No.0137 モンゴロイドと日本人 – Organisation Voice 2000/07/31

モンゴロイドと日本人

テーマの掲げ方に失敗した。しらばっくれて日数だけ稼いでトンズラを決めよう、と思ってたんだけど、世の中、甘くナイ!! 「ドーナッテルノ?」というお叱りのコトバ。よっしゃ。書いちゃる。世界には3つの人種しか無い。それはタンザニアだかどっかの谷で生まれたルーシーだかイヴだかって名前のついた350万年前だか400万年前だか(全然あてずっぽ!)原人のおハナシ。そこから劇的な進化を遂げるんですけど、そんで1つはネグロイド、まぁそのままアフリカ大陸に残留したチーム。そしてサハラを越えて北上した白いチームはコーカソイドと呼ばれました。つまり南北に黒と白が分かれたわけです。でもって東へむかったのがもうひとつの種、モンゴロイドでした。それはユーラシア大陸を渡たり、ベーリング海峡を越え、北米大陸を南下し、南米大陸をパタゴニアのとん先まで旅に旅を重ねたチームだったのです。途中ところどころに土着し、例えば北米インディアン、中米インディオ、南米もインディオだっけ。海も渡ってオーストラリアにも土着、再び黒潮に乗って北上、南太平洋の島々にも棲みついた。ついでに黒潮に乗って、土佐湾までやってきたりと、とにかくモンゴロイドは勤勉な旅好きの人達だった訳です。世界中、たいていの土地に華僑は棲み! 「こんなトコロに?」と思うような地の果てにも日本人は棲んでいる。日本人って自分達の文化や考え方に固執する!んだと思ってても、ソーじゃない日本人っていっぱい居ます。文化は比較することによって見えてきますよね。比較文化論ってやつ。BMWとKTMなんて企業文化の比較でみると面白い。HONDAとBMWじゃ、どうでしょうか、モンゴロイドよりコーカソイドの方が勤勉なんでしょうか?

No.0136 – Organisation Voice 2000/07/27

僕は若い頃よく山に登った。7月28日と聞くと昔はいつも山の中に居たのを思い出す。Testrunへの応援メールには、ラインホルト・メスナーはこう語ったなどなど送ってくれる九州のKさん。彼もクライマーだった。なにが言いたいのか?というとマツモトミチハル氏のコラムBMW-GSバカジャーナルで服装と装備というテーマで書かれてるから興味深かったんで、そんなコトを思い出した。僕達が山へ登ってるころはちょうど新素材が出はじめる直前で滑落でもしたら最高にスピードの出るナイロンのマウンテンジャケットの上下だったし、雨が降ったらカッパの中は汗で濡れて「なーんだカッパなんかあっても無くても同じじゃん」というようなコトだった。だけどそんな装備のひとつひとつには思いがけないほどの趣味性がかくれていた。僕が愛用してたピッケルはシャルレスーパーコンタってやつだったけどシャフトの色が使う度にアメ色に変わっていてやがて黒っぽく落ちついていって眺めても、触っても愉しかった。最近山に登る人が減ったんじゃないかと思う、但し中高年を除いてだけど。ナンカBIKEの世界に似てるよーな気がする。あの山々の清烈な空気は、全ての人に開かれてるっていうのに。思い出して落ち葉の山道や、ガレた稜線の道をたどってみよう。あゝそうだできればアルタイの山々へも行ってみたいなぁ。GSもアプローチに使えるだろうか。まもなくモンゴル。あゝモンゴル。明日はモンゴロイドと日本人ってテーマで書くよ。 きょうの1枚 YUSUHARA 2DAYS ENDUROで2連覇を達成した#5三橋選手です。

No.0135 全車種いっき試乗ひとくちインプレッション – Organisation Voice 2000/07/26

ORGANISATION VOICE別冊BMWモーターサイクル全車種いっき試乗ひとくちインプレッション

ジャーナリストでもない僕が、このSSER 2DAYSもといYUSUHARA 2DAYS ENDURO併催のBMW試乗会での各マシンのインプレッションを書きます。トンデモナク独断と偏見と人の立場を無視して書きますよって、僕のそのひとりよがりをお宥し下さい。

K1200RS
ス・ス・スゴイのひと言。総合評価120点 欲しい度72% 僕はこのマシンにいちばんたくさん試乗したおおかた50Kmくらいの山道・ガラガラの国道を走ったんじゃないかなぁ。BMWのシルキー6ならぬシルキー4、イケてます。BMW=BOXERなんてのはねOHVの時代のハナシ。 でもタンク後部の盛り上がりがビジュアル的にはイイケド、ライディングにじゃまじゃない?とはいえトータルでは今回のイチ押し、フレームの剛性、ブレーキのタッチの素晴らしさ、ハンドリングのテイスト、はっきりいって僕の趣味です。

K1200LT
本当はこいつに乗りたかったんだけどね、今回は来て無かった。でね、このマシンに僕は将来の21世紀のモーターサイクルの在りようをゆだねてもイインじゃないか!くらいに思ってたの。でも乗ってみないとわかんないもんね。ソートー重いらしいけど。やがて、こんなマシンが交通の主役になる日が来るね。但しそんな時代にはタイヤは無くなってしまってるかもしれないけど。

R1100S
ス・ス・ステキのひと言。総合評価100点 欲しい度68% もっとスゴイのか、と思って乗ってみたら、乗り易いったら...。K1200RSに乗ってると、あゝR1100Sがイイナァって思う。でこれに乗ってるとK1200RSがイイナァって思ってしまう。スタイリングと各部のツクリもGood、タンク上のヘンなファスナー?が要らない。ボクサーサウンドが似合わない。でも峠は早い。

R1100RT
フ・ム・ムのひとコト。実は欲しいと思ってた1台。でも総合評価70点 欲しい度65% タンデムツーリングのために在るような1台、大柄なんだけど乗ってみるとポジションは窮屈なんだ。ヒザがカウルにあたる、スクリーンがどの位置でも視界の中でとってもウットオシイ。ありゃりゃK1200LTはどーなんだろー?大丈夫か?

R1100R
これぞBMW、ボクサーツイン!!といいたいところだが総合評価90点 欲しい度35% BMWらしい?バイクだけどポジションが窮屈(これはボクのサイズのハナシ)ネイキッドにはもっとこうクラシックでナチが入ってなきゃあイケナイ。ながめて過ごせるくらいの美意識と存在感が欲しい。でもダートを走ってみた唯一のBMWロードモデルだった。

R1200C
思ったよりはソートーにイイ。総合評価100点 欲しい度100% でも日本じゃ売れないか? 007で見た時は「ナンダカナァ?」だったんすけど、アヴァンギャルドの出現で、いっそう都会的なムードが...。でもNYにまぎれこんだマカロニウエスタンってかんじ。で、この乗り味は現代のボクサーツインには似つかわしい。難を言えば、ちょっとオーバーデコラティヴで、ソフィスティケイト度とワイルドさの両立は難しいのか? 無国籍なアウトローにこそ似つかわしい。腰でイナすコーナリングがナツカシイ。大人におすすめの1台。

F650GS DAKAR
これは試乗車じゃないんでゴメンネ。 総合評価120点 欲しい度も120%(いったい何点満点かね) 実は昨日はこれのナラシで臨番をつけて山々へ出かけたんですよ。タイヤはノーマルですけどOZ WORKSのサイレンサーのセッティングで...。でイイです。ちょっと下りの荒れた路面ではFサスのややモノ足りナサはありますがWPの倒立でも入れた日にゃあ!!って感じですね。長く乗ってても楽チン、車重も全く気にならない。ハンドリングも良し、バランスも悪くない。旧OHV-GS乗りには夢のマシン。でもGS VS AFRICATWINってのはAFRICA勢からクレームが出ることは必至。超おススメの1台。でも完売って?

 

とまぁ何台もあったんですけどR1150GS,F650GS,R1100RSの3台には乗らなかったんですね。ジャーナリストじゃない自分には、こんな現代モーターサイクルいっき乗りなんてのは、夢のようなおハナシ。でしかもBMW。モーターサイクルの存在理由はナニカ、どこへ行こうとしているのか、わずかばかりの手掛かりみたいなものを掴んだ、ような気がするのです。OHVボクサーを愛用する自分としては現代ボクサーツインとBMW-Kのマルチシリンダーに目を丸くしたワケですが、驚きに腰をヌカすというコトでもありませんでした。すべては、そのひとつの延長上にのびやかに続いています。DNAは確実に。でDNAを広告に使うH社のあのアメリカンモデルのDNAは、どこからやってきたんだろうか? 突然変異なのか、北米でサクセスストーリーを築いたコンパクトカーが持って帰ってきたんだろうか?ナドトちょっとジャーナリスト気取り。ゴメンナサイ。

No.0134 – Organisation Voice 2000/07/25

YUSUHARA 2DAYS ENDUROのあとで... あゝ、この夏もあの悪夢のような暑い、いや熱い日々が終った。過去にないほどの猛暑。会場の氷の売上はバブルの再来を思わせ、僕のために開いた(と言われてる)BMWの試乗会は、あのシートの熱さに「やっぱりシートヒーターがついてるんだろうか」と思わせるあつい夏の3日間のBIG EVENTが終わりました。

で、僕は文句が言いたい。あのHPはナンダ! コレでは僕が「言ってるコトとヤッてるコトが違う!」みたいじゃないか。問題はいくつかあるけど「欲張りすぎ!!」 パリ・ダカのサイトにも負けないようにする!なんて...。だいいちSS通過毎のタイムがそれぞれ本部に届くわけでもないのに!そのうえ応援メッセージ、返信メッセージ、リザルトの集計と、それはもう忙しいのにね。で、まだモンゴルでも同じようなコトをする!!と張り切っている...でインマルサットも大きいやつを持って行くそーな。ただでさえ重たいヘリをまだ重くしようというんだ。便利になるとは困ったコトだ。でYUSUHARA 2DAYS、おもしろかったです。橋本知事夫妻もお見えになって感激でした。それにしてもホコリのスゴかったこと。じゃあモンゴルでお目にかかりましょう! 行かない方はこちらのHPでね。


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No.0133 – Organisation Voice 2000/07/17

日曜日の新聞にニッポンチャレンジが次回アメリカズカップへの挑戦を断念した、という記事が掲載されていた。これをどうとらえればいいのか。チャレンジ(挑戦)と断念というこの2つの言葉の間にある距離、深み、苦悩、苦汁、苦杯、僕は知っている。山崎会長の言葉のひとつひとつを、僕は自分の事におきかえ、世界に、不可能に挑戦してきたのに。「おいおい、そんなに簡単に辞めるなよ」というのはカンタン。僕は彼の断腸の思いの痛みが、ほんの少しわかる。いや、わかるなんて言ってるうちは全然わかってないのかも...。それにつけても、と思う。世界は広いね、ルイヴィトンカップだとかプラダチャレンジとか、この話もアウト・オブ・レースでは僕の予言の通りになった。巨大ブランドビジネスこそがビッグレースを司るんだろうか。

話は変わる。同じ日曜日のフィデリティ投信(米)の広告は七夕の笹に吊した短冊にお願いゴトがたくさん書いてある、ヘッドコピーは「いつかを叶えるために、いま」とちょっとダサダサ!!で日本株。ってこんなに無理した書体でなくても...と思う中に「いつかは我が子を留学させたい」「いつかワインセラーをつくりたい」「いつか別荘を購入したい」「いつか小さな島を買いたい」「いつか夫婦で海外に移住したい」などなど...まぁどうして知ってるの?というようなのが16枚、そしてそのいちばんハジッコに「いつか海外のラリーに参加したい」とある。誰が作ったんだろう、この広告。僕が言いたいのはね「これは無理なオハナシ」じゃない?かということ、えっ投資する?誰に?自分に?フィデリティ投信に? 夢(いつか)を叶えるのは、ただただ自らの力のみです。


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No.0132 – Organisation Voice 2000/07/14

SSER 2DAYS改めYUSUHARA 2DAYS ENDUROの準備のためのScheduleで日本に帰ってきました。が...暑いのなんの、来週からは梼原山中にルートマーク設置に行かないといけません。(僕はイカンけど...あ、いや行くかも)だって暑くて暑くて! あゝもうモンゴルが恋しい!のですが...。でもちょっと日本の山河をバイクで走りたいような気がします。でBMW F650GS DAKAR乗ってみました。「イイです!」ほんでSSER 2DAYSじゃなかったYUSUHARA 2DAYS ENDUROじゃ、これの試乗会があります。なんか少しバイクの概念が変わっちゃったね。買おーかなぁ?! いまOFFICEの中で全バラ状況。マフラーなどは今、OZ WORKSで開発中!! これで実はガストン・ライエとレイモンド・ロワゾーが行くですんです、モンゴルへ。試乗しまくって慣らしをする? エッ、コレは試乗してはいけないの? でね、BMWのMOTO部門は国際的にビジネスでは大成功してます。それは例えば90年代初頭にBOXER TWINを無くす!と宣言してから試行錯誤の連続だったんですね。でもひとつ言えること「貫き通すこと」ですね。あれが売れてるから、これが売れてるからって器用に真似して、ちょっとイイヤツをちょっと安く、しかもこわれないよーに作る日本のメーカーの姿勢では、やっぱりダメなんですかね。いやいや彼らの中でもわかってる人は沢山いますよ。そんな人達がちゃんとやれる!ようにするためにはね、僕たちのありようもとっても大切なのね。

No.0131 – Organisation Voice 2000/07/13

XR650がデビューして初のSSER 2DAYS、おっとYUSUHARA 2DAYS。ディフューザーというか、これが使用可能なスパークアレスター:品番18317-MBN-670これのみがOKなんです。お間違えのないように。夜の田舎の民家の前をババババッと走るワケです。「どーして法律で許されてるのがダメなの」とか「ちゃんと逆輸入されて登録されてるのに!」などと言わないで。それを言ったら子供!!だと思わない? それと今、問題はヘッドライト!! どうもリエゾンでHIDハイビームで走ってるマシンがいるんじゃないか?とか、後ろから追いつかれたら自分の影で前が見えなくなって走れないなど、異常に明るすぎる人!?いませんか。もちろん明るければ明るい程、イイのはワカルケド。適度にね!!


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No.0130 ゴビのゲルで見かけたSSERのコーステープ? – Organisation Voice 2000/07/12

ゴビのゲルで見かけたSSERのコーステープ?

そう、あるゲルにSSERのコーステープが張ってあるのでビックリ。これは久万町や梼原町にも良くある話です。稲刈りの近づいた梼原町の田んぼにはスズメ除けのさまざまなオドシ(例えばカカシとか)その中にSSERのコーステープが張り巡らされています。「どーして」と聞くと風でバタバタ(もっと硬質な音)がして良いんだそうです。でモンゴルではバリースでそれに結びつけたSSERコーステープが大変貴重品らしいんです。さてそこで問題です。ナニニ使うんでしょうか。見事当たった方にはコーステープとバリース(12cm角の木の杭)を1年分進呈しようかと思ったけどヤメた。これは狼除けに良く効くそうですね。そういえば自然界の中に存在しない異質な音がするんですね。お役に立てて嬉しいような、そうでもないような複雑なキモチ。で、やっぱり狼ってのは「送り狼」なんだそうです。バヤンホンゴルの近くではおつかいに行く子供のあとをつけて行って(送ってる状態ね)でゲルのないところに行くとパクッ!って食べるんですって、冬場にね。狼は彼らにとっては天敵、でも世界的には国際保護動物、保護も売買も毛皮の輸出入も禁じられてますが、ウランバートルのお店には毛皮が吊ってあったりしますしね。NHKでも狼狩り!とか堂々と放送してて、よくワカラナイですね。


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No.0129 モンゴルからの試走レポートです – Organisation Voice 2000/07/11

モンゴルからの試走レポートです

無事ウランバートルに到着しました。この10日余りのモンゴルの大地を今、静かに振り返っているところです。このモンゴルの大地に立っていると、まずその静謐さに驚かされます。夜、星空を見上げれば、さまざまな思いがわいてきます。少し大げさに言えば自らの内なる声が聞こえる、というような事があります。たとえばヒマラヤなどの高山や、もちろん日本の山々にもある山岳信仰、あるいは極地、砂漠、無人の荒野というのは大小の違いはあれ人にさまざまなインスピレーションを与えます。このモンゴルの大地では、ただ風の音のみがするばかりです。なにもない、という贅沢、それは自身と語り合うことのできる少ない機会のひとつです。この7年間にもわたってくり返した私共のモンゴル試走。わたしたちの人生に、かけがえのない記憶として、はっきりと深く刻まれています。そんな人生を少しばかりかけたRally Raid MONGOL、もっと多くの方々に深く貴重な体験を、と心からそう願っております。


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No.0128 モンゴルからの試走レポートです – Organisation Voice 2000/07/10

モンゴルからの試走レポートです

早いもので試走も最終盤です。あっという間に2週間近い日が流れました。その1週間も前からウランバートル入りをして出発準備をすすめていた佐伯・川野両名には本当にお疲れさま。数年前まで試走に1ヶ月を要していた事を思えば随分と効率が上がったものだと感じます。その効率UPの理由には、どこに川が流れ、どこに渡れる橋が在るのかを知ったことが大きいでしょう。これだけ豊かな草原を有する以上、当然雨が降ります。そのすさまじさと言えば、もうナニモカモ濃密です。あっという間に周辺が川だらけになってしまいます。今年はそれを極力さけよう。もちろん恒常的に流れてる川は橋で渡ることにしてます。それと村。ここのナビゲーションに困らされてますので、これも極力少なくしてます。楽しく愉快、全般的にハイスピード(ここにちょっと問題ありですが...)で構成され、どのキャンプ地へも陽の充分に在るうちに着ける!という設定になってます。どうぞお楽しみに。


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No.0127 モンゴルからの試走レポートです – Organisation Voice 2000/07/07

モンゴルからの試走レポートです

ゴビを走りながら「なんか恐竜とかヌーッと出て来そうだね」からはじまった話が、宇宙人の基地でもツチノコでもいいから出て来ればラリーが世界的に有名になるのにね!って、そんな事に頼ってるようでは全く情けない。さて、今日は試走1号車にはさまざまな機械が積まれているというお話をしよう。まずパソコンが2台、インマルサット ミニM(こいつが情けない、通信速度が遅くてISDNに占有された日本の回線に割り込めない)そしてトリンブル社のパスファインダーというちょっと大掛かりな測量用GPSにNT200というナビゲーション用のGPSにテラトリップ303 PLUSという測距計にアクセルキャップというデジタルコンパス(これは機嫌がいまひとつ)にデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、NIKON 90Xなどなど。それに電源を供給する2系統の電源。

そう、それで思い出したけど、やっぱり007の話。「ロシアより愛をこめて」の映画は先日の記憶が正しければ60年代半ば、そんでオリエント急行の中でラップトップ(のようなもの)を取り出し、衛星にアクセスするんだ。やっぱモバイルだ。40年近く前にはSFだったっすね。でも今はそれが珍しくない。つまりSFは実現して行ってるんだ。でもある学者に言わせると今では予定?より相当遅れてるそうだね。それはその間、人類がちょっと違うことに気が行き過ぎてたんじゃないかな。日本を出発する頃はヒトゲノムの話が盛んだったけど、ゲノムって多分ドイツ語?が少し気持ち悪くない?それに人間とチンパンジーのゲノムなんて1.7%しか違わないらしいじゃないですか。あー早く日本に帰って、ここいらの本が読みたいなぁ。で、ゴビは今、盛夏ですがちょっとグズツキ気味。ウランバートルは今週末はナーダム。賑やかな町に帰るのがおっくう。では明日。


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No.0126 モンゴルからの試走レポートです – Organisation Voice 2000/07/06

モンゴルからの試走レポートです

たくさんの応援メッセージをありがとうございます。通信状況悪く返信ができません。ウランバートルに帰りましたら返信を送りますね。さて試走も順調にすすんでます。少数精鋭?が功を奏して予定より1日くらい早目にすすんでいます。とはいえ1日14時間走りっぱなしです。以前と違って小さな村でもBeerをゲットできるようになりました。これが、みんなの心のよりどころ。キャンプを準備しだすと、ビールに濡れたトイレットペーパーを巻きつけて風の良く当たるところで気化熱で冷やします。それ以外にも、みんなで知恵を出し合って食材を調達して食べてます。昨夜はニンニクの丸揚げを作ったところモンゴル人にお受け!! どうやって作るんだ?と大人気。このようにルート制作の旅は続きます。

No.0125 モンゴルからの試走レポートです – Organisation Voice 2000/07/05

07-04visual.jpg (25138 バイト)

モンゴルからの試走レポートです

7/4少し問題を抱えつつ(燃料不足)、試走は順調に南ゴビのエリアに入ってきました。全く暑い、が陽がかげると少し寒い。ところで、007の話、そう思い出した「ロシアより愛をこめて」が出版された頃、ケネディ大統領が「私の愛読書」と語っているから、いったいあの映画は何年くらいだったんだろう。ゴビの大平原にいては調べる頼りもないけど、おそらく’65年か’66年くらいかなぁ。その大統領の言う「ロシアより愛をこめて」という元イギリス軍の退役将官の書いた本のたぶんタイトルが気に入ったんじゃないだろうか。彼らアメリカ人の豊かなウイットを東西冷戦のさなかに。30年後のゴビ砂漠で「そーか、そういうコトだったのか」と気がついて感心してる奴が居るとは、J.F.ケネディも思わなかっただろうよ。それにしても映画のタチアナ・ロマノワのそれは美しかったこと。当時、今僕の居るあたりはソ連軍の前進基地があって南下をにらんでたんだ。時代の流れの重さを感じますね。今、ビバークしているポイントはとっても素晴らしいけどルートが大変なんで明日の朝はずぅーっと引き返して作り直します。トホホホ。ETAP5、素晴らしいプランを思いつきました。モンゴルより愛をこめて。


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No.0124 モンゴルからの試走レポートです – Organisation Voice 2000/07/04

モンゴルからの試走レポートです

ET4でいよいよ南下を開始。緑濃い草原が徐々に黒っぽい大地に変わってきます。ゴビです。ゴビを旅するもうひとつの楽しみ、小石拾い。今日もパンク修理中にオパールのできそこないのようなものを見つけました。なくしちゃったけど。どうして、こうも同じ場所に、ありとあらゆる種類の石があるんでしょうか?不思議な谷も見つけましたが、10kmくらい入ったところで断念、引き返しました。ここは川の水が炭酸と塩の混ざったもので、ちょっと飲もうという気にはなりません。この谷を出て、さらにルートを延ばしてるうちに、例の荘厳な夕陽さんがやってきてタイムアウトです。さぁ、これから天体ショウがはじまります。


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No.0123 モンゴルからの試走レポートです – Organisation Voice 2000/07/03

モンゴルからの試走レポートです

7/1 試走隊はETAP-2を終了して、オリアスタイに到着。清朝支配時代の総督府のあった土塁を右に入ったところにビバークを定めた。

今日は試走隊のオハナシを少ししよう。試走隊の役務は多くとても重労働だ。ルートを設定し、距離を設定するのも実は難しい。それはフリーの航続距離と橋のない川をわたらずにルートを通し、しかもメインルートをはずし、できるだけ素晴らしい風景(まぁどこでも素晴らしいけど)そして許可、ゲルの手配、契約、少ない持ち時間にキャンプを設定して食事を作って車両の整備をしなければならない。そして24時間×20日間近く共同生活をする2ヶ国の統率をしなければならないのである。それらが素晴らしいラリーを生むのだが、そうと気付く人はそんなに居ないのかもしれない。このラリーの参加者は増えない、安定もしていない。どうしてなのか解らない、が解るような気もする。そう悩みながら走るのはヤメようと思う。このギャップをガントルガはどうするか、もしここで長谷見さんが150km/hでこのコーナーに入ってきたらとか、ありとあらゆるシチュエーションを考えて、すでにイメージトレーニングというか、ロールプレイングゲームのような事をしてる。いろんな事が不安となってやってくる。テラトリップは正常にカウントしてるか? 3台の車両に異常はないか? 本番でRCPカーがこのポイントへ辿り着けるのか? 本部隊は? と考えると、やはり、この手のラリーはロジスティクス勝負となる。あーいったい僕は何を考えてるんだろう、疲れてるんだ、キット。でもこの地に来てごらん、ナニもないかわりに濃密な時間と空気がある、大自然なんて云うのもためらわれるほどのサイズだ。そこではさまざまなインスピレーションが得られる。知らなかった自分がある、勿論、同行してる仲間にさえ驚かされて感動するんだ。

試走4日目終了。ETAP-3まで完成。マシンに少々問題あったものの解決。

試走レポートがもっと完全に送れるといいんですけど。毎日、壮厳な夕陽、超満天の星空、素晴らしいピストに恵まれて試走の旅が続いています。ETAP-2のビバークはオリアスタイ西20kmくらいに設置、快適なエリア。ETAP-3の夜は、ここで地元の歌踊団が来る予定。砂丘の旅は、灼熱!フカフカ!で本番はもっと楽なシーズンになってるけど、今日の1日の行程は素晴らしい!の一言につきます。そう、ガストンライエ、ロワゾーの旧BMWワークス勢はF650GS DAKARに決定! ちょっとザンネンなような嬉しいような。ドイツのKTMチームもモンゴル側で最終調整。モンゴルからテラノも出場!? 日・モ・仏・独の、あのガストンはベルギーだから5ヶ国!! とまぁ参加国が増えてる。世界中のどこからやって来ても、この輝く大地は絶対にウラギラナイ、というより大感動だろう。


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