SSER PRESENTATION & party 2016 発表会のご案内

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FA-coat Rally Mongolia 2016 PRESENTATION
どうぞ会場までお運びください。

 

FA-coat Rally Mongoliaは、30年を迎えた2015年を機に、大きな変化が進んでいます。

ラリーモンゴリアは2015年に引き続き、2016年も大きく変わって行きます。

テーマは、まだ見ぬ風景。まだ見ぬ風景とは景観のことにとどまらず、その風景を目にするときの心の動きまでを言います。同じ風景も見る時間や見る角度、そして競技者として見る目によって大きく変わります。 TBIもその動きとしては、非常によく似た変化を見出したいと考えています。

四国という限られた、けれども魅力の凝縮した、この島で、広大な無限の原野行を見せたい。かつて修業素の如しと言われたTBIの旅人の行のごとき日々は、またSSERも自身への挑戦であり続けたいと考えています。 1000kmのダート行。かつての2倍のボリウムは近代化をしたマシンをもってして30年も昔の苦行に戻ることを意味します。 すべては、誰もまだ見ぬ風景を、心にも視覚にも求めるラリーの日々。

甘くなっていたSSERは、劇的に変わります。

どうぞお誘いあわせの上、以下の通り発表会場にお運びくださいませ。

■-説明会会場-■
日 時/11月28日(土)
開場18:00
説明会18:30~20:00
場 所/ 代官山『WHITE ROOM』
東京都渋谷区恵比寿西1-31-12 FLEG代官山 [MAP]

■-懇親会会場-■
日 時/11月28日(土)
20:30~22:30
場 所/肴や ゑびす庵
東京都渋谷区恵比寿西1-8-3 クオリア恵比寿1F [MAP]
会 費/お一人様 5,000円
(会費はPRESENTATION受付にてお支払いお願います。)

■お申し込み
 [お申し込みページ-別ウインドウで開きます]

「命もいらず、名もいらず」 – 2013/07/24 (水曜日)

なかなか、上手く生きるのが難しい昨今。
先の選挙を見てても、このところの世相を見てても、人々がさまざまな主張をし調整がつかず、思いの丈をぶっつけあう。
どうして、もっと人の思いを理解しようとしないのか。
自分ばかりが少しでも話したいとする政治家らが出演するテレビの討論番組からは醜さが耐えられない。つまりこれが彼らだ。

最近のヘイトスピーカー?たちの台頭も、これまた凄まじい。人は自由であるべきだとは思うが、あまりにも他者を平然と罵ったり、悪意に満ちた言葉を積み重ねるのは人間としていかがか。ののしってる相手と同じかそれ以下に落ちているという事に気が付かないのだろうか。つまるところ、これも日本人だ。

先月、飛行機に乗るのに数冊の文庫本を買おーうって、思って書店へ立ち寄って。
山本兼一の「命もいらず、名もいらず」を買った。
ご存じのとおり山岡鉄舟の人生を書いたものだ。

読了のあと、本当にすがすがしい気分で「とても良い本を読んだ。」と満ち足りた。受賞作だった氏の「利休にたずねよ」も、誠に素晴らしかった。
人間の正しい生き方がこうした、作家の手によって明確に発せられているというのに。
たしかに西郷隆盛「命もいらず、名もいらないという人は始末に困ったもんでごわす。」と。

いまの人たちは、始末がしやすい人たちではなかろうかと思う。

きょうの一枚

モンゴルは不思議だ。乾燥が進んでいても草原は豊かで、砂漠もあるが雨も降り砂丘の中を川が流れたり湖が出来たりする。
こんなフィールドで、もう20年近くラリーをしていることに喜びを感じなくて。
ほかに何があるのかいっちゅうオハナシ。

2006/11/08 (水曜日)

カーグラフィックの12月号、チームACPの記事が掲載されています。是非ご覧下さい。ホンダの社内広報誌の表2ページにスーパーカブの特集なんですが、ひめぎんチームの写真がバーン!と。社内広報誌と侮る無かれ、内容は濃いものがあります。2008年発売予定のFCXも紹介されているけど・・・燃料電池車ね。すこしプリウス似なのが気になりますが、かなりカッコ良し。スタック(ネーミングに???)と呼ばれる燃料電池本体はセンタートンネルに設置して、容積で20%重量で30%の小型化!!なり。最高速160km/hで航続距離570kmらって。2012年にはカリフォルニア州でゼロエミッション法が強化される。マスキー法に対してCVCCで答えを出したホンダ・・・あれから30年。世界のホンダはさらに飛躍できるか??

さて、モンゴル人はいいよな。ッてオハナシ。

「海の汚染や乱獲をこのままの状態で放置しておくと、約40年後には食卓から海産物がなくなってしまうかもしれない。そんな調査結果をカナダや米国などの国際研究チームがまとめ、3日発行の米科学誌サイエンスに発表した。ただ、漁獲制限など必要な対策を今すぐに始めれば、こうした事態が避けられる可能性が高いこともわかったとしている。 研究チームは日本海や東シナ海といった日本近海を含む世界64カ所の海域で得られた漁獲データなどを利用し、海から得られた魚や貝類などの種類や量がどのように変化しているかを解析した。その結果、03年の時点で、捕獲されている魚や貝などのうち29%の種が、漁獲量が最盛期の1割以下に減ってしまっていることがわかった。水質の悪化や乱獲などの影響とみられる。この傾向が続けば、48年にはすべての種が同様の運命をたどることになるとチームは警告している。ただし、厳しい漁獲制限を課した海域で生態系の回復もみられることなどから、今すぐ抜本的な対策に着手すればこのようなことは避けられると、チームはみている。」(アサヒコム)

でも思うことあり。この前、北海道でナマコの密漁をしている連中が、愛媛県人!ということでボクはイヤーナ感じを受けたのですが・・・それはさておき密漁の範囲。北海道のとある海岸で、ひょこっと海を覗くと丸々とした大きな海栗。取って食べたら密漁!になるんだそうな。

「・・・」

松山辺りでは、子供のころから素もぐりで、サザエやなんかを獲っていた。潜水具を着けて獲るとダメなんだそうで、これも「どうなんだろうか?」でも春の山では、この近年に大量に発生する山菜獲りのみなさん・・・まるで悪意は無いのですが、地元の人にすれば「万引き!」と同じ!だそうで、ぱっと見ると山菜取り=善人。オフロードライダー=悪人。見たいな感じがするのは何故だろう?ともかく、自然と人間のかかわり方。食糧問題。ルール、マナー・・・さまざまに難しいこととなりました。美しく豊かな地球を・・・ね。

きょうの一枚

帰ってきた?モンテッサH-7・・・のお尻。
ヒストリック&エキスペリエンスランに参加のシーナ先生のマシンが到着。珠玉の往年のレゴラリータ達のコレクター・・・・いいなぁ

 

Organisation Voice 2006/02/01 (水曜日)

名言というには程遠いのですが「もー、いい加減にして欲しいですね、まったく」これはマンション会社の社長が国会の参考人招致での、国土交通省に対しての発言。いや、そんな話ではなくて、全くいい加減にして欲しいのはスパムメール。

気分よく出勤して「さあ、今日も一日頑張るぞー」とパソコンを立ち上げ、淹れたてのコーヒーの湯気越しにモニターに映し出される壁紙はモンゴルだったりHP-2だったり。でメールを確認すると「ギョヘー」と、半分か多い時には70%くらいがわけの分からないメール。特にサブジェクトが巧妙になってきていて、うっかり開くと、どれも同じような内容で実にばかげているのですが、もう朝のやる気は消失。これはきっと日本の働く男たちの仕事のモチベーションを下げさせる為の某国の陰謀ではないのか!?と疑いたくなります。「もー、いい加減にして欲しいですね、まったく」というのは、こういうときに使うのですよO嶋さん。

てなわけで、これの対策はどうなっているのか、誰か教えてください。ボクの推定では経済的損失は直接間接で年間約2500億円くらいに相当します。って全く根拠はありませんが。こんな違法なことが、いつまでも野放しにされるのでしょうか?

違法なことと言うと、世の中には実に氾濫していて「これくらいではいいのではないか?」というグレーゾーン。某ビジネスホテルチェーンの社長は「それは制限時速50kmのところを56~57kmで走っていた程度のことなので」状態は、どうも良いらしいというのもねえ。で、それで気になるのはやはり騒音測定。正確にできないのなら「やる意味はないのか」という議論。回転計を付けて最高出力回転の50%で云々」どうみても最高回転の50%くらいで加速して行っているマシンはないしなあ。違法と合法。その境界線のなんと曖昧なことかと思う。さらに合法ならばなんでも問題なし・・・というのもいかがか。オフィシャルミーティングでのヒトコマ。

騒音問題におけるボクの発言(いやこれは決定項目ではないので悪しからず)「嫁さんの実家の義理のお父さんが寝ている家の前で、夜の12時に30分間レーシングしてOKを貰ってきたらクリアということにしよう」「独身の人はどうするんでしょう?」

そーだ。30代男性の40%が独身なんだってね。なるほど、「だから騒音問題が決着しないんだ」「???」ごめんなさい月初めそうそうに。
「もー、いい加減にして欲しいですね、まったく」って言われないようにお互い気をつけましょうな。

きょうの一枚

1984年パリダカール、ガストンとティエリー・サビーネ。もうすぐダカールか?ガストンは輝かしい初優勝の直前の姿。多分ニジェール川のハシケの上じゃないかなあと思われます。ガストンの横はオリオール、腕だけ見えてるのはR.ロワゾー、この年はJC.オリビエの一つ前、総合5位でフィニッシュ。

2004/12/27 (月曜日)

スマトラ島沖の地震は、M 9.0・・・美しいビーチリゾートなどに甚大な被害をもたらしました。すでに犠牲者の数は1万2千人と報道されており、アフリカ東岸にまで被害は及んでいるようで、被災された地域の方々にお見舞いを申し上げるばかりです。

日本では2004年の世相を象徴する漢字が、先週でしたかね?清水寺の森貫主によって書かれました。その漢字は「災」・・・・日本で起きた様々な災害が、それは日本だけのことじゃないよ、とクリスマス明けの南の島々を襲ったような感があります。地震は、地球温暖化とは無関係だと感じていましたが、今回の地震の被害は主に津波によるものと聞き、温暖化による海面の上昇なども被害を拡大した要因ではないのか、と考えてしまいます。
来たる2005年は、もう一歩踏み込んで、地球環境のことを考え、行動して行こう!なんてふうに考えています。

さてここで、2004年!SSERを締めくくる十大ニュースの発表!!

第10位・・・「ラリークロス」イベントの開催・・・新しいカテゴリーの開発に挑戦中!!2005年もお見逃しなくね。

第9位・・・ニュージェネレーションの台頭!!・・・SSER 2DAYSやGRCに、2人の新人?が台頭!!GRMでは10代のライダーが上位に!!速くてビックリ!!

第8位・・・山田オート商会大繁盛・・・えひめ町並博2004に昭和30年代のバイク屋を模した「山田オート商会」をSSERが出展!!連日大盛況!!特にウラルサイドカーの町並みツアーが人気、このイベントはラリージャパンや浜名湖博を抑えて、2004年のイベント大賞に!!

第7位・・・ツールドニッポンにヨーロッパから2人のライダーが参戦!!・・・ひとりはSSERおなじみのガストン・ライエさん、そして若きエンデューロライダー、ミカエル・アパラシオ君!!ガストンは芦別ラリークロスで張り切りすぎの負傷リタイア!!ミカエルは大接戦の末に総合2位!!ということで・・・。

第6位・・・ツールドニッポン手に汗握る優勝争い・・・優勝は愛知の岩崎有男!!最後は4秒差にまで追い上げられるもからくも優勝!!稀に見る僅差の劇的な闘いでした。

第5位・・・TBI 2DAYSあわや遭難・・・折からの台風の中スタートしたTBI2DAYS!!参加の顔ぶれは長谷見昌弘さんや菅原義正さん、記録的な強風の中1本のSSを消化したものの、翌日は完全にキャンセル。台風の後の記録的な集中豪雨のため、大会会場は陸の孤島!!あわや遭難!!でした。

第4位・・・前田啓介、悲願の初優勝!!・・・ラリークロス形式での開催となったガストンライエクラシック、もちろんシリーズ戦!!優勝は池田秀仁間違いなし!!とささやかれた中、驚くべき快走を見せた前田啓介「悲願の初優勝」完璧な出来でした。

第3位・・・SSER 2DAYS CLASSICSこれまた近年にない名勝負!!軍配は池田に!・・・近年デッドヒートを見せる森田昌和VS池田秀仁!!今年はまったく同じマシン!!スピードで圧倒的な差を見せた森田!傍目には優勝と見えたが、老獪な池田は最後の最後まで逃げ切りこれまた僅差の優勝!!

第2位・・・TDN2004スタート地を長崎に、そしてゴールを東京プリンスホテルに、・・・洗練された開催コンセプトは「日本のエネルギー事情」長崎ハウステンボスをスタート、雪の北海道を経て、東京へと意外なコースレイアウトに、ため息の連続!!コースレイアウトの妙!!

第1位・・・TBI復活!!四国のGWの風物詩ツールドブルーアイランドが復活します。・・・これはBEIJING-ULANBAATARの開催の手続きや準備のため、TDNの準備が困難になったことなどが理由ですが、純粋に多くの方からは「待ってたよう!」との声。TDNも良いんですが「あの四国が、たまらんのですわ」との声!!

特別賞!!・・・復活のRRMは、なんと「BEIJING-ULANBAATAR」・・・3年ぶりの開催を目指すRRMは、スタート地点を北京に!!待ちに待ったエントラントもビックリ!!「そう来ましたか!」と、早くもエントリーが続々と届いています。

こうやって1年を振り返るといろいろなことがありました。またいろいろな場所で、皆さんにもお目にかかりました。トップ10には出てこなかったのですが、京都のガストンライエミーティングも楽しかったし、でもGWには元気な姿を見せたライエさんのその後の病気治療も、とっても気になるところ!!いよいよ2005年。スタートを飾るダカールでは、菅原さん親子チームや、バイクで参加の川合さん、三ヶ尻さん、東さん!!みんなSSERの仲間です!!みんなで応援しましょう!!良いお年を!!と書きたいところですが、OVはまだまだ続きます。

 

きょうの一枚
「ゾーモットの井戸で会おう」というコピーのイメージはまさにこれ。ここゾーモットは、誰もが憧れるゴビの中のオアシス。不思議で素敵な場所です。人生の中を彩るラリーの旅「BEIJING ULANBAATAR 2005」は多くの方に門戸を広げて、自らの力でゴビを渡り、「この地」で会うことを目指すのです。出場までの道のりは厳しいでしょうが、勇気を出して・・・行きましょう!

 

(19:49更新) BEIJING-ULANBAATARにミニクーパーが出場するらしいといううわさが到着。もちろんエコチャレンジ部門ですが・・・・出来ればモンテ仕様かなんかで、ガーッと行ってもらいたいものです。さらにこの話には続きがあって「じゃあベスパで行こうか!」という○崎クン・・・・「そうそう、そう来なくっちゃ!」長谷見さんもバイクでのエントリーが届きました。九州からも60代の4輪参加!もち北海道のA-TECからも校長先生と、サポートの学生サン達も参加表明!!初期のパリダカを髣髴とさせる冒険行になりそうな予感です!!タノシミ!タノシミ!!

さて20周年クリスマスプレゼントの抽選発表です。
抽選はA,B,C各賞の希望者をそれぞれ抽選。1名ずつ3名を決定!!
さらに抽選漏れの全員の中から、1から3等賞の3名と、4等賞の5名を抽選しました。抽選は厳正に行いました。当選者は以下の通りです。おめでとうございます。

A賞 「100萬倍賞」野口シート・・・伊藤 隆文さん
B賞 「80G/S-Club賞」BMW純正カラハリブーツ・・・南光 和幸さん
C賞 「復活TBI2005賞」ストレート製手巻き・・・齊藤 勝彦さん

1等賞 KTCソケットレンチセット・・・ハヤシさん
2等賞 EAGLE-CLEAKパッカブルダッフルバッグ・・・長坂 吉紀さん
3等賞 MILLETパッカブルデイバッグ・・・若林 恭一郎さん
4等賞 SSER20周年記念ワッペンとSSERグッズ
吉村 研吾さん
藤井 健司さん
堅城 尚能さん
市川 修さん
鈴木 敏信さん

 

 

No.0239 – Organisation Voice 2001/02/06

僕の読書癖は少し変わってる。遠くへ出かければ出かけるほど本を読む、それもその旅が長くなれば長くなるほどである。したがって海外遠征時には大量の本が要る。だから嵩張らないというだけの理由だが、文庫本を買うのがほとんどであり、そして読んだあとは誰か彼かに、ホイってあげちゃう。で中身はというとカフカからパトリシア・コーンウェルまで。

で忙しいので上下2巻を読むのにこんなに時間のかかったことは無かったパトリシア・コーンウェルの最新作「審問」を数日前に読み終えた。恥ずかしい?ことに僕は彼女のファンで、これまでの11作もほぼ全て、発売から一ヶ月内には読んでしまっているのである。たかだか検屍官モノのミステリーなんだが、ぼくは現代のアメリカ版の鬼平犯科帳だと思ってるのである。チョコット読めば、アメリカ社会の仕組み、例えば警察、検察などの司法制度とか、医学的な出来事や科学捜査の最前線などなど。手に取るように分かるのである。それでこのシリーズは僕だけにとどまらず巷でも大人気のようで、先週の日経新聞のランキング書籍・文庫本部門の売上NO.1とNO.2を上下で独占していたのである。で、この本の出色の部分はなにかというと、やはり主人公の内面の描き方なんである。是非読むことをお勧めする、と言うほどではないんですが。

あと最近読んだ(といってもこの夏ですが)のではP.F.ドラッカー博士の「プロフェッショナルの条件」いかに成果をあげいかに成長するか、というサブタイトルが付いてるんですが、このおそるべき老経済学者が90歳を越えてなお執筆を続けている、その根底にあるものは何だろう、というのが実は今日のテーマ。先月にはもう何度目かはともかく来日を果たし、筑紫哲也さんと対論をしてた。1909年生まれのかれは1933年に「フリードリッヒ・ユーリスシュタール」を著わす。で、そうオーストリア生まれで当時はドイツにいたんだが、この著作でナチの激しい弾圧を受けて、イギリスに亡命、ナチの台頭の足音高き頃の話である。39年にはナチの批判として著名な「経済人の終り」を執筆、それからだっていったい何年経つんだろう。で世界中が彼の新作を待ち続けることとなる。

おそらくこれが最後の著作になると思われるこの書も、発売と同時に世界的なベストセラーになった。もちろん日本でも数週間にわたって、ジャンルのトップの位置にあった。なんとなくそれを見た時、日本も大丈夫なんじゃないか、と甘い幻想をもつほどに彼に信奉している自分の姿があったのも告白しておこう。彼と筑紫哲也の対論を聞いてると、彼の根底にあるものは何かを垣間見ルことが出来た。

そう、それはやさしさ、人間愛なのである。ナチと闘った人間が持ち合わせる力強さのようなものとも言える。パトリシア・コーンウェルのなかにもアナという 70過ぎの女性、精神分析医が登場するのだが、ぼくはこの実存するドラッカー博士と架空のアナという登場人物が、同じオーストラリア生まれということも相まって、どうも接点があるように感じてならない。


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