No.0326 – Organisation Voice 2001/07/03

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僕はいろいろ考えた。ユーラシア大陸の標高1350mのモンゴル高原でだ。空は驚くばかりに青々として、空気は澄んでいて美しい。町の中はクルマで溢れ返ってはいるが、それも平気だ。民主化後の激しい混乱の中にエネルギーの溢れるのを感じるからだ。システムが安定していないが故の面白さは未だ活発である。中国の外相がやって来るってんで市内は例によって、中国の旗が翻っている。僕がイロイロと考えたのは、それらの事だ。ちょうどウランバートル市内の警察に行くと、前は北朝鮮大使館があり、ホテルの近くのアメリカ大使館には、たくさんのパラボラアンテナと、例の白い多角形のエシュロンのシステムを担うレーダーまである。国と国との間にあるものはナニなのか。正義とは秩序とかってなんだろうか、と考える全く。

僕が子供の頃受けた教育では、台湾は中華民国で、中国は中華人民共和国と言ってた。間違えないように覚えなきゃ、と一生懸命だった。そのあとの学校教育では「あれは間違いでした」と聞いた覚えはない。別に中華民国が伴合されたとも政権変動があったとも聞いていない。全部が誰かの「都合」で決まってる。「誰か」とは「国家」である。国家とはなんだろうか。人は国家を選べないのだろうか。もちろん選べなくはないんだが。「国家とはナニか」といろんな人に聞いてみるんだけれど明快な答えを出してくれた人はいない。僕はだいぶん明快な答えに近づきつつあるんだけどね。草原のうえで国家を考える。


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