No.0269 – Organisation Voice 2001/03/23

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皆さんコンニチハ!。デキニチが始まって1年と数ヶ月、初めて登場する私はTSと申します。デキニチスタート時から主にデキニチの編集を担当していまして、実際のレースの場面でノートPCを持ってウロウロしている奴、そう、それが私でございますです。ハイ。 多忙を極める山田に代わって急遽書くことになりましたがいやはやまったく、キーボードを目の前に緊張してしまいますね。これを毎日山田は続けていると思うと、「ヨクマイニチツヅクモンダ」と感心せざるにはいられません。日々いかに人を喜ばせるか楽しませるかアイデアが泉のように沸き立つ方なのでさすがなせる技という所でしょうか。せっかくなのでデキニチ編集のウラ話を少しさせてもらうと、基本的にOVの原稿は山田が毎日パソコンの画面とにらめっこしながら打ち込んでメールで送信してもらい、そのまま更新しております。出張でPCが持っていけないときは手書きでFAXで送ってもらったりもしてますね。昨年のモンゴルでの試走の時に毎日レポートを掲載しましたが、あの時はインマルサット(衛星電話)経由でFAXで送信というソ連のスパイも真っ青(それはない)な手段で送ってもらったりなんてのもありましたね。で、これがまた電波の加減でとたんに届かなくなるんですよ。5cmぐらい受信しては切断の繰り返しで最後まで受信するのに深夜までかかりました。ノイズまみれで届く途切れ途切れの原稿はメールで一瞬に届く感じとはまた違った距離感というか鮮度があって掲載するほうも面白かったですね。と書きましたがその年(2000年)頃からなんと64kbpsの通信速度がインマルサットからでも可能になり(日本でいうとISDNの速度ですね)

同年のラリー本番では日本でレンタルされ始めたばかりの64kbpsインマルサット端末を抱えて行きました。空が見える所ならISDNと同等な通信速度が確保できるというのは新鮮でしたね。大草原の中にあるビバーク地で日本からの応援メッセージも毎日快適にチェックでき、その熱い声援はエントラントのみならずオフィシャルも勇気づけられたことは間違いありません。こちらで撮影した写真も当日中にご覧いただけましたので、皆様も時間差無くラリーの様子をお楽しみ頂けたのではないかと思います。インターネットは新しい体験を人間にもたらしてくれるのではないでしょうか。 インターネットで思い出しましたが、昨日山田がインターネット放送!とセンセーショナルに書いていましたが(僕もびっくりしましたが)、フフフ始まりますよ。そうですね放送局名はSSER CP-Xとでもしましょうか。なぞのSS、チェックポイントがインターネット上に開設されます。開局記念番組は「徹の部屋」(徹子の部屋ではないですよ)とでもしましょうか。毎日毎日あっと驚くゲストが登場で。。。え?このSSのオープン時刻はいつなんだって? でもサーバーが。。 きょうの1枚 これがモンゴルでの更新風景です。パソコンの向こう側に見える新聞紙を広げた感じの板がインマルサットのアンテナです。このインマルサットの説明書を見ると「電波が強いので半径1.8m以内には近づかないで下さい」とのそれは恐ろしい注意書きが。まあ近付いてもなんとも無かったんですが。これからもデキニチを応援よろしくおねがいします。


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