ツールドニッポンが終わりましたね。準備に疲れていたので本番がきつかったこと。でもガストンも病身を押して来日参加で感謝!!初夏の宵の東京プリンスホテルにたどり着いたときには、異国のラリーを感じましたよ。そんなフランス遠征組みも無事帰国との報、紙面を借りて(って紙面て言うのかな?)皆さんにも報告しておきます。
ガストンとレンジローバーの中での会話
「パリダカはスペインの会社が買ったの知ってるか」
「知らないよ」
「WGPとかやってる会社だよ」
「いくらで?」
「2100万ユーロ」
「それって権利だけ?それともオールインクルーズ?」
「すべてだよ。事務所のゴミ箱までついてくるよ。」
「ふーん、2100万ユーロかあ」
「お前が買うか?」
「買おうかなあ?」
「買え買え!」
「2100万ユーロっていくら?」
「・・・・・」
「30億くらいかなあ?」
「・・・・・」
てな感じ。ラリーが終わって大勢の方が、僕のところにやってきて
「ありがとうございました」
「いやいや」
「楽しかったです」
「そりゃあ良かった。」
「何か僕にお手伝いできることがあったら言ってください」
「そう。じゃあパリダカを僕に買って?!」
「&$?!・・・・」
黙ってあっちに行っちゃった。
それからというもの、俺だったらあそこの部分をこうするなあ、ああするなあ。だいいちビバークを空港以外でやる方法はないんだろうか?なんて夢のようなことを考えてるとスガワラテルヒトのディープな世界じゃあ、もう来年のコースなんて毎年行ってる人には80%以上の確率で予想されちゃって、んでもってコマ地図なんかも「これこれ」とかって出してきて、穴の場所まで覚えてる。そんな情報量の差に愕然とするんだよキット。旅は未知との遭遇であるのだよ。中国の故事に「未知という言葉は、道の語源である。」うそ!今思いついた。まあ、ことほどさように地球は狭くなったものですねえ。
いまだに僕はゾーモットの光景と、そこから恐竜の谷に伸びる未知の道が忘れられない。もっとクローズアップすれば、モーリタニアは凄いのになあ。空港に縛られすぎてるよなあ。と妄想が膨らんで、仕方がないのだよ。
きょうの一枚
そういえば岩崎君は、モンゴルにもATVでエントリーしてたし、なかなかチャレンジングでした。KTM顔ですがXR250!今年はファラオにも行くようです。顔が合うたびに「モンゴルやってください」の連呼!見事、初優勝です。
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