2011/07/26
「モンゴル急接近」
今だから笑い話なんですが、やっぱ中国・天津でコンテナは全く動かず。ボクはもう発狂寸前だったということを告白しておきましょう。ちょうど北4のころ・・・
国際物流の問題なのか?中国の問題なのか?はたまた日本の力のなさなのか・・・とにもかくにも毎年毎年この輸送では悩まされ続けています。というか命を縮めているとしか思えないのですが。ひょっとしたら1990年代半ばのほうがスムースだったのかとも。
海外でラリーを開催するということは大きな楽しみでもある反面、自分たちへの挑戦でもあります。さまざまなマネジメントに向けた想像力と驚くほどの楽観性、しかしあるときは科学者のような?悲観論も首をもたげます。
海外参加者から「サンキューベリマッチ」といわれるとボクは「イッツマイプレジャー」と答えることにしています。だって好きでやっいてるわけですから、でもそうそうご機嫌でやれない事情ばかり。胃の皮はもうペラペラになっちゃいました。
リスクの数は、ほんとうに枚挙に暇がありません。今年の最大のリスクは風評被害?欧米参加者たちのパタリと止まった状況は、ほかに考えられません。燃料不足。全土的な燃料難。考えてみればロシア・ガスプロムからの輸入のみに頼っているのですから。そして、中国・天津の滞貨。行も帰りも大問題です。休息に発展し世界中の観光客が押し寄せるモンゴル!もう10年目の風景とは全く違います。全てが大問題で、しかしそれは良き試練だとも思います。
こうしたおかげでアジアや世界の情勢を、面白い覗き窓から覗くこともできます。輸送や通関など思いがけないことに詳しくなってきます。さらに為替。海外からの参加者を驚かせたのも超円高かもしれません。
こうした困難の数だけ成長すればよいのですが、相変らずボクときたら退化の一方。まあそれでいいんですけどね。
さて今回は中国から私たちの代理店が、現場に同行して来年以降の本格的な中国選手の送り込みを展開するそうです。
国際情勢はさまざまなれど、こうしたネットワークの絆もまたジワリジワリと確実なものになってきてもいます。
きょうの一枚
SSERの扇風機はBMW製です。なんとこのロゴマークのプロペラマークは扇風機と良くマッチして。だれかが「高いんでしょうねえ、きっと」だって。ホームセンターで3900円+転がっていたステッカー。もう10年も使っている。
そしてもう一枚は、おまたせ「モンゴルのルートブック」7/27付けの発送で参加者の皆さんにはお送りいたします。
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