2005/01/05 (水曜日) – Organisation Voice

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2005/01/05 (水曜日)

頭の中にある地球儀は、今はかなり遠くにある北アフリカの大西洋岸に注意が向けられています。こうしてみると自分は、地球を球形で感じてるんだなあ?という感じがします。いつ頃からそうなったかは定かではありませんが、子供の頃メルカトル図法とか・・・なんでソビエト連邦はこんなに広いのか?と思った頃からかもしれません。

地球ではやがて、と言っても5000万年後ですが、再びすべての大陸がくっついてひとつになり超大陸・新ゴンドワナ大陸が出来るらしいです。見てみたくないです、そんな世界地図は。超大陸は2億5千万年前にも存在していました。そのとき大陸の巨大な質量がそのエッジ部から、マグマへの滑り込みで、巨大なマグマを火球状にして直径1000kmにわたって地表に噴出させたそうです。結果地球上の生命は大絶滅・・・当然5000万年後にもこんなことが繰り返されるかもしれません。

どうもわれわれが考えられる時間は、せいぜい自分たちが生きている時間の範囲を超えそうにありません。将来のことは考えられても未来のことは考えられません。今年は、未来のことを少し考えて、その結果身近な将来にするべきことを考えるという発想をしてみたいと思っています。

きょうの一枚

しまった!昨日のきょうの一枚(ナンノコッチャ)はこれにすれば良かった。岡山の某保険屋さんが送ってきてくれた一枚。どうすか?ブーツ!?
「みてきたようにモノを言う!」こたつの中からダカール解説!

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ダカールは1月4日ステージ5が終了。
それにしても、ダカールは難しいなあ、と感じずにいられません。ひとつにはMITSUBISHIチームのトラブル。増岡選手は右フロントを激しくヒットして、総合では100番より後ろまで下がってしまいました。昔もこうして最後尾グループからアタックを続ける増岡選手の姿を見たものですが、近年のパリダカで3時間のビハインドを詰めてもひっくり返すのは、不可能に近いものです。でもここからのジャンプアップも見ものでしょう。先は長いんですから。またペテランセルも後退・・上位グループにはただひとりリュック・アルファン元スキー滑降の世界チャンピオンがいますが・・・三菱に黄色信号点滅!!

一方NISSANは、やっています。C・マクレーが総合首位に!!上位陣を見回してもNISSANの勢力拡大が伺えます。かれらのウエブサイトで、こんな言葉を見つけました。「ゴーンさんは結果も大切だが、その過程の闘いの中で強いところを見せろ!!と言いました」とさ。ううーん。さすがの経営者です。こういう経営者はチームを運営しても、優勝チームが作れるんだろうなあ。で、日産待望の総合1-2体制・・・バタネンはゴール手前50kmで2駆になってしまってるようで、NISSAN勢もこれから本番となる砂漠のステージや、マラソンエタップは、頭の痛いところでしょう。不安の影チラリ!

VWはクラインシュミットが浮上!褒めたばかりのR・ゴードンは、大丈夫、まだまだ期待できそうです。
一方バイク部門、ちょっとリザルトが混乱をきたしていますが、200台を越える中、九州の三ヶ尻選手が総合で100番に登場!!東、川合の両名もジワッと上昇中!!

カミオン部門われらが、チームスガワラは、相変わらず老獪なスロースタート!1号車より2号車のテル!のほうが実は戦略眼があったりするので(スガワラサンゴメンナサイ)まだまだこれから期待してOK!!もう一方のデルーイ親子との対比が興味の的だったのですが、こちらは息子が昨年来飛ばしスギ!昨日すでにクラッシュリタイアの模様。KAMAZのドライバーからも、なんか一言「若いのー」みたいなことを言われたみたい。でもこちらカミオン部門も苦戦が予想されます。待ちに待って一瞬の隙を突く得意の戦法の本領の発揮を期待!!
と見てきたようにものを言う!のも限度があって・・・しかしそれにしてもこの10年の情報に関しての異常な進歩は、「いいんかな?」というくらいです。それくらい見てきたようにものが言えるのです。だからこそ実は見てくること、経験することが大切になってきているように思えます。

でこうして書いていて、気になったのは「結果は当然だがプロセスでも・・・」といったC・ゴーンの言葉。胸に刺さりました。結果と過程・・・過程の良くない結果は、一瞬の勝利にしか過ぎませんね。続かないものです。サスティナビリティの叫ばれる今こそ、持続的な結果は・・・・・いや、いずれにしてもむずかしいです。


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