No.0325 – Organisation Voice 2001/07/02

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日本の夏はいかがですか。きっと酷暑なのでしょうね。こちらウランバートルは暑いのは暑いのですが、そこはドライエアで32度ある今も汗をかく、なんてことはなくて快適です。まぁ冬の寒さと引き換えに手に入れている夏の快適なので、なにもうらやましがることはありません。1週間以上も費やした試走準備だったのですが、いよいよ本日遅くには出発します。モンゴルも急成長中で、政治体制も毎年のように変化しています。それに伴ってパートナーシップや許認可の問題が難しくて「一筋縄ではいかない」という部分も出てきます。

さてルートプランは、ほぼ出来上がっています。これから1ETAPを2日かけて、ラリースピードで走りながらコマ図を書いて行きます。運良く3日で2ETAPを終われる日もあれば1日に100kmも進まない日もある、といった具合です。そのうえ我々も「まだ行ったことのない所へ行ってみたい」という単純な思いが余計に時間をかけるものになってきます。昨日、前インフラ開発省大臣と話をしました。ナーダムの馬のレースに夢中で、政権交代で閣僚をはずれて「ヒマになったので好きな競馬に没頭できる」と喜んでいました。で、ウランバートルからパリまで馬のツアー(ラリーのようなもの)ができないかと考えていると、夢のような話をしていました。僕は「国家とか国境とかから解放されない限り、なかなか難しいだろうなぁ」と思いつつ、かつては馬に乗ってヨーロッパまで進出したモンゴル人のこと、「やるかもしれない」と思ったりしました。

TVでは中国共産党のプロバガンダの映像、「これがスゴイ!」時代錯誤どころの問題ではない。毛沢東が、鄧小平が、江沢民が次々と出てきて、豊かで素晴らしい笑顔の若者達、軍隊の行進は自信と希望に満ちて、巨大ロケットが宇宙に打ち上げられて「輝かしき未来」を高らかに謳い上げている。これをニュースステーションで流してみたらどうかね。大戦後の東側のプロパガンダ映像のままだよ。これでは国境間の自由な往来は無さそうだね。モンゴルの遊牧民がうっかり国境を越えると何ヶ月も帰してもらえずに取調べられるんだって。国境なんてあとから出来たのに全く迷惑な話だと思う。明日はゴビ砂漠で「国家ってなんだろう」と考えてみたい。


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