No.256「ラリーレイドモンゴルでリタイアです。」- 菅原さんからの手紙 2019/08/29

昨年と同じジムニーで出場しましたが、3日目のSSの約80km地点の砂丘の中でエンジンの出力がなくなり、前進できなくなりました。これには予兆があり、2日目の砂丘に入って1km位走ったところでパーンという音がエンジンから聞こえてきて、エンジンがストップしてしまい、急いでエンジンを始動するのですが、中々かかりません。4WDのHで走っていたたのでLに切り替えてやっとエンジンが掛かりましたが、5000回転くらいで頭打ちになってました。だましだましSSを終えて、更に655kmのリエゾンを走り、96kmのSSを終えてキャンプに戻り、ターボを予備のと交換して3日目に臨んだのですが、出力がだんだん落ちて来てのストップでした。プラグをチェックしたら写真のように2番目のプラグのマイナス側の部分が解けてました。

サポートカーに牽引をしてもらいキャンプ地に戻り、リタイアを宣告してウランバートルまで自走で戻る事にしたのですが1,000kmもあり、途中には峠もたくさんあるのでエンジンがだめになったらサポートカーに牽引をお願いする事にして走りだしました。660ccの内一気筒がだめなので440ccのジムニーです。下りは70km/hも出るのですが登りはだめで、何回もサポートカーに牽引してもらい3日かけて無事にウランバートルに着きました。車が帰って来たら早速原因を調べてみます。分かったらお知らせしますね。ラリーは非日常の連続です。楽しくてなかなかやめられません。

菅原 義正

 


著者紹介 菅原義正氏

 

RM2019 総評

「君は、オデュッセイアを聞いたか」

まるで蒼洋を行くクルーザーのように、ラリーストたちは、長く厳しい闘いに挑んだ。
無限に伸びる大地に記されたピストは、時に蠱惑的で間違った方向と知りながらも、そこに突き進みたいほど魅力あふれていた。
ナビゲーションとライディングスキル、そして体力など様々に要求されるこの大地の航海は、おおよそ半分の者たちをふるい落とし、静かに幕を閉じた。
SXSの台頭は今年も大きく、総合の表彰台を独占する勢いだった。
TOYOTA Tacomaがその一角を死守したものの、今後のこのカテゴリーへの一層の収斂が予見できる。
一方Moto部門は全体的に低調だったかにみえるが、世代交代の波や新しい挑戦の萌芽が見て取れた。

素晴らしい天候と参加者の顔ぶれに彩られた25年の記念大会は、松野竹己に栄誉ある敢闘賞が贈られ、大きな感動を伴ってすべてのスケジュールを完璧に終えた。

さて、参加した者、見届けた者の胸に自身のオデュッセイアの歌は届いたろうか。

  

No.255「2020北4仕様が出来ました。」- 菅原さんからの手紙 20190726 0730

今年の北4ではカップ(コンパス)走行が多く取り入れられて、慌ててコンパスをバイクに付けて北0と360 東90 南180 西270と車体に書き込んでいる選手を見かけました。我々が海外でやってるラリーの進行方向は全部このカップ走行なのです。

私のラリーメーターの一つは衛星から拾っているICOなので、時間、速度、スピード、進行方向のカップが出ますので、とても便利です。日本は長いトンネルが多いので、どうなるか見ていたら、トンネルの中では衛星をキャッチで出来ないので、表示は止まったままでトンネルを出ると動き出しましたが機械は直線でしか感知してないのでカーブで長くなった分だけ補正が必要ですね。

今回は道を間違えた場合に備えて座標が書かれていましたが、その座標に行くにはマップホールダーの右に付けたガーミンが無いとたどり着けません。ガーミンに座標を入力して、その場所に向かわせるようにする訳です。ラリーレイドモゴルに出た人は全員出来ますが、国内ではそのような機会が無いので最初は戸惑いますね。
左にあるのは非常用の完全防水のカーナビです。普段は外して後ろのバックに入れておき、必要な時にワンタッチで取り付けます。便利なのはオンコース上にガソリンスタンドが無い時に、これを使うと直ぐ近くのガソリンスタンドを見付ける事が出来ます。今は携帯でも出来ますね。フロント部分が重くなったのでフロントのスタックバーとメインキーのキーユニットを外し、軽量化をしました。このキーユニットがとても重いのです。燃料キャップも重いので外したいのですが。。。純正メーターは軽いのとトリップや燃料残量警告が分かったり、便利なので移設しました。

もうすぐモンゴルが始まりますね。とても楽しみです。 

菅原 義正

No.254「看板が増えました」- 菅原さんからの手紙 20190704 2230

AFRICA ECO RACE の看板が増えました。日本事務局のホームページ(www.africarace.jp)が出来てから、沢山の問い合わせを頂き嬉しい限りです。

ダカールが南米に移ってからも、フランスのルマンの工場を借りていたのも幸いして、12月15日から工場が動き出し、日本からの出場者の出発前の点検作業に利用して頂けるので借りていて良かったと思ってます。敷地の中にお家もあり、食事や宿泊も出来ます。

先日、AHEADに日本事務局の紹介記事を載せていただいたのでフランスの本部へAHEAD誌を送ったら、本部のホームページに紹介されてました。私のブログも更新しましたので見てください。

 

 

 

 

菅原 義正

No.253 – 菅原さんからの手紙 20190613 2230

4月22日に書いた「お別れです」の続きです。

あのHONA XL125Rはホンダさんの「原点ライブラリー課」のご担当の方が家に来られて、ホンダさんの倉庫に持ち込まれ、走行に向けた作業の順番待ちで、整備後にテスト走行をしてから動画の撮影をされ保管後にコレクションホールや社内外での展示に活用して頂ける事になりました。

写真にあるように、いっぱいのお友達と一緒に成れてバイクもなぜか嬉しそうですね。

大事にして頂けるホンダさんに感謝です。
ありがとうございます。

菅原 義正