No.0133 – Organisation Voice 2000/07/17

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日曜日の新聞にニッポンチャレンジが次回アメリカズカップへの挑戦を断念した、という記事が掲載されていた。これをどうとらえればいいのか。チャレンジ(挑戦)と断念というこの2つの言葉の間にある距離、深み、苦悩、苦汁、苦杯、僕は知っている。山崎会長の言葉のひとつひとつを、僕は自分の事におきかえ、世界に、不可能に挑戦してきたのに。「おいおい、そんなに簡単に辞めるなよ」というのはカンタン。僕は彼の断腸の思いの痛みが、ほんの少しわかる。いや、わかるなんて言ってるうちは全然わかってないのかも...。それにつけても、と思う。世界は広いね、ルイヴィトンカップだとかプラダチャレンジとか、この話もアウト・オブ・レースでは僕の予言の通りになった。巨大ブランドビジネスこそがビッグレースを司るんだろうか。

話は変わる。同じ日曜日のフィデリティ投信(米)の広告は七夕の笹に吊した短冊にお願いゴトがたくさん書いてある、ヘッドコピーは「いつかを叶えるために、いま」とちょっとダサダサ!!で日本株。ってこんなに無理した書体でなくても...と思う中に「いつかは我が子を留学させたい」「いつかワインセラーをつくりたい」「いつか別荘を購入したい」「いつか小さな島を買いたい」「いつか夫婦で海外に移住したい」などなど...まぁどうして知ってるの?というようなのが16枚、そしてそのいちばんハジッコに「いつか海外のラリーに参加したい」とある。誰が作ったんだろう、この広告。僕が言いたいのはね「これは無理なオハナシ」じゃない?かということ、えっ投資する?誰に?自分に?フィデリティ投信に? 夢(いつか)を叶えるのは、ただただ自らの力のみです。


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