムシートが初めて採用されました。

CL71のリアサスのカバーは四角いのがわかりますか? 本田宗一郎さんは神社仏閣を意識してデザインをされたようです。

 

 

No.247「今年のリタイア地点。」- 菅原さんからの手紙 20190215 1411

コマ図にあるように砂丘地帯なので全部コンパスでの指示になっています。

それもアフリカと違い砂丘がねじれているので、トヨタ車体の三浦ドライバーもランクルで精いっぱいのコースだと話しておりました。私の車は32.71キロ地点でポイントを取ったとたんに、パワステが壊れてしまいました。

図にあるようにたまたまフラットな地点だったので、大事に至らなかったのですがそこからの脱出が大変でした。急いでチームの本部に衛星電話をするのですが、相変わらず通信状態が悪いのです。現在の居る緯度経度を説明するにも20分も掛かります。

パワステの高圧ホースからオイルが漏れたお話をするのですが、ジョイント部にオイルが付いてる話をするとジョイントのます締めをしてオイルを入れてエアー抜きをして走って下さいとの指示があり、その通りにしたのですが、ジョインではなくホースから漏れていたんですね。120気圧も掛かっているオイルなので、エンジンをかけたら持っていたオイルが全部出てしまい、予備に持っていたホースに付け替えてもオイルが無いのです。28年間やってますが初めての経験でした。サポートチームが部品を持って来てくれる事になったのですが、時間を短縮するためにパワステ無で200km走りました。

これで今年のラリーの精魂使い果たした感じがしました。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

No.246「リタイアです」- 菅原さんからの手紙 20190121

2日目のSSの32km地点で、ハンドルが効かなくなり、色々とチェックしたらパワステホースの高圧側のホースからオイルが漏れていました。

そんな事が原因でCPを2ケも飛ばし、更に通過しなければならないポイントを40ケ所以上も不通過したので、リタイヤ扱いになりゼッケンはオレンジ色に変えられました。

今年から救済処置で休息日以降に走れるセミマラソンクラスが出来たのでそちらにエントリーです。

スタートの前日に人検があり、お医者さんの問診を受けさせられました。

このクラスは全車出走した後のスタートなので日が暮れるのが早くなり、夜の走行になるのですが、今度は運が悪く、砂あらしがあり視界が悪くてスピードが出せん。そんなこんなして居るうちに、コーション3のコマ図の場所に来てしまい、そこは砂丘の下りが1km続くと書いてありました。コーション3です。

桜井君に坂まで歩いて見てもらったのですが、ランプで照らしても真っ暗らで下は全然見えないとの事、時間は夜中の12 時を過ぎていたので、ビバークして明るくなってからその坂を下ることにしエマージエントシートに包まり明るくなるのを待ってから、1KMの坂を下りビバークに朝に着き、3時間ほど休んでスタートしたのですが、砂丘の真ん中でまた夜になり、キャンプに帰るテレビクルーに案内してもらいキャンプに戻ったのですが、あまりにも通過ポイントを拾ってないと言われ、今度は黄色いナンバーを付けられてアシスタントクラスに変更になりました。昨年も2日目でリタイヤ、今年も2日目でした。ゼッケンの色が3回も変わりました。

今回のラリーは舗装道路を明るい内に400kmリエゾンしてから300kmのSSがあったりで、SSが夜になりアフリカのと違って切り立った砂丘が多く、夜になると全く走れなくなり回も厳しい競技でした。

2号車は頑張ってくれて1万cc以下クラスの10連覇を達成してくれました。

写真はスミルビッチ氏。1985年に私は俳優の夏木陽介さんとパジェロでダカール出た年に彼は元サッカーの神様的存在のレイモン・コパさんとパジェロで出ていて、それ以来の友人です。彼の住宅の地下にエンジンを修理する部屋、車両を製作する部屋、板金塗装をする部屋を持ってます。フランスのシャルルドゴール空港の近くなのですが、羨ましい環境ですね。

最後になりましたがHINO TEAM SUGAWARAを応援して頂いた皆様に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

 

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

さて2019年、どのような冒険の日々が待っていることでしょう。
ツールド日本シリーズも充実。
さらにモンゴルは四半世紀の大会。

テーマは「オデュッセイア」
どうぞともに冒険の旅に踏み出しましょう。

2019年 元旦
SSER ORGANISATION

No.246 – 菅原さんからの手紙 2018/12/30 21:30

SSERの忘年会に何かしなければと思い、黒ちゃんに電話したら終わりましたとの事。

日本が一日進んでいるのを忘れてました。

こちらは車両にメカさん達がゼッケンを張ってくれました。
2号車の照号は510番。1号車の私のカミオンは517番です。
1月4日に我々チームの車検があり、6日にはペルーの街を走るおひろめがあり、
7日から本格的な競技が始まります。

4日の19時からダカールレジェンドとルーキーの集まりがあるそうです。2号車の照とナビの羽村君はレジェンドで1号車の私はレジェンドでナビの桜井君はルーキーなので、我々チームの競技者は全員出席になります

応援お願いします。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

No.245 – 菅原さんからの手紙 2018/12/27 15:45

皆さま良いクリスマスを迎えられたと思います。私はと言うと25日は日本の元旦のようで、時差調整で寝ていたら強烈な花火の連射が夜中の12時過ぎまで続き、朝の6時まで寝れずに苦労しております。

昨日、後発の部隊が合流して、一陣はレンジャー2台を工場に運び込み、サービスの大型トラック2台が夜の7時過ぎに整備工場に運びこまれした。

いよいよ明日から最終調整に入るので、大忙しになります。
次回大会からレギュレーションの変更があり、SS中に故障したら、翌日の自分のスタート時間の30分間前に着いてればラリーを続行でたのですが、規則が緩くなり、トラックの最後のスタート時間の1時間以内に出走可能になりました。(ペナルティは付きます)

ラリー前半でリタイヤしても出走可能な車両になっていれば、休日日の後半にも出走できる事になりました。逆に言うと今回の大会は砂丘が多く100%ピアーなダカールラリーと言ってるからだと思われます。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

FAcoat RALLY MONGOLIA 2019

ラリーモンゴリア、四半世紀。誇らしく、輝かしい闘いの歴史。
いま、限りなく美しいモンゴルの大地に、新しい記憶を記す時。

◇ FA-coat RALLY MONGOLIA 2019
http://www.sser.org/?p=14140
☆★プレエントリーの第1次締め切りが間もなくです。★☆
ケース1(2018年12月25日)でプレエントリーすれば準備も十分に時間をかけて、あの素晴らしいモンゴルを駆け抜けるかけがえのない体験をラリーで。

■資料請求ページ
https://pro.form-mailer.jp/fms/6d274a05132377

■RM2019_ オンライン・プレエントリー
https://pro.form-mailer.jp/fms/f701086b134694