No.0272 – Organisation Voice 2001/03/27

春もたけなわ、となってきました。松山城の桜も咲き始めて、ステキな季節の到来です。事務所の山桜も開花。昨年、この花の写真を撮って紹介したのが、ついこのあいだのように思います。なのにもう 1年です。巡る月日のなんと早いことか。 このコラムを書くようになってからだと、もう1年5ヶ月にもなり、よくも続くものだ、と人からも言われ自分でもそう思います。そのうえに「彼方へ」だの、本業のひとつのコピーライティングも含めると、なにかいつもキーボードに向かっています。行動派?を自認する自分としては、いかがなものか?という気がしなくもありません。それに毎日、書くことが苦痛な時もあるかと思えば、朝から時間さえあれば、バンバン書ける時、と様々です。スランプとかそういうんじゃなくて、こういう自身の状況はとても興味深いことだと思っています。つまりは、毎日をまさに生き生きと生きて、あーでもないこーでもない、今度はこんなことをしようか、それともあんなことしようか、と考えてなければ「まさに書くことは苦痛!」となってしまうんです。そこに必要なものは「変化」だと気づかされます。日記のようなものだったら、もう少し簡単だったでしょうにね。

最近「チーズはどこへ消えた」でしたっけ、ベストセラーがあってまさに「変化」と「対応」の理論が書いてありますね。しかし、若干の反論も試みたいとおもいます。もう何年も前、そう 10年も前でしょうか、ピーター・タスカの著名なタスカ・レポートでは、「変化はいつも突然であり、不安定である。予測できる変化はない。」と、まさにその通りだとも思います。そして一言、「世の中で変化しないものは一つしかない。それは変化しないものは無いという、定理だけだ。」とまで彼に言わせてしまいます。「うーー」諸行無常だ。これにも若干の反論はあるでしょう、しかし、やさしき英国人の彼は、そうして極端な言い回しを使っても、我々日本人に警鐘を発し続けていたのです。つまり「チーズは・・・」に中に出てくる「チーズの匂いの変化に・・」という部分は、タスカに言わせれば一蹴ものです。「甘い」と。まるで危機管理のお話と同じで、管理できる危機は危機ではない、みたいなお話になりそうなのでこのくらいにしますね。

最後に、故事をもちだしてみますと「窮すれば変ず、変ずれば通ず。」ということでしょうか。そういうことは、もう古くから繰り返されてることなのでしょう。行き詰まると、変えなければならない、変えなければ生き残れない。つまり変えれば、まだ道はある、ということでしょうか。でも諸行無常。日産も「変わらなきゃ」っていってたイチローも変わったけど、会社もホントに変わっちゃったぞ。


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No.0271 – Organisation Voice 2001/03/26

先の地震には、たくさんのお見舞いのメールや、お電話を頂きました。大変ありがとうございました。心から御礼申し上げます。私ども社員や、その家族、関係先には、これといった被害も無く、無事に通常業務に戻っていることをご報告申し上げます。とはいえ余震が続いているので、チョット心配。事務所に置いてあるバイクの中ではK1200LTが転倒。GS達は無転倒、と思いきやBMWの仙波君から今朝 TEL「下ろしたての1150GSが倒れた!」と、まあGSはいいじゃないですか。倒してナンボのバイクだから。(ソンナコトイウノハ、マツモトミチハルだけかと思っていた?)

そんな僕は、地震の直後に、事務所の中に止めてあった幾つかのバイクの中から、やっぱこれかねえ、とF650GS-DAKARを引っ張り出して、大渋滞の市内を走ってきました、路面電車は放置され全ての公共交通機関はストップ、瓦礫こそ無いんですが、救急車と消防車が走り回っていました。人はたくさん居るんだけど、まるで失われた町であるかのような不思議な時空を感じました。で、 F650GS-DAKARのなんとかったるいことか、と愕然としたことも告白します。なぜだろう、きっと2日前に河原のステアケースで失敗して、右手の親指の付け根を思いっきり痛めたせいだ。でも分厚くなって2000円もする、超初心者向けの Q& A特集号になって「しまった、よく見てから買うんだった。」と 一生懸命にバックナンバ-まで揃えたBMW-BIKESを見てて、醒めていく自分がそこにあった。それに、地震の後のF-650GSのザラッとした乗り味が妙にシンクロして「何か自分の趣味に、身内のような気持ちで居たものに、ケチをつけられたような、でも実は俺もひょっとしたらそうなのかなって思ってたというような。」みたいな気分がしたことを正直に告白しておきたい。誤解を恐れずにさらに書くが、あまりにも賛辞ばかり述べてるのは、もうおかしすぎる。BMWに乗ってる者が言うのだから間違いはない。広告よりも記事の方が広告っぽい(まあそれが業界のスタンダードなんだけどね。)。で、翻って自らの身も正そう。と思った地震の直後でした。

自分の信じるもの、確信にも似た手法。しかしそれが全てに正しいかどうか、それを疑う力、のようなもの。前にも書いたメディアリテラシーのようなもの。たとえば、BMWがC-1の輸入を日本の当局が、ノーヘルを認めないから輸入に踏み切れない、とのコメント。をしてる。僕もそうだとは思う、が「どうして、とりあえずヘルメットは必要ですが、やがては先進国に倣ってノーヘルでも乗れるように当局と交渉を継続します。」って言って、大型免許のない人にも、またはシティコミューターとして優れたC-1を、というよりBMWのモーターサイクルを、より大勢の人に乗ってもらうべく輸入するというのはだめなのかしら。じゃ C-1のが優れてるのは、ノーヘルで乗れるという点だけなの?こんなことばっかり書いてゴメンナサイ。愛するが故のアンビバレントな僕。


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No.0270 – Organisation Voice 2001/03/24

僕の席に最も近いのは、タケチャン。昨日は僕の変わりにOVを書くように!といったものだから「油汗を流しながら」といいつつ、じゃかじゃか打つではないですか。それに今朝来たら、TSさんにたくさん?のメールが届いてる。「単独でコーナーをつくれ」などの声もあって、若手の台頭に役を奪われた喜劇俳優か、マウンドを追われる老投手の気分!ってのはウソ。

さて、もう10年近く前のことです。住友林業という会社から、住友の山にフォレスターハウスという森林体験館を建てるので、内装とディスプレイ(住友の森の歴史などの)とホールに飾る大型のオブジェの制作を受注しました。そのときには、たまたま遊びにきていた、若き池町君にも手伝ってもらったのを覚えていますが、興味が無かったようで、最後までは手伝ってくれませんでした。巨大な木のオブジェが、うちのラリーカー制作工場を木工場と化して、完成しました。そしてその搬送と設置の大変だったこと。そこの関係者の方と昨日、話をしてて確信したことがあるんです。山の木を切ってる人は、環境保護の面では、どちらかというとイメージ的に悪い方の部類の人だと思うでしょ。でも、木を植えるのも彼らだし、木や山を愛していて、何よりも大切だと思ってるのも彼らなのです。木は生育中には大量の二酸化炭素を吸収して、体内に固着させます。だから、木造住宅は天然のタンクでもあるわけです。これは、燃やさなければ永遠に封じ込めたままなのです。老木になってくると、二酸化炭素の吸収量は少なくなってきます。そこではじめて、木を切り若木を育てていく、というのが彼らの古くからの手法なのです。ということは、僕たちも彼らと同じく、好きだから大切に出来るはずです。それは僕たちの走るフィールドですね。

実はタケチャン、彼はSSERの故郷、久万町の出身です。小学生の頃、深夜まで参加するライダーに手を振っていたのは彼なのです。そんな少年がパソコン少年になり、オフロードバイクに乗り、いまSSERで毎日のように全国のライダーに向けてメッセージを送る。なんか住友の森を思い出しました。歴史とその循環のようなものを。もう1人久万町出身の者がいます。ヤマチャンといいます。彼に初めてあったのは、もう30年も前のことのようです。僕の記憶はあやふやなんですが、僕がバイクに乗って、今のふるさと村の近くから、久万町内に向かうとと御堂トンネルというのがありますね、ある土曜日に畑野川(今のふるさと村方面)からそこへ通りかかると、開通式をやってた。小学校の鼓笛隊の後を黒塗りのクルマが入っていき、その後ろが僕のバイク。小学生達は、トンネルのなかで、完全にパニック、おかしいほどにメチャクチャな演奏を続けていた。泣き出すんじゃないかなあ、ッテ思った。その鼓笛隊の中に彼はいたというじゃありませんか。「ヘー」でしょ。それに彼も学生時代、帰省中によくSSERを目撃していたという。今も、イベント毎に駆けつけてくれます。いつも到着受付にいて、「免許書と自賠責保険、車検書または登録書!」ってやってくれてるのが彼です。久万町、梼原町その他多くの町村に理解され、そして応援して頂いて、続いているんですね。SSER、17歳になります。

きょうの1枚
「彼方へ」用の写真を整理していたら、パリルカップを走ったBMW-GSの写真が出てきた。これはゴールのケープタウンの市庁舎前のパルクフェルメ。このバイクのライダーはなんと、ユタ・クラインシュミット、そう今年のパリダカのチャンピオン。今と違って、このパリ・ルカップなんてほんとのサバイバルレースだったのに、ちゃんとノーマルのGSで完走してるでしょ。やっぱ、ただもんじゃないですね、彼女。


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No.0269 – Organisation Voice 2001/03/23

皆さんコンニチハ!。デキニチが始まって1年と数ヶ月、初めて登場する私はTSと申します。デキニチスタート時から主にデキニチの編集を担当していまして、実際のレースの場面でノートPCを持ってウロウロしている奴、そう、それが私でございますです。ハイ。 多忙を極める山田に代わって急遽書くことになりましたがいやはやまったく、キーボードを目の前に緊張してしまいますね。これを毎日山田は続けていると思うと、「ヨクマイニチツヅクモンダ」と感心せざるにはいられません。日々いかに人を喜ばせるか楽しませるかアイデアが泉のように沸き立つ方なのでさすがなせる技という所でしょうか。せっかくなのでデキニチ編集のウラ話を少しさせてもらうと、基本的にOVの原稿は山田が毎日パソコンの画面とにらめっこしながら打ち込んでメールで送信してもらい、そのまま更新しております。出張でPCが持っていけないときは手書きでFAXで送ってもらったりもしてますね。昨年のモンゴルでの試走の時に毎日レポートを掲載しましたが、あの時はインマルサット(衛星電話)経由でFAXで送信というソ連のスパイも真っ青(それはない)な手段で送ってもらったりなんてのもありましたね。で、これがまた電波の加減でとたんに届かなくなるんですよ。5cmぐらい受信しては切断の繰り返しで最後まで受信するのに深夜までかかりました。ノイズまみれで届く途切れ途切れの原稿はメールで一瞬に届く感じとはまた違った距離感というか鮮度があって掲載するほうも面白かったですね。と書きましたがその年(2000年)頃からなんと64kbpsの通信速度がインマルサットからでも可能になり(日本でいうとISDNの速度ですね)

同年のラリー本番では日本でレンタルされ始めたばかりの64kbpsインマルサット端末を抱えて行きました。空が見える所ならISDNと同等な通信速度が確保できるというのは新鮮でしたね。大草原の中にあるビバーク地で日本からの応援メッセージも毎日快適にチェックでき、その熱い声援はエントラントのみならずオフィシャルも勇気づけられたことは間違いありません。こちらで撮影した写真も当日中にご覧いただけましたので、皆様も時間差無くラリーの様子をお楽しみ頂けたのではないかと思います。インターネットは新しい体験を人間にもたらしてくれるのではないでしょうか。 インターネットで思い出しましたが、昨日山田がインターネット放送!とセンセーショナルに書いていましたが(僕もびっくりしましたが)、フフフ始まりますよ。そうですね放送局名はSSER CP-Xとでもしましょうか。なぞのSS、チェックポイントがインターネット上に開設されます。開局記念番組は「徹の部屋」(徹子の部屋ではないですよ)とでもしましょうか。毎日毎日あっと驚くゲストが登場で。。。え?このSSのオープン時刻はいつなんだって? でもサーバーが。。 きょうの1枚 これがモンゴルでの更新風景です。パソコンの向こう側に見える新聞紙を広げた感じの板がインマルサットのアンテナです。このインマルサットの説明書を見ると「電波が強いので半径1.8m以内には近づかないで下さい」とのそれは恐ろしい注意書きが。まあ近付いてもなんとも無かったんですが。これからもデキニチを応援よろしくおねがいします。


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No.0268 – Organisation Voice 2001/03/21

今年のスーパーNは、はっきり言ってスゴイ!です。面白いです。スーパーSSが3つ。誰も知らない秘密のダートが1本、出口はシングルトラック。昨日は、それを全てトレースしたら、もうヘトヘトで、口も聞けないくらい疲れた。こんなんでTBIは大丈夫なんだろうか。プールで作った体力は、いったいどこへ行ったんだろうか。それとも、あの恐るべき花粉が、体力を奪い取るのだろうか。

さて、SSERでは、夏の祭典の裏祭典。8耐を企画中。チョット意外?でも SSER流の少しソフィスティケイトされたものになるでしょう。年3戦くらいやろうぜ。担当はアンチャン。で、これからのSSERのイベントは、インターネット放送、ブロードバンドで、放映する方向で検討中。早ければTBI?こちらは、VTRも制作予定。RRM、SSER(Y2E)とSSER全戦、SSER 8耐シリーズ、などなどが放送されることになるだろう。時代の変化はすごいね。でもサーバが。 きょうの一枚 ほら、ホントに走ってるでしょ、スーパーNのコース。花粉との闘い。でもって、いつもとは全く違うエリアで、新鮮な気分、今年のスーパーNは全然あたらしいよ。


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No.0267 – Organisation Voice 2001/03/19

高速道路で松山に向かうと、西条ICからは片道1車線に変わる。最近は松山までの全線4車線化工事も進み、快適度合いも格段に高まった。ところが、途中には目も眩むような高架橋があって、乗用車で走ってる分には平気なのだが、カミオンの助手席にでも乗って居ようものなら、気持ち悪いことおびただしい。その谷は、この近くに松山などのような都市が存在するのだろうかというほど、野性味にあふれている。熱帯雨林の中を流れる川のようにも見える。そして、高速道路のその橋は、そのままトンネルに吸い込まれていく。

するとトンネルの中は、高温で多湿。フロントガラスは一瞬で曇ってしまい、視界はゼロになる。多くのドライバーは、あまりガラスの外側が曇ることに慣れてはいなくて、ワイパーを動かせばすぐに解決をするものを、パニックに陥ってしまう。かく言う私も、初めてそれを経験したときには、外側の曇りだとは考えにくくて「ヒヤリ」とした覚えがある。そして、その危険性について、SA、PAのWCに張り紙が「急激なフロントガラスの曇りには、あわてないでワイパーを」と、貼ってある。そんなもので大丈夫だろうか。と思っていたら、一昨夜、オートバイの死亡事故が起きた。病院に運ばれるまでは意識があって、「急にシールドが曇って、視界がなくなった。」と救急隊員に話していたと言う。パニック時の行動、または思考には個人差が、当然ある。「ヒヤリ」とした経験ですむ人と、そのまま事故につながる人は必ず両者とも存在する。または、その時の精神状態、疲労度など様々な要因が絡みつく。今回のような事故は充分予見できたはずで、事故の危険回避に公団側などは、例えば高速道路を走るバイクの装備のことなどには、あまり考えられていたとは思えない。クルマにはワイパーを慌てずに動かせ、と勧告しているのに、バイクには?

最近、国道には情報BOX工事といって、走行車線の真ん中が約50cmほど切られてケーブルを埋めて、新しいアスファルトを掛けているが、かなり質が違い、段差がはっきり残っている。4輪はまたいで走れるからいいのだが、バイクには走行レーンである。オフロードバイクには大して問題のないものだが、ロードバイクで出かけるとたまらない。はっきり言って危険である。きらって左を走ると、路側に危険な障害物も多く、右側を走ると対向車の危機にさらされる。つまり、バイクの交通上における、立場など考えていないと疑わざるをえない。どうして路側などを使わないのか、また情報 BOXで表示する程度の情報量なら、既存の電話線で充分ではないのか。それぞれの立場で省庁毎に、通信インフラを持ちたいと言う気持ちは分かるが、 2重投資になってないのか、それが、道路交通上の危険まで平気で脅かしているんじゃないか。などと思うので、今度、国土交通省に聞いてみようと思う昨今である。


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No.0266 – Organisation Voice 2001/03/16

僕の友人が、この数日前、砥部の山里に蕎麦屋を出した。マニアックな僕に内外装の依頼があれば、すさ入りの土壁に、三和土の土間、古材に、露天風呂?にしたのに。半年くらい前、僕の事務所を訪れた友人に、見栄を張って「忙しい」なんて言ったもんだから。でも、梼原在住の版画家、山茶屋さん(雅号です)に、僕の事務所にあるのと同じような、砥部の里をモチーフにした作品を作って頂いて、掛けてある。 今日は高知から友人の、名工 MASAさんがやって来たので、二人で「蕎麦食いに行こう!」と日暮れ前に出かけて、行ってみると準備中。中を覗いて、支度中の店主を引っ張り出して、今度は 3人連れになって、その近所の蔵元へ行ったのである。そこで利き酒大会!いろいろな酒粕の試食大会。あげく、クリームチーズのような大吟醸の酒粕を、お蕎麦屋さんに持って帰って、蕎麦の実をつけて、あぶって食べてみる、とこれが新しい。といっては、お酒を飲んで「砥部はいいところだあ」と休日気分。

事務所に帰って、あわててこの OVを書いているんだが、「今日の一枚は、砥部の蕎麦屋にかかる版画にする。」と言ってデジカメを持って行ったまでは良かったんだけど、撮るのを忘れてしまいました。今日は、実も心も休日というところ。 「彼方へ」も続々UP中、すでに第5話。写真にも、キャプションが付いて、面白くなりました、と一人で思っているのですが、皆さん感想と、お励ましのお便りをお待ちしております。


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No.0265 – Organisation Voice 2001/03/15

昨日はこのOVで、檄をとばした。オフィシャルスタッフに対してであるが、もちろん競技参加者の多くもこのOVを見てる訳だから、ある意味、公私混同というか、でも参加者の皆さんにも、分かって欲しいという気持ちも強かった訳で、まあ、あのような文書になったんである。毎日、こうしてこのようなヴォイスを漏らすということは、取りも直さず僕の精神状態を、つまびらかにするものなんじゃないかと思うにつけ、読者の中に、精神分析医のいないことを願う。いや、そういう人がいて、なにかとカウンセリングして貰えるのも悪くないかなあ。

実はスーパーNなんですが、長崎であるイベントとバッティングしているということを知りました。申し訳ありません、もっと事前に良く調べておけば参加者にも、九州の主催団体の皆様にも、ご迷惑掛けることなかったのに。この誌面上で、お詫びいたします。このようなちょっとしたミスは、良くないことです。西日本エリアだけでも、調整機能があれば良いですのにね。また我々SSERも、日程を毎年FIXすればいいものをと、思います。

TBIだけは13年間、全く同一の日程だったんですが、夏のSSERたるや、さまよえる湖の如し、ですもんね。でもそれにしてもスゴイというのは、僕の運の強さ。今年で17年になるSSER2DAYS(Y2E)も12年目になるGROUP-Nも、台風シーズン(まあNは違うか)それにしても「去年と同じ日程なら、とんでもないことでしたねえ、日本中の屋外イベントは、軒並み中止でしたもの。」とか、「日程が1日ずれてたら、だめだったねえ。」ひどい時はそれでも、「降り始めからの雨量が○○mmを超えたので、すべてのSSをクローズするぞ。」と通達を出した時点で、最後の数台が最後のSSの入り口にいたらしくて、あとでプロテストを受ける羽目になったんだが、なんと5分後にがけ崩れ、あわや大惨事!何も知らないエントラントは「自分たちは、まだ走れたのにオフィシャルに走行を止められた。」と抗議。でも朝の4時半のことですよ。 「どのような基準で、競技の続行や中止を決めるんだ?」という、お叱りにも似た抗議。そのガケ崩れの事例からも分かるとおり、可能なギリギリの線まででやっているのですが、本当は、もう少し安全のマージンを取るべきなんでしょうね。「あの後すぐに、林道内のガケが崩落して、全く通行不能になった。あわやのところで、危険が回避できた。判断基準は、役場に設置されてる雨量計のデータで、降り始めからの総雨量で決めている。」とこたえると、ポツリと彼、「さすが、SSER」あー、自分で書くと恥ずかしいから今日はこのくらい。

きょうの1枚
スーパーNのステッカーキットの校正が手許に届いていたので、今日の一枚はコチラ。今年のNのテーマカラーは、なんと真っ赤ッカ!フランスでは赤は、勇者の色であり、男の子の色なんですね。逆に青は、女の子の色。子供の頃、赤いセーターを着ていると「それは女の子みたいじゃない」とよくいわれた、フランスの話を聞いて「ホラッ」ッテ思ったもんすよ。で白は何かというと「公平、平等」を表す色なんですね。それがトリコロールカラー、ラ・マルセイエーズが聞こえそうでしょ。ある人が、とある誌上でティェリー・サビーネがこよなく愛した色の、オフィシャルスーツって書いたけど、少しだけ違う。ジャッジメントを要求されるオフィシャルの色なんです。公正、公平であること、です。


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No.0264 – Organisation Voice 2001/03/14

檄。

本日のOVは、SSERの精神と、オフィシャルの概念について記す。いままで SSERとは厳しいレギュレーション、うるさい車検。冷徹なレギュレーションの運用。というイメージがある。一部は、故永山竜叶君が情報として、書き連ねたものがそうなったかもしれない。しかし、当たり前のことが「まあいいじゃん。」とやってきた、多くののライダー達、その実、社会はそれほど甘くなく。いつまでもモラトリアムを気取ってられるほどの、おおらかさなど持ち合わせてはいない。たとえば法に問題点があるのだとすれば、国には「おかしぞ」と問題提起することのできるシステムは整っている。それをせずに、批判ばかりして、場合によっては、平気で無視したりするのは、勇気のある行動とは言いがたい。勇気ある行動。それこそがSSERオフィシャル・スタッフの行動の基準である。

たとえばSSERのオフィシャルは、誰がなんと言おうとも、動じることなく単身、夜のゴビ砂漠をわたり、サバイバルにも長け、危険を最大限探知し、回避する。それは自らの為のみでなく、挑戦する参加者のためであり、他のオフィシャルの任務遂行のためである。それは厳格で、やさしさに満ち溢れた男の中の男たちである。こんなことを平気でやれる奴や、同様のモチベーションを備えたチームを、私は知らない。軍や自衛隊などと言うものは、充分な装備、電子デバイス、システムに保障されたもので、平時下にあっては、真の冒険性や、探険性というものは持ち合わせてはいない。ゆえに、われわれオフィシャルは、参加者にも相当のことを要求する。確実にそれをクリアして来る者のために、それをしない者に妥協することはない。たとえば、レギュレーションとは、日本の法律などはまったく別のもので、レギュレーションが求めるものは法律で求めるものより厳しい。なぜか、法律とは、広く一般に適用されるものであり、我々のそれは危険であるとか、困難であるとかに対応する、もう一段階以上、絞り込まれた者を対象にしているのである。こういうことを正しく認識して欲しい。「道交法で良いのに、なぜ SSERではだめなんだ?」という意見を年間にどのくらい聞くようになったろうか。違法でなければ良い、というのはこのイベントに参加する以上、間違いである。それは先に述べた。

さて、私個人は今回TBIに参加すると宣言して久しい。もちろん多くのオフィシャルスタッフも、参加者として名を連ねている。そしていま、この段階になって、実はは参加をためらっている。いままで12年間続けた、このイベントに身をおいて、あたらしい次の何かを考えてみたいという、ある意味では姑息な了見での参加ともいえる。しかし、ここに改めて宣言する。どのような困難な事態になろうとも、この大会の最高責任者は、私であること。全ての、オフィシャルスタッフと、わたしはひとつであること。最も困難なことに誰もが進んで、挑戦することを信じている。SSERの精神。それはいかなるときも、公正で、公平である、ということ。その行動はあくまで、平然と勇敢であるということ。だれでもが、一朝一夕でオフィシャルスタッフになれるというものではない。

きょうの1枚
故永山君が収めた、10年前のTBIノオフイシャルスタッフの集合写真。TBIのオペレーション中に、こういった全員の写真を撮る、というのは非常に難しくて、「やっと実現した」と大喜びしてた彼の姿が今でも忘れられない。参加者もこの当時の顔ぶれが揃う、オフイシャルも揃わないものか、と真に願う。僕たちの13年間のために。


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No.0263 – Organisation Voice 2001/03/13

マスコミはすごくズルイと思う。今回の「森降ろし」を思いっきり進めたのは誰の目にも彼らマスコミである。あのしぶとい総理のこと、本人は「辞める」といってないのに、「正式に辞意表明!」と見出しが躍るものだから、彼は辞めるにあたって、なんて言ったんだろうか、と一部始終新聞を読んでも何にも書いてない。しかも「こんな時に、こんな時に」って人には言いながらも、この月曜日は全ての新聞が同時にお休み。交代で休むならともかく「もう人の悪口ばかり言うのは止めたらどうかね!」と僕は思う。そして今度は「辞意を表明してるのに、日米首脳会談や、日ロ首脳会談をするのは、相手に失礼だ、どうするんだ。」「無責任だ。」とののしる。で、こんどは森さんが「辞めるといってないのに。」といえば、総裁選の前倒しは、事実上の辞任だ。」と言いつつ「また総裁選に出馬する」とは絶対に言わせないぞ、といわんばかりの圧力をかけてるように見える。

でその事実上って何だ。じゃあ、この前、某テレビで「現状の日本は事実上の倒産状態にある。」っていってたけど、事実上ってのは彼らマスコミにとって、どういう状態なんだろう。「事実上は死んでるけど、生きてる。事実上はホントだけどウソ!」みたいなものか。さっぱり分からない。ことばかり繰り広げてたら、さらにマスコミも誰も見向きもしなくなっちゃう。人の道は大丈夫か。 経済が悪いのも、政治が悪いのも、ひょっとしたら、その伝え手こそが悪いんじゃないかと思うよ。人は情報に左右されやすい。だから株の世界でも「風説の流布」みたいな犯罪があるんだろ。欧米ではメディアリテラシーって教育が盛んになりつつある。まず報道を疑ってみる、という教育だ。報道の後ろに隠されたものを読み取り、報道が意図しているものがなになのかを探知する知識が必要だ。

さて話は変わる。ぼくのTBIネタ。ところでぼくのマシンTTR125LW、HIDが着きました。でもって電圧不足でもうチョットで点きそうで点かない。そこで、前もお話しましたが、テール、ウインカー類をLED化、消費電力をミニマム化。しかしいくら頑張っても、総発電量が、HIDを点灯させるだけの、供給量に達しない。こりゃしやない。と、ちっちやな、バッテリーを買って来たの。おまけに、AC100のバッテリーチャージャーの超軽量タイプもゲット。おまけに走行中には、ソーラーチャージャーも使おうと言う、まあ時代の最先端の、エコロジストぶりッテ言ってたら「バカじゃないのか!エコロジストは、そもそもそんなに金は使わんのや!」だって。僕の最も嫌いなクルマの乗り方。それは室内総オートバックス野郎、変な照明、変な小銭入れ、携帯ホルダー、芳香剤(ひかる)バイザーにくっ付くアイデア商品類、必要もないのにさまざまなメーター、水中花のノブ、エッそれだけは良いのって?、そんなTTR125になってしまいそうで、怖い。「えーい、こうなったらハンドルバーパッドをチンチラにしょうか!」だって。 きょうの1枚 変な顔になったTTR125.変だけど、可愛くってカッコいいすよって、誰か言って。


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No.0285 – Organisation Voice 2001/04/13

なににおいてもとまでは言わないものの、イタルデザインは世界をリードしている。どうしてこれほどまでに一国が、そんな最先端のパラダイムを持ち得たのだろうか。ラピタの最新刊を見てると巨匠ジョルジェット・ジウジアーロの特集が載っていた。日本の幾つかの美しいクルマは彼のデザインになるものが多いし、なんといってもVWのゴルフは彼の代表作だろう。時代を変えるデザイン。僕がもう20年近くも前に、この世界に魅せられたきっかけのひとつでもある雑誌に紹介されていたジウジアーロは、ほかのナニカで見たことがあるんだけど僕が欲しくてたまらなかった、ブルーのブルタコ・シェルパT250にまたがっていて、今のトライアルマシンには無くなってしまった美しい造形美を見せるタンクのラインを見せ付けてる。モンテッサのエンブレムは、親指を立てたハンドサイン、トライアル仲間に「どうだい!」と自慢げだ。たったそんなことが、人を好きにさせる。ジウジアーロという男が、いや失礼、巨匠が実に身近に、そしてとってもいい人みたいに感じられるから不思議だ。

ジョルジェットといえばもう1人は、ジョルジュ・アルマーニか。これも日本では間違った評価を得てしまった、アパレル・デザイン界の巨匠。まだ彼がメンズに参入する直前、彼のプレタポルテを手にした僕は、服飾の素晴らしさに立ち尽くしたことがある。これはもう20年以上前の話だ。彼はそれまでの紳士服にありがちな、ギスギスしたラインを崩すことによって、働く男たちを過去からの呪縛の開放に成功した、デコントラクテという非構築的なデザインで、まあいわば服飾界のジャンヌ・ダルクだったんだ、あっジャンヌ・ダルクは女性だったっけ。でアルマーニの服はじつはイタリアンっていうには少し違う。本来はむしろポルシェやメルセデスの印象に近いドイツの最速クーペみたいなものなんだが、バブル期の日本が、アルマーニ=フエラーリ=イタリアンマフィア、みたいな構図を作って、不動産屋と青年実業家の制服にしてしまったことは実に悲しい出来事である。ゆえに今は、チョット着る事がはばかられるくらいだから、これも悲しい。僕はイタリアンなデザインや製品が高いとは思わない。金額の総量で見れば高いけど、みんなが並んで勝ってるユニクロの方が、高い買い物についてるんじゃないかと思う。1900円のフリースは最終的に800万枚、152億円の売上なり。ひとつのものがこんなに売れるのはおかしい。きっとアパレル製品にもセーフガードがかかる。中国は怒る。訳がわからなくなって、感情的になる。経済的な衝突はあらゆる局面に及び、やがてそれは武力衝突にまで発展するだろう。(チョコっとノストラダムス風に読んでね)

ところで円安で、海外旅行もイタリア製品のお買い上げも、チョコット厳しくなっちゃったけど、海外市場ではメイドインジャパンは再び競争力を着けている。そんな日本製品に国際市場で危機を感じているのは、やはり中国のようなのである。ついに中国はここまで成長したのだ。つまり中国は日本やアメリカなどの企業の、コストダウン戦略のための生産地ではなく、もはや総合的に物を作る生産上の競合国になっていたのである。それにつけても思うのは、「もっとデザインを」なのである。「日本製は壊れない」とか「カッコいいだけのデザイン」の時代は終わってる。で、次は中国あたりからすごいデザイナーが、ごろごろ出るようになるかもしれないよ。21世紀のヘゲモニーは、軍事力よりデザイン力。

きょうの一枚
なぜか出て来た、1992年の菅原氏。まだ49か50歳のときだ。若い。パリルカップにはじめてカミオンのドライバーとなった年だ。モンキーにのって、ビバークの中を走り回るので、みんな迷惑なのだ。はじめて、大量なエアメカがついたもんで、ビバークについてもすることが無いんで、やっぱりビールを探しているんだ。この時のモンキーのライディングテクがこのTBIに炸裂するのである。


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No.0262 – Organisation Voice 2001/03/12

火山噴火予知研究委員会が、富士山の観測体制を緊急強化したというニュース。低周波地震が多発しているのだそうである。日本のシンボルとも言える富士山が噴火したら、どのような被害とその後に続く様々な出来事が起きるのだろうか。ピナツボ火山やセントヘレナ火山の噴火は、核の冬にも似て、成層圏高く火山灰を漂わせた。かくも自然の力は畏怖するに充分である。で旧ソ連のミールも地球に落下してくる。巨大宇宙ステーションが降ってくる。日本に落ちる確率は1億分の1だっていうけど、素人考えでも、日本の国土の地球表面積に占める割合でも、1億分の1ってことは無いしね。そこで地球の表面積は、幾つだっ。5億1千万平方キロメートルだ。日本は37万8千km2だからえーと、1350分の1かあ。ということは 1000分の1くらいの確率になっててもおかしくないんじゃないのか。詳しい人がいたら教えて。

どうもノストラダムスの予言も、 2年かそこら間違えただけだったりして。 6500万年前、ユカタン半島に落下した大型の隕石が、恐竜を絶滅させたと言う学説が決定的になって久しい現代。人類を脅かすものは、人災と天災が複合的に絡む、こんな要因のような気がしてならない。 それにしてもアルマゲドンやインディペンデンスデイでは、パリや香港や、NYなどが壊滅していくシーンが強烈な印象として残ってるが、果たしてミールは大丈夫なんだろうか、もう姿勢制御は出来ないんじゃないのか。そして、富士山は。今夜のJRMのチャット大会は、こんな話で乗っ取ってやろうぜ。ところで、チャットって?

きょうの一枚
これが、ミールだあ。今夜は松山の上空でも見えるらしくて「写真撮りに行く?」などと事務所の中は、盛り上がっていました。3月26日に南太平洋に落下する、らしいんですが。ロシアは2億ドル約240億円の損害保険に入ったそうです。大気圏突入後は、約1500の部品にばらけて、落下、その一つ一つは、厚さ2mの鉄筋コンクリートを粉砕するんだって。


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No.0261 – Organisation Voice 2001/03/09

キャストアウェイという映画の中で、Fedexの社員のトム・ハンクスが自社のエアカーゴのパイエロットに「もっと急いでくれ」と言うと、彼は「なら、UPSに言ってくれ。」と答える。すると、松山の映画館内はシーン。時に日本人は、彼らのジョークが分からないことがある。と言うことはジョークだけでなく、主題的に言っていることさえ、分からないことがあるんじゃないだろうか、と勘ぐってみたくなる。原潜事故でもそんな気がする。この映画では、時間という概念にメスが入れられて、考えさせられているのだが、えひめのみなさんは、トムハンクスが痩せたとか、よくダイエットしたもんだとか、見上げた役者根性だとか言っている。まあ、それもそうなんではあるが、本質を見間違えることは、まま在ることである。

で、もう週末。ひょっとしたら地球の自転も、公転も加速してってるんではないの?と思いませんか。そう、ぼくたちは、時間にあまりに囚われているのじゃないだろうか。映画の中では、無人島にあって、それでもトムハンクスは、時間に囚われている自分を発見する。と言う風に現代人に痛烈なアンチテーゼを放つ。そして帰国後、、初めて彼は時間という拘束から解き放たれるんだろう。ああなんと現代における時間の概念の、多様で頼りないことか。そうそう、( http://www.j-r-m.co.jp ) 日本レーシングマネジメントのHP上で、3月12日21時からTBIなどについての大?チャット大会をするというので、是非皆さんも参加して、菅原さんに「そんなことより、パリダカの話は?」てな風にやって下さい。日替わりコラムはなくなるそうです。まあこれを毎日書くのは大変と言えば大変。出先からも書かなっければならない、って言うもんだから僕は最近すっかりモバイル君。そうそう「彼方へ」は本日、第3話が大量掲載予定。ちょっとハナシが、こんがらがって来たぞ。


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No.0260 – Organisation Voice 2001/03/08

昨日は黄砂だ、花粉だ、春が来た来た、と大騒ぎしてたら今日は吹雪。日本経済のそれにも似て、二転三転であるが、季節は必ず巡ってくる。三寒四温なのであるよ。日本経済ったら、季節のように、やがて春が巡ってくることはあるのだろうか。 僕たちの地元のタオル業界。安い中国製のタオルに負けて、ついに、お上に「なんとかして!セーフガードを発動して!」って泣きついた。まあ「輸入制限なり禁輸措置なりを取って下せえ、お代官様。そんでもってニックキ中国人をやっつけて下せえ。って訳だ。それに異議を唱えるのは、てっきり中国人だろうと思ってたら、「ソレ日本人アルヨ。」ってな訳だ。噛み付いてきたには、チェーンストア協会などの、まあ安さで勝負する日本人チーム「顧客の利益にならない。」と、うーん。ムヅカシイ。お上はどのように、「お裁きをなさるんだろうねえ、熊さんや。」テえ感じ。 企業努力で中国などに生産基地を設けた企業、それは大変な道のりだったはずです。そしてそういった努力をしなかった企業。出来なかった理由は沢山あるでしょう。が、その後者または敗者が、おカド違いの文句を言ってるんですが。日本国民の多くは「モノは安くなければ買わないけど、愛媛のタオル屋さんは、かわいそうだ。」と思うんじゃないのかねえ。

で、話は変わる、わが愛媛の原潜事故、これで知ったのが「えひめ丸」誰も口に出しては言いませんが県民の 95%が、「へーっ、そんな船を県が所有してたんだあ。」と思ったはずだ。まあそんなことは、よろしい。この事故、なんか論点がずれてるようで、気持ちが悪い。何かがおかしい。どうも地位協定のような、差別があるように思えてならない。どうせなら、対米禁輸制裁でもしたらどうかねえ。えっ、「そんなことしたら潰れるのは日本!」だからだ。まるで主力クライアントの無法に、必死で耐える某大手広告代理店の、「あっ、チガウ、チガウ、今俺のことを言ったろ!と思った人(僕の知る限りでも、このOVの読者に10人はいる)ちがいます。たとえ話だってば。」でも今の日米関係は、これにつきますかねえ。いずれにしろ「不信任はしないけど、退陣要求はする。」という非常に分かりにくいのが、日本の文化であるね。まあ、どんなに言ってもマスコミは、攻めるから、分かりにくくしておこう、ということになると思うんだろうねえ。ということで、せめられるはマスコミ?今日の僕も、とっても分かりにくい?

きょうの一枚
これ、昨年のスーパーNの会場風景。標高があって、夜は寒いのですが、朝には見事な雲海が見えちゃいます。


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No.0259 – Organisation Voice 2001/03/07

四国は昨晩あたりから異常に暖かいと思ったら、今朝は今朝で猛花粉!そのうえ黄砂がものすごい。コウサってのは、黄砂が降る、つまり降砂だと思っていたんだけどコウサと書いて、漢字変換しても「降砂」とはならない。とするとやはり「黄砂」が正しいんだろうか?などと、考えている。まあどっちでもいいけどね。その黄砂もホントに半端じゃない、砂嵐一歩手前だ。まるで中央アジアの町か、アフリカの都市みたいだ。このまま行くと日本にもデューンができるんじゃないか。と思っちゃう。はるか太古から繰り返された、この現象。よくよく考えれば、日本の土なんて、ほとんど?揚子江流域やゴビの砂で出来てるんじゃないんだろうか。などと考えてると大陸のロマンが目を覚ましてくる。

中国は深刻な砂漠化に悩まされてるってことは、以前に書いた。毛沢東時代から、耕して天に出でよ!みたいなスローガンの上に、耕せるものなら先祖の墓でも耕せ。と、当時の知識では、それがどれほどの環境破壊になるのか?知る由もなかった。そして大規模な洪水などによる農地の流出、農地の荒廃が進み、当然の結果として砂漠化が深刻になってきた。先日の新聞では、中国の経済成長率7%とある、どこかで聞いた数字だ。日本などの軽工業製品の主要生産国は、中国に移ってしまって空洞化は深刻だ。降りかかる黄砂の量が、何か暗い未来を暗示してるような気がするのは、僕くらいなんだろうか。よし僕は百姓になる!といいだして10年にはなる。

さて、「スーパーNのリークのコーナー」車検会場はいつもの所らしいが、車検合格後リエゾンがあって、ひとつめのクローズコースへ移動する。そこが総合のスタート地点だ。お花見弁当もここにある(らしい)そしてエンューロマシンの試乗会もこの中。いよいよ午後遅く、スーパーSSをここで、そしてもうひとつのクローズコースへ移動、2本目のスーパーSSはここだ。そして、3本目も再びクローズコース、そのまま漆黒の闇の彼方へ、長いダートのSSが、続く。なんてホントなんだけど、まだ内緒。

きょうの1枚
空から見た松山空港。海から侵入する際に左手に見える、海に突き出したグリーンの埋立地。中央に見える(だろうか)この10年以上のナガキニわたって、さまざまなドラマを作ってきた、テイジンの山。ここです。ついに今年最後のTBIは、この山がなくなってしまって、使えなくなった。残念。でもまた新しい展開が在るのかと思えば、スタイルが変わることは、やぶさかではないのである。


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No.0258 – Organisation Voice 2001/03/06

TBIの初期、まだそのシステムも模索中だった時代。参加者こそよき相談相手で、僕はそんな彼らに導かれるまま、峠道を登ってきたように思う。そんな彼らも、気がつけば、なんやかんやで疎遠になってしまう。だけでなく13年の歳月は、誰にも等しく13歳の年を加えてる。しかしそんな仲間たちが「でもあの TBIが最後と聞いて」と、またやって来る。今日はそんなひとり、松井勉氏からのメールのやりとりを、もちろんご本人のOK!を頂いて転載した。

On Mon, 05 Mar 2001 12:43:33 +0900
taroki1 <******@******.***> wrote:
前略  sser御中 こんにちは。昨日、愛媛も雪だったらしいですね。東京は風、雨でけっこう荒れていました。さて、レギュレーションについて質問したくメールしました。以下ご回答いただければ幸いです。

その1  2)-2改造可能箇所について。 保安部品につてですが、補助灯火類とはどのように解釈すればよいのでしょうか。たとえばいわゆる前照灯のアシストランプ的な物ですか?それともウインカーなどヘッドライト以外の灯火類なども含まれるのでしょうか?(要するにウインカーの変更が可能かどうか、という点です。たとえばノーマルのウインカーからXR-BAJAのoeウインカーに変更をしてありますが、それを戻す必要が有りますか?)ちなみに、アシストランプに限られる、という場合、ポジションランプ付きのウインカーは補助灯火類という範疇になりますか?

その2 4) 服装および装備品の規定 について。  4)-3にある脊椎と胸部を保護するプロテクターの解釈について教えてください。 これはナニをもってして十分と解釈されていますか?たとえばジャケットの下に脊椎パッドを装着し、胸部はジャケットの衝撃吸収力に期待する、という解釈は成り立ちますか?また、チェストプロテクター装着の場合、ジャケットなどの中とし、露出しない、という点についてですが、この理由を教えてください。とうのも、基本的にチェストプロテクターを使用したいのですが、ウエアの下に着ると体格の問題でライディングの妨げになる可能性があり、安全性にちょっと難があるのです。また、かつてジャケットの下にダブルのチェストプロテクターを装着していた頃、転倒時にガードが体に密着しすぎて逆にガードのエッジで頸部を押され危ない思いをしたことが有ります。率直に言ってジャケットの中にプロテクターをするのが怖いんですが、例外無くジャケットの下に着ないといけないのでしょうか?これは個人的な意見ですが、雨の日など、汚れたジャケットを脱ぎ、バイクに掛け、店などに入る場合、ぬらしたくないブレストガードをもったまま店に入るのはちょっと気が引けるように思います・・。でも、濡れるからバイクにも掛けておきたいないし、と昔むかし、雨続きのTBIでの思い出がよぎります・・。

その3 4)-5、ミラーレンズについて。 レギュレーションを見て早速ミラー意外のもので適度な暗度をもったレンズを探しましたが、私の使用するブランドには目茶濃いかクリアしか存在しませんでした。これまでの経験上、ミラーレンズが視界や表面コートのキズなどに起因する乱反射などでネガな要素を感じた事がここ10年ほど有りません。市場のラインナップもミラー中心であり、過度に透過率の低い物は危険としてもミラーレンズへの規制緩和の可能性は有りませんか?最近、年齢のせい(笑)でしょか、ある程度光線をコントロールしたほうが格段に走りやすく、車検とイベント対応でクリアレンズにサングラスの組み合わせ、ではおそらくレギュレーションの初志に反するように思うので、ご検討いただければ幸いです。 これは個人的な質問です。 サイレンサーの公認申請とは誰がsserに申請すればよいのでしょうか?製造者ですか、販売者ですか、ユーザーですか?また、いわゆる保安基準に適合しているリプレースマフラーとリストにある公認マフラーの違いはどんな点に有るのでしょうか?独自な部分が有れば教えてください。 以上です。 お時間のある時に返信をいただければ幸いです。 では
松井 勉

 

On Tue, 06 Mar 2001 15:41:08 +0900
“SSER ORGANISATION (support)” <support@sser.org> wrote:
お変わりありませんか。ラストTBIには勉チャンにも参加とのこと、大変嬉しく思 います。 ( 中略 )  さて、お問い合わせの件については以下の通り回答いたします。

その1) ウインカーの変更は全く問題ありません。ついでに言うと、補助灯火類とはここでは、前照灯の補助を果たすものです。ポジションランプはそれが、ウイ ンカーと兼用になっているものであれば、補助灯火類とはみなしません。また補助灯火類とは灯体が主灯と別体になっているものを指します。

その2) 最近のSSER関連イベントのインジュアリーレポートでは、(と言うほど大袈裟なものではありませんが)ナビゲーション機器類による胸部および腹部へのダメージが報告されています。したがって一般的なライダーまでを広くカバーせざるを得ないこちらのレギュレーションでは、胸部そして鎖骨前部の充分なプロテクションを求めております。つまり脊椎パッドは有効です、が胸部をジャッケットの衝撃吸収力に期待するのでは、充分とはみなされないと思います。私見のみで言えば、あなたには、それで充分であると断言できますが、こういう曖昧なものを明文化つまり、レギュレーション化すると、最小公約数的になり迷惑な話でもあります。ただただご賢察頂きたいのは、こういう風にしないと、そしてスタート時にチェックしないとニーパッドすらしないライダーが居るのですよ。それは参加者の自己責任において為されるべきだ、という僕たちの時代は微妙に変わってしまったんです。またジャケットの下、若しくはジャケットを脱ぐときはさらにジャージの下に装着を求める理由は、ただひとつ。タダでもいかめしいプロテクターを、隠して欲しいという、もう10年にもなるSSERのキャンペーンのひとつです。これによる負傷の報告はあがっていませんが、却って危険が考慮さ> れるのであれば、早急に対応策を考えます。検討結果は公式通知にて全参加者に伝えますが、その時点まではこちらのレギュレーションが優先されます。

その3) これも前段の回答にリンクする部分がありますが、実はもうひとつ理由があります。それはデイライトのSSのなかにもトンネルがあると言うことです。もちろん今回230名の参加者が、ミラーレンズを着けプロテクターを着けて行進するのは、社会性に於いていかがなものか。という判断が第一なのは言うまでもありません。それにしても、「せめてもの」と言う感は免れませんが。 サイレンサーのSSERの公認申請の手続きは、FIAもかくや、というほどに(というほどではありませんが)製造者の責任で製造者によって申請していただきます。公道を、また夜間走行をするわれわれのイベントでは、メ-カーの純正であっても騒音が大きいと感じることは少なくありません。日本のこの部分に関する規制は甘すぎると言わざるを得ません。モーターサイクルが社会性を失なった部分です。しかし規制緩和の流れもあり、また幾つかの製造者から「何とかならないか」という申し入れも度重なり、この制度を始めたものです。もちろん我々のイベントが特殊であるというのは、いくらマフラー製造者に言っても理解してもらえるモノではありませんが、合法ならそれで良いのか、という疑問にも触れて欲しいと思います。そして公認申請時に実寸図と騒音測定データと写真を、製造者の署名入りで提出して頂いており。車検時に、その同一性を確認することが出来ると言うことです。もちろん申請料は要りませんので、その製造者の責任と意識に頼り、我々が最も恐れた部分の扉を開きました。結果はここだけの話し微妙です。製造者のモラルもそうですが、深夜の民家の前の上り坂、深夜のSSから聞こえてくる騒音、大きな問題となってきてます。(これは夏のSSER2DAYSなどのお話。) 結果どの回答も、いささか官僚的に過ぎるとお感じになったのではと、思います。最後のTBIだから、とは思っていません。改善できる点はどのようにも改善していきますのでどんどんメールをください。そしてこのGWがとびっきりの、そしてすこしばかりタイムスリップしたものになれば楽しいですね。 Tetsu Yamada

On Tue, 06 Mar 2001 12:47:21 +0900
taroki1 <******@********.***> wrote:
 ( 前略 ) こんにちは。早速の返信ありがとうございます。

お変わりありませんか。
おかげ様で歳をとった程度で大過なく過ごしています。ウワサだけはBMWの大隅さんなどから以前聞いたりしていました。ご活躍の程お慶び申し上げます。 さて、レギュレーションの件、再度ありがとうございます。では、勝手な感想を述べさせてもらいます。 ハンドルバーブレースにマップホルダーという鋭利なものを取り付けている、というライダーが多いTBIや国内マップラリーでは転倒時の状態によっては重傷を負う可能性は有りますよね。もちろん、ハンドルバーに無くても同じような状況になる可能性は高いと思います。  僕自身、ガード類にはひとかたならぬ援助を数限りなく受けており、するな、といわれても絶対すると思います。おそらく、レギュレーションでブレストガードが禁止されたら、シャツの下に隠してでも付けるでしょうね(笑)。  それはともかく、多くのエントラントに公平性をきするためのレギュレーション。それだけに僕も尊重すべき項目だと思ってます。でも、ニーパッドもしないで平気なライダーは本当に痛い思いをしたことが無いのでしょうね。もちろん、痛い思いなんかしないに越したこと無いですけど。  これは余談ですけど、プロテクションって難しいですよね。最近、プロテクターを仕込んだジャケットが多いじゃないですか。肘、肩、脊髄、前身に圧縮パッドやプラスティックカップを仕込んである。事実、無いよりは格段に高まるかもしれませんが、転倒の衝撃は複雑ですし、ガード類のフィット感を高めると、体を動かすたびにジャケットにもうけられたポケットの中でガードが体を拘束しようと動いてしまい、動きを優先すると机に肘をついただけでカップがずれたり、とこれまた一筋縄ではいきません。たとえばサイズがS,M,Lだとするとジャケットの下に着ているものによってもそのフィット感が全く換わってしまう、という点も気になりますよね。確かに商品性としては感度が高いいんですけえど。結局手を出さず、コンベンショナルにブレストガードへ、となってしまうんです。  いかに守るかは本当に複雑ですよね。

> その3)これも前段の回答にリンクする部分がありますが、実はもうひとつ理由が > あります。それはデイライトのSSのなかにもトンネルがあると言うことです。も > ちろん今回230名の参加者が、ミラーレンズを着けプロテクターを着けて行進する > のは、社会性に於いていかがなものか。という判断が第一なのは言うまでもあり > ません。それにしても、「せめてもの」と言う感は免れませんが。 これは山田さんの主観ですよね。でも、これは山田さんのイベントだし、これまでの長い経験の結果そういう結論にたっしているならばそれはそれだと思います。 これはサイレンサーの問題などにも関わる点だと思いますけど、TBIやSSERがナイトランを多くの参加者(この際、顧客としましょう)が高い商品性として認識している点がきっと矛盾の発端なんでしょうね。  僕個人といしてはミラーレンズとプロテクターの露出がそのまま社会に違和感を与える、とは思いませんが、あくまでも乗り手の意識は重要です。  人に道を聞くのにヘルメットをかぶったままとか、汚れたブーツのままどやどやと店に入ったり、止まっている時に悪印象を与える方が圧倒的では無いかと考えています。走っている時は運転態度みたいな部分が人の判断基準になりますし、その点においては乱暴なGパン男もオフローダーに勝るとも劣らない社会への凶器性をもっています。

だだし、音問題が微妙な問題に、というのは関心が有りますね。 これは現状を度外視した意見ですが、その昔、エコロジーなんて言葉が一般的になる前からISDEなどで使用が義務づけられた「エコロジータイヤ」の例をそのまま当てはめる、というのはエキセントリックかもしれませんが、思い切ってノーマルより静かになるマフラーへの交換を認める、というレギュレーションでも作ってみてはどうでしょう?また、ナイトランのあるイベントは4サイクルオンリーとするとか、逆車、輸入車も99dbとかの保安基準は当たり前として、国内販売仕様(特に近年の軽二輪は通過騒音の基準が厳しいために、メーカーの人も相当に大変そうです。)としたら、相当静かになると思いますね。現状の騒音測定方法とバイクが負荷がかかった状態での全開時の騒音特性では人が感じるうるささの度合いが違い過ぎるような気がします。 おそらくメーカー純正のサイレンサーより静かであるアフターマーケット物は存在しないと思います。静かでは商品になりませんからね。でも、これは新たな方向性を提示出来るかもしれません。 もしくはパリダカのように早いライダーは昼過ぎに、遅いライダーやトラぶったライダーが日暮れに掛かる頃ゴール、という設定にするか、という究極の選択となるでしょうけれど。

でも、バイク乗りの民度を図る上では「ナイトランイベントに付き、うるさいバイク、マフラーお断り。基準は○○型のホンダ○×250の標準サイレンサー。接近計測で○○db。これ以下の騒音であればマフラー交換は自由。これ以上の騒音のバイクで参加の場合、デイステージクラスに限られる」なんてレギュレーションが出来たらこれはこれで面白いと思いますね。それこそ、SSERへの愛の踏み絵になりますけど、それでも出たいか、それとも夜の林道や獣道で爆走したいだけだったか、ハッキリする部分もあるでしょうね。最近、あちこりのwebをみていて思うんですけど、オフ会と称してほとんど自主イベントでみんなかなり血道を上げている様子。もしくは全くのミーティングに終始する、という二局化しているようですし、新たなイベントの提言として面白いかなと。かってな意見ですが。

だれかいないですかね、静かになっても性能の落ちないマフラーをつっくれる人。それで軽量化が出来れば運動性も上がり、燃費も上がる計算になりますよね。燃費が良いのはバイクの十八番。車に3リッターカーとか言われている場合じゃないような気がしますね。だから、低燃費のためのエンジンモディファイと車両の軽量化を認可して静かなバイクで四国の林道でナイトラン、という新たな競技色。早いのはもう当たり前で、その他の複合的な要素をクリアできないとトップをとれない。こんなゲームだとみんな素直に4ストに移行できないですかね。  そうするとコンストラクターがSSERでの勝利で名をあげ、そのベースとなるバイクを作るメーカーも意識し始め、ライトウエイトのモデルが出始めたり、FCRキャブなんかも燃費仕様にすると相当いけるらしいですからね。

きっと、走行抵抗の低減も必須ですからベアリング、チェーンも低フリクション化が求められ、単なるパワーアップにしか関心の無かったライダー達が深い意味でドライバビリティーとかライテクとか、自然とかにアクセスし始めるかもしれませんね。で、チェックポイントでは給油です。チームエントリーもありでそうするとエースライダーが軽量な女の子だったりして全く別のヒエラルキーが出来るかもしれませんね。

しかし、民主主義の論理としてデイクラスはうるさいのも容認しないといけない事態でバランス取りをしないといけないかもしれませんが。ゼッケン付けて走る以上、静かに走れ、というのはどだい難しいですし(僕なんか、モロその口ですが)。でも、あったら相当気になりますし、オフロードメディアだけに限られない広い媒体効果が得られる可能性が有りますね。  そうすれば社会性とオフロードライダーの厳つさが逆転するかもしれませんよ、あっさりと。  

余談が過ぎましたが、レギュレーションが今後、どんなライダーにおいても他のライダーの不利にならないために存在し、本人が不利となる部分に関してはライダーの選択肢であり、参加者の自由な権利とそれに伴う義務が当たり前のように機能する事を望みます。もちろん、明文化されない部分に高い常識が存在し、tbiはじめ公道を使ったイベントでも高いスポーツ性をみんなの努力で認知してもらえるようにがんばりたいですね。やっぱりラリーは楽しいですからね。 では マツイ


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No.0257 – Organisation Voice 2001/03/05

さて、新しい週が始まった。いつものことながら、この1週間が早い。これは年を取っていってる証拠らしい。そんなことを考えながら、今日はとある会議に出席するために、香川県の国営讃岐満濃公園に行ってきた。で、何の会議かはともかくとして、この讃岐満濃公園ってのがデカイデカイ!どうしたら四国のこの土地の少ないところに、かくも広大な土地が存在するんだ、という感じだ。まだ一部開園しかしていないのだが、約350haある。あなた350haといえば、100坪の家が10606戸も出来る。まあそれはいい、僕が今日言いたいのは、この公園の是非ではない。満濃公園つまり満濃池の話である。満濃池は日本最大のかんがい用ため池で満水面積140ha、西暦701~704年ごろ築かれ、たびたび決壊し空海も821年には再築を、そして明治までにとにかく決壊と修築の繰り返しだったらしい。その年表を見ていると、よくもこんなに細かくデータが残ってるものか、とうならされてしまう。たちえば1184年元暦1年5月1日。洪水により決壊、その後は鎌倉・戦国時代の騒乱が続き、450年間も復旧されないままになっていて、池の中の村はその名も池内村になった、などと楽しい。

冒頭でも言った、年を取るということとは、こんな今までに「へー」とか「ほー」などと言ってたくらいのことに痛く心動かされるものなんだなあ、と思う。特に積み重ねてきた歴史などというものに。 SSERは今年17回大会を迎える。昔「オーバー38」というクラスを作ったときなんか38歳以上の参加者なんて珍しかったから作ったのに、今じゃあ優勝争いはこの人たちの手中にあるといっても過言ではないのである。で、「僕もそんな年までこういったイベントやってるのかなあ。」とぼんやり考えていたのだが、まさかの「オーバー48」クラス間で出来たかと思うと、間もなくその仲間入りをしかねない年になった。まったく時間と言うものは、なんと悪戯で無慈悲なものなのか。と思う反面「早く良い枯れかたをしたいねえ」などと思う。まもなく「オーバー58」を作っとかなきゃ、菅原さんがやって来る。

きょうの1枚
パリで見つけたビバンダム。ビブコレクターを自認するボクの心を揺さぶるその姿はまさに自分自身か。


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No.0256 – Organisation Voice 2001/03/02

維新のDNA。ヘンテコリンだが2001年と2002年の2年間のSSER ORGANISATIONの活動テーマである。明治維新のムーブメントが四国から始まった、と手前勝手なことは言わないが、四国人は多少なりとそんな自負を持っている。というより土佐人は、といったほうが良いのかもしれない。とにかくあの時代を動かした、傑物を多数輩出している事実は、動かしがたい。したがって、四国の中でも、いまだ高知は偉いのである(ゴメン、そんなことはない)

ところが、ことSSERとなると、気をつけておかないと(笑)高知県人の独壇場になりかねない。愛媛勢も宇和島あたりの、まあ高知県人的気質のチームが頑張ってるに過ぎないようである。それにしても高知県人のパワーはすごい。酒の力に頼っている人も少なくないんだが、とにかく凄い。やっぱり維新のパワーだ、維新の遺伝子だ、ということになったのである(ウソ)。しかし、誰もが地の利を理由に文句をつけれないほどのものを、彼らは持っている。それは競技への集中力、周到な準備、そして当日のいいかげんさ。この当日のいいかげんさを表す、面白いエピソードがある。それは2年前のスーパーN、スタート前のサブイベントで、MTBを賭けた0-400アタック大会をした、いまかんがえれば一人ずつ2回くらい走って、タイム計測をして、誰が一番速かったか!ってやれば良いのに、2台で勝ち抜き戦!をやった。雨も降ってた。優勝したのは、昨年のガストンライエ・クラシックで初優勝を飾った高知のT澤クン。もう優勝決定戦の頃には、足もパンパンだったろうねえ。ことしもどこか、クローズコースであんなことしようかねえ。とにかく高知県勢、恐るべし!

今年のスーパーN、お花見なのでMXスペシャルコースで豪華お花見弁当を配る!という予定!ホントか?高知県勢果たして、酒なしでこれが食べられるんだろうか!?とっても心配。といった具合に、今年からいろんなものが新しくなる!(と毎年言ってるって)でもほんと!


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No.0255 – Organisation Voice 2001/03/01

2001年もいたずらに2ヶ月が過ぎてしまった。このままでは、夢の21世紀なんて、少なくとも僕の周りにはやってこない。毎朝届く日経新聞とか日経産業新聞とか見てると、それでも明るい材料や、明るい話題も、暗くて嫌んなる話題と交互に見られるようになってきた。「A社増収増益、復配!」「B社5000人人員削減!」からはじまって「超長距離WDM実用化」ナンノコッッヤ!「日銀、0.1%追加利下げ!」こんなことで景気の下支えにならないって、まだ分からないんだろうか。「アメリカGDP1.1%下方修正」急激な景気後退がおきてる。連邦準備理事会も追加利下げに踏み切るようである。てな具合に(例がチョット悪かったが)どこかにとってグッドニュースは、必ずどこかにバッドニュースな世の中である。なにせ市場が拡大していないんだから、どこかの新開発でビッグな出来事は、それまでの最先端企業、独占企業に立ち直れないほどの痛打を浴びせる。そして、開発力の勝負へもつれ込む。するとそこでもいい話があれば、やな話もあるといった具合だ。

でももうすぐ春。スーパーNは満開の桜の中だな。「桜の咲くころには景気も回復する」とか言ってた人が居たなあ。その気持ちよく分かるよ。きっと一生懸命に仕事をしてた人だと思うよ。そんなことよっか、昨日から新連載『彼方へ』がスタートしました。WEB-MAGAZINEです。さらに自らに課せた仕事の多いことか。でも頑張る、薄れていく記憶をもう一度なぞって、とどめておくのも楽しい仕事だからね。


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No.0254 – Organisation Voice 2001/02/28

昨年末より懸案の連載ドキュメントが、THE TALKにいよいよ登場。web出版ですね。もう既に、かなりの文量が書きためられたので、いよいよ発表に踏み切ったものです。早速お読みいただいた方は、何かご意見をお送りください。これは 1991年頃、ランクル70.60と闘ってきて、やっとコイルサスになったランクル80の物語から始まります。そして、1992年のパリ・北京の頃へと続きます。、やがて、いよいよ自分たちの手で海外ラリーを開催するに至る、そのメイキングストーリーなんです。一見何もかもうまく言ったかに見える(えっ、見えない!)僕のここまでのライフワークですが、今年のTBIに出ようって思ってから、なぜかいろいろと振り返ってしまいます。つらいことや、口では言い表せないこと、悔しくて悔しくてどうしょうも無かったこと。それはたくさんあります。

昨日、エントリーフォームを持ってきた、ある常連参加者に「初めて出るんで分からんことだらけや、教えてね?」と、彼からインナーウエアのことや、持っていくものまで、いろいろと教えてもらっていたんですね。すると、教えてくれながら彼がポツリと、こんなことを言ったんですね。「ブルーアイランドはほんとに素晴らしい経験だ、僕はいろんなことを、ここから学び、いろんなことを考えさせられた。この僕の最近の10年はまさにブルーアイランドとともに在った。感謝している。」というんです。僕は危うく、涙が出てきそうになってしまいました。このTBIを走るということは、実は参加したことがないから何ともいえないんだけど、大変なことだろうと思う。まず体力、そしてそれに向かっての準備。例えばオフィシャルにしてもGWに1週間も家を空けれるという、なんでもないようだけど幸せなこと。何にか問題があったら、13年間も続かないんですねえ。それもいよいよ最終回。大勢の参加者と一緒に走る楽しさは、いったいどんなモンなんだろうか、宜しくお願いしますね。

THE TALK「彼方へ」はこちら


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No.0253 – Organisation Voice 2001/02/27

最近思うんであるが、モノの価値がわかりにくくなって久しい。いや価値ではなく正確に言うならば、価格である。価格破壊!とかもてはやされて、それはアジア諸国の工業生産技術の向上や、もちろん1円でも安い生産価格や労働力を求めて彷徨する日本企業の、いわゆる企業努力の賜物ではある。「利は元にあり。」と、つまり安く仕入れれば仕入れるほど儲かる、という原則なのだ。

しかしそれがもたらしてる現状は何か、と気がつく企業はまだ少ない。ある過疎に悩む町の方とお話をした。もちろん過疎に悩まない地方の小さい町村は、稀なんだろうけど。で僕の意見「人口はその町や地域が養える人口を、自動的に調整する機能があって、5,000人の町には5,000人を養うだけのポテンシャルしかないんだと思いますよ。企業活動も同じことがいえて、100人の社員のいる企業が雇用促進で社会に貢献したいと思い立って、仮に1,000人を採用したって成り立たない。人口とはそうしたもんだと思います。ただ地球人口はどうしたものか。」

何が言いたいのかわからなくなった。田舎の人口が減って、都市部の人口が増えるということは、つまり第一次産業従事者が減って、サービス業従事者が増えてるということ。最近旅をして思うことは日本の原風景は、田んぼや、漁港、手入れの行き届いた森林やそこに暮らす人々の息遣い。そして大きな問題のひとつは、そうした原風景の喪失ではないのか、と思う。食糧危機が眼前に迫る日本も、今の経済危機の対応も出来ずに、山河を枯らしてしまって行く。海外から来る食糧が安いから、海外で生産したら安いから、ならいっそ政治家もサッカーの監督のように海外から雇ってくればどうかねえ。カルロス・ゴーンなんていい仕事をするぞう。

今僕たちが立ち返って反省するのは、もう一度日本という風土を、見直すこと、再発見すること。そして決してオフロードライダーは環境破壊者や、なにかの加害者ではない。むしろ哲人のようなものだと思ってもらえれば良い。環境破壊をし尽くした人たちは、たくさん居る。そしてその人たちは平均して個人的には豊かである。つまりこの国の豊かさとは、そんなもので、豊かさの量なんてほとんど一定で、皆が豊かになるなんて幻想なんじゃないだろうか。だからって保護主義に走れといってるのではなく、バランスよく作り、住み、遊ぶ。それが今の僕たち日本人に必要なことだと思う。賢者はわれわれである、といういままでなかった社会との構図が見えてきたようにも思う。


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No.0252 – Organisation Voice 2001/02/26

今日2月26日。と聞いて思い出すのは65年前のあの2.26事件。それは1936年(昭和11年)雪の東京、首相官邸。いまとなっては映画的なイメージが強いそれは、三島由紀夫の世界にも似て、幻想のかなたに消えてゆきそうだ。同じ年パリダカでなじみの深いスペイン領モロッコでは、フランコ将軍率いる反乱軍の蜂起でスペイン全土も内乱、とにかくどこもここも帝国主義の暗部へと突き進んでいった。ちなみにベルリンオリンピックもこの年である。戦争を肯定する気などさらさらないのだが、なんかこう風雲急を告げる、といったざわめき截つようなあの感じは嫌いではない。もちろん目の前に戦争が近づいてきている、という経験などありはしないんであるが。少なくとも男たちのなかには、こうした僕のような意識を持っている可能性があって、それが危険なんだと思う。で、それをコントロールするのが知性であるということなど言うまでもない。

ところでパリダカに出る!とか、ラリーレイドモンゴルに出る!またまたTBIにでる!という行動でも、そのざわめき立つ、という感覚は感知することが出来る。その感覚がヴァイタル指数を上げるんじゃないだろうか。つまり、生きる力を漲らせるのではないかと思うのである、そうそれはまるで政治家のように。つまり強烈な目的意識、それは常に自らを、競技者であるという環境においておくことで高められ、研ぎ澄まされる。つまり肉体的な衰えほど、精神は老けない。よって若くいられ、戦闘的な精神を葬り去られることはないのである。こうして、パリダカなどは、言い方は悪いが戦争のオルタナティヴとして、男たちの憧憬を独り占めにしたのではないかと、真剣にそう思っている。1988年始めて参加したパリダカにフランスのメディアはこう書いた「参加者数における死者の割合は、ベトナム戦争のそれに匹敵する」と、もちろんその後、安全対策などの飛躍的向上によって、そういった不安は極めて低くなってきてる。それにしても最近の僕は、たかが2月26日というだけで、ここまで考えが発展してしまう。大丈夫だろうか?

話は変わる、スーパーNだが輸入エンデューロマシン(逆輸入もあるよ)の試乗会はクローズドコースで行います。BMWのパリダカマシンも用意できたら良いなあ!大隅さん、このコラム読んでたらメールくださいな。楽しく愉快な午後のひとときを過ごしましょうね。またまた話は変わる。さっきNISSANプリメーラとすれ違った。デザインの勝利だねえ。ここまでドラスチックにデザインの変革が起きようとは、まさにフランス革命だよ、だってそれ以外の最新国産車のデザインが急に色褪せて見えてしまうではないの。「変わるって、ドキドキ」のコピーを思い出した月曜のお昼時でした。

きょうの1枚
もう随分と暖かくなってきたんダケド、もう一気に暖かくするためにあの暑いゾーモッドの井戸から見た平原の写真をお届けだい。夏は冬が恋しくて、冬は春が恋しくて、都市に暮らす僕たちは、田舎暮らしや冒険の旅に憧れるように、島国に住む私たち日本人は、はるか大陸に憧れるはず、なんだけど。


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No.0251 – Organisation Voice 2001/02/23

よく読む雑誌に、TBSブリタニカの隔週刊の「PEN」とかワールドフォトプレスの「MEMO」なんてのがある。大人になった子供たちの本なのか、大人になりきれない子供の本なのか。思うにターゲットは35歳から45歳くらいだ。もちろん誌面に差別感を出さなければいけない、ってんで一方はファッションに振り、もう一方はいかに暮らすかといった視点で都市部の洗練された少住宅などの特集が多い。時には「心を癒す大人のバー」だとか「江戸の粋がどうの」なんて、われわれヴァンジャケットエイジ(こんな言葉すらもう分からないんじゃないだろうか)の心を揺さぶるではないか。

揺さぶると言えば、戻ってきた中年ライダー。ナニにどう揺さぶられて帰ってきたかは知らないけれど、バイクはかっこいい!けど、そのライディングウエアはなんだ!ってのが多い。あいや実は昔からずっと乗ってる人にも多い。誤解を恐れずに書くとBMW乗りに多い、実に多い。もちろんこれはGS乗りは例外であるんだが。でBMWの純正ウエアが実に恐ろしい。それはむちゃくちゃかっこいいんだが、着こなすのは至難の業であるね。ヘルメットもそうだ。じゃあ日本製の何がかっこいいか、って言うと案外これがない。オフロードウエアは問題ないんだが、ロード用に何を着るかという事になると、頭の痛い問題だと思うね。

話は変わる。宮崎シーガイアが倒産しちっやった、テーマパークの多くが同じような憂き目に遭ってる。でもユニバーサルスタジオとか、まだできるんだと聞く。これらにやる気をもたらせてるものがあるとしたら、中台の海外旅行ブームだったり、東京ディズニーランドの記録的な成功にあるんだろうねえ。で今週号の「PEN」のコラムに、いまさらながらに、45000人のスタッフ全員が清掃にいそしむディズニーワールド!なんて書いてある。そこの「サービスは自己満足じゃだめだ」客の要望に応えるために、マニュアル以外のことをしなくてはならないとき、担当以外の自己判断で、出来うる限りのベストを尽くすことが求められる。ディズニーワールドでは、スタッフ一人一人に権限の委譲が出来ている。この責任と信頼関係が「満足ワールド」を築き上げている。んだとさ、なにがいいたいのか。

じつは、僕もいつも同じように考えていた。競技者と役員。この決して交わるとは思いにくい、2者の関係に新しい軸を築きたいと。つまりはそれがわれわれSSER ORGANISATIONの思いなのである。このコラムはさらに、{シンデレラ城の前、にあるミッキーマウスの像の下のプレートに「絶えることない人間讃歌が聞こえる広場づくり」と書かれている、}と結ばれている。熱い思い、目的意識、スタッフに共通の喜び、それは確かに人間讃歌だ。僕たちが表現するその手段はラリーなどのモータースポーツイベントだ。21世紀の人間讃歌が聞こえる、そんなイベント作りを目指そうじゃないか。もうすぐスーパーN、もち輸入エンディューロマシンの試乗会も計画してますし、WR250F?まかしといて。ルートもちょっとやりますよっ。わかってるって、Y田さん。


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No.0250 – Organisation Voice 2001/02/22

TBIそしてSUPER-Nの事務手続きがいつまでたっても終らない。とにかくすごい。久々に必殺仕事人になった気分で片っ端から片づけては、休憩。コーヒータイム!!なんてしているので結局、遅くなっちゃうんだよね。 と

ころで、TBI参加者から多くの質問が届いています。その中でも多く問い合せのあったドレンボルトのワイヤリングについてちょっと説明しますね。さてさてなぜドレンボルトにワイヤリングが必要なのでしょうか。それはドレンボルトの緩みを防止するためで緩んだとしてもドレンボルトが紛失してしまうのを防ぐためです。オイル漏れやエンジンの焼き付けを起さないために必要となるわけですね。具体的にどのようにするかというと、一般的な方法としてドレンボルトの頭の部分に1~2mm程度のワイヤが通る穴をあけ、ワイヤを通しリング状にしてワイヤをかしめ、もう片方をフレームもしくはエンジンのリブなどを利用してワイヤを固定して下さい。とにかく、不明な点があればどんどん質問して下さい。

SSER .2001年のファーストイベントが4月7.8日のSUPER-Nです。そして、ラストをむかえるTBIと続きます。気合を入れて頑張らなくっちゃ。 by KUROKAWA


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No.0249 – Organisation Voice 2001/02/21

この前から「今でも社会科の授業に使われている地図に、サハリン樺太の50度線に国境が赤く引かれているのはナゼダ!」という疑問に悶々としている僕に、菅原さんから何枚かの写真が届いた。酔っ払って聞いていたので正確ではないが、氏の父君は、樺太で警察官をしていて、馬に乗ってこの50度線まで行った事がある、という。そこで菅原さんも、行ってみようと思い訪れたのがこの写真。なかなか若い。手をつないでるのは、彼がロシアに残した子供?〈ごめんなさい!!)ではなくてその碑文にある、両国の約束をイメージした、まあ平和の握手であろう。じゃあ南樺太は誰のものか。北方領土担当相の橋本龍太郎氏に聞いてみたいものである。が事実はこうだ。日露戦争の戦勝で、南樺太と千島列島を日本は手に入れた、が太平洋戦争で失った、というだけの事である。

しかしこの碑文もずいぶん新しい、この写真からは建立年は特定のしようがないが。しかしそれにしてもこれらの島々は自然の宝庫だと聞く。千島列島なんか、良いだろうねえ。とはいえ北海道だって相当のモンだ。自然保護の機運は、21世紀に間に合いました。というところだろうか。でもそれにしても舗装道路しか走れないクルマの存在って、オフロードマシンよっかよくないんじゃないんだろうか。どう思う?さて、TBIのチームエントリーのゼッケン希望が多発中!手続き的にチームは代表者がまとめてエントリー手続きをしてないと、続きナンバーにはならないそうです。ごめんなさいね。とにかくSSERの事務手続きは年度末の税務署なみ?に忙しいようである。


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No.0248 – Organisation Voice 2001/02/20

すっかり暖かくなりました。四国路はもう春ですね。そろそろ僕はTBIにでるマシン(TTR125)の製作に取り掛からなきゃ。だって昨年末ですっかりとまってるもの。というのも悩みのひとつがタイヤ、リア16インチじゃあエンデューロタイヤが無いんです。17インチにしようかなあ?でも16インチのアルミリムも頼んでるしなあ。もってく装備も、マシンがあまりに小さいんで、マウントしようにもちょつと頼りない、考えてみたら、僕は初出場!あまりにも細かなところを知らなさ過ぎる。

こんなことではいけないと猛反省、「ヨシッ!」ってことで一念発起、何とか来週中にはマシン仕上げて、テスト走行をはじめるぞ。そして3月には合宿、どうです希望者はいませんか、一緒に走りに行きましょう。ついで来年のパリダカにも出てやるって、マシンの製作にもとりかからなきゃ。モンゴルの試走隊の準備もしなきゃ。あっと、その前にはスーパーN.ルートプランを詰めなきゃいけない。ってことで、春の僕はトテモ忙しい。

きょうの1枚
ゲル、モンゴル語では、なんのことはない「家」という意味である。中国や内モンゴルではパオ「包」つまりもともと家の在ったところと、そうでないところの違いなので「ゲル」へ行こうとモンゴル人に誘われて付いて行った所がアパートだった、なんて笑えない話もある。でモンゴルの奥地を旅してると草原といわず砂漠といわず時に道標のごとく、ゲルが現れる。必ずその入り口は南に向かって建てられており、それがコンパスで測ったほどに正確なのである。そして室内はご承知の通りこんな具合、天蓋を半分開いたところ。夜は星の動きで、昼は太陽の動きで季節や時間を読んでいたんだろうと、勝手に想像して、わくわくしてしまう。

それにしても、人は究極のミニマル(ちょっと違うか?)で「起きて半畳、寝て一畳」な生活が出来るものであるよ。この地やアフリカを訪れるたびに僕は思う。こんな生活も良いんではないかと。でも日本に着くや、「このホテルの部屋じゃ狭くていや!」なんて言ってる。アンビバレンスな僕。ambivalence=あることなどに同時に2つの矛盾する感情をもつこと。心理学用語。明日も今日の英単語とか、わかりにくいいまどきの言葉なんてしょうかねえ?ほんとは、ヒマな僕。


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No.0247 – Organisation Voice 2001/02/19

長い旅の果てに、四国に帰ってきました。いまどきTBIででもなきゃ国内で8日間もの長旅をすることはないっしょ(仕入れたての道産子弁)そんで帰ってきてビックリ、暑いのです。昨日の午後は千歳空港のデサインが悪いとか、駐車場のレイアウトが最低だなどと、悪態をつきながら、それでも六花亭のバターサンドなんかをたっぷり買い込んで、出発までのひとときを、ダイヘン〈これも仕入れたて)春木氏となにやら密談。その後 2時間あまりのフライトで、あっという間に松山に降り立ちました。

今回の旅では、北海道とりわけオホーツクの存在が印象的で、僕は強烈なインスピレーションを得ました。烈風の宗谷岬、危うく僕の平衡感覚を狂わせそうな稚内市。波まで凍りついたノシャップ岬、利尻を望むアザラシの越冬地として有名な抜海、言問なんて名前の町や、どこの国の風景だといえば信じてもらえるだろうか、日本海沿いのサロベツ原野を駆け抜ける直線、そうだ、この白い色をベージュと見立てたらどうだ?するとモーリタニアだ。いたるところの海岸段丘の上に立つ巨大風車は、強烈なここの風で電気を賄うするというまことにジャストアイデアではあるのだが?とまれすべては純白の下のことであるよ。出来るものならこの地に少し長くとどまって、雪解けやその後に来る春の様子を眺めてみたいものです。

そしてそれにもまして思うのは、この妖しく不思議な音の地名の数々はどうしたものだろうかと言うこと、どうせならカタカナ表記をすればいいのに。この後も旅は音威子府、旭川そして芦別と続きます。通りすがりの旅人が簡単に語ることがためらわれるような、厳しくも美しい北の大地にすっかり僕も魅せられてしまいました。かつて炭鉱の町として栄えた芦別には吉村一平翁という 90歳を超える歌壇の巨人が存命です。与謝野晶子らと深く交流し、この芦別市にある記念館に、それらのきわめて貴重な資料、文献、書簡などが収められています。

さて話は変わりますが、2001パリダカ、増岡、シュレッサーの闘いの真実は?知りたいと思いませんか?ぼくは菅原さんに、海外で放映された映像でことの真実の一部分を知ることは出来ました。Number516号( 2/22今店頭にあります。)の P11に能城律子さんがかいていますが、ぼくはもっとこういう4輪部門の専門誌が欲しいと思います。これまでのラリーレイドの4輪の国内への報道は、広告としてしか使われていない側面が多いんですよ。例えばワールドカップサッカーの日本チームの報道は、チームの予算で同行している記者のみが書く、としたら面白いところは知りたくても知る由もありませんね。

でもチーム(正確にいうとメーカー)の論理は充分に分かります。ジャーナリズムの中立性などと青臭いことを言うつもりはありませんが、もっと広めの視野に立った報道がほしいです、それもとびっきりマニアックなやつが。ATLの安全タンクは果たして良いのか?とか、ラリーマシンの改造の解説とか、FIAは今何を考えているかとか、誰が今、どこに行くためにどんなマシンを製作中だとか、もうほしい情報は、山のようにあるではないか。また広告もピンポイントで出来るじゃないですか。ナビ募集中ただし英語、フランス語が堪能で、メカに強くやさしくて力持ちで、なんて広告キット載りますよ、ねえ能城さん。

きょうの1枚
いずれも芦別市の百年記念館にて、芦別の民話に見入る山田画伯。生活に身近なものもたくさん収蔵されてて、画伯が思わずもって帰ろうとしたテレビ。このほかに本文に詳しい、与謝野晶子、寛らの書簡など、興味深い。そして縮尺の問題はあるにせよ、愛媛県とほぼ同じ面積をもつ、芦別市の地図。人口二万人です。さてそこで問題です、いったい僕は何をしようとしてるのでしょうか。

 


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No.0246 – Organisation Voice 2001/02/16

今日は北海道のほぼ中心、富良野のすぐ近く、芦別市にお邪魔しています。なんとこの市10年くらい前に三井鉱山が閉山になってから、人口は一気に減少し2万人位なのだが、その面積たるや愛媛県とほぼ同じだそうである。ビックリ!でこの町のJCや経済界の人に歓迎されて、寿司広で大宴会。この今日のOVも本日中には上げられそうにありません。

さて、昨日から僕が問題にしている、日本の最北端はどこか?という問題。実は択捉島の北端がそうなんです。ところが、宗谷岬の記念碑には、日本最北端!と表示してある。じゃあ、いったい北方領土は、日本じゃないのか?樺太の北緯50度線に今も引いてある(義務教育でも渡される、社会科の地図を見てごらん)赤い線はどういうことなんだろう。よくよく見てみると、アリューシャン列島、カムチャツカ半島の南にも、国境線が引いてある。何だろう?


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No.0245 – Organisation Voice 2001/02/15

この冬は、地元の方に言わせても「こんなに寒くて雪の多いのは数10年ぶり。」という位の寒波のようです。地球温暖化の影響でしょうか?それとも実は、氷河期に向かってたりして。だって僕は子供のころ、地球の歴史的なサイクルからみても、今は氷河期に向かってる!とか言われて信じ込んでたのでした。

いつも思うことなのですが、最新の情報が一番正しいのだろうかと。そして前の情報は誰も訂正しないことが多い。情報とは次から次へと上塗りされていくだけのものなのでしょうか。誰も真理を明かしてくれそうにありません。僕は今「日本最北端の地」にいますが。でこの稚内からも見える、もちろん今日は見えませんが樺太はどうなったんだっけ。日本固有の領土!と主張するのは、国後、択捉、歯舞、色丹、だけにしたのは何時からだったんだろう。樺太はどうだったんだっけ、と考えてると、まるで、あれ地球は氷河期へ向かってるんじゃないの?と同じムズガユサに苦しめられる。この地来たから言うのではないがどうなってるんだ!僕の子供のころの記憶では、(間違ってたらゴメンナサイ知ってる方いれば教えて)北緯50度線が、なんだかはっきりと国境のように記されていたと思うんだけど。宗谷岬に建つ、間宮林蔵の思いとか、偉業が失われてしまってるぞ。とかなり右よりな一日でした。明日は早朝より北海道のほぼ中央、芦別を訪れます。

きょうの一枚
こんな海に落っこちたら死んでしまう、とかいってると凍った海でなにやら漁をしてる人がいて、ビックリ。サロベツ原野も宗谷岬も、ついでに納沙布岬も行ってきました。今の僕の一番の心配は、南極点と北極点にクルマでいったやつはまだいないのか?と言いはじめそうなことです。


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No.0244 – Organisation Voice 2001/02/14

稚内に到着!サロベツ原野で日没、したがってサロベツの写真も撮れなくて今日も、今日の一枚はお休み。ゴメンナサイネ。それで、地元の方々には大変ご心配をおかけした南方系日本人たちの、北国探険隊の北海道第一日目、無事です。なんだかんだで札幌を出発したのがお昼前。クルマはカローラフィルダー4WD。高速道路は吹雪のため、アチコチで閉鎖。でもって地道は雪の中、というかアイスバーンの連続。

といいつつも結構いいペースで、7時前には稚内のホテルにチェックイン。日が暮れてからの雪道の楽しかったこと。雪道は日が暮れるととってもロマンティックになって、まるで北欧のクリスマスの夜みたいで、こんなこと書くと北国の人に怒られるかもしれないけれど、雪に閉ざされるのってとっても良いですなあ。なんだか、あの雪に閉ざされた中で、暖かい暖炉の炎、ランタンの灯、憧れちゃうなあ。といいつつも北の果て、日本海に面した家々は寒そうにチジコマッテ、厳しい冬を耐えていました。

明日はたくさん写真を撮って UPしますので楽しみにしておいてください。昨日は菅原さんとこのHPのコラムにも僕が登場してます。備えあれば憂いなしじゃ物足りない、というオハナシ。


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No.0243 – Organisation Voice 2001/02/13

東京に居ります。石原都知事が唱えるように、自動車交通の負荷はもはや都内の大気汚染だけの問題ではなくなっています。いかに効率の良い次世代トランスポート・システムを掲げるか、早急な課題です。そのためにもバイクの存在が、新たな方向を提示する。というのが僕の持論です。むろんシステム全体で考えてゆく必要があります。

たとえば代替燃料を考えると、ダイムラー・クライスラー陣営の進める燃料電池、トヨタもこのカテゴリーです。一方、液体水素を進めるBMW陣営。あとエタノールを燃料にしたもの、このエタノールの使用ではブラジルが最先進国、80年代末にエタノールの消費量がガソリンを追い抜いた後も、増加の一途だといいます。なのにナゼ、日本は。このエタノールはバイオマス(生物資源、おもにサトウキビ、トウモロコシ、ジャガイモなどからもエタノールは作れる。)化石燃料の呪縛から、逃れられるのはいいことですが、少し食糧問題、いわゆる地球上の耕作可能面積との闘い、が残るような気がしてならなりません。日本では稲わらとか、麦わらを使うのはどうか、と提唱する科学者もいて、まあビールの消費量との闘いにならなければ良いがなあ、と心配。近未来の燃料供給は、キリン対アサヒの闘いになってたりして。

で、燃料の見直しは、いずれにしても最優先の課題であるのは自明の理。つぎはそれまでの繋ぎとしての、たとえばハイブリッドカーなどに見られる、まあ、好燃費車の行方。しかしいくらプリウスが21世紀の間に合った、と言い放っても、最近はあまり走ってるところを見ません。ちなみに新車登録台数は、プリウス11月665台、12月898台、セルシオ11月3960台12月4807台、クラウンはセルシオよりもっと売れてます。大丈夫だろうか日本人の感覚。長いスパンでは先述の燃料からの見直し、それまでの低公害車、高燃費車。そして今すぐにも必要なのは何か、それは意識だと思う。

僕も考えなきゃ、そろそろ。そこでバイクだ!と思ったんですね。またはスマートのようなバイクとクルマの中間的なコンセプトのもの。それらが既にに実用化になってってるのに、僕たちったら。さてと、自分のことは棚に上げて、明日も地球温暖化の大権化のひとつ、超大型ジェット旅客機に乗って、札幌へ行くだ。明日のこちらのページでは雪のサロベツ原野で21世紀を考える。をお送りします


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No.0242 – Organisation Voice 2001/02/09

今日は、なんと若山牧水の詩から始まろうと思う。たまたま書棚に瀬島龍三回想録「幾山川」というのが截っていて、思い出した。でもこんなの書くと、また間違ってるなんて指摘をうけちゃうんであるが。白鳥は悲しからずや 空の青海の青に染まず漂う幾山川越え去りゆかばさびしさの 果てなん国ぞ今日も旅行くいざゆかむ行きてまだ見む山を見む このさびしさに君は耐うるやなんか、まるで僕見たいでしょ。

ところで、昨今のバイク事情。ある人からのメールにはバイクブームの到来を感じます。とありましたが、しかり。このバイクブーム(があるとしたら)それはつぎの2つの点があげられると思う。まずは次世代の、シティ・コミューターとしての地位。昨今の地方都市の交通渋滞の激しさは、目を覆うばかり。経済的な損失もいかばかりか、それにこの渋滞の中に居る精神状態は、交通事故の引き金にもなってるだろうことは、言わずもがな。そのほとんどが1人乗りのクルマ、道路占有面積は、車両占有分と前後1mとしても約12m2、バイクだと3m2がいいところ、ナント4分の1。燃費、排出ガス量などに至ってはどうなんだろうねえ。それでも日本人はまだ4000ccのセダンに一人乗りで通勤しますか?ドキッ。まさかランクル一人乗り通勤なんてしてないでしょうね、あなた。ドキッ。掛け声久しいパークアンドライド構想なんてのは、ぼくはてっきりクルマをパークしてバイク(自転車も含んでね)をライドして都心にむかう、ことだと思ってた。電車に乗ることをライドっていうの?国土交通省に聞いてみようか、扇千影さんに。

でBMWはC1ってコンセプトのコミューターを既に発売してるし、ことの本質をよく分かってる。だって、「ヘルメット被んなくてもいいようにしなければ、支持されない。」つまりどんなに素晴らしい発想も、まず利用者に受け入れられやすいように、なのである。日本じゃこのバイクにノーヘルの許可を与えるかどうか、まず絶望的というのが、大方の見方。だがそこまで卑下することも無いとも思うのだが。まメルセデスはバイクとは言わないまでも、スマート(2シーターの全長2.5mソコソコのマイクロカー、スゥォッチ社と共同開発したあれ)で充分に自分たちの考える、次世代の都市交通を提案してるし、実践してる。じゃ日本のメーカーはなにやってるのかというと、まあその話はまたにしよう。したがってデザインソースも、シティ・コミューター然とした、近未来デザインに帰結しちゃう。そこでそのデザインソースを単純に表現しやすいスクーターが発達してきてるのである。行き着くところは、流星号だからね。

そしてバイクブームを築くかもしれないもうひとつの要素、それは善悪の基準値の変換。なんのこっちゃ。かつては、バイクに乗る若者はイメージ的には悪(イメージの話ですあくまでも)一方、オウチにいて机に向かってる子供は、善、だったのね。今では一日中オウチにいて、パソコンとかゲームばかりやってる子供たちがそろそろ問題児で、元気良くバイクで遊んでる子供たちが、健康つまり善、ってことになってくる。そう、僕たちが子供の頃、IVYルック(Pu!)は不良だったんだけど、今では、まじめなボクチャンの象徴のファッションになっちゃつてる。みたいなもんであるよ。てえことから考えても、バイクの復権の日は近いってのに、なにやってるだ、日本のメーカー。僕なんか、もうすぐ学校の授業にバイクライディングなんてのも始まるんじゃないかと思ってる。そのためにも不良でもなんでもない子が、チェーンなんか腰からぶら下げて、威嚇的な格好と音をたてて、変な改造バイクに乗るのは止めようよ。今バイクに乗ってる人のマナーとか、行動が大切なんだ。メーカーもショップも売れるのなら何でもいい、的な近視眼的なことはやめようよ、すぐに「競技用」とか「この写真はプロのライダーがサーキットを走行中の云々」ってのは止めよう。みんなでその、パークアンドライド構想とか、いかにバイクが環境にたいしてフレンドリーなのか、そういったことを学び、伝えるためのキャンペーンでも張りましょ。


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No.0241 – Organisation Voice 2001/02/08

きょうの1枚
散乱するデスク、このままOVにしてしまおう。このHPの中で春木くんが、僕も大藪春彦を読んでるだのと、忘れた頃の世間話をネタに、週刊のはずが、月刊になってしまったこの「北の島」の貴重な容量を、消費してしまってる。大藪ワールドはともかくとしても、かく言う僕も、彼の読書量と質?には大変に敬服しているのであるし、この狭少なカテゴリーとはいえ、独自の視座と、稀有なはジャーナリズムの精神をもって挑戦を続けてる様は、評価などという言葉では表せないほどの、(なんてもうすぐ北海道に行くもんだから、姑息な戦法に出てる僕。)敬意をもって接している次第である。

で、春木くんの話のついでに本の話をもう少し書こう。これもベストセラーになったサミュエル・ハンチントン著作の「文明の衝突」ここで僕の言いたいことは、彼のこの論文は1993年7月号の「フォーリン・アフェアーズ」誌に掲載されるや、「多くの国で議論の的となり、論争を引き起こした。」(日本語版への序文より)そして1996年に刊行され、25の言語に翻訳されて世界中の議論の的となったのである。原書のタイトルは「THE CLASH OF CIVILIZATIONS AND THE REMAKING OF WORLD ORDER」という実に恐ろしいものであるが、日本語に訳され日本語版が発行されるのが、1998年6月30日。現代にあって2年も遅れたのである。しかし同年8月8日には(実に39日後)には既に第 4刷!なのである。昨日の続きではないが、日本ってスゴイ!ッてこと。僕にとってこの一冊は RRM4回大会の道中の書となった。ま、ただし日本論壇の名誉のために言うと、実はこのフォーリン・アフェアーズに掲載された本論文も、その後直ちに同誌に掲載された反論も「中央公論」がちゃんと翻訳掲載している。この博士のいう文明の衝突のなかで日本異質論は、読んでおく価値はある。日本という、固有の文化それはまさに、ガラパゴスの生態にも似て地球上でも稀有な存在である(とは書いていない)というわけである。

ゴメン、ちょっとややこしくなった、こんなことばかり書いてると、嫌われちゃうので、TBI情報。関東から車検会場までの往復バス便、トラック便を用意しました。バスは楽しいアトラクションが盛りだくさんで(ホントかよ)快適らしい。ぜひ、関東からお越しの皆様は、こちらをご利用ください。また車検の時間の逆指定をして頂く用紙をおくりました、バス・トラックの申し込みも、同じ用紙としております。もう四国は春めいてきてますよ。


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No.0240 – Organisation Voice 2001/02/07

今週末から上京します。11日の夜には都内に現れます。でもって14日には北海道へBIGTANKの里を訪ねていきます。しかも、なんと稚内までクルマで走っていこうという、南方系の日本人の暴挙、と北の島の人たちは言います。危険だと。それで思ったんだけど、それはそれならば、日本もまんざら捨てたモンじゃないんだ、ということ。でしかもアンチャンたらスノースクートを持って行くらしいんである。でサロベツ原野のどこが道で、どこがなんだか分からないようなところを、「レンタカーで引っ張ってあげるよ」「ワーイ、ワーイ」ナンカ稲中卓球部みたいな感じになってきてます。果たして、このアンチャンこと田中 一、率いる「危険な北の島探検隊」果たして目的地に見事到達出来るのか。その模様は、連日こちらの HP上で放送予定。

でその行程なんだけど、青森まではクルマ(ぼくの4Lマシン、昨日タイヤ交換、それも純正装着時のタイヤは50,000kmもたなかったんだが、 M社のグリーンタイヤ、ちなみにサイズは235R16、は100,000kmを越えた今も「まだもう少し大丈夫かな?」ッて感じ、凄いでしょ。で、僕のクルマは今4年目なんですが、走行距離はいったい何kmでしょうか。ちなみに、この4年間で、モンゴルへ行ってて留守が約7ヶ月、パリダカ行ってての留守が、約 2ヶ月。 TBI期間中は4年間で約 1ヶ月、その他のイベントなどで4駆に乗ってるのが延べ2ヶ月と計算して、まあ3年ってとこでしょうか。んで 160,000km。月に 4500kmなんですねえ。かなり本論からそれた。)で青森から札幌までは電車、ここからなんとカローラバンで行くんだ。

そう、無酸素8,000メートル級登頂を目指すエド・ビースターズだって、もっと冷静でいられそうだ。つまり冒険は道具選びでもある、かつてパリダカにカリーナだとかカローラとかで行っていたACPみたいにね。と話は大げさになったが、この模様は先にも書いたが、僕のモバイル環境次第でお届けできるか否かが決まッちやうんだ。と書いて去年のモンゴルの試走隊のときは、インマルサットの調子が悪くて全くだめだった、ッてことを思い出したよ。


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No.0239 – Organisation Voice 2001/02/06

僕の読書癖は少し変わってる。遠くへ出かければ出かけるほど本を読む、それもその旅が長くなれば長くなるほどである。したがって海外遠征時には大量の本が要る。だから嵩張らないというだけの理由だが、文庫本を買うのがほとんどであり、そして読んだあとは誰か彼かに、ホイってあげちゃう。で中身はというとカフカからパトリシア・コーンウェルまで。

で忙しいので上下2巻を読むのにこんなに時間のかかったことは無かったパトリシア・コーンウェルの最新作「審問」を数日前に読み終えた。恥ずかしい?ことに僕は彼女のファンで、これまでの11作もほぼ全て、発売から一ヶ月内には読んでしまっているのである。たかだか検屍官モノのミステリーなんだが、ぼくは現代のアメリカ版の鬼平犯科帳だと思ってるのである。チョコット読めば、アメリカ社会の仕組み、例えば警察、検察などの司法制度とか、医学的な出来事や科学捜査の最前線などなど。手に取るように分かるのである。それでこのシリーズは僕だけにとどまらず巷でも大人気のようで、先週の日経新聞のランキング書籍・文庫本部門の売上NO.1とNO.2を上下で独占していたのである。で、この本の出色の部分はなにかというと、やはり主人公の内面の描き方なんである。是非読むことをお勧めする、と言うほどではないんですが。

あと最近読んだ(といってもこの夏ですが)のではP.F.ドラッカー博士の「プロフェッショナルの条件」いかに成果をあげいかに成長するか、というサブタイトルが付いてるんですが、このおそるべき老経済学者が90歳を越えてなお執筆を続けている、その根底にあるものは何だろう、というのが実は今日のテーマ。先月にはもう何度目かはともかく来日を果たし、筑紫哲也さんと対論をしてた。1909年生まれのかれは1933年に「フリードリッヒ・ユーリスシュタール」を著わす。で、そうオーストリア生まれで当時はドイツにいたんだが、この著作でナチの激しい弾圧を受けて、イギリスに亡命、ナチの台頭の足音高き頃の話である。39年にはナチの批判として著名な「経済人の終り」を執筆、それからだっていったい何年経つんだろう。で世界中が彼の新作を待ち続けることとなる。

おそらくこれが最後の著作になると思われるこの書も、発売と同時に世界的なベストセラーになった。もちろん日本でも数週間にわたって、ジャンルのトップの位置にあった。なんとなくそれを見た時、日本も大丈夫なんじゃないか、と甘い幻想をもつほどに彼に信奉している自分の姿があったのも告白しておこう。彼と筑紫哲也の対論を聞いてると、彼の根底にあるものは何かを垣間見ルことが出来た。

そう、それはやさしさ、人間愛なのである。ナチと闘った人間が持ち合わせる力強さのようなものとも言える。パトリシア・コーンウェルのなかにもアナという 70過ぎの女性、精神分析医が登場するのだが、ぼくはこの実存するドラッカー博士と架空のアナという登場人物が、同じオーストラリア生まれということも相まって、どうも接点があるように感じてならない。


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No.0238 – Organisation Voice 2001/02/05

冒険と探検、この2つの言葉の意味することが、これまでの僕の人生における悩みというかテーマというか、とにかくキーワードだったのである。そして探検の検という字に冒険の険ではなくて検という字が使われているのが、いつぞや内田正洋氏のなにかの文章の中で指摘されてるのを読んだときよりズット気になつて居たんだが、この日曜日やっとその答えみたいなものに行き当たった。それはスウェン・ヘディンの「さまよえる湖」そうこのあいだから読んでるスエーデンの探検家、そのあとがきに荒俣宏氏が「探険は探険を呼ぶ」という稿に、まさに記されていたのである。そこで彼は次のように語っている。

ぜん(前略)ひとつの探険が、またその次の探険を敢行させる励ましとなる。そこに探険の連鎖が生まれる。探険といっても、別に18世紀に限られる訳ではない。マルコ・ポーロやコロンブス、また中国でいえば明の鄭和の昔から、歴史的な事跡はいくらでも挙げられる。けれども、18世紀半ば以後に行われる探険は、それ以前の探険と意味を大きく違えている。ひと口にいえば、冒険から探険への変化、といえるだろう。探険には、いくつかの前提条件がある。

まず第一に、科学的調査を実行しなければいけない。単に、人類未踏の地を踏破するだけでなく、その土地を測量し、地磁気を測り、動植物を調査し、現地民が住んでいるときはその人々の暮らしと文化を観察する。また古代遺跡の調査も欠かせない。こうした情報を文書にして世界に公表して、はじめて探険は終了する。だから探検隊を組織する主要メンバーは科学者や研究家でなければならない。そこで最近は、探険の意味を純粋に科学調査旅行に限定し、表現も〈探検〉とするようになった。しかし、探険には第二の条件がある。それは科学調査旅行を超えて、未踏の地へ到達しその神秘的な自然にふれて自分自身の魂が変化する神がかった体験を得ることだ。あるいは、人類も宇宙という大らかな母のちっぽけな末っ子だと認識することだ。この体験の方は魂にかかわっている。

つまり、探険とは、理性と魂の両方をかけて地上の窮極的な地点に挑むことなのである。(もっと紹介したいのだが中略)ヘディンは、古代ローマにさかのぼる多数の文献を一方に置き、机上の探険をも充分にこなした上で、途方もない中央アジアへの旅を敢行している。これはまさしく体と脳の共同作業による冒険ー真の意味にいう探険といえる。地球は広い、そしてきびしい。だが、あえてそれに挑む人間にだけ、神は宇宙と自然の秘密をやさしく啓示してくれる。

ということ、もっともっと引用させて頂きたかったのですが。また新しい人生の師に出会ったような充実の午後でした。そこで僕も一言。地球を知るには人生は短すぎる。または我々も知らない四国とか、日本とか山のようにあるのではないかな。歴史をもっと知り新しい冒険、探険の旅に出かけましょ。 きょうの1枚 モンブルでスケッチ中の山田画伯。今年のモンゴルは丁度1冊分のスケッチブックを使い切ったそーな。色鉛筆は実は水彩で、スポイトになった筆で表情をつけていきます。そのうち個展を開く!!ことになるでしょうか。


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No.0237 – Organisation Voice 2001/02/02

2月ともなれば四国はもう早春、寒い毎日が続くとはいえ、なんとなく日増しに春の気配。北の島のハルキ君には申し訳ないような、でもまあ北海道もいいよなあって思う毎日。この1,2ヶ月のうちには北海道いきますので、よろしく。

さて今日は何のお話をしようかな。そうそう、こちらのHP上にオフィシァルのサイトがUPされるそうです。IDナンバーを持つオフィシャルスタッフしか覗けないらしいんだが、覗きたい人は登録するんですな。で間もなくオフィシアル間の連絡網はこちらになるものと思われますが、TBIなどの運営もそろそろ高度化した流行のITとかいうやつでやりますかね。「ITはどこで買えますか?」昔はIT200とかあって、あいまでも管さんたら、これで時々SSERを走ったりしてますが、どうもそのITとは違います。森総理のいうITとはInformation Technorogy、「つまりInformationの技術。ってことはなんだな熊さんや、あの会社なんかに行ったときに受付に書いてる奴だねえ。」「てぇことはあれかい、ITってのは会社の受付の技術のことだな」「それ、それ」でぼくは松山に住んでて思うんですが、もう慢性的な交通渋滞、最近こうした地方都市ほどひどいんですよね。それなのにたいした対策もせずに築城400年だあ子規生誕だか没後100年だとか、ぼっちやんスタジアムにプロ野球の公式戦を呼ぼう、だとかそんな派手なことばっか。そんなのは若いモンか広告代理店にでも任せときゃあ良いことに実にかまびすしいのであるよ。誰がって市長がね。この交通渋滞が引き起こしてる経済損失はいかほどのものなのか!渋滞緩和策のひとつとしても真の IT、情報通信のインフラ整備を本格的に促進したらドウダイ。

例えば印刷屋さんに原稿を届ける、打ち合わせに出かけるなど5kmの行程に片道 1時間。なんである。でITの次はやっぱバイクだよね、森さん、これからの時代はね。BMWのC1もノーヘルで乗れるようにしてよね、それでパークアンドライド構想を進めテクノはどうだろう。そんな提案をするとバイクは一般的じゃないという話になっちゃう。でもクルマの免許とれば付いてるんだから一般的だし、パークアンドライドのためにあるような免許制度じゃなあい?今日はローカルな話でゴメン!


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No.0236 – Organisation Voice 2001/02/01

梼原へ須崎つまり太平洋側から登って行くと、それはまさに雲の上の町に向かってるという実感がある。葉山村を抜けたあたりから道はぐんぐんと登り、いまでこそ国道が見事に整備されたものの東津野山に入ると、良く手入れされた美しい茶畑の中を、まさに縫うように走る。ことのほか気分が良い時間だ。左側は深いけれども広く明るい谷である。布施が坂に道の駅が出来たのもこの国道197の整備に合わせての事だった。個人的にこの布施が坂の道の駅は大好きだ。高度感のある南に開けた山の斜面という立地もあるが、施設の北側には程よい広さの庭園があるのが良い。地方自治体と国とが分担し合って設置するこの道の駅は、3年くらい前が設置の大ブームになり、ヘンテコリンなものか、どれもが似たり寄ったりの気持ちの悪いものかのどちらかだった。特に行政にありがちなヤリスギが目にあまるものが多い。

そんな中でも、この布施が坂は山田が選ぶ道の駅 No.1なのである。でその裏庭には芝生が張られ小川が設えられて、茶堂が建っている。実はこの茶堂こそは、四国の心であり、四国の道の駅の原型であったろうことが偲ばれる。これを設置したこの村の人に日本の、四国の心を僕は見て取るのである。またここの行政の慎ましやかな態度が実に潔いのも、この道の駅からでも推し量れるではないか。さらに布施が坂を後にすると「羊腸トンネル」という名の随道が現れる。ここにさしかかると子供の頃覚えた、僕の冒険のテーマソング「箱根八里」を思い出す。箱根の山は天下の険 函谷関もものならず 万丈の山 千尋の谷 前に聳え 後ろにさそう 雲は山を巡り 霧は谷を閉ざす 昼なお暗き杉の並木 羊腸の小径は 苔滑らかそうこのくだり、羊腸の小径は苔滑らか、というところにいつも行き当たる。いまとなっては。僕達のようにしばしばモンゴルを訪れて、羊のハラワタを見るものだから羊腸といわれてもあまりいい気はしないが、この歌詞を作った滝廉太郎や明治の時代に生きた人達は、ひょっとしたら僕が子供心に感じたように、羊腸の道などという表現にロマンを感じたのだろうか、それとも滝が進歩的だったのだろうか。とまれ川端康成の時代になれば、もちろん羊に驚かない時代になれば「道はつづら折れになって」となる。などと考えてるうちに梼原に着く。

このルートは伊予街道と呼ばれていたであろうと思われるが、坂本竜馬らが脱藩するのに使われたものであることは間違いない。そうして梼原に至ると風雲急を告げる幕末を、駆け抜けた若き志士たちの姿がいききと見えてくるから不思議である。そんな梼原の町には何かしら不思議なそんな時代の残り火が見え隠れするのである。松山方向からアクセスするのであれば高速で内子五十崎ICで降りれば一時間、高知からだと須崎まで一日も速い高速の整備が待たれるところだ。そうすれば、このルートも是非楽しんで頂きたいと思う。

僕はここの雲の上のプールが大好きで週に一度は泳ぎに行くんだ。たっぷりと南向きにガラス面を取ったこのプールで雪景色を見ながら、陽の光を浴びながら至福の午後を過ごす。プールはいつも貸しきり状態に近い。少し暖かくなったらマツモトミチハル氏と二人連れで K1200LTでこんな四国を走ろうという企画をしてます。バイクスの企画でね。僕はこうして TBIを始めてからますます四国が好きになり、さまざまな再発見がありました。こうしてこういった思いをさらに広げていきたいと思う 2001年 2月 1日でした。


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No.0235 – Organisation Voice 2001/01/31

デトロイトショウのレポートを見ながら考えた。昨秋マーケットインしたクライスラーのPTクルーザーって知ってる?これを見たときに正直、自分のアイデンティティに疑問を感じた。それはアウディTTを観たときにも感じたり、今回のデトロイトショウでクライスラーが出品してるクロスファイアを見たときにもさらに高まった。これらを観ると良いなあ、と感じるのである。僕は商売柄自身のそのファーストインプレッションを大切にしてきてる。ところが最近のカーデザインに関して言えば自信が無いのである。たとえばこれ良いなあ!と思うものが違う側面からは、これは許せない!と感じたりするんである、いわば軸がぶれてきてるような気がするんである。まあ、カースタイリングはオートバイも含めてレトロスペクティヴになりすぎてしまってると思う。だからそれらのデザインは我々世代に対しては卑怯にも「いい!」と思わせるモノをもっているのである。でも未来デザインも気になるし。がしかしそれはそれとして自分の感じるものに最近は二面性が生じてるように思うのだが、みなさんはいかがだろうか。

もうロードバイクを所有することは無い!とロード用のタカーイ革のジャケットやブーツなんか人にあげといて今では「ああ、あれまた欲しいな。」などとなってしまってるのである。なんか変な変化を自分の中で感じる、のであるよ。みんなアイデンティは見失っていないかい。

きょうの一枚
せっかくだからそのデトロイトショウのクライスラークロスファイアをお見せしちゃう。クライスラーは世界の自動車業界の再編の主役を演じるものだと思ってたらその国内での凋落ぶりと、合併相手のダイムラーに良いようにやられてしまって、もうその過去の栄光はなくしたもののスタイリングには古きよき時代のマフィアやナチが入ってきてなかなか!なのである。 


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No.0234 – Organisation Voice 2001/01/30

昨日はスーパーボウルをTV観戦した。といってもライブじゃなくて、民放の録画中継でだけど。で観たかったのはレイベンズのレイ・ルイス。52のナンバーをつけるLB(ラインバッカー)そうデフェンスの、そしてチームの主力選手。昨年殺人罪で逮捕され司法取引で無罪になった。といえば往年のスーパースターOJシンプソンのことが思い出される。アメリカ社会は実に不思議で興味深い。でそのレイルイスなんだけど当然のようにMVPをとっちやう。やっぱ、デフェンスの強いチームのゲームは面白い。特にアメリカンフットボールのデフェンスってのは何より攻撃的で、攻撃的イコール暴力的で守備的イコール大人しいという一般の他のスポーツなどのイメージとはあきらかに対照的で面白い。オフェンスのラインのでかい奴らでも、どことなくいい人っぽいしなんかポリスって感じだけど、デフェンスのやつ等ときたら、やっぱ殺してるよな、と思わずにはいられないようなんばっかり。

でそれにつけても思うのがアメリカの司法制度。奇しくも日本でも丁度今、司法制度改革審議会が刑事事件で一般市民が判決に全面的にかかわる、そうアメリカの陪審員のような裁判員制が導入されようとしてる。でアメリカの陪審と違って量刑にまで関わるのだそうである。なぜ政府は同じように市民をもっと閣僚にすえて、選挙に影響されないつまり立法府と行政府の分離を進めないんだろう。なんてフットボール観戦中に考えるようなことでは無かったかなあ。

きょうの一枚
モンゴルは砂漠と草原の国だと思ってる人も多いけど、僕は違う。北部は南シベリアのタイガ地帯もちろんツンドラではないけど森の中でトナカイを放牧してる少数民族が居たり。西に行けば森と湖のまるで北欧って風景に出会う。山岳エリアも多く氷河だってある。川も多いし、とにかく長谷見選手曰く「モンゴルには世界の道があるよ」けだし名言であります。つまり世界中の風景もあるよ、ということ。そして違うのは、そのほとんどが手付かずということ。


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No.0233 – Organisation Voice 2001/01/29

寒い日が続きます。こんな時は暖かな春の一日に何をしようかとか考えるものです。目下の考えはもちろんブルーアイランドです。パリダカから帰ったばかりの菅原さんは時差ボケをいいことに徹夜でガレージに籠り、XR250をいじくってるようです。そうそれが暖かい春を待つ最良の方法です。でもまあ考えるまでも無く彼は2日前にそれはま過酷ではあったにせよ、常夏の国から帰ってきたわけであるからして。で今回で最後のツールドブルーアイランドに、どんな素晴らしい思い出が作れるかというのが考えどころ。今年、来年とSSERのテーマは「維新のDNA」疲弊しきった社会に出来るものなら新しい風を起こしたい、本当にそう思っているから面白いというか、さすが竜馬を生んだ四国の男ぜよ。ってかんじでしょ。TBIも来年から始まるかもしれないもっと壮大な旅も、歴史的な道や出来事を辿って見たい。そして美しい四国の道と歴史とその地が生み育んだエネルギーを伝えたい。そう思う。

さて僕が菅原さんにお願いしたのは、東京発四国行きのトラック便を適価で用意してくれませんか?というお話。関東地区遠征組は今から早割りとかの格安エアチケットとか乗合ハイエースとか用意して往復のマシン輸送は日野カミオンでおなじみのチームスガワラに任せちゃうってのはどうかな。できれば東京・松山の片道航空運賃くらいで往復マシン輸送をしてくれれば言うこと無いでしょ。空港から車検会場までの足も合わせて用意してくれちゃう。間もなくリリースが出来るようにしておいて貰いますが気になる方は早目にお問い合わせをね。もちろんSSERまででOK。です。そうそう輸送申し込みをした方には無料で「ごっつまもるくん」(ネーミングがいまいち)ヘッドランププロテクターフィルムサービスなんてやりませんかねえ。

きょうの1枚
モンゴルの田舎町でも旧ソ連時代のスローガンの看板が残っています。この共産主義時代のアートは不思議な存在感を漂わせながら、しかし20世紀という時代をまるで見抜いているか、または象徴しているかのように思えるではありませんか。そしてもうひとつが、このバイク。こいつもなんだか20世紀の遺産のような気がするのは僕だけ?BMWをパクったフラットツインですが、進化しない良さも今の時代になれば、そうも思いますけどねえ。じゃあB727パクリのツボレフなんてのも今も飛んでるんですが、やっぱり旅客機は新しいのが良いですかねえ?旧車ファンのみなさん。


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No.0232 – Organisation Voice 2001/01/26

まあ1週間の早いこと早いこと、もう週末がやってきて僕はもっと書きたいことがあるのに(ウソ)このOVも明日あさってとお休みです。毎日2人のSSERスタッフ佐伯、田中は雪にも負けず山へコマ地図作成に出撃しています。寒いんだろうねえ、きっと。あ、その前にAXOのヘルメットのお話をしときますと、あれは協賛企画でほんの少し安く、かつ数量限定でイタリアから届くので皆にあるって訳ではないんで急いでこのHPからは削除しちゃいますね。きっと某輸入元の目に触れるとまずいかもしれないす。

ぼくのチーム名が決まりました。といってもチームのメンバーは誰も知らない。でどんなリザルトでゴールするかと街頭アンケートをした結果(するかそんなもん)キ○○、タ○○○○、サ○○、ス○○○、ヤ○○、だというんですね。まあ当たってるような気もしますが。で頭文字を並べたら「きたさすや」ってんで、チームCAP-ZERO。ドウダイかっこいいだろ。さてそこで質問です、チームの平均年齢は幾つでしょうか?いくつなんだろう。もっと自慢話をすると、僕のTTR125用のLEDのウインカー、テールランプのキットが出来てきました。某大手電気機械メーカーの開発室に巨額の資金供与をして完成した一品。ならいいんだけど、でもこれってすぐどっかが製品化してくるよ、特許取っとくかね、せめて実用新案でもよT井君。どうせならメーカー作っちやうかねえ。

きょうの一枚
96年のRRMビバークにやって来た、地元の歌舞団。朝バヤンホンゴルの町を出て砂漠のど真ん中ジンストのビバークになんとラリーのオンルートを後ろのバスで走ってやってきた。なんか上空から見てるとへんな風景だった、砂漠でラリーカーやバイクがバスを追い越してるのがね。でこの年はIBMの協賛もついてインターネット・ワールド・エキスポってのが開催されててラリーレイドモンゴルパビリオンなるものがあったんですね、でなんとライブカメラがビバークにもあって世界中のどこからでもカメラの操作が出来るっていうシステム。で踊りが始まったらカメラはおねえちゃんに釘付け、エントラントも必死で見てる。ンンン、とよく見ればカメラはバスの中で着替え中のお姉ちゃんを見てるは、エントラント達も、「ちょっと逆光が」という微笑ましい夕暮れ時のショウタイムでした。

No.0231 – Organisation Voice 2001/01/25

TBIもうすぐですね。レギュレーションやインフォメーションが届いたので問い合わせがラッシュしてますので、ちょっとこちらの誌面?をお借りしてご案内をいたします。まずダッフルバッグですが230名の参加者の17kgのバッグは総合計だと4tにもなってしまい、もちろんそれに付随して食糧、機材のロジスティックはとんでもないものになります。タイヤ一人2本としてもやく500本、オイル一人4lとしてやく1klなどです。そこで輸送部隊の構成と車両等の限界を考えると、かなりナーバスにならざるを得ませんね。

でダッフルバッグの重さについては相当うるさくなる模様です。と大きさの問題です。レギュレーションには重量制限のみしか記していませんが、サイズの制限もさせていただきたいとのことです。そこで100個ばかりは記念品の意味もこめたバッグを製作しています。モンゴルで使ってる10kgバッグ、これはテント、シュラフ、コマ地図、簡単な着替えなどを収納して10kgに収めることを徹底的に検討して割り出したサイズなんですね。で今回の17kgバッグはその10kgバッグの倍の容積で設定してありますので、国内の7日間を考えれば充分と考えてます。ただし全員分用意してる訳ではないのであしからず。で間もなく参加者全員に文書で案内が行くそうなんですがサイズは縦、横、高さの3辺の和が133cm以内の布製として下さいとのこと、オーバーサイズは受け付けませんので要注意。

ちなみにSSER製のバッグは縦18cm*横70cm高さ45cmだそうで、結構でかいんで、これに入りきるように協力して下さい、とのこと。僕は伝言係だからね。で毎年、本部トラック隊のコンボイが走らない登らない、片道1車線の高速は渋滞の先頭にいるは、なんでくれぐれも協力を。という業務連絡のようなOVになっちまったい。

きょうの一枚
モンゴルのベストショット、ということで今日は雪を頂くアルタイ越えを走るオフィシャルのトヨタ・メガクルーザー。ワイドなボディはピッチングに弱くて結構ダメージをためました。ここらで標高3200m位かな。


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No.0230 – Organisation Voice 2001/01/24

今日はパリに戻った菅原さんからTELがあって、リアルな今年のパリダカの話がきけました。明日にも日本に帰ってくるんで、さっそく会ってTBIの打ち合わせと練習をしなきゃね、っテ話。僕はと言うと今年5月になんと還暦を迎える氏のために、赤いフリースのちゃんちゃんこをゲット。ついでに僕のも買ったんだけど、チームのほかの3人にはやっぱ相談してからじゃないと、たぶんヒンシュクだろうなあなどと考えてとりあえずは2着だけにしておいたの。でなんかチームのアイデインティとしての良い物はないだろうか?と皆様にご相談申し上げてるしだいです。MSRの赤いベストなんかどう?

さてTBI最終レギュレーションが送り出されてます。最終エントリーの書類等の到着順にゼッケンを着けるって言うんで、チームでゼッケンを並べたいけど、どうすればいいんだろう、って聞いて見たら「何年やってるんですか」だって。そう、まとめて封書に入れて送るんだそうな、はやくエントリーフォームを書こうっと。 

きょうの一枚
モンゴルのベストショットをしばらくご紹介します。今日はモンゴル最西端の町ホブドの空港でビバークした日の夕焼け空と変な光、答えは虹?なんでしょうか。モンゴルの大地では例えば夕焼けやなどのさまざまな自然現象が、ことのほか大きなスケールで迫ってきます。全てが濃いいです。

No.0229 – Organisation Voice 2001/01/23

さてパリダカも終わってって書こうと思ったら、「こちらのコラムには敢えてシュレッサーのとった行為について触れてないけど、」などと鋭い質問がいくつか届いて、ギョッとしてます。たいした立場ではないのですが、そこはやはりジャーナリストとは違い小なりと言えども主催者の一人としては参加選手についてのコメントは差し控えたいものです。ですがN尾さんからの電話に拠れば表彰式会場にシュレッサーの姿は無く、名前が読み上げられれば大ブーイングだったようで、まあそれでヨシトシタラどうなんだろうとおもいます。

どちらにしても彼もTSOもなんらかのコミニュケを出すだろうし、出さないかもしれないけど。勝負に行き詰まった子供のような行為に対して悪く言うだけでは本質は見えてこないような気がする。それよりも「三菱チームはどうしちゃつたの?チームオーダーをどうして出さなかったの」というマニアックなT木さん、そうなんですが、ひとつには篠塚総合優勝のときの問題のうえに、いまはひとつのチームではなくなってるということもいえます。かつては三菱のフランスのインポーターはソノートといって、ま古いファンにはなじみがあると思いますが、ソノートミツビシとかチームソノートシチズンだとか、まあソノートはヤマハのインポーターでもあってJ.Cオリビエなんかがそこの親分だったりしてて、そのソノートが三菱もヤマハも取り扱いを止めて三菱はヨーロッパのセールスの拠点を失ってると言う事実があるんですね。それとモータースポーツとどういう関係があるんだと、僕も言いたいんですが、これが大人と子供の差みたいなもんです。

でそのチームオーダーなんですが、ソンナこんな事情で出せなかったと見るべきじゃないでしょうか。ブレーマー監督も雇われてるしチーム内では篠塚のほうが立場が上だってぐらいですもんねえ。ということは、どういうことか?ちょっと今日はついつい言わずもがなのことを書いてしまいました、ただただ僕はこのような素晴らしいイヴェントが美しい地球の上に存在しそしてその存在が若者に門戸を開き、子供たちに夢を与え続けるもの(でも)あって欲しいとただただそう願うからであります。企業の論理に支配されることはやぶさかではありませんが、それはもっと違うところでやってって思います。ほんとに美しい地球上にこれらの存在が許されなくなる日が足早に訪れるとしたら、その理由はここでも企業論理なんでしょうか。参加者の多くは僕の知る限りみんなゴミを捨てます、出かけるたびに愕然とします。

きょうの1枚
僕の子供の頃の原風景といえば、こんな枯葉の道だ。これは香川県の五色台でこの日曜日に取った一枚。雑木林の中のトレイルは、冬の午後の日差しがなんとも言えず良くて、散歩にも良いしMTBにも良いし、ボチボチとちっちやいバイクで駆け抜けるのもいい。走り去った後に落ち葉が舞うのもトテモいい。ちょうど、そんなトレイルランドを作ろうと言う話になっちゃって、少しカフェ・レゴラリータの計画が遅れ気味でごめんなさい。

No.0228 – Organisation Voice 2001/01/22

0122-VISUAL.jpg (37434 バイト)

さてパリダカも終わりました。某大手広告代理店のN尾さんたらダカールから電話を掛けてきて詳しく状況をレポートしてくれちゃいました。来年は「ラックロゼで待っててね」って言ったら「僕もプレスで走る」だって。そうかあ、久しぶりにパリダカ行こうかなあ。で98年のT3マシンの修理に取り掛かろうかなあって思ってます。で僕のマシンはT3、ってもLC77、ディーゼルだしリーフだし、背は高いし重心も高い、そのうえトレッドは狭いときてる。でもこれが結構上出来で、よく走る、重たいけど。でそんなオジサンのパリダカ、いいでしょう?今年もいろいろ問題があったみたいだけどそれすらエネルギーに換えてしまう、やっぱパリダカ不思議です。でもって、最近は若い日本人ライダーが次々と現れて活躍しています。AUTO部門では日本人ドライバーの平均年齢は、限りなく60歳に近いんじゃないですかねえ。どう思いますか、やっぱこんなものなのでしょうか。

さて今週からラストTBIのルート制作が本格的に始まります、ある郡部の町の方からも「ぜひウチの近くを使ってください」なんていうメールも届いたりと、とても喜んでいます。でもまた今年も雪が多そうで苦戦が予想されます。で僕はエントラントだからコース作成にはノータッチで2002年から始まる新しい企画のことで、頭の中は、まるで「ただいま留守にしております」状態。さてラストTBIの先に見えるものとは。ああ速く発表したいなあ。それと、春にはまたガストンが遊びに来る予定なんだけど、皆さんどうしますか?春もツーリングしますか?

きょうの一枚
僕のパリダカマシン。まだ走行距離3000km。フロント周り損傷あり、なんですね。直すべきか、直さざるべきか?それが問題なの、というのも時代遅れ過ぎますものねえ、これじゃあ。。でこれっていうのも1998年 20回大会に鳴り物入り?で参加したときのマシン、アフリカ一日目のSSで穴に突っ込んでリタイア。笑いながら言ってますけどね、そのときの気分たるや、っテ感じ。

No.0227 – Organisation Voice 2001/01/19

またまたで申し訳ないけどパリダカのお話。友人の某大手広告代理店の担当N尾さんから昨夜TEL。三菱の増岡の優勝広告も作って、いよいよ明日、日石三菱の広報部長のお供でダカールへ向けて出発するという。「ダカールの治安は最低だから気をつけてね。ところで増岡は昨日のステージどうして29位だったの?」で35分差のあったシュレッサーに6分差にまで詰め寄られてしまった。「そう、サストラブルらしいんですよ」と彼。「でね、残りのステージってホコリだらけの1本ピスト、前日の到着順のスタートだから、増岡は29番手スタートだろシュレッサーは5番手これで増岡の勝ちは無いんじゃないかねえ」と誰それはシュレッサーに道を空けるけど誰それは増岡をブロックするだろう、とかって話に花が咲いた。

で僕は反省した。というのも今日その最新のリザルトをみるとみんなが国籍やチームを超えて2人に道を空けて真剣勝負をさせているんではないか?と思えるのである。Stage17、アタマを取ったのはシュレッサー、3時間34分47秒、2位増岡は37秒遅れ、370kmを走って37秒差しか着かないのもスゴイね。で総合では増岡がかろうじて首位を守った、シュレッサーは5分51秒ビハインド、ダカールまで残るSSの距離約500km。でもこれで明日(つまりまさに今ごろ)スタートはシュレッサー2分後増岡だからつねにシュレッサーの砂埃を見ながら走れば総合優勝が確実になる。でもパンク1発で逆転もあるから目が離せない。笑い事じゃなくてダカールのビクトリーランまでもつれ込んじゃいますね。以前の篠塚の優勝はチームオーダーだって猛批判をヨーロッパで浴びた三菱。これで勝ったらいつもお古ばかり乗せられていた増岡も男なら、トップグループの連中もプロフェッショナルだねえ。こんな神経戦にも憧れちゃいますねえ。

きょうの1枚
日本のムラ社会の形成はひょっとしたらこの茅葺の屋根にこそあった。この茅葺の屋根は15年で葺き替えるという。今ではかわら屋根を葺き替えるよりも費用がかかるんである。ところが昔は、タダだった。だからたとえば30戸の集落では年に 2軒の屋根を葺きかえればいい、村が総出でその村の茅場へ茅を刈りに出かけては、屋根を葺き替えるんだろう。大変だけど、ちょっとしたイヴェントだったんだろうことは容易に想像がつく。

15年に一度自分ちの屋根をみんなに葺き替えてもらうために残る14年はお手伝いに精をだすのである。村八分になろうものなら大変なことだったろう。何が言いたいかは想像におまかせするとしても、この茅葺いいでしょう!


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No.0226 – Organisation Voice 2001/01/18

寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか。大変お待たせいたしましたラストTBIの本レギュレーションとエントリーフォームは近日発送いたします。参加者が多いので、ぜひ早めのエントリーをお願いします。と事務局スタッフが申しております。僕はというとなんか自律神経失調で、眠たいは疲れやすいは、さっき食べたのも忘れてしまうは、ってこれはアルツ君か。でTT125のウインカー、テールランプがもうすぐLED化されて、これですこしでもヘッドライトに使える電気量を稼ごうとしているんですね。で今回、初めて出場するもんですから分からないことが多くて、困っています。ヘルメットAXOのフルカーボンのが軽くて良いって言うのでいま協賛価格で20個くらい分けてよねっていってますので、希望者はメールを送っておいてくださいな。うまくいけばお分けします。ああ、このHP見てないだろうなあ。マップホルダーもみんなで電動にしようよ。これも協同組合のようにまとめて買うからナンボ?って仕組み。それ以外にも僕の欲しいものを複数個発注してますから、楽しみにしててください。

さてパリダカももう間もなくゴール昨年はBMWが史上初の快挙1,2,3,4位独占とやったもんだから、それにマスコミもやっぱKTMとBMWじゃ格が違う、なんて書きまくったもんだから、どうするのいったい。KTMさらに史上最高の1,2,3,4,5位独占、世界中のどこのメーカーも成し遂げなかった快挙!ときますよ、絶対。トシさんうるさいよ!きっと。でもモータースポーツ、あれだけ頑張り続けたKTMにこんな晴れやかな日がくるのも当然です。88年にはトシさんはKTM本社の反対を振り切ってまだ熟成足りないLC4で僕のチームからパリダカへ出たものでした。いわばあれから、苦節13年、ってわけ。いいぞKTM !でも来年はBMWも、もっと頑張る。にしてもスター不在って感じがちょっと心配。

きょうの一枚
こんな感じでお出かけです。写真は後ろを走るアンちゃんが撮影したもの。小雪はことのほかTT125がお気に入り、林道を一緒に走るのがほんとに楽しみな様子です.6kmくらいの林道はついて走っちゃいますが、死にそう!っテ顔になってます。


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No.0225 – Organisation Voice 2001/01/17

0117-VISUAL.jpg (43266 バイト)
0117-VISUAL-2.jpg (30816 バイト)

四国にもこんなに雪が降るのかって思うほどの雪が山間部に積もってます。僕は今日もちょっとした打ち合わせもあって昼前から梼原へ出かけました。ちょうど梼原のライダースイン雲の上に置きっぱなしにしてたBMWも取りに行っときたかったし、雪が積もってるって言うので、あの僕のお気に入りの茅葺古民家の写真もとりたいなって思って。で松山からは一時間半、高速道路の開通で飛躍的に早くなったんですが、内子五十崎ICを降りるあたりから、ちょっとヤバヤバな感じ、もう途中からの風景たるや雪国。道の両端には除雪された雪が1Mも積もりあちらこちらにカマクラが建って雪わら帽子の雪ン子たちが、っテな訳はなくて、雪の中でも田舎の高校生までこぞってi-modeeやってる。なんだかその風景になじめなくてオジサンはとても悲しかった。でもうところどころのアイスバーンだったのが梼原が近づくにつれて、もう一面のアイスバーン。「そろそろ4駆にしたら?」っテ言うとドライバーの佐伯選手はおもむろにトランスファァーのシフトレバーを4Hに、「やっぱ4駆は違いますね」だって。こいつ言わなければいつまでも2駆のまま走り続けるつもりだったんだ。で大雪の梼原で一仕事と撮影を終えてBMWは荷台に積んで、帰ってきました。

きょうの1枚
きょうの1枚は梼原の古民家特集 でこの茅葺民家がいま僕のお気に入りなんです。もう引っ越そうかなんて真剣に考えちゃったりして。


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No.0224 – Organisation Voice 2001/01/16

寒い毎日が続きますがお変わりありませんか。あちらこちらから雪見酒とか、満月の下でのスノウモービルライディングのツアーなどなどのお誘いがやって参ります。そう寒い冬こそアウトドアーと思いながらはやン年、という感じです。2年ほど前にJ君と冬の瓶が森に登ったのが最後かな。最近はひそかな楽しみを見つけましてね。それはライディングアンドスイミング、林道を幾つもつないで梼原まで走って、温水プールでひと泳ぎ。または、高速を走って鹿野川ダム添いの田舎びた道を楽しんで温泉に飛び込む。いずれも半日から一日コース。それに同町にある茅葺屋根の文化財級の築200年の古民家に心惹かれてまして、移り住みたいなあという思いに強くかられております。それは古く苔むした石垣の上に建ち、維新の時代の天下国家を語った、そんな志士の生家でもあるわけで、その建物を見た日から僕は毎夜の夢の中にそこでの暮らしが出てきます。時代は進み、人の暮らしはますます快適になって、って思ってたら実はそうでもなくて。こんな時代にいったい僕は社会に対して何が出来るのか、と考え悩みを募らせる日々なのです。何かいいアイデアを教えてくださいな。

きょうの1枚
最近、梼原へ通う道中の日曜市でゲットした竹篭。TBIのフロントゼッケンカウルにするだの、背中に背負って走るだの言いつつ結局は、プールの道具入れに。中からのぞく某有名アウトドアメーカーのメッシュバッグ3500円、竹篭800円。


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