ラリー東北は、すべての日程を終了しました。台風19号の直撃下の大会となりましたが、とても暖かくお迎えいただきました地域と施設関係者の皆様には心より厚く御礼を申し上げます。またスタートゴール会場になった広野町では遠藤町長にご臨席を賜り、さまざまに記憶に残る大会となりました。この場をお借りして幾重にも御礼を申し上げます。

また災害の被災現場を目の当たりにした私どもも、何かご協力をと閉会式会場では参加者各位からは募金を預かり、また主催団体として併せて社会福祉協議会を通じ、きわめて微力に過ぎませんが災害義援金をおくらせていただくことといたしました。

被災されました各位には、心よりのお見舞いを申し上げます。一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

さて、この状況の予見された下での開催には葛藤と激しい議論もありました。無事に終了したから言えるのですが、美しい日本の秋の東北に大いに感激いたしました。困難なルート調査と度重なるルート変更は、オフィシャルスタッフの実力もさることながら地域の協力あればこそでした。心より御礼を申し上げます。大会終了を記念し、大会会場至近の楢葉八幡神社に役員は総出で、一刻も早い復旧をお祈り申し上げに出向くことといたします。

 

台風19号接近に伴う「ラリー東北2019」に関するインフォメーション

非常に強い台風19号が接近しております。これに関して今回のラリー東北2019の開催について、現時点 SSER ORGANISATIONでは、大会の開催に踏み切る方向で準備の最終作業を行っております。進路など心配な状況ですが、部分的にルートの一部や予定時間の一部を変更して対応することも考えられます。
今後の状況を注視するとともに続くインフォメーションにご留意ください。

2019年10月8日17時時点
SSER ORGANISATION
代表 山田 徹

No.257「やっと完成しました」- 菅原さんからの手紙 2019/10/01

3月25日にフランスに打ち合わせに行って、6ケ月を費やして、やっと完成しました。
乗員の乗る部分は純正のパイプを取り除き、サイズアップして強化したパイプに変更されてます。2019年モデルからラジエターはフロントからリアーに移されましたが私のは2018年モデルなので特別にリアーに熱効率の良い特注のラジエターを取り付けております。純正のタイヤは27インチですが2サイズ上げて30インチのタイヤを使い前輪と後輪は同じタイプにして互換性を良くしてます。スペアーも2ケ必要なので、左右に1ケづつ取り付けてあり、重心的には最適ですが乗り降りが苦しそうですね。

トラックと違ってスポンサーさんのステッカーを張るスペースが無いので弱ってます。純正にはフロントウインドーが付いて無いのですが、けっこう走行風を長い時間、受けてると疲れるので取り付ける事にしました。これから赤色のマッドフラップが付けられます。

10月6日に長年コンビを組んでくれた羽村君とフランスへ行き、シート合わせと、サスのセッテングに行ってきます。工場から10分いの所に日本のゴルフ場より広いオフロードコースがあります。日本では絶対に車検を取ってナンバーをくれない車両ですが、フランスでは問題なく公道を走れるナンバーを交付してくれます。これではモータースポーツが絶対に発展しない国ですね。

 

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

No.256「ラリーレイドモンゴルでリタイアです。」- 菅原さんからの手紙 2019/08/29

昨年と同じジムニーで出場しましたが、3日目のSSの約80km地点の砂丘の中でエンジンの出力がなくなり、前進できなくなりました。これには予兆があり、2日目の砂丘に入って1km位走ったところでパーンという音がエンジンから聞こえてきて、エンジンがストップしてしまい、急いでエンジンを始動するのですが、中々かかりません。4WDのHで走っていたたのでLに切り替えてやっとエンジンが掛かりましたが、5000回転くらいで頭打ちになってました。だましだましSSを終えて、更に655kmのリエゾンを走り、96kmのSSを終えてキャンプに戻り、ターボを予備のと交換して3日目に臨んだのですが、出力がだんだん落ちて来てのストップでした。プラグをチェックしたら写真のように2番目のプラグのマイナス側の部分が解けてました。

サポートカーに牽引をしてもらいキャンプ地に戻り、リタイアを宣告してウランバートルまで自走で戻る事にしたのですが1,000kmもあり、途中には峠もたくさんあるのでエンジンがだめになったらサポートカーに牽引をお願いする事にして走りだしました。660ccの内一気筒がだめなので440ccのジムニーです。下りは70km/hも出るのですが登りはだめで、何回もサポートカーに牽引してもらい3日かけて無事にウランバートルに着きました。車が帰って来たら早速原因を調べてみます。分かったらお知らせしますね。ラリーは非日常の連続です。楽しくてなかなかやめられません。

菅原 義正

 


著者紹介 菅原義正氏

 

RM2019 総評

「君は、オデュッセイアを聞いたか」

まるで蒼洋を行くクルーザーのように、ラリーストたちは、長く厳しい闘いに挑んだ。
無限に伸びる大地に記されたピストは、時に蠱惑的で間違った方向と知りながらも、そこに突き進みたいほど魅力あふれていた。
ナビゲーションとライディングスキル、そして体力など様々に要求されるこの大地の航海は、おおよそ半分の者たちをふるい落とし、静かに幕を閉じた。
SXSの台頭は今年も大きく、総合の表彰台を独占する勢いだった。
TOYOTA Tacomaがその一角を死守したものの、今後のこのカテゴリーへの一層の収斂が予見できる。
一方Moto部門は全体的に低調だったかにみえるが、世代交代の波や新しい挑戦の萌芽が見て取れた。

素晴らしい天候と参加者の顔ぶれに彩られた25年の記念大会は、松野竹己に栄誉ある敢闘賞が贈られ、大きな感動を伴ってすべてのスケジュールを完璧に終えた。

さて、参加した者、見届けた者の胸に自身のオデュッセイアの歌は届いたろうか。

  

No.255「2020北4仕様が出来ました。」- 菅原さんからの手紙 20190726 0730

今年の北4ではカップ(コンパス)走行が多く取り入れられて、慌ててコンパスをバイクに付けて北0と360 東90 南180 西270と車体に書き込んでいる選手を見かけました。我々が海外でやってるラリーの進行方向は全部このカップ走行なのです。

私のラリーメーターの一つは衛星から拾っているICOなので、時間、速度、スピード、進行方向のカップが出ますので、とても便利です。日本は長いトンネルが多いので、どうなるか見ていたら、トンネルの中では衛星をキャッチで出来ないので、表示は止まったままでトンネルを出ると動き出しましたが機械は直線でしか感知してないのでカーブで長くなった分だけ補正が必要ですね。

今回は道を間違えた場合に備えて座標が書かれていましたが、その座標に行くにはマップホールダーの右に付けたガーミンが無いとたどり着けません。ガーミンに座標を入力して、その場所に向かわせるようにする訳です。ラリーレイドモゴルに出た人は全員出来ますが、国内ではそのような機会が無いので最初は戸惑いますね。
左にあるのは非常用の完全防水のカーナビです。普段は外して後ろのバックに入れておき、必要な時にワンタッチで取り付けます。便利なのはオンコース上にガソリンスタンドが無い時に、これを使うと直ぐ近くのガソリンスタンドを見付ける事が出来ます。今は携帯でも出来ますね。フロント部分が重くなったのでフロントのスタックバーとメインキーのキーユニットを外し、軽量化をしました。このキーユニットがとても重いのです。燃料キャップも重いので外したいのですが。。。純正メーターは軽いのとトリップや燃料残量警告が分かったり、便利なので移設しました。

もうすぐモンゴルが始まりますね。とても楽しみです。 

菅原 義正