No.0347 – Organisation Voice 2001/08/31

昨日は、梼原に出かけてきました。新しい大会会場の設営のためにレイアウト図面を書かなければいけないのです。もちろん電源や水、トイレといった、いわゆるライフラインの計画も立てなければなりません。パルクフェルメの位置、サイズそして車検場(これは1ステ2ステ間のワーキングエリアにもなります。)メインステージの位置とサイズ、それらの照明や装飾。大会本部の位置、無線のロケーションの問題、食事供給用のテント村の位置とライフラインの構築。こうして新しい会場は、予想のほか大変な手間とヒマがかかります。少し狭いんですけど、またその良さを生かしたレイアウトと装飾を考えて、盛り上げていこうというわけです。

こうしてSSERのイベントに関わらず、ラリーレイド系のイベントでは、キャンプまたはビバークと呼ばれるニュートラルなスペース(つまりチェックカードを持ってない時間を過ごす空間)は、ことのほか大切なんですね。さて今年17年めのSSER(YUSUHARA 2DAYS ENDURO)お楽しみに。

さて女の闘いの続きは、また来週!間もなくガストンライエ・ミーティング信州、ガストンライエ・クラシック(グループN)や12Hr・ENDURANCE(間に合うのか10月!)ツールドニッポン2002、RRM2002といったイベントのインフォメーションが続々アップの予定。僕はこれ以外にも「松山市のなんとかかんとか」の企画書だとか、大型の博覧会イベントの企画なんかを抱えて、忙しい?んです。あっそう「梼原には水着を持ってくるべし」梼原の「雲の上のプール」は是非一度お試しください。


OVバックナンバー

No.0346 – Organisation Voice 2001/08/29

そう、忘れてた。帰ったら一番にこのOVに書こうと思っていたのは、なにを隠そう「女の闘い」なのでございますよ。いや、けっして茶化して言っているのでもなんでもなく、心からの敬意と、しかも感動を持って語ってるのです。いや、それにしても実にこれが面白かったです。 主催者という立場ですから、その立場以上のコメントは本来差し控えるべきなのですが、この際ですから少々オーバーシュート気味になっても、お許しください。

で、その闘いを演じたのは「宇賀神まゆみ Vs近藤聡子」宇賀神さんはご存知のとうり日本人女性ただひとりのキャメルトロフィー日本代表。近藤さんは、ラリ-レイドの既に世界的権威「日本レーシングマネージメント」の看板娘にして自らも4駆レースを走る、まあいわば、その道の専門家のおうちからやってきてる。で、二人のマシンは、ほぼ同スペックのビッグホーン。聞くところでは宇賀神さんのマシンはエンジンが快調らしく、いい音してる。一方、近藤号は、ボディのリア部分をすっぱり切り落として、思い切った軽量化(100㎏以上らしいぞ)でアドバンテージ。つまりまあ互角。で、初日から300kmを走っても、500kmを走っても、まあ秒差の日々が続きます。

CPでも「車見えました!」って言う後に、必ず二台がやって来るんですね。最初はランデブー走行をする作戦なのかと思うくらいでした。でお二人に「どう?」って聞くと、お一方は「いやもう危ないから(スピードを)落とそうと思ってるんですけど、」もう一方は「へー、そうなんですか?」と冷静でも目はギンギン!

で事件はETAP-3のRCPで起きちゃいます。ヘリで上空まで行くと「まだ4輪は来ないだろう」なんてのんきに飛んでたら、すごい勢いで2台が超接近戦をやってる「誰だあれは?」だってすごいスピードで走ってるんですよ。で、ヘリがRCPに着陸してるうちになんとその2台は、RCPに到着して1台は給油に並んでるんだけど、もう一台はCPフラッグのあるピスト上に止まってる。CPのオフィシャルスタッフが「オカマほっちやったすよ!」「ゲゲー!」このお話は続く。かも知れないし、怒られて止めちゃうかもしれない!続きが知りたーい?


OVバックナンバー

No.0345 – Organisation Voice 2001/08/28

ツールドニッポンの試走に使うクルマをどうしようか?とか、そろそろSSERの本部用のコースター(マイクロバスね)を何とか新しくしなきゃね?と言い出したもんだから「あれがいい!これがいい!」と夢のような話は出来るのですが、さすがに予算は厳しくて「何とか直して使えんか?」というような結論になりそうです。でも全国縦断林道の旅!をあの極悪燃費のプロシードでやるのもねえ?そのうえ度重なるSSERのイベントで疲弊の極み!ナのです。どうか日本のカーメーカーにご勤務のあなた!社内で企画書を上げて「ツールドニッポン・オフィシャル車両貸し出しの件お伺い」なんて稟議書ってどうよ。OスミさんX5なんていいんですけど!

それからツールドニッポンはもうすぐHPを大量に更新する予定ですよって、お楽しみに!また各地のオフィシャルや試走のときの道案内?の同走メンバーも募集しちゃいます。さて、ところでYUSUHARA 2DAYSだっ。楽しみ楽しみ。ねっとりとしたルートをこしらえときます ね。今年は気合が入ってます。メイン会場も変更してイメージも一新だから、間もなく締め切りのエントリーに遅れないようにね。

きょうの一枚
今日からしばらくは、終わったばかりのRRM2001からきょうの一枚をお送りします。4輪部門でひたすら目立つ存在だったのはチームスガワラの4輪バギー(ドライバーは菅原照仁さん)。エンジンはホンダのACTYベースだそうで,制作期間2ヶ月の大作です。

No.0344 – Organisation Voice 2001/08/27

暑かった8月ももう終り、いよいよ9月。YUSUHARA2DAYS-ENDURO(17TH SSER)もカウントダウン。今年もたっぷりと用意されたSS。すっかり秋めいてきた梼原でお待ちしております。

それから、ツールドニッポンのプレレギュレーションが間もなく発表されます。検討に検討を重ねたアドベンチャークラスは、第1回大会はちょっと見合わせます。とにかくオペレーションの問題が、上手く解決できるかというところなのです。これから日本縦断のルート試走が始まります。全国の皆さん、あっちこっちでお目にかかりましょう。


OVバックナンバー

No.0343 – Organisation Voice 2001/08/08

カウントダウンが始まりました。間もなくラリーレイドモンゴル2001、7年目の大会がスタートします。石の上にも3年のはずが、もう7年。参加者は決して多くなく、運営にかかる負荷は、かなり厳しいものがあるのも事実です。しかし、「なにを目的に、実施するのか。」と常に問い掛けています。日本の企業の多くがかつて取り組んだメセナだとか、社会貢献活動なんて言うのは景気が良かったから言ってただけの話だったんでしょうか。それにつけても薄っぺらいなあ、と思わざるを得ません。

かつてバブルの時期に「経済は一流、政治は二流」なんていっていた人たちは何をしてるんでしょう。企業は自分たちのことのみを考えて、人のことなんて考えてられません。そうすると、あの悪そうな政治家たちですら、少しは天下国家のことは考えているでしょうから、経済界の人たちは「ごめんなさい」と言うべきではないでしょうかねえ。

なんて言うのも苦しい苦しいと言いながらモンゴルを続けてる僕の心の支えみたいなものなんです。「そこのあの大地がある限り、なんとしてでも続けたいものだと思うのですが。」


OVバックナンバー

No.0342 – Organisation Voice 2001/08/06

モンゴルの準備の忙しさにかまけて、気がつくとこの何日もOVを書くのを忘れているではないですか。やっと、ラリーの様々な制作物も目途がたってきたようで(ほんとに驚くほどたくさんの準備や制作物がある)オフィシャルウエアから車両ゼッケンにいたるまで、コマ地図の印刷からチェックカードの印刷まで、本当にラリ-を作るというのは、気の遠くなるような作業の連続なのです。といいながら僕はそれらを横目で見ながら、また違う作業をしたりしてます。

ということで、もうすぐです。今日コンテナはヌフトホテルの敷地まで運ばれてます。静かに皆さんの到着を待っております。気の早い何人かの選手は、既にウランバートル入りしてますから明日からは作業にかかれることでしょう。われわれも金曜日には飛んでいきます。涼しい快適なモンゴルで、早く皆さんとお会いしましょうね。


OVバックナンバー

No.0341 – Organisation Voice 2001/08/01

猛暑ノ夏モもうしょっと。なんて洒落を言ってる場合ではないんですが、7月も終われば、暦の上でももう夏は終りです。このことから見ても解るとおり、すべからく、もののピークは、つまり「終り」を指し示しているという事です。南アでネルソン・マンデラが大統領になったときに「終りの始まり」という名言を残して、小賢しい企業の経営者たちも好んで、使っていますが。

山に登ってみると、また違う概念でものの、「あわれ」や「をかし」が解ります。頂上に立っている時間は短くて、頂上に立った瞬間いや頂上に立てると思った時から、いかに下るかを考えます。登るという事も、下るという事も似た事ではあるのですが、目標とする意識の違いがうかがえます。日本の企業のおかれてる立場とか、日本そのものの概念とか実に不思議でなりません。それはひとたび頂上にたったのに、いつまでも立ち続けたい、と願う気持ちからきています。

この夏、海外旅行に出かける日本人は、史上最高の1800万人だそうですホントカ。「国内は高いから、海外に行ったほうが安いよ!」あれあれ、どこかで聞いた言葉ですねえ!「で結局、イデオンでボッタクリバーにODAをしてしまう事になるんだよねえM藤さんたらさあ。」「安いから海外」そう日本の製造業が、吐き続けてきた言葉です。

さてその 1800万人が旅先でひとり平均 10万円を使ったとしますね、すると 総額は1兆 8000億円。多分それ以外にホテルだとかなんかでその倍近く使うだろうからまあ、この2ヶ月間で3兆円は海外に景気浮揚策に使われているようなものじゃないでしょうか?まあそれにつけても、なんにもかも日本国内は、高くなりすぎてしまって、全部が全部といっていいくらい海外製、やっぱり日本人は山から下り始めている事に気がつきませんねえ。でも自分の給料は高いほうがいい、でも使うのは、少しでも安くって矛盾してませんか?アメリカと日本が 歩んできた道のりを、今日本と中国が歩んでます。

デモ小心な日本人失業者は中国の旗を燃やしたり、ユニクロの製品を燃やしたりなんてシナイ、デキナイ、ヤラナイ!でしょ、アメリカより大人だからかねえ。僕は思う、今の国難。減税も増税も、国債の発行も何にもできない。構造改革は、その構造の複雑さゆえにマーズ出来そうも無い、どーかねケイタイの通話料にでも課税したらどーですか小泉さん!

そんな事よりTBI-2。無事に終わりました。800kmを走る、それも複雑なナビゲーションのしかもテクニカルな山道を!本当に健闘を讃えたいと思います。特に今年 60歳をお迎えになった菅原さん!ほぼ28時間以上オフロードライディングが続けられる体力と精神力には驚嘆!といわざるを得ません。2002年のパリダカこそは、念願の総合優勝を手にする事は、僕が保証します。人間に必要なコト、それは情熱を持つ事、そして実現に向かう情熱を絶やさない事。これが難しいって。


OVバックナンバー