「いつか、きた道。」- 2014/02/21 (金) – OV

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SSERには「SSER ORGANISATION」と「NPO SSER」の2つの団体があります。

どちらも実は似て異なる組織です。SSER ORG.は株式会社ですがNPO SSERはその名が示す通りNPO(特定非営利活動法人)です。

そもそもSSER ORGANISATIONは1985年より30年間近く、地域の山間部をお借りして開催してきたラリーやエンデューロ、いまでは海外のイベントも開催してはいますが、いわば自然に相対したモータースポーツ開催運営団体です。
自然には少なくないインパクトを与えてきていました。
もちろん、さまざまな取り組みもして参りました。SSER ORG.の取り組みが全国的に広がったものも実は少なくないのです。

ただ地域にはご迷惑ばかりをおかけしていると言っても良いかもしれません。排気音量規制をしようとタイヤの規制をしようと、走行時間帯を工夫しようとです。
それでも久万高原町からは感謝状を頂いたり、モンゴル国からは数次にわたり勲章を授与されましたが・・

「それでも、忸怩たる思いが残る」
その発露から、NPOが誕生します。

NPO SSERは「Shikoku Sports Environment Relation」の略称です。これまで遊ばせて頂いた森林や中山間地域にどういうお役にたてるか、どういう恩返しができるかという事がテーマです。
それはラリーなどでは「開催させていただくために」というお願いから端を発したアプローチだったものから、真に地域に役立つ積極的なものへとシフトしていきました。

30年ほど前に、林道で起きた論争がトレイルで湧き起っています。
トレイルランやMTB、時々はトライアルバイクによる登山道などの環境破壊の問題です。
大変残念なことにこの国の人は、特にメガトレンドを作るのが好きです。人がやってれば、それも大勢の人がやってれば「それをしたくなる」国民気質を持っています。ですから先の大戦に繋がったかどうかは知りませんが。

そしてブームは雑誌などのメディアも、ここぞとばかりに増殖し、勢いに拍車をかけて行きます。まあですからブームが過熱し、すぐに破裂するのでしょうが。

ボクは高校生の頃「えひめの山を守る会」に真っ先に入り、石鎚スカイラインの反対運動をしました。70年代前かな。ラジカルな時代でした。あのスカイラインの工事が無残に破壊した山肌、崩土が埋めた谷。それは、高校生の自分には衝撃的でした。
しかし、その運動もやがて下火に。
今では日曜日のスカイラインの終点Pは、まあ富士山の五合目とまではいきませんが、どうしてこんなにたくさんのクルマがやってくるようになったのかと目を疑うばかりです。

すべては、繰り返し。
そのどれも過去の経験を、そんなに活かせてはいません。

推進する者。反対する者。
押し切ろうとする行為。反対する人々の真の狙い。
何が正しくて、なにが間違いなのかは、実は後世に委ねても、実はよくわからないのです。

石鎚スカイラインの反対運動の時には「30年、40年後には山は荒廃し、自然は再生不能なほどになっている。」といいましたが、それから40年を経ても、それは若干の変化はあったろうとは思いますが、素晴らしい自然は厳に残っています。

二つの組織を通じて思うのは、もっと豊かに楽しく。
そればかりです。

 


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