No.0141 – Organisation Voice 2000/08/22

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2000年ラリーレイドモンゴルも無事ウランバートルにゴールしました。特筆すべきことは、驚異的な完走率88%、これをもってラリーの内容を評すべき事でないことはすべての参加者が知っていることでしょう。年を追うごとに厳しくなっていく様々な環境にあって、この大会に参加された皆様やご支援を賜った各社の皆様に心より御礼を申し上げる次第です。今大会の完走率こそは、こういった厳しい環境の証であると考えるのが案外間違っていないように思います。

20世紀はある意味でクルマの世紀であり、そして競争の世紀であったように思います。こういったラリーはひょっとするとそれを代弁してるのでは?と思われる方も少なくないでしょう。しかし答は否です。長大な旅への情景や未知への好奇心なくしてこれらの大会に挑む事は不可能です。ただ競争だけを求めればサーキットでもいいでしょうし、場合によっては企業内あるいは企業間でも容易でしょう。また、ただ旅を求めれば様々な方法はさらに広がっていることでしょう。ここには、それらを包含しつつ、大きな目的に向かいながら自らに対峙する真の自分が発見できる。そういった場面がしばしば見受けられます。 ゴールする感激、満足感や達成感、充実感、これらはほかの何に比べても決して劣る事の無いほどの大きなものだと思います。

20世紀最後のこの大会が、この後どのように発展していくか否かはこういった参加された皆様の思いと声に依る所が少なくありません。まもなく21世紀、来るべき世紀がよりすばらしいものとなりますように。そして、国際間でこういったラリーが存続出来るべく、世界がより平和で安定していること、そして様々な多者間の理解が進むことを期待しています。心より感謝申し上げます。


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山田 徹

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