No.0117 Organisation Voice 2000/06/21

日本航空の機内誌WINDS6月号にRRM 2000のコトが紹介されていて...これは昨年の参加者の鹿野さん(京都)が書かれたものですが、その内容が良くて、フーンこれなら参加してみたいなぁと思うんですね。そこにはe-mailアドレスもURLも書いてましたが、結局、誰からも問い合わせは無い、ちょっとサビシイ。「RRM 2000エントリー数が少ない!」と参加者の方からお叱り?を受けてます。まぁお叱りというよりは「大丈夫?」というコトでしょうが。しかし僕は言いたいんです。もてる限りの全力を尽くしてます。これだけの参加者しかいないのには様々な要因があると思うんですね。この東洋の大国のレイドに対する文化度なのか、はたまた私たちの能力不足なのか。参加者の数が100名(AUTO-MOTO)にならないと充分な運営はできません。それまでは当分はこんな苦しい状況なのでしょうか。これでは本当に無くなりかねません。

話は変わりますが同じWINDS6月号にリシャール・コラス(シャネルの社長)と深田祐介との対談が載っていて大変面白く、楽しく読ませて頂きました。(JALさんありがとう)リシャール・コラスは在日フランス大使館勤務を経てシャネルのCEOになってますが、この対談の中で「去年の12月にフランスのジョスパン首相が来日した時(中略)アングロサクソン型とドイツ型の資本主義があるけど、その真ん中、自分たちはヒューマニズムのあるグローバル化を選びたいと彼が言ったんです。まさにそれが資本主義の第3の道なんですね。」とある、僕たちがナゼ、フランスの文化や思考そして彼らが作り出したラリーレイドや砂漠の冒険旅行、レイドゴロワーズやル・マン24hrなどに惹かれるのか少し理解ったような気がします。欧米の合理主義や実利主義に見えかくれする人間性よりも、もっとおおらかで主体的なヒューマニズム...なんですこれらは。ゴーンやトルシェは、ひょっとしたらそういう意識の伝導者なのかなぁとも思っちゃう。アングロサクソン型の株主のための経営に行き着く前に、ヒューマニズムのある資本主義、つまりその人間性こそフランス文化が求め続ける自由であり喜びなんだろうと思うです。日産の株主総会のゴーンさん、新聞で読む限りどこの日本人経営者よりも日本人的でカッコイイです。でNISSAN 長谷見さん5度目のモンゴルへの出場です。

きょうの1枚
昨年のSSER 2daysスタート風景。今年はスタートが少し遅くなって夜が長くなるかも...ね!?


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No.0116 Organisation Voice 2000/06/19

いよいよRRM2000の車両及び資材輸送の為の通関がはじまった。1994年の春(つまりThe 1st RRMの1年前)から数えてもう何度目の何本目の輸出コンテナの数なんだろーか。ところでいよいよ南北朝鮮も21世紀をむかえる前に雪融けを迎えそうだなぁ。「これからは朝鮮半島を縦貫して中国を抜けて行けますねっ!」ておハナシも多いけど、やっぱりアジアは複雑。中国々内を走り抜けるのもちょっとやそっとじゃないし、国境も大変。あ~あEUとかって素晴らしいよね。地球がひとつの家になる(これはEUのハナシ・・・ヨーロッパはひとつの家にっての)日は来ないのかしら。それらを加速させ、真の自由な地球であり、地球人であるためにインターネットなんてのはエンドオブ20世紀に登場し、世界中に国家とか国際(国の際ね)の在りようを問うているのではないかなぁ。1989年、東西構造が崩壊して10年。アジアはちょうどその1世代くらい遅れて、雪融けをむかえるのかしら。中国が経済力を身につけてるから一国二制度とかで、まだまだ頑張るのかしら。

きょうの1枚
RRM’95の大クラッシュから生還した尾崎 哲生、キングの名をほしいままにXR600の可能性を見せつけ続けるスゴイヤツだ。


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No.0115 Organisation Voice 2000/06/15

SSER 2daysの開会式に橋本大二郎高知県知事が来られることになりました。5-6年前には何度も高知県庁を訪ね橋本知事とモンゴルの話などをして盛り上がったものでした。高知県とモンゴルは不思議と関係が深く、知事も昨夏にはモンゴル訪問を果したようです。ところで高知県梼原町でSSER 2daysが開催されるようになって今年で11年目です。それまでは愛媛県の久万町で5年間に亘り開催しておりました。(その後はGROUP-Nをやってます。)でそのSSER 2daysは不思議なパワーを持つ高知県勢と愛媛県勢の勢力争いが長く、「地元に利がある」と良く言われたものですが、私的にはどう見ても地元の利なんて無さそうな(つまりあんまり練習したり下見なんかしそうにない)人ばかり上位を独占してるんじゃないかなぁ、と思ったりするんです。むしろ地元の利を生かした分だけ大酒を飲んでるような気がするんですね。で、そんな中ではやっぱり今年ゼッケン1をつけて走る池田 秀仁選手なんかがストイックでコンセントレーション充分ですね。で昨年は大きな風穴(つまり遠征選手ってこと)を空けた三橋 淳選手(東京)。ここらの争いに池町や森田、細野などなどがからんできますね、あっ忘れちゃいけないのは王者尾崎の足音。あゝなんて面白いんだろう。ホントやっぱりスポーツだなぁって思います。そんでもって必ず新しい力の台頭も見られるんですね。あゝもうすぐモンゴルの試走だってのに今はSSER 2daysのことで頭がいっぱい。

きょうの1枚
というワケで三橋選手。雑誌で見るライディングもイカシてます。


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No.0114 Organisation Voice 2000/06/14

どうも最近の世相がよろしくない。凶悪!な事件もアトを絶たず。テレビではアーデモナイ、コーデモナイといちいちもっともなコトを言ってる(らしい、見たコトないから知らん)東京へ行くと、もうNYを逆転(はしないと思うけど)しそーなくらい、まぁラクガキとかホームレスとか、いわゆる「恒産ナキトコロニ恒心ナシ」ってのはこうなんだろーかと思う。環境問題も更にシリアスなんだが、これも恒産あってのことなんだろうと思う。

きょうのナニ新聞だかで、イギリスでフォックス・ハンティング(キツネ狩り)を禁止しようという法案をめぐって争ってると書いてた。擁護派はスポーツだ、昔からの伝統だ、キツネ狩りで殺されるキツネなんかクルマ(交通事故)で死ぬキツネより少ないんだ...と言ってる。あの捕鯨禁止の先進国ですらまぁ、コンな事で...言いワケというのは実にフルっている。ボク達のモータースポーツも、こんな苦しい言い訳をしながら続けなくてはイケナイ!!ような事にならないようにしようね。最近レギュレーションより道路運送車両法の方が緩くて、「どーして法律(道路運送車両法)で許されてるのにSSERでは禁止されてるの!」などというご意見がよく届く。主催者達!としてはこう見えても結構苦労してるんですね。このままじゃみんなイギリスのFox Hunterと同じになっちゃう...。

きょうの1枚
かつて世界最大の帝国を築いたモンゴル。その世界の中心カラコルム(ハラホリン)はコスモポリタン・世界の財宝と人々が延々と列をなしたっていうのに、いまはただの草原に戻ってる。それだけの世界遺産が草原にもどってしまうってどーいうコトなんだろう。そしてハラホリンの廃材で作られたエルデニ・ズーという寺院の中にこうしてチベット仏教の(ナンテユウンダッタケコレッテ)がある。どーしてモンゴルは隅々までチベット仏教が浸透してるんだろう。今回もルート上に「ハッ」として、自分の現在地と年代を錯覚するよーな光景に会えるカモネ。

No.0113 Organisation Voice 2000/06/12

Rally Raid MONGOL 2000の最終ルートプランが出来上がりましたので徐々に発表して行きます。ルートの最終インフォメーションは試走が終わってからなんですけど...。今年は、例のディノザウルスヴァレー(これは実はボクがネーミングしたんです)恐竜の谷に2泊することにしました。ホントにとんでもないところですよ、ここは。日中は40℃を超えるし夜はすんごい寒い。狭い谷の中はフラットで左右の岩がまるで恐竜みたい。で僕が「うへーっ恐竜の谷だ!」と言ったら、「そうそう」と言ってモンゴル人の通訳の若者が化石を掘りに行った。30分も待っただろうか、もう山のように化石を持って来てる「ホントカヨォ~?」「クヤシカッタラ、来テミレバ!」というワケで、今回はETAP-4の夜とETAP-5は短いので午後はあの恐竜の谷っす。

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
PRIZE GIVING PARTY AUG.20.1999
アブタイサイハーン宮殿という大きなゲルで表彰式が開かれ、しばし雄大なモンゴルの風土が生んだ音色に聞き入りました。不思議なことにそこにいるすべての人が一体になったような気がしましたね。


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No.0112 Organisation Voice 2000/06/09

ふりかえってみるとSSER ORGANISATIONはたくさんのイベントを開催してきた。そして今は年間に大きく5つのイベントを開催している。みんな知ってると思うけどおサライ、4月のSSER SUPER-N,4月末からGWのTBI,7月SSER-2days,8月のRally Raid MONGOL,11月のSSER GROUP-N GASTON RAHIER CLASSICである。別にこれをヒエラルキーにしてる積もりは全く無く、カテゴライズすればシリーズ戦のSUPER-N,SSER 2days,GROUP-N(GRC)、レイド版のRRM,TBIの2カテゴリーだろう。それぞれが違うニュアンスを持ちながら相互に補完関係にあればいいなぁ、といつも考えてるのだが...。でこの5つのイベントのほかにもいろいろとあるのだが、これらのイベントの準備・手続・交渉(まぁ全て同じことだが)ほぼ1年間、3~4人のスタッフが忙殺されてしまってます。これらの大会運営を賄うためにはナント巨大な備品倉庫や車両群などが必要なんである。だから大きな修理工場(ガレージ)まで用意されてるんです。ナニがいいたいのか? いやイイたいコトはナンにもありません。

きょうの日経新聞の15面に4メーカーが一同に会して発表会をしたと報じてます。「規制緩和や二輪のイメージ向上を業界共通の問題ととらえ、一丸となって取り組む」と発表してます。エライ!と見るのか。えっまだそんなレベルなの?と見るかは視座によりますが、僕は後者です。確かに二輪メーカーのご苦労は僕たちなんてメじゃないくらい大変だと思いますが...。それにしても遅きに失した(いやまだ失してませんが)感が濃厚ではありませんか。それはまたわれわれユーザー達の問題であるわけです。メディアが読者や視聴者に合わせた番組作りをするようにメーカーは我々(マスの部分)に合わせたモノ作りをしてきてますよね、商売ですから。で不思議な(誰が買うのか)アメリカン・モデルや300km/hが誰にもゲットできるマシンを競い合って出してるところなんかどーも「オ前らはコンナの好きだろ!?」と言われてるようでタマラナイっす。そんでBMWなんかの提案なんかが(まぁこれは逆にライダーを信頼してないようなマシン作りをしてる訳で)まったく本日はナニが言いたいのかわからなくなっちゃたけど...K1200LTでツーリング行こーね、M本さん。(エッ、ナンの話だろうか?)

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
ETAP-8 AUG.19.1999 マンダルオボーからウランバートルへ。
ゴビのスーパーフラットの大平原をゴール地ウランバートルを目指して走る#21 嶋本選手。どんな想いで走っているのでしょうか? モンゴルと言えば「ひつじ」…でも「野生馬」や「らくだ」なんかもいるんですよ。さてRRM 2000最終日ではアルベイヘールからウランバートルへ向うメインピストをご用意しています!!


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No.0111 Organisation Voice 2000/06/08

きょうは少々不機嫌なので、ワルイとは思いながらHPに毒をはくことにした。ごめん。どうもここ最近ナニにもカニにもピンとコナイのである。ナニガって?ソウ、ナニモカニモ。例えばイマという時代にも、勿論政治にも、モリサンにも。もっとマクロで見てもエンデューロやラリーなんてコトニモ。もっと言えばイマやってる仕事にもピンと来ないんだピ~ンと。みんなピンときてるんだろうか。なんかこう薄い半透明の膜がかかったように見えるんだねぇ、最近。そうか、それは遊びが足りないのか?!と思い今朝は早起きして気まぐれにBMW80G/Sのエンジンをかけてみるとナンカ調子ワルーッて感じで排気ガスはナニコレハ?焼却炉みたいだしエンジンから煙出てるんで良く見るとオイルがもれて燃えてる、サイテーッ。ナンダカナァ!! そこで、よしっ、自己再生計画を、と考え直すことにした。でも今までもコンナカンジって良くあったよなぁ、って思う。そう、そうなんだ、こんな時のあとビカ~ンってスゴイこと思いついてやっちゃうんだった。てことは、ソロソロ、新しいナニカをハジメルンダロウカ(マツモト風)ヨシッ、ヤルゾッ!!ツギノコト。 ...で次のコトってナニ...モンゴルの大平原で考えてきます。

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
ETAP-7 AUG.18.1999 ゴビからマンダルオボーへ。
見慣れたコマ図もあと2日、稀少動物の多い?(少ないから稀少動物のはず)エリアを駆け抜ける。RRM2000のETAP-7では2回大会以来のマンダルゴビを行く。ゴビの醍醐味を満喫する1日をご用意しています!!


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No.0110 Organisation Voice 2000/06/05

先頃、スガワラさんのHINOのカミオンを見てたらランプにプロテクターが着いていない。良く見たらレンズの表面に(素材はナンだろう)透明のビニールが貼ってある。これがアメリカ製らしくて、散弾銃の弾でもへっちゃららしくてすぐれもの、傷がついても薄い皮をビロ~ンとハガしたらもとのシンピンになる。夏のSSERの参加者の皆さんにも紹介してあげよー、と思って今スガワラさんと電話中。アクリルが割れてる人や焼き魚用の網など、あの様々なアイデアが見れなくなるのは残念だけどヘッドランプ(補助灯だって)のプロテクションがあんなに簡単にできるなんて...。今度スガワラさんから安くGETしてこのHPでSSER参加のみなさまに頒布しますのでご安心を...。ちょっと今度SSERでTestしてみます。

というわけで間もなくSSER 2days、なんか外国人ライダー出場の話もそういやあったけど、どこ行ったんだろ。高知県勢の勢いを止めるのはダレ? 僕はこちらのルート制作のために週末は山の中! 会わないヨーニしましょうね、○島クン!!

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
ETAP-6 AUG.17.1999 アルタイからゴビへ。
昨年試走隊が大発見した「恐竜の谷」。不思議な空間でひとときのタイムトリップを味わった。今年のETAP-6はゴビから北上し、ハンガイの山塊が待ち受けるもうひとつの難関をご用意しています!!


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No.0109 Organisation Voice 2000/06/02

僕はこの夏OPENするとあるHOTELの客室に懸ける絵を選んでいる。もちろんちゃんとした立派なHOTELなんで、僕がコレクションしているモンゴルの絵画などをプレゼンテーションする訳にはいかない。がモンゴルは絵描きが多い。だって200万くらいの人口でざっと100人や200人の画家がいるんじゃないだろうか、えっ!もっといる? 音楽家も多い、多分1,000人じゃ効かないだろう。そうやって考えると日本の地方の県、例えば愛媛県の人口と同じと考えてみたら、人口比率はスゴイ。でこうやって判断すると自己資本ナントカ比率とか資本利益ナンチャラ比率なんかっていう比率で会社判断をしてるのに似てる。そんなこと言うんなら、うちの会社なんか半数がB型で世間の比率とは違う。ナニが言いたいのか。つまり最近まで、全ての判断のベースとなるマーケティングリサーチだってすべて比率の計算でやってる、例えば道路交通量調査や百貨店の入店者数などでも1日のうち1時間おきに10分だけ測って6倍したり、アンケート調査なんてのもそう。こんなハナシは前にも書いた。僕が言いたいのは、そんな風にはイカないぞってコト。でたとえば通行人1,000人にRRM知ってますか、エンデューロ知ってますか、ラリーレイドってわかりますか?ってアンケートとったら日本人には、それらを知ってる人は0.00%、つまりゼロ、というデータになっちゃう。サイレントマジョリティならぬ、主張するマイノリティになろう、そして主張するというコトのために、慎んで行動したいもんです。

会社の帰り道、クルマで走ってて毎夜のごとく音のメチャメチャでっかいハーレーやSR400に追い抜かれるんですね、それもひどいあんばいに。すると僕にしても思う「バイクノリナンテ、ロクナモンジャナイ」とね。暴走族知ってますかってアンケート取ったら認知率は100.0%だと思うね、きっと。

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
ETAP-5 AUG.16.1999 エルデネハイルハンからアルタイ
古くから中国との交易路だったオリアスタイからアルタイへ延びるルートを走りぬけるバイク。RRM 2000ではオリアスタイから南下、グレートゴビへ。神秘的な恐竜の谷でのビバークを予定しています!! ホントダッテバ!移植ゴテ(死語?)を持って行こうぜ!!


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No.0108 Organisation Voice 2000/06/01

 

久しぶりにモンゴルへ出掛けます。’94~’96年は2ヶ月に1回の割合で通ってましたから都合20数回目のモンゴル行きとなります。あの頃は行く度に仕事が増えて行き、会わなければならない人の数も相当のものでした。さすがに5年も大会をやって行くと、もちろんその途中で様々な問題もありましたが、しばらく帰ってない故郷の田舎へ行く様な気分です。数年前の試走中にとある田舎町で(といっても全てがそうですが)結構激しいデジャヴュにおそわれて、「俺、この町に住んでたことがある」と...。それがナンだ。と言わないで、この気分の大なり小なりは、参加するあなたも感じるはずなのですから。今年のルート情報は試走中の現地からデイリーレポートで送ろうかなぁ?なんて思ってます。ETAP-1スタートから××km地点に大きな湖があって、その分岐がムヅかしいの!とかね。でもインターネットの環境の整ってない参加者に悪いかなぁ...。

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
ETAP-4 AUG.15.1999 ヤルーからエルデネハイルハン
マスターオブゴビのタイトルの懸かるエタップだった。デューン群の中の一筋のルートをたどって行くのは#47 ガントルガ選手と#41 長谷見 智之選手。昨年はMOTO部門・AUTO部門と長谷見親子が参加していました。今年はドライバーとナビの関係になるよーです。RRM 2000ではバヤンホンゴルからオリアスタイの果てしなく続くデューン地帯をご用意しています!!


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No.0107 Organisation Voice – 2000/05/30

RRMの試走が間もなくスタートします。6回大会ですが7回目の試走。1回お休みした(4回大会)だけで全部に参加してます。今回は大試走隊をくり出してた今までとはちょっと趣きを変えて少数精鋭の小型試走隊でやってきます。いま最終ルートの計画を策定中。暫定ルートは既に提出済。熱くてハイスピードな大平原と砂漠のピストをメインにするか?川渡りも辞さず!と美しくロマンチックな山岳ルートにするか?へっへっへ。リクエストをお待ちしてますよ。(もうちょっとしか時間無いけど...)

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
ETAP-3 AUG.14.1999 ヤルーの迷宮
湖畔のデューンを駆け抜けるETAP-3 2連勝中のモンゴル人ライダー#47 ガントルガ選手。#40は125ccで見事完走した金森選手です! 今年のETAP-3はハードなピストが構成する最初の難関、稀少動物や高山植物の宝庫でもあるアルベイヘールからオリアスタイをご用意してます!!


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No.0106 Organisation Voice – 2000/05/26

1週間ほど東京で活動をしていて思うところ。いつも思うんですが都心は緑が多くて快適です。これでクルマの量が少なくなれば、というところですね。いちばんいい季節なんでしょうね。ところで今度のSSER 2DAYSではBMW F650 GS-DAKARの試乗会を併催することがほぼ内定してます。BMW JAPANの協力で、前回Super-Nの輸入エンデューロマシンの試乗会もとっても良かったですね、で今度はBMW。もちろんベクトルは違うんですが、興味津々ですね。

でGASTON-MEETINGも予定通り11月4日5日ですよ。いまから準備しておいてね。(できればGS試乗車を何台か用意しておけるとイイですね。)というふうに東京に居れば、あっちこっちでイロイロな新しい人にお目にかかれて新しい企画が生まれます。そうそう、RRM 2000には長谷見さんもエントリーしますね、4輪部門充実。女の闘いも見逃せません。エリザス・グラッツという美しいフランス人女性もエントリー、山村 レイコさんとSUBARU!?でエントリー。松本 充治さんと吉友 寿夫さんは650 GS-DAKAR2台です。もう中身ぎっしりになってきましたっす。頑張ろう!!

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
ETAP-2 AUG.13.1999 ジンストからヤルーへ。
スーパーハイスピードのゴビのレイクサイドピスト。アクセル全開で駆け抜けるのは今年もエントリーをした#100 長谷見さん。2000年はどんな走りを見せてくれるでしょうか! 今年のETAP-2はハンガイ山脈ぎわに大平原を行く400kmのスペシャルステージをご用意してます。


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No.0105 Organisation Voice – 2000/05/24

レイドの歴史をさかのぼる

1907年6月10日フランスの日刊紙「ル・マタン」主催の北京-パリがスタート。これは翌年のニューヨーク-パリの予行演習として開催されたもので、おのおの自由なコースをたどり、最も早くパリに到着した者が勝利者となる。参加は5組、イタリアのボルゲーゼ,バルティーニ,ギッツアルディ組が45馬力のイタラ号に乗って60日間で完走8月10日パリに到着、走行距離16,000km 2位に20日間の大差をつけて優勝…と歴史書に記されている。写真も5~6点余り残っていて「よくもまぁ…」という感じです。

燃料はどうしたんだろうか? ルートは北京-ウランバートルそしてバイカル湖,クラスノヤルスク,モスクワ,ワルシャワ,ベルリン,パリ。全くもって考えられない。で翌年1908年2月12日(以下本文のまま)抜けるように晴れわたった冬空のもと、午前11時15分にニューヨーク市長マクレランの合図で6台の車が万国旗のはためくタイムズスクエアを後にした。アメリカ,アジア,ヨーロッパの3大陸を横断しパリまでの20,000kmを踏破する大レースの開始である...(以下略)参加者は「トーマス・フライヤー6-60(アメリカ)」「プロスト(ドイツ)」「ジュスト(イタリア)」フランスからは「ド・ディオン・ブートン」「シゼール・ソーダモン」「モトブロック」の3台計6台。そしてこうも書いてある...

参加車は大半が長く苦しい旅に備えて食料やガソリン,工具,交換部品,銃などを山のように満載していた。1気筒15馬力のシゼールなどは車体重量を130kgも上回る817kgもの荷物を積んでいた。風力を利用して平原を走るようにマストと帆を取りつけた車もあれば、雪原をソリで走れる構造にした車もあった。とまぁ20世紀の初頭、こうした出来事からこの1世紀はスタートしたと言っていい。このころ日本はナニをしていたのか?というのはまた今度。

きょうの1枚
The 5th Rally Raid MONGOL特集
ETAP-1 AUG.12.1999 ウランバートルからジンストへ。
カウントダウンを待っているのは#30 渡辺さん。標高3,000mの尾根を超え、ゴビのフラットな大平原に下って行った。今年のETAP-1はウランバートルからアルベイヘールをご用意してます!

 


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No.0104 Organisation Voice – 2000/05/22

旅をするということについて考えた。いつもの出張のように深夜ひとりクルマに乗って東京へむかって走り出した。行程約850km。実質8時間余りのドライビングだ。旅は何が魅力なのだろう。知らない土地へ旅するのもいいし通い慣れた都会の雑踏の中へむかって旅をするのも決して悪くはない。言い換えれば普段の一定のリズムで繰り返される生活パターンを著しく変化させるものが旅かもしれない。その変化は精神面にさまざまな作用を起こす。感動しやすくなったりする。

いま手許に明治41年5月14日付大阪朝日新聞のコピーがある。現代カナ使いに換えて説明する。小見出しは「大競争自動車来タル」16,000マイルの競争。ニューヨーク-パリ間とある。アメリカ1台、フランス3台、イタリア1台の計5台が参加し、そのうちのアメリカチーム?が神戸オリエンタルホテルに着いたと書いてある。その朝日新聞の中に「世の中に危険ほど面白いものはない」と書いてある。へぇーって感じでしょ。道も無ければ、燃料だってどうするのか、現在に生きる我々だってちょっと考えられないことを1908年にやってる。2001年フヌイユはこれを再開させる!と頑張っている。夢だね、それもスゴイ。

この当時のニューヨーク-パリについてはまたいずれこのコラムで。

きょうの1枚
Rally Raid MONGOL 2000締切り迫る!
RRMの最終締切りが5月24日と迫って参りました。
さて、今年のモンゴルを駆け抜けるのはどのような顔ぶれでしょうか。乞うご期待!!


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No.0103 Organisation Voice – 2000/05/19

いよいよSSER 2daysのルート制作チーム合宿がはじまった。今年の2days(本戦とかいうのね)はソートーに気合が入ってます。2000年、20世紀最後の超Bigでハードな!!をテーマにヤルです。絶対に参加してね。オフィシャルも大々募集中。コーチバスも小型化10人乗り(今まで大型バスでどーやってあの細い田舎道を走ってルートに行くの...)で各クラス別に出しますね。だからグループAのサポーターとグループNのサポーターが1台のBUSっていうのは避けられますね。またBUS-STOPからはギャラリー向けの徒歩用ルートマークが設置してあって、たっぷり観戦。AはA、BはB、NはNというバッチリな観戦アンド サポートを実現!! タイム計測は全CP-オールスルー、渋滞対策まるでETC! 道路公団より導入が早い!! 問題はDay LightとNight Stageの微妙なSetting! あ、そうエイドステーションも2箇所(うち1箇所は中間CPね)20km級のSSもゾクゾク? いやいや、こりゃあSSER 2days、チャレンジングですぞ。と宣伝。

モンゴルも大詰め。間もなく締切り、今朝から輸送業者とのミーティング。シッピングは横浜と神戸の2箇所。6月17日搬入です。さあ、みんな間もなく締切り!! モンゴルへ行こう。みんなの参加こそがこういったRally Raidの文化を守って育てて行くのだってば。

きょうの1枚
The 12th 日石三菱 TBI 4月28日編。ホテル奥道後の車検場
ここはテネレ?みたいな(写真はこれだからね)テイジンのプロローグ。BMW 80GS Basic、パラレバーだからね。えっ関係ない。ともかく今年のTBI、あの表彰式から腹筋の調子が悪くて....。


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No.0102 Organisation Voice – 2000/05/14

お約束の彼女のポートレイトが届きました。フォーミュラ時代のものと2000年パリ・ダカール・スタート時のもの。で2000年RRM 4輪部門の女の闘いは国境を越えて日仏対決。ナントイウコトか!! クボタツ先生も4輪部門へエントリーするって頑張ってるけど、どうなりましたかね?もうすぐ締切りですよだ。

で私たちは間もなく試走の旅に出かけるんですが、貨物輸送の案内は5月22日ころHPとFAX等で参加者の皆様へJR国際貨物から届くことになると思います。輸送やエア(航空機)まで主催者がコントロールしてるのはパッケージツアーみたいでよくない! もっとオープンにして安く上げないといけない! なんて声が多くて、そうしたんだけど、やっぱり不便じゃない?

あとねSSER 2DAYS コース設定合宿、と僕は5/18から1週間の予定で上京。よろしくう!!

きょうの1枚
というコトでRRMにエントリーするマドモワゼルのPhotoです。


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No.0101 Organisation Voice – 2000/05/12

RRMにフランス人女性ドライバーがエントリーする。ナビは山村レイ子さん。レイ子さんはちょっとパリ・ダカの負傷癒えやらず、4輪に...。で彼女のお友達のフランス人女性がドライバー、どうも彼女がメチャ・メチャ美人でカッコイイんですって...。明日には写真が届きますので、こちらのO.Vきょうの1枚にUPする予定にしておきます。

ところで、フランスツーリングの件はゴメンなさい。僕が打合わせの為にフランスへ行く行くといって全くスケジュールの調整がつかずフランス側のリクエストはマシン、サポート、ホテル、TGV、国内経費全てで20,000FFより安くできないっていうんですね。「バカヤロー!」とか言うより行くしかないってんで予定を空けよー空けよーとしてもダメだったんです。その上Airも一番高いシーズンでどんなにしても500,000円以上のツアーになってしまうんです。「やり直しや!」ということです。ホントスイマセン。


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No.0100 Organisation Voice – 2000/05/11

TBIのあとの忙しさったら、これはもう殺人的!!で、どうしたものか...と悩んでます。今回TBIをオフィシャルカーに乗って(BIG TANKの春木編集長と2人で)考えた。12年の歳月はナニを変えたのか。こういったモータースポーツ(Rally Raidなどの)あるべき姿と、その行方は....などなど。

春木編集長はヒマさえあればモバイル。ホントはどこがケイタイが通じるか、通じないかの調査をしていたんじゃないか!と思うくらいです。まったく。どこかの店に入ると「電源かして下さい」でデータを送ってしまうまで僕は待たされちゃう。こういった部分の環境の変化だけをみてとっても、この12年はスゴイ。ホントーにスゴイ。世の中、ドンドン便利(進化)になってくると、不便なこと=キツイことが嫌になる。根性モンのスポーツは流行らない=ラリーレイドみたいに自己との闘いなどは一部の変態の競技だ...などという図式が成り立ってくる。

でも我々は変態と呼ばれようとナンと言われようと、コレなんである。「昔はアーだった、コーだった」とはもう言わない。長い人生を己と向き合わなくてはいけないように、長い時間をかけて自らの内面に問いかけるひとつのチャンス。なのかもしれない。それが、ラリーレイド長時間という束縛がそれを浮き彫りにする。「TBI、それは存在そのものが日本の中の奇跡のようなものだ。」と誰かがボソッとつぶやいた。

きょうの1枚
チームスガワラのレンジャーの勇姿。一斉スタートでは軽量を生かしてトップに立つ。このレンジャーがTBIにやって来て走り回ってたことはNewsだったねぇ。


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No.0099 – Organisation Voice 2000/04/24

つづくと書いたからには昨日の続きを書かなければならないんであるが、そこに頓着しないところが男らしい、と思っていて(そんなコトないです。)もうすぐTBIカウントダウン、コマ地図ももうすぐ印刷上がるしオフィシャルウエアも久しぶりにパリッとした奴が出来上がってきてるし、コーステープも山のように届いて、クイとカケヤをもって、もう何人かのスタッフは山へ入ってますね。しかし、四国とてダートの減り方はスゴイ!ですよ。あの美しく素晴らしい林道も、無くなってしまった。という喪失感にいつもいつもさいなまれています。生態系にとってはどうなんだろうか?なんて昔々、議論された事なんかいまは誰も言いませんものね。

でモンゴルへ行くといつも思います。舗装路しか走れないクルマの為に道を作り舗装しますね。...つまりこれは環境を決定的に破壊したうえにしか成り立たない図式であり道具なんです、快適だけどね。で、僕たちの道具は、その道が無くなってから走れます、多少とも轍がつくことはつきます。これで叱られることもあるんですが...。でも決定的にダメージを与えるって程ではありません。4×4が土手の斜面に轍をつけた。そりゃあダメなコトです。でも...(それ以上はご賢察下さい。)モンゴルには舗装路って1000kmもありません、でも四国だけでも舗装路は何十万キロなんだって、信じられる。(違ってたらゴメン)まぁ、そんなことをささやかな言い訳にしてる昨今です。つづきはまたです。

No.0098 – Organisation Voice 2000/04/21

BIG TANK-MAG 4月号見ました? 相変わらずマツモトミチハルが熱いですね。会ってハナシをするとそうでもないのに、文章にするとハゲシイです。そんな役が僕のコメントのほうが辛辣だと言うではありませんか。そんなコトはナイです。僕の場合、ちょっとカッコ良く言わせて貰うならば批判の対象は自ら、なのです。それはちょっと気負い過ぎじゃないの!?と言われても、そうは思わないんです。あゝあの時あんな風にすれば良かったなぁ、いやこんな風にしとけば、もっとみんな楽しかっただろうに、自分もあんな風に言わなくても良かったのに...ばかりです。エンデューロやラリーレイドの未来?というような事を語ってるのではなくて、同好の志が集っていつまでも楽しくやりたい、というダケのおハナシ。で我々オフロードライダーやもちろん4×4ドライバーたちは、絶対に批判的な環境保護論者よりもっともっと、自然を愛してるし、もっと環境保護論者なんです。って声を大にして言いたいです。さまざまなスポーツにはさまざまなフィールドが必要です。それは豊かな人生、張りのある生活を送るための趣味の世界の「場」だからです。僕たちが夢中になったのがテニスやサッカーや野球やゴルフや水泳や...(あ~いっぱいある)だったら良かったのに。フィールドは誰かが設置してくれてて、クラブハウスやシャワーやサウナなんかもあって、で、良き社会人の様に見えて...で僕たちもそういったスポーツをするにはするのです。が、山へも行くのです。イベントへも出たいですし、無ければ開催したいのです。しかもノミの心臓でね。「ご迷惑をお掛けします」を1回の大会に山のように言って、するんですよ。道路は社会生活の為にあるものである、そうで。僕たちの楽しみは社会生活ではないんだろうか? つづく

きょうの4枚
久しぶりの大量放出です。「ブルーアイランドの楽しみいろいろ」をテーマに選んでみました。(1)夕闇み迫るSSを楽しんでるのは#3 新潟の星野さん、女性です。いやぁTBIです。(2)と思いきやSSの中でワラビ採りに夢中のオジさん?は誰でしょう。(3)で談合中のオフィシャルスタッフ、「エスクードで走れるの?林道」とかなんとか言ってるんでしょうか。(4)そして、こんな風景が1日中続くのです。

 

No.0096 Organisation Voice – 2000/04/16(日)

きのうはとっても暗いおハナシをしてしまってごめんなサイ!そこできょうはとっても明るいお話しにしようとおもってます。さて明るい話、明るい話し…..。 これがナカナカ思いつかない。どうしよう。んでは、ライトチューニングのハナシなんかどう?ちょっと違う?明るい話、明るい話し…..。僕ってネクラなのかしら….。

きょうの1枚
昨年のTBIの表彰式、やっぱ明るいといえば女の子。昔はTBIを女性が完走するのがムツカシかったんだけど、いまじゃごらんの通り。ラリーは明るい!!今年のTBIももうすぐ……。


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No.0095 Organisation Voice – 2000/04/15(土)

僕は旧友をまたひとり失った。はじめて2人でパリ・ダカールに行った時のワンショット。RRM ’95にもやって来て手伝ってくれた。FIAの公認を取るのも頑張って手伝ってくれた男だ。高校の頃の2級下の男で、優秀なラリー・ナビゲーターとして過去には全日本戦で何度かの優勝も経験していてRACも走っていた。

彼が数年前に作ったShop(といってもアパレルね)の内外装のデザインやロゴとか全部、僕が担当した。ちょっと毒のある部分もあったけど愛せる男だった。95年モンゴルへ経つ2~3日前、耳の下のリンパ腺がはれてて異物感があると僕に訴えるので「行くのをヤメロ!」といったけど、彼はやってきた。あれから5年、若き友人であり後輩であり、またどこかモータースポーツにかける情熱は先輩のような男を失った。つらい。

きょうの1枚
Photo:87年、彼とTSOに行ってサビーネの駐車場にクルマを停めてやったんだっけ。はじめてのパリ・ダカール、2人はハシャギまわった。「山田さん、ラリーがスタートするまで身の上話はやめとこうね!」「どうして」「だってラリー走りはじめて話が尽きないほうが楽しいやん」と2人で世間話をしながら当時22日間のラリーを闘った。合掌

No.0094 Organisation Voice – 2000/04/13(木)

きょうの1枚からはじまるきょうのO.V

僕は実は有名なビバンダムコレクターである。(BSさんごめんなさい。)

で思いあまって、事務所の僕の部屋の前に小っちゃなビバンダム売場を作った。レアで売りたくないヤツが売れる。でも買ってるのは社員と出入りの取引先、あ~あ、今も売れてる。僕の机の下に置いてるダンボールの中もアサられている。もう売らない!!と思ってるきょうこの頃です。街にBIB CAFEを作ろうかなぁ?と思ってるんですけど流行らないかなぁ? テレンス・コンラン卿もロンドンにBIB RESTAURANTを持っています。

ちょっとヘンなお話からスタートしてしまいましたが、最古のキャラクターともいわれるビバンダム君、このように長く愛されるのにはナニが必要なのか、教えてくれてるような気がしますね。


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No.0093 Organisation Voice – 2000/04/12(水)

困ったことに今年の帝人のあの山が毎日のように姿が変わる。毎日大量の土砂が運び込まれたかと思うと大量に搬出されるんである。そのうえ1日だけしか許可が出なかったので27日の夜!どんな山になってるか?で照明ガンガンたいてコースを作る。とってもシビアでしょ。オフィシャルのみなさん助けると思って27日の夜からはいって...お願い。というような訳で雪の多かった今年の準備期間も終って、ついでに桜の時期も終って「ながめせしまに」だけど...。いよいよTBIがやってきました。あゝ、めくるめく官能?の日々、美しい四国の山河に抱かれその奥深く旅をするんだ。どう、いいでしょ。

きょうの1枚
これは先のSUPER-Nの輸入エンデューロマシンの試乗会のワンショット。どうモンゴルみたいでしょ。僕達の秘密のピストを初公開、でも途中で折り返すルート設定だったのでスタート地点でオフィシャルがコントロール、スタートは2~5台いっしょにするんで初めて乗ったマシンでいきなり大バトル大会をする人達もケッコー居て、インポーターの皆さんはハラハラドキドキでした。  


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No.0092 Organisation Voice – 2000/04/11(火)

BMW BIKESの最新刊を読んでると、やっぱBMWのモーターサイクル部門の最高主脳もモーターサイクルの将来に胸を痛めているようである。というのもハヤブサから派生した一連のMade in Japanの狂気じみた最高速競技である、という。ホントにそうなのだろうか? モーターサイクルやモータースポーツの先進地ヨーロッパにおいてだって、決してそれらの地位が高い!という訳でもない。GROUP-N(ガストン・ライエ・クラシック)にやって来てたガストンは、「フランスでは、こういった競技をする許可を取るのがむづかしい」という。「えっ」シャンゼリゼをカミオンまで走らせたり、ベルサイユ宮殿前を全てラリーカーで埋めつくす国が!?である、そのうえ社会問題は環境問題と肩を並べてグッスリとのしかかっている。それが前述の最高速規制や最高出力規制だが、ホント300km/hを299km/hに下げたところでナンにも変わらないよ!と僕もそう思う、このままモーターサイクルがいままで以上に社会悪だったり環境破壊者だったりと僕は思われたくないんである。650GS-DAKAR買うの?みんな!!

きょうの1枚
SUPER-Nのパルクフェルメ。今回も国産2st勢が上位独占!でもトップコンデンダー達は、次期戦闘機導入に、とっても悩んでるの。試乗の真剣さったらね、モリタさん!!

No.0091 Organisation Voice – 2000/04/08(土)

春もたけなわというところです。きょう?SUPER-NのRESULTSがUPします。総合3位の田島さんからお便りが届きました。田島さんはSS-3のMX場コースをトップバッターでスタートして...でも計測器具が動かなくて...。オフィシャルスタッフは脂汗。「どうしよう!」「このSSをキャンセルするか?」などの議論百出。で、「もう1回走ってもらったらどうだ?」…コースを覚えてるからタイムは上がる。いや腕があがってるからタイムは下がる…などなど、で思い切って走ってもらうことにしました。1回目のタイムを実は上回ることができなかったようです。でも田島さんの明るさとトップグループのみなさん(しかその回りには居なかった)が、とっても愉快な人達ばかりで、チョッと助かってます。で田島さん「あんなミスがあったからってこのシステムをヤメないでちょうだい。とってもいい計測システムだと思ってます。」と、心優しい人です。

きょうの1枚
これ、今年のSUPER-Nの会場風景、まるでヨーロッパ?でしょ。スゴイ輸入エンデューロマシンがタクサン。でもみんな山へ試乗に行ってしまって山の上は混みあってて、会場周辺はガラ~ンってコトもシバシバでした。


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No.0090 Organisation Voice – 2000/04/07(金) 12:00

そう、私が(黒川です)スーパーNの後片付けをすませて、白銀荘の皆さんにお礼のございさつに伺った時のコトです。女の子達と小雪(ご存知の通りSSERのマスコット犬、アラスカマラミュート)を連れて行ったの。「まぁ~この娘がいちばん美人ねっ!」って言われたの、そうこのコとは小雪のコト。それで親方に「どう思う?プンプン」って聞くと「あってるじゃない!」だって.....。「だって小雪は、まぁ言うならばミスインターナショナルのお母さんとミスターインターナショナル(そんなんナイモン)の間の子供だから犬のなかで言えばまぁソートーなもんでしょ!」「ウ~ン納得!!」という訳で無事にスーパーNは終了、無事故、負傷者ゼロ、それがイチバンね。もう次の準備がはじまっちゃいましたよぉ!!

きょうの1枚
こだわりの山桜です。どう! カメラマンは横山ユーコさん。赤いVITZはクロカワさんの、白いジムニーはミヨシさんの、です。

P.S ところで、あっという間にアクセス40,000人。記念の賞品を!!という準備をする間もなく...のオハナシでした。50,000アクセス目は期待しててねぇ。  


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No.0089 Organisation Voice – 2000/04/05(水)

事務所の駐車場の山桜が咲きはじめました。山桜は独特の風情があり、ソメイヨシノが花をさきにつけるのに対して山桜は葉と花が同じタイミングで、この時の葉の色が赤く、花の色は白くで全体的にはいい感じの色調になるわけです。また樹形が美しいのも特徴のひとつです。敷島の大和心をひととわば朝日に匂う山桜花。だっけ、誰の歌だったけ、軍人だったんですけど、まぁそのように山桜は日本男児に愛されたんですね。とりわけ遠くの山の中にポツンと1本、しかし太くてひときわ花をつけた山桜には、ただならぬ魅力を感じます。「あんな風でいたいな!」と。四国路の春の山々を駆け巡るツールドブルーアイランド...もうすぐです。対岸の藤の花が美しく、標高のあるところでは山桜も見られます。このように?ブルーアイランドの楽しみは深いんですけどねえ。

きょうの1枚
そのブルーアイランドのルートブックを書き書きしているのは佐伯さん!! 今年は雪が多くて、ホント大変でしたッす。と話しています。この右手の外のほうに例の山桜があるんですけど写ってないかなぁ。ここSSERの事務所です。


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No.0088 Organisation Voice – 2000/04/04(火)

SUPER-Nは参加されたみなさん、オフィシャルのみなさん、大変お疲れ様でした。天候にも恵まれ、びっくりするほどの輸入エンデューロマシンにもたっぷり試乗できてバッチシでしたね。僕はGASGASの250と200しか乗れなかったですけど......。tmのインポーターの上坂さんは僕の80GSに乗って「ウ~ン」と唸ってらっしゃいましたね。

ところで今回、まぁ昔からよくある話ですが、ルート上での渋滞、SS-3での特にグループNクラスの方のスタートの待ち時間(この2つは関連しているのですが...)本当に申し訳ありません。ルート設定と天候(前日までの)とのバランスは非常に難しいものです。参加台数を見て思い切ったルート設定をした部分もあり、運に左右された方も出てきてしまったのは事実です。またSS-3をトップでスタートした高知の田島さんには計測機器のトラブルであの大変なSS-3を2回、しかも続けざまに走って頂いた....。本当にありがとうございました。結果、吉だったのか凶だったのかは、誰も知る由もありませんが、本当にありがとうございました。

新しいシステムも若干の問題もありはしますが概ね好結果というところでしょうか。でも「面白かった!」という声もとても多く、ヨカッタヨカッタと思う月曜日です。何より無事故がいいですね。またみなさんのたくさんの笑顔に会えるようにわたしたちも努力致しますのでよろしくね。


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No.0087 Organisation Voice – 2000/03/30(木)

それはモチベーションの違いからなのだろうか。 追う者は強く、逃げる者は弱い。ところが老獪な奴らになると、逃げながら、追われながら、追ってくる者を見つめている。2番手を走るドライバーが前を行くマシンのバックミラーに映る、そうセナのような目を見てすくむように...そうして必死では逃げない。タイミングを測り、追う者の消耗を見極めながら、ギリギリで勝ってリスクを最大限に回避する、んだと思ってた。Fニッポンの開幕戦のオハナシではない。でも少し言いたいコトは似てる。勿論F-1のハナシでもない。勝負師と呼ばれる奴らのハナシをしよう、と思う。でもこの後、ハナシはソレるハズだ。勝負師と呼ばれる奴らは実は臆病なのだ...。勝負師というコトバから受けるイメージでもって人を見たら見損なう。それに勝負師って呼ばれる奴らは当然のコトだがスポーツマンシップなんか持ち合わせていない。正々堂々なんて似合わない。だいたいスポーツなんて「正々堂々と闘うことを誓います。」と言った口も渇かないうちからスチール(盗む)とかサインの交換をかくしてしてたり、ベンチのカントクはいかに相手をだましてスクイズを決めるか考えてる。フェイントもフェイクもオプションも(これらは全て米で生まれたスポーツの用語?なんだが)で、ビジネスの世界もそれに似ている。しかし何となく勝者は結果、正々堂々としていたコトになる。これは広報部や広告担当者の手腕に依るところが大きいのだが。

実は何が言いたかったかって言うと、マイクロソフトとシスコシステムのオハナシ。ご存知のようにシスコシステムの株式時価総額がマイクロソフトのそれを抜いて世界一になったね。それがナンだという向きへ。追う者には追い風が吹くけど、追い越してトップに立った途端、その追い風はいま抜いたばかりの相手に吹き、逆にそれにさえぎられて風が吹かない。逃げる者とは首位に立つ者である。それは必ず衰退して行くしかないという事実を掴んだに過ぎない。それが栄枯盛哀のことはりをあらわすってコトなんだ。で勝負師(=経営者)のコト、彼らは負けるコト衰えるコトを知っている。「善く敗れるは、善く勝つより難しい」これボクのコトバ。

きょうの1枚
CPへ飛んで行くCP-CARはテラノ!! 実はこれ試走中の1ショット。かっ飛び過ぎてサス・トラブルでナント本番ではウランバートルでの足になり下がってました。


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No.0086 Organisation Voice – 2000/03/29(水)

春です。というより春休みです。松山城のお堀の桜も間もなく開花。週末に、はるばる四国へお越しの皆様に、素敵な春をプレゼントします。ところが、この季節、特に今回の会場は、マサカ!という程、冷え込みますから気をつけてね。さあ、それでは朝まで楽しくやりましょうね。深夜に「エンデューロシンポジウム」ってのをヤロー!!と春木クンとハナシ合ってます。これからみんなでドーするか? 大きな岐路に立ってるよーな、そんな気しませんか? 今回のSUPER-N!いろんなホントいろんな人がやって来ます。有名人?もゾロゾロ。さて僕は、今日カメラ屋でチェキを衝動買い。あいかわらずです。デジカメ買おう!と思っていたのに...。で事務所へ帰るやいなや「きょうの1枚」をパチリ。オカイチャンです。ナンで買ったかはヒミツなんだけど、事務所にはやっぱりオンナジヨーナポラロイドカメラがあって、ナンカ、ガッカリ。

P.S 先日LINKでご案内したチーム・スガワラのHPの「今日のひとりごと」が面白いです。これを書き続けることは勉強になりますよホント、照クン!! で、人が書いてるこういうの読んでみて心理的に面白い(自分を顧みてなんだけど)その日の心理状態がコトバに出るの。それにしても言いたいコト100%言える人って、うらやましいよね!! ホント。そのうち1週間限定でSSER-BIG TANK-JRM(チーム・スガワラ)のHP上シンポジウムってのやりますか、ね?

きょうの1枚 ・・・
というコトでOKAI-chan。とホントはDesignerなんです。SSERの時いつもパンを配ってるので、パン屋のOKAI-chanだ!と思ってる人がたくさん居ました。ウソ。ちっちゃな体から溢れるパワー、ルミラーだそうです。


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No.0085 Organisation Voice – 2000/03/28(火)

新しいSSERのマスコットのネーミングはGOOBEE(ゴービィ)に決定! 原田 久世さん、ありがとうございます。近々記念品をお送り致します。もちろんゴビ砂漠のGO!BE!をひっかけたものです。最近、愉快な新しいコト!! が減ってるよーな気がしませんか、そんななかでゴービィは新しいコトには、とにかくチャレンジングでヤリます。それとゴービィマーク入りのキャラクターグッズを作りますので「こんなん使ってぇな!」というご意見がありましたらさっそく!Mailを下さい。なんかウエア作りたいんですね、最近。ナンカもうひとつコレ!って言うの無いでしょ! ところでSUPER-Nはもうすぐです。試乗会の部分は誰でもOKですからね、フラリと遊びに来てチョウダイね!

きょうの1枚
はやくもスーパーマンの秘技を演じるゴービィ。マシンはナントBMW G/S HPN! よく見るとマニアックなイラストなんですよ!


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No.0084 Organisation Voice – 2000/03/24(金)

少し言いたいコトがあるんですが聞いてくれますか? これはしかたないコトなのかもしれないけどTBIの「Cub Rally」にプレエントリーをしてて、本エントリーして来ない人が20人以上もいるんです。音沙汰がないのです。どういうコトなんだ?? 早いうちにキャンセルの一報が入っていれば定員に達してお断りした方々に出場のチャンスがあったのに! 参加関連の例えばホテルとか、記念品だとか全てもう手配済みなんですね。折角お手軽なTBIの入門編!!としてはりきって用意してるのに! 人間不信、ライダー不信。お互いの信頼関係を無くしちゃったらおしまいなんだ。もしかしたらどうしても連絡出来ないわけがあるのかもしれないけど、こんなのはじめてで僕はとってもBLUE...。

火曜日は山へ走りに行っててO.VをUPできなくてゴメンナサイ。林道の下りの見事なアイスバーンでスッテンコロリ! そのあと歩いてて体が宙を舞って頭から着地して僕は脳震盪! もう首も痛い。でも久々のライディングは、とっても楽しかった。「おっ!俺って早いじゃん」と振り返ると、ピッタリと佐伯のドライブするプロシードがやってきてる。「ナーンだ、やっぱり早くないんだ」というような1日でした。花粉は結構飛んでるゾ。

きょうの1枚
これはNew Touring Mapple 6(中国・四国の口絵)に載ってるTBIの写真、スタート風景。みんなTouring Mappleを買いましょうね、そしてツーリングに行こう。こんなオフロードライダーのために一生懸命作ってる本を「買うことが応援!」という気持ちも大切ですね。ちなみに、この写真の上にはBMWを駆る僕の姿!! うひょひょ


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No.0083 Organisation Voice – 2000/03/22(火)

少しおそくなりましたRRM2000の最終レギュレーションが本日HP上に発表されます。エントリーフォームは少し遅れてUPする予定です。 もしもHPをご覧頂けない方の為にはプリントアウトしたものをこちらからお届けすべくご案内を送っておりますので、ご安心下さい。 こうやって少しづつ情報やりとりの環境が変化して参ります。それでもSuper NのSSER PRESSは、やっぱり印刷します。そういう声が多いのですね。そうすると運営サイドとしては忙しさは従来以上、というコトですがとっても張り切っているんですよ。さて参加されるみなさんは、地域のオピニオンリーダーとして若いライダーを育てる、とかチームとしての活動を活性化させるなど、様々な試みにトライして下さい。多くのライダー達が誕生してくる背景が今、ドーシテモ必要です。

きょうの1枚
ほらTBIではトラックで荷物を運ぶ。となると重量はシビアです。モンゴルでもこうして計量しますが、この重量制限が面白いのです。持ってくものの拾捨選択ができる。楽しそーですね、池町選手。


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No.0082 Organisation Voice – 2000/03/21(月)

先週末の土・日、僕は全日本ジムカーナの開幕戦にヨンドコロナイ事情の仕事があって行ってきました。関東地方の杉花粉の発生源みたいな杉材の中にある浅間台スポーツランド。アサマっていうくらいだから最初はてっきり「おっ軽井沢かよ!?」と思ってたのに。。。。。で僕はモータースポーツの将来を考えましたね。メールで同じ心配を寄こしてくれる藤井君!考えましたよ。それにマツモトさんマッテタノにこなかった。もうこうしてカタカナデカクダケデマツモトサンヘノメッセージニナルトコロガスゴイ。なんか昔の電報みたいになっちゃいました。でも今、彼のオカゲデ、カタカナ表現が広告業界を中心にブレイクしてますよ。実は僕、コピーライターなんです。で、カタカナ、バンバン使ってドウダマツモトセンヒャクゴジューダ!みたいなコピー書いているんすけど、ハッキリイッテマツモトのコピーのコピー。なんじゃいな。

でモータースポーツの将来はドーナルノカ。ハッキリイッテソートーキビシイデス。どこの現場でも見かけるのは(というより主力は)40代。よくて30代。狭苦しい業界的世界作って内輪話とフーゾクの話で盛り上がってチョン。若く情熱にメラメラしている若者ってオヨビジャナイっすね。だから、でもジムカーナって競技は、ある種武士道的で、芸術的でイイんですけどね。100分の1秒を競うわけであって、で一緒に行ったカメラマンが「そのうちネット上でやれるわねぇこりゃ!」という訳。騒音もナシ。排気ガスもなし腕だけの世界。いっそ、ひとりづつ見詰めあって額から脂汗流していきなり「参りました!」とかって座り込むの。これじゃあモータースポーツの将来を考えたってコトにゃあないか。もっとマジメに書きます。次から、ネッ

きょうの1枚
ガストンライエVSヤマダテツ対決セガラリー。 ボクの2戦2勝。ヘッ。でもどーみても僕はヘラヘラ、でもドライビングフォームはバッチシなんですが、ガストンはサイドブレーキを使ってる? えっセガラリーにサイドブレーキあんの?!


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No.0080 Organisation Voice – 2000/03/16(木) 12:00

INNOVATION OR DYE ! いま、殆んど全てのモノ(例えば企業やイベント、または人)に突きつけられている、まあ「HOLD-UP」みたいなモノです。なぜか? それは変化しなければ生き延びられない!という進化論的なおハナシ。「な~んだ、また絶滅論かよ!」というあなた。その通りです。僕の場合もう~こういうコトは言わん!なんて言ってるのはコレからいっぱい言うぞ!というような宣言のようなモノなんですね!? でイノベーョン オア ダイ。エンデューロイベントなんか、とっくの昔に突きつけられてる。そんでもって全ての行為がそうなんですね。「変わらなきゃ」ってむかしNISSANが広告をして、次には「変わらなきゃも変わらなきゃ」ここです、ポイントは。そしてむかしむかしParcoの広告だっけ、「そろそろ次のコト」ってのがありました。もう30年も昔のハナシ、イトイのコピーだと思うけど(違ってたらスンマセン)もっともっと大昔から、平家物語でも方丈記でもまぁ全てにおいて形のあるモノは無くなる、栄えるものは衰える、生あるものは必ず死す、とありますよね。というコトはそんなにジタバタするコトではないような気がしますね。しかし、そう悟り切れないのが悲しいところです。

そこでなぜ変わらなければいけないのか、というおハナシをもっとしようと思います。いうなれば空気が薄くなってっているとしますよね。そしたら薄い空気でも生きられるように変化したものしか生き残れません。それを順応といいます、例えがキワどいですけど。まぁそんなようなモノです。つまり順化していかなければならないわけです。でもしなくてもいいんです。INNOVATION OR DYEとは変化しなければ死んでしまうぞ、だから変化しなさい!と言ってるワケではない。変化を拒んで死んで行くのもまた美しいものです。無くなってしまう、失ってしまう美は、まぁニッポニア・ニッポンにもにて少し凄絶な感がします。ゆくかわの ながれは たへずして しかも もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは かつ消へ かつ結びて ひさしく とどまりたる ためしなし なんです。少し入りかけてるでしょ、道に。

きょうの一枚
ラクダ。最初モンゴルの高緯度地帯でラクダを見た時は、驚きましたね。だってココでも札幌より高緯度で標高2000m以上あるんです。水も緑もあってナンデ、ラクダなのって感じなんですよね。でもラクダ、結構寒さに強いんですね。あっ花鳥風月のハナシ。こういう砂丘と水のエリア、昔すごいビバーグがありましたが、敦煌の月牙泉を思いますね。嗚沙山(砂丘)のふもとに泉がこんこんとわいてるんですね、で月牙というのは三日月のことを言います。そう思うとボクはいつもサボテンの月下美人を思い出します。どーです花鳥風月でしょ、えっちょっと違う?ウーン。


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No.0079 Organisation Voice – 2000/03/14(火) 12:00

ロードバイク(自転車のね)で走ると、道が悪いっすね。掘っては埋め、掘っては埋めた舗装路の継ぎ目がシビアで、そーか、みんなATBになる理由が解るなー。とそんな事を考えながら公共工事の無秩序さや、車椅子の人って通れないじゃないか、などなど立派な社会人のような事を考える昨今です。昨日は同級生で仕事仲間のT君と高速道路を移動しながら、人類はあと何世代で絶滅するか?(あっ、絶滅ってコトバを使うのはやめよう!とおもってたのに)などという話をしてました。電磁波障害やら環境ホルモンの影響が2世代目で顕著になり3世代目は相当ヤバイ!とか2020年までには中国の人口爆発と高度成長(つまり1次産業離れ)で田畑が荒廃し(もう相当してる)深刻な食糧難が、などなどとにかく暗い話ばかりになった。がクルマの外はまるであのブルーアイランドのときもかくやという、暖かな陽光に包まれた穏やかな春の日。「僕は歌人になる」だの「世捨て人になる」とか 「一大スペクタクルの大ドキュメンタリーを創る」などなど訳の分からない事をいってるんすねえ。で、山へこもって晴耕雨電(コンピューターのこと)の生活をするんだい。誰が?って、僕。で、ついでに言えば晴れた日はバイクで山河を駆け巡り、あ、畑も耕します。雨の日には仕事を少ししたりする程度で歌を善くして、花鳥風月に生きるんだい。そこでまもなくスタート予定のGlobe Competition Inc.のHPで僕の一日一首を始めるからね、そちらの方もよろしく。

きょうの一枚
Team GASTON/YAMADAという最強チームが誕生。世界No.1ライダーとタッグを組んだらほらコノトウリ。ガストンの目つきも違うでしょ。で対戦相手はというと女の子2人組。あっさり負けちゃってるんすよ。「目がついていかないんだ?」「ノーノー、胸の谷間が!」というわけ。なにが花鳥風月じゃい。


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No.0078 Organisation Voice – 2000/03/13(月) 12:00

すっかり春です。山へ出掛けてみました。もちスーパーNのルート制作です。でも林道は雪でグチャグチャ、斜面はヌルヌル。おまけにノーマルタイヤの4×4トラックで行ったものですから、ちょっと敗退。よーしバイクで再挑戦○月○日早朝より出撃。あの○○山のリングワンデリングを征服してやる!!と意気盛んなのはいいのですが...肝心のバイクがバカデッカイのしか無〜い。どうしよう。

さて、久しぶりにPARIS-DAKARの話、というよりParisの話。PARIS-DAKARでパリに行くのは実は様々な楽しみがありますよね。なかでもそのひとつがルーブルとオルセー。見事な絵画などの収蔵品もそうですが、ルーブルなどのディスプレイなどの見事さったらありゃしない。たっぷり1日かけて見てまわるとコンディションくずす程のスゴさです。オルセーは比較的新しいんだけど印象派のコレクションは圧巻です。モネ、ゴッホ、ゴーギャン、マティス、モディリアニ、シャガール、ほんと立ちすくみますね。印象派の絵画は主に2階。駅舎を改装して作ってあるんで壮大な空間がスゴイですね。ヨーロッパは駅もまたスゴイんですね。春の野山を愛でるのと同じように絵を愛でる日々は、とってもいいですね。さあ、花の季節がやって来ましたね。待ちに待ったシーズンの到来です。いかがですか、そろそろみんなで走り出しませんか。

きょうの1枚
RRM ’99、まだ誰もゴールしてないビバークの1枚。エントラントは、どっちから帰ってくるのでしょうか? 黄色いジャンパーは東京からやって来た整形外科医の織間医師。六本木の飲み屋で知り合った?関係。今年もやって来ます。ちなみに先生の前のゲルはメディカルセンター。センターってほどじゃないけど、でも設備はモンゴル1ですよ。


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No.0077 Organisation Voice – 2000/03/11(土) 12:00

昭文社のツーリングマップルの2000年モデルが届いた。おまけにこれの編集をやってる桑原氏からTELがあって、ナンカやらんとイカンですね!というので「僕はやってる!」というコトを言っちゃった。で、この昭文社TBIにもカル〜ク、スポンサードしてくれているんですね。へへ。で地図のハナシ。僕は子供の頃から地図が好きだ。コレクターという程では無いが地図はいっぱい持ってる。ナンたってパリ・ダカやパリ・ルカップ、パリ〜北京、モンゴルで、あっという間にそのストック量が増えた。ベッドサイドには世界地図の古いのが置いてあって、寝床に入ってこれを広げる。そのまま夢の世界へ入るってわけ。きのうの夜はバハマ諸島あたりにヨダレが着いてたし、このあいだは、シベリアあたりでどこか面白そうなトコロはナイか、と探してた。インターネットで世界地図が検索できたり、地形図がズームなんかしてダウンロードできるサイトもブックマークがつけてあるし、あとナショナルジオグラフィックのおまけの地図集めに余念が無い。

ところで集めるといえば、僕の右斜め前のデスクのMAC使いの娘が、チョコエッグを集めてる。殻は僕が食べるんだけどMACの周りはおまけのヘンテコリンな動物でいっぱいだ。で、よく聞くと、レッドデータブックに載ってる動物たちなんだって。絶滅。なんか最近良く使いすぎるコトバ。これを使うのをヤメよう!!

きょうの1枚
地図といえば、かつて世界の中心はモンゴルカラコルム(ハラホリン)の時代、こんな大きなゲルが立ってたころもあったんだろう。これは世界最大のゲル。パレス(宮殿)なんだ。ちょっと写真じゃ大きさがわかんないかね。ラリーレイドモンゴルの大表彰式はここでヤるんすよ。200人は軽く入る?


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No.0076 Organisation Voice – 2000/03/10(金) 12:00

このオーガニゼーションボイスに「ロードバイク(自転車の)が欲しい。」と書いたら、きのう届いた。ありがとうね藤井君!ていねいに届けて頂いて...。もう来る人来る人みーんなに自慢。ついでにお昼ゴハンは遠くまでお出掛け。あー気持ちがイイ。ケドなんか吐き気。メシたらふく食べてペダル全開で帰ってきてしまったので。ウェッ。藤井君!僕は体力がない。次はカーボンフレームにしてくれ! ところでTBIのルート制作はピッチがあがってきた。僕は来週はSUPER-Nのルート制作の為、山へ行く。で3月18日19日は千葉の浅間台スポーツランドでナゼか全日本ジムカーナの開幕戦に行ってる、「どうマツモトさん、そこで会いますか」(ごめん私信でした。)ナゼカ?それは言えん。が来ればワカル。ということ。モータースポーツのある暮らし、ですねぇ。さて、この昨今、僕の一番気になるハナシ。20代前半の若者のオフロードライダーがレッドデータブックではないか!?という危惧。どうなんでしょうか?どうすればいいんでしょうか。僕も考える。君も考えてメールを下さい。そろそろ実行に移らないとホントにヤバいですよ。絶滅しますよ、きっと。ホンダさんもヤマハさんも、もちろんスズキ、カワサキさんも、どー思いますかこの件について。他のイベントの主催者の方々はどう思ってるのでしょうか? 僕は知りたい、本当のコトを!

きょうの1枚
大平原の交差点。これはモンゴルの西にある、まあ国道1号線と2号線の交差点。東西へ行く左右100mくらいに広がったピストと南北へ行く30mくらいのピストが正確に90度で、しかもかたやCAP 0-180度、かたや90-270度という、どうしてこんなにピシャッなんだろう。ちなみに1日居ても通るクルマは1台のトラックのみでしたけどね。いいでしょう? 


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No.0075 Organisation Voice – 2000/03/09(木)

すっかり春です。僕のG/Sも、そろそろ走り出します。以前にも書きましたがSSER等のイベントのルート制作用のマシンを選定中です。ナニがイイと思いますか? 2stの輸入マシンも欲しいのですが...というコトで4月1−2日のスーパーNには「輸入エンデューロマシンの大試乗会」を行います。「エントリーしてないけど試乗会だけ行っても良い?」という今藤クン、OKです。でも泊りはオートキャンプ1,000円ですって。まぁ、そんなこんなで僕たちの次期戦闘機もそろそろ決まるでしょう。そのうえ、4月からはBMWでのツーリングも再開です。ホントに素晴らしきかなバイクライフ(笑)というところですが、僕たちは困ったコトに4輪にもハマッているんですね。PARIS-DAKAR 2001にも出よーかなぁ?と思ってて、PARIS-DAKAR 2000はちょっと2〜3訳あって行けなかったの。で、うちのガレージには’98のPARIS-DAKARにエントリーしたランクルが全バラ状態で置かれてます。びっくり!するくらいコストかかってんのに、たった!!アフリカ1日目でツブして、走行距離3000km新品同様、ケブラーボディの奢られた超軽量マシン。ターボもスンゴイのがついてて、もおう加速する時やウイリーだし、(という程は速くないの、ディーゼルだから)でも修理してまた走らすのにミッションやらトランスファーやらナント、フレーム交換でン百万、ヒトコケン十万円ナンテ! ハーレーだっけ?可愛いものですよ。曰く「まぁーええやんか、ポルシェ買って、その日にガケから落とした!と思えば」だって。トホホホ....。

きょうの1枚
トホホなついでに長谷見さんのテラノ。どう、こんなの1台ガレージにあるだけで結構いつまでもイケますね。そういうマシン(例えばバイクでも)が在る生活って、自分の感情の変化が計れますね。「いつまでも少年のままいられるか」 息子がクルマ買ったから、ガレージにスペースが要るんでステてしまおう!なんておとうさんも居るんだろうか? このHPの読者にはその心配はないか?


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No.0074 Organisation Voice – 2000/03/08(水)

いきなり山ちゃん(The Talkにも出ているオフィシャルの山崎さん)がやって来て、最近ORGANISATION VOICEの原稿量が少ない!とクレームをつけるんで、きょーは、長々と書いちゃる。本当は言いたいコトや書きたいコトなんか山のようにあって、我慢してるってコトを知らない奴のモノイイだ。でも言いたいコト全部言えないのはキビしい。この前「小林 よしのり」という漫画家の名前をちょっと書いたダケで過剰に反応して来る読者がいる、で思想と政治と宗教には触れれん!となったらナンに触れればイイんだ! アメリカズカップなんてもうイイ!という声もあるんだけど。(きょうはこの前段に続くのはアメリカズカップだもんね。)でもラリーやバイクやそんな話ばっかりじゃ面白くないでしょ? あっBMWの650GSって出ましたね。でも僕は工業新聞だか産業新聞(へへっ長くしてるんよ)で小さな写真をチラッと見ただけでBIG TANKの春木クンとTELで「イイよね」「そう?」というハナシ「そう?」と言ったのが僕でした。もうホント心配してたのパリ・ダカ優勝記念フルレプリカマシンなんか出たら、どうしよう、と思って。絶対に買っとかんといかんけど金無いし、買っても乗らんし(ゴメン)でも1100SベースのGS出たら買うよ。でレイモンド・ロワゾーとガストン・ライエがその2000年パリ・ダカモデルでモンゴルへ来るのね。欲しいなぁ。って思う主催者って、やっぱり変?

さて、アメリカズカップ、書こう書こうと思ってて忘れてたんで、きょう書く、と決心。僕の応援してたイタリア艇プラダチャレンジ・ルナロッサ(やっぱり赤い月って意味っすかね、チガウ?)は、なんとナント、NZ艇に5戦5敗。5戦目にはNZ艇は2軍を出して来る。勝負の世界のナント厳しいコトか? 最後までエース級で闘って欲しいよね。でニッポンがどんなにしても歯の立たなかったルナロッサ。それを赤子の手をひねるよーにやっつけちゃうNZ艇。いったいどーいうコトだ。再びアメリカズカップは南半球の島国に留まる。ことになった。僕は思う。文化だ文化が違うんだ。いや文化というには、あまりにも違いすぎる。日本艇なんて技術的には世界最高峰。追随を許してないってのに勝てない。そー、技術を超えた精神の領域。なんかね、ワインとか旨い国じゃないと勝てないんじゃないのかね、アメリカズカップって!!って言ったらナンのコトか!?と言われるけど、まぁ解る人には解るタトエ話ですって。僕の友人がオークランドに行って全部のシンジケートをのぞいて来たんだけど、日本はね1回目に行った時は「オッ、イイネェ。イイ感じ」って思ったんだって。で2度3度行くと「ナニ、ナンノ用ヨ、マッタク」って感じだったんだそーな。でアメリカチームやイタリアチームにも毎日行ったそーな(もうイイカゲンにしとけばいいのにさ)でも毎日ウエルカム! つまりチームとしての精神的余裕などの違いはこれでもわかるよね。でもニッポンチャレンジを僕は快挙だと思ってるし、応援してる。HPで読んだ敗けた時の山崎会長のコメントには胸を打たれた。挑戦する、というコトはナニを超えても僕は尊いものだと思ってる。ところで若い次の世代、ちゃんと育ってるかい? 僕たちの世界。自分だけ挑戦してるんじゃなくて、次の世代の挑戦者を育てなきゃあね。

きょうの1枚
ロシア製のバイク。ナニがスゴイことか?というとディファクトスタンダードであるというコト。つまり事実上の標準。モンゴルにこれしかバイクが無いわけではないけど、このバイクなら、どんなトコロでも部品が手に入り、だれでもマニュアルが頭に入ってて直せる。この国にハンターカブなんかイイんじゃないかなぁ?と思ってたけどダメ。そんでこれが早い早い。


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No.0073 Organisation Voice – 2000/03/07 (火)

ようし今日はアレについて書こう!と決めてるんだけどイザ書くとなるとアレッナンだったっけ?という感じです。で書きはじめてから考えるというありさまが続いています。 さて、スーパーNもまもなくで2000年のSSERシリーズがスタートします。今年はね輸入エンデューロマシン試乗会を併催するという、いとも変わった趣向ですね。でも、ちょっと憧れのあのマシンに乗ってみたい.....と思う向きには最高の企画だ!!と思ってます。で、イベントもメディア(媒体)だと思うんですね。TV、新聞、雑誌などと同じように(まあ全く同じってワケじゃないですけど)でもメディアに必要なものを兼ね備えてはいませんけどね。でも、人と人を継ぐ媒体、人と情報を継ぐ媒体、メディアのひとつとしてのSSERでありたいと思ってます。人とバイクと社会との「と」役=プラガビリティ。

きょうの一枚
1999年エタップ4のゴールのゲルのおばちゃん。右奥に並んでるのはSSER用スタッフのゲル、試走の時にこのいちばん左のおばちゃんちにお茶を飲みに行くって約束してたのに、この本番の時も行けなかった。試走の時ここにキャンプしようと思ってクルマから荷物を降ろしたら、このおばちゃんたちがやってきてサッサッと手伝って終ったと思ったらサッーと帰っていくの。変なの。


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No.0072 Organisation Voice 2000/03/04(土)

ナンの続きだったのか? ・・・で、その何もかも錯覚の都市生活からポッツーンと荒野に放り出されてみれば...という極論の行き着く先が戦争である。その戦争の現場に行くと(行ったことないけど)実に活躍する奴がいるんすよ、これが。普段の都市生活ではもうひとつ!と思う様な奴に多い。そんな奴は、野生の本能の保存されてる量が多いんだね。この手のラリー運営の場合、大量の物資を投入できるんならいいんだけど、徒手空挙にほとんど近いような物量をキメ細かく配備し、送り続ける。予定の隊が予定の位置に進出していてくれないとマズイ、絶対にマズイ。それにしても全てが最低必要量の80%くらいしか用意できてない。「それで考えてナンとかヤレ!」というのが作戦本部からの指示。ボクなんかRCPの上を時々ヘリで通りかかって、気が向いたら降りて「コーヒーある?」なんてぐらいだから、結構嫌われてるのかなあっと思ったら、そーでもなくてOFFICIAL STAFF兵士達とつかの間の逢瀬を楽しむ「次はいつ会えるかなぁ」「ガンバリマス」。戦争に勝利するのは『戦略感』と『物資』と『モチベーション』そして『持久力』、これ全ての闘いに言えますね。ビジネスにしてもね。まず戦略感...これが問題。「正義はどーも2の次、3の次ですね。」で、ハナシは変わるが小鶴 哲也は元クライマーである!!というトコロで共通点を見出して「エ〜ッ、滝谷とか前穂東壁とかやってたんだ」ってなところで、ある意味、戦争経験者のよーなもの。で、良くいうんだけど山の経験者達は、一種の戦争疑似体験をやってて、なかなかイイ。1人で登ってるヨーナ奴は特にイイ。でコミュニケーションが下手だから1人で登ってるのか?というと全然そんなんじゃなくて、結構自己責任、自己完結型で自らを磨いてるんだね。もっと深いハナシにしようと思って書きはじめたけど、難しかったね、テーマが。避けて通らないといけないよーなコトが途中から多くって...。

きょうの1枚
ミトンさん。フランスからやって来たOFFICIAL STAFF。本職は絵を描く人。とっても陽気でステキ。もう1人フランス人プレスのクロードってのが来てて、2人でフランス語でおハナシするの。あたりまえ!?


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No.0071 Organisation Voice 2000/03/02(木)

戦争論! のようなものではナイ。 “小林 よしのり”という漫画家のハナシをするつもりではない。まして右とか左とか、公とか私とかというハナシでもない。が、戦争論だ!どーだ小林クン。 ところでナニかしら、すっかり春めいてきた。梅も見頃だし、きのうの朝からジョギングを再開したぞ。ボクのことを三日坊主か?という奴がいるのだが...実は、まぁそうだ。でー、昨日からこの「デキニチ」のThe Talkコーナーに”小鶴 哲也”という九州男児のRCP物語がUPされたのは知ってるね!ボクはこの筑豊に住む”小鶴 哲也”のことを思うと「シンスケシャン」を思い出す。ナンのコトだ?「青春の門」である。で、「青春の門」の中!じゃなくて”小鶴 哲也”の文の中に「でも仕事を全面的に任せてくれるのが一番いいことだ。」と書いてあった。『サスガ、シンスケシャン。ソノトーリヨ!』と思うのであるが、任されるのも難しいが、任せるのも難しいのね。で、このオペレーションがまさにタクティクス、戦争である。戦術の重要なFactorは兵站輸送、つまりロジスティクスなのね。えっ日本語もわからなけりゃ英語もわからん?ゴメン。かつてフランス人(ちょっと記憶違いかもしれませんが、あの名優クロード・ブラッソー、そうラ・ブームでボクのソフィー・マルソーの父親役だった)が「冒険は戦争のオルタナティヴである。まさしくパリ・ダカールはそれだ...」そして「バラと酒とタキシードの日々をしばし忘れて身体中の血を浄化しに行くんだ。」キャーッ!って感じっスよね。 戦争そのものの是非は、紛れもなく”否”であることは世界の常識だが(その常識がホントは疑わしいのだが...)しかし、ボクは少し言いたしたい。それは男(ゴメン、人間)の本能の部分だ。あなたの持つ野生の本能は、通常は眠らされている。一般社会で「善き社会人」であるあなたは、全てのモノが存在していると信じてる都市生活の中で野生の本能という遺伝子をチビらせている。・・・つづきはあしたね。

きょうの1枚
1. オリアスタイの町へ西から入る時の入口はこんな感じ。普通の道でしょ。40年くらい前、僕たちが子供の頃、高知県なんて県じゅうがこんな感じだったんだけどなぁ...ウソ。
2. ホラ、レスコンがココ。フラッグの数が多いでしょ、とっても。RCP隊はフラッグ立てるのも大仕事。それをヘリがやって来て、飛ばしてしまうんです。


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No.0070 Organisation Voice 2000/03/01(水)

ガストン・ライエから1通のFAXが届いた。どうも彼らは2000年パリ・ダカ仕様の1150 GSを持ち込むようである。チームライエ&ロワゾー、往年のBMWワークスライダーチームである!!スースゴイ。TVまでフランスから連れてやって来る。あゝ神さまは神様だった!のかどうかはさ、チームBMWニッポンやアフリカツインの日本勢にかっかてる、速いかどうかってことを問っているのではない。誰が最もテイスティで味があって粋でイナセであるかってことだね。べらんめえ。

ところで話は変わる、最近デジタルカメラの隆盛のおかげで普通のカメラのことを銀塩カメラと呼んでいる。デザイン関係の本でも「銀塩カメラに未来はあるか」ときたもんだ。自分たちデザイナー達でその命を断とうとしているものに、そうやすやすとはツブされないぞ、という情念ある。デジタルカメラなんてのは呼び方がおかしい。ナンにでもデジタルをつけたらイカン。デジタイヤなんていうのはオバカだけど、まあ、それはそれでいい。じゃオイラッチもナンにでもデジタルをつけてやろーじゃないか、ということで「最近流行のデジタルセーター買ったんだけど、時計がアナログで合わないんだよ」「そんなことないよデジタルGパンとデジタルベルトしたら結構いけるよ」そんな時は昔のセーターはデジタルに対してナンというのか、Gパンやベルトは、それぞれアタマにナニがつくのか、バカバカしいけどそんなことを考えていると電話がかかってきて、「スイマセ−ン、今度のSSER、ライトをデジタルに替えて、おまけにヘルメットもデジタルにしようと思うんスケド大丈夫ッスカねぇ」「お前中身アナクロだろ!ヤメといたほうがいいんじゃない」ってな会話になるんすよ。来年あたり。 P.S.ここに載せたらさっそく自転車が頂けるハナシになりました。香川のフジイさんありがとうね。届き次第ボクはサイクリストになるヨテイです。

きょうの1枚
むかしTBIの表彰式はプールサイドで、これがまぁさむいんだけど面白い、でもそのうち頭打ってけが人が出るのでヤメよう・・・と思っていまはナシ・・・ですハイ。


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No.0069 Organisation Voice – 2000/02/29(火) 12:00

10年程昔、僕は「どこでもドアPROJECT」を進めていた。ドラえもんの「どこでもドア」を開発しよう!!というのではない。もしも、あの「どこでもドア」が開発されたらマーケットは?社会は?国際(国と国の際、つまり国境)は?経済効果は?絶滅する企業は?繁栄する企業は?そして、どういうマーケティングをして、どういうふうに社会に下ろして行くか?というプログラムは?などなど、いわゆるケーススタディをやったのであったよ。結論は、開発直前にG13に暗殺されるとか、僕の事務所のまわりに各国の合法・非合法スタッフが溢れて平井町商店街が超発展するとかという面白い案もあったのだが、まあどのアプローチから考えても、おそろしいコトが起きるのは必至。ところが、まてよ、いまのインターネットって、ひょっとしたらその「どこでもドア」に少し近いところにあるんじゃないかと思う。世界中のドコのサイトへでも、誰んとこでもヒョコッと行ける。でバイクの話にしてもナンにしても、「みんなもうバーチャル上(ゲーム上)でいろんな体験をしてるからね。リスクを伴う実体験がダメなんじゃないですか?」なんて言うやつがいる。つまり「どこでもドア」とインターネットの違いはココ。バーチャル上でのコトを体験って言うな。だからMATRIXみたいなヘンな映画がでてきて、自分と社会の実体が正確に把握できない奴らが出てくるんだ。バーチャルなんてコトバはチョット向こうにやっておいて、「グッド エクスペリエンス!」をテーマに、汗を流して、スリ傷つくって、そんな実体験をしに行こうぜ。ラリーレイドモンゴルは、とびっきりのグッド エクスペリエンス。机の上でしか考えられないヒトは、あなたのハートに聞いてごらんなせぇ。あゝラリーレイドモンゴル、僕たちのどこでもドアー。えっNISSANのパクリ?

きょうの1枚
第5回RRM、第2本部隊と「グッド エクスペリエンス!」な人々。 残念ながらリタイヤしてしまったが、彼らもまた「グッド エクスペリエンス!」なモンゴルを体験した戦士であることに間違いない。(…でも「どこでもドア」があったら迷わず使っちゃうだろうな!?)by Kuu


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No.0068 2000/02/28(月曜日) 12:00

忙しいったらありゃしない。まったく。プンプン。忙しすぎて遊ぶコトのできないボクはエネルギーの溜まった活火山状態!ブゥオ〜ンと噴き出して!!しまいたい程っすよ!ね、武田さん!カガワの。あのヘルメットバイザー状態…ではないんですが。 さて、自転車の新しいやつをGETしようと考えてる。もうすぐ始まるTBIやモンゴルの試走、果ては21世紀の冒頭を飾るパリ・ダカールへむけてトレーニング!!自宅とOFFICEを自転車通勤、だから考えたコトも無かったロードモデル。もし「おれのユズるゼ!」っという方、「あっポルシェならMTBでもイイんすけど」デ・ローザかビアンキでもイイんですけど...。 さてBMW-GS-NIPPONのマツモトさんはBMWのチームを作ろうと頑張ってる。スゴイゾ マツモト ミチハル!!と何故かカタカナが増えてしまうんであるが...。みんな、これは文化の維持・継承という高邁な活動です。RDB(レッドデータブック)に載りかけのRRMを救う、というのも大切なコトです。助けてもらおうという者のモノイイではナイナ。で「BMW-GSのオーナーのみなさん、みんなでモンゴルへ行ってハジケヨーゼ! by ミチハル」でした。いやアフリカツインでもイイんですけどね。佐々木さん、あのアフリカツイン・ランタンルージュ男も1150を買ったらしい!!というコトでBMW増殖中。どうやらコイツはRDBには載りそーもないっすね。まったく、どこがイイんだろーね。

きょうの1枚
コレ、某有名カメラマン。一時PRIS-DAKARではちょっと名の知れた高名なカメラマンだったんすけどね。バッグの中は今やゴランのナベ・カマ・ヤカン・ストーブ、モンゴルのラリー中にはオフィシャルのゲルの中でこのとおりのパフォーマンス。「サツエイは?」「えっカメラ持ってきてないのに!」ナビと料理が好きな元(?)カメラマン。笑顔がコワいでしょ。モンゴルに行くオフィシャルの皆様、「こんなコトは普通、アリマセンノデ...」


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No.0067 2000/02/26(土曜日) 12:00

モンゴルへ日本赤十字からの緊急援助が決まったという。ナンのコトだ?と思ったら、ヒドイ寒波で...-45度以下の日々が続いて家畜が何十万頭と凍死しているようだ。とても心配だ。ウランバートルから届くe-mailには、そのコトについてナニも触れていないではないか。いまさら過酷な大地だ、というコトを知らされる。私も冬のモンゴルには何度も訪れたことがあるが「もう、氷点下10度を超えれば -20度も -30度も同じ」なんてよく言ってたけどゴメン、これは全然違う。「今日は20度あるから暖かいよ」モンゴル人スタッフが僕のホテルの部屋にやって来ていうのである。 -20度のコトだ。地球温暖化にあってこの寒波。でも10年以上前は地球は氷河期にむかってるって言われてたこと知ってる?知ってるよね。ありゃどうなったんだろう。地球環境問題では、やはり東大の松井先生の理論をボクは支持したい。「人間の思い上がりだ」ってやつ。「人間の生存圏が危機に晒されているだけで、地球環境なんてのは何百万年かで循環・浄化されて、また元の美しい地球に戻るんだよ」って。そりゃそーだろ6千5百万年前、恐竜が絶滅した時はグジャグジャな地球だったんだから。

きょうの1枚
ホラ、ホントに冬のウランバートルでしょ。どっから撮ったんだろ?たぶん飛行機の中からだね。さぁ、モンゴルへのささやかな援助をどうするのか、ちょっと考えよ。

No.0066 2000/02/25(金曜日) 12:00

連日のようにTBIのコマ地図制作チームが撃退されて帰ってきてる。何故か?雪である。ホントに雪が多い。例年よりも多いんじゃないかな。ホントに暖冬?例年どおり? 例年てナニ?というコトでTBIのルートは、雪融けを待つですね。雪の中で走ると舗装とダートの継ぎ目がわからないっすからね。それだけじゃなくて、ガードレールの上を走る?のはちょっとコワイくらいのナニモノでもないです。さあ、でももう雪融け!!待ちに待ったボク達のシーズンがやって来る。今年は何にしても走って走って走りまくるぞォ!!と心に決めてるんだが、忙しいのがニャンとかならないか? えっと、円が下がってる。円安は困る。でも日本経済のタメにはなあ。株も下がってる、それは関係ナイからドッチでもいい。とにかく、日本は迷走中のようである。どこへ行こうとしてるのかがワカラン。で、ドコから来たのかすらワカラン。でも50万年前の建築物?らしきものの遺構が日本で出土したのはヨカッタと思う。北京原人より古いんだからね。ボクってナショナリスト?栃木の植木さん、どうですかね?

きょうの1枚
なんか新しい写真が無くって古いのばっか出して「どれにスル?」って言われても...。と思ってたら、第1回のTBIゴ—————ル!のHOTELで、一晩明けてあと片付け中に「オラオラ、集合写真!」ってその場にいた人たちだけで撮ったもの。もう卒業した人、まだまだオサカンな人、パリ・ダカまで行っちゃった人、なんか原点っすね。みんな若い。ボクも若い。君も若い。


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