No.0483 – Organisation Voice 2003/01/24


東京は恵比寿にある日本レーシングマネジメントの隣に、実は有名な椅子屋さんがあるのである。そこには、イームズチェアが並んでいて、イスフェチの僕は、衝動買いを避けるために、あまり覗かないようにしている。というか何がどのくらいの値段で並んでいるかは、見なくてもわかるんである。菅原さんから「隣の椅子屋のイスはすごいんだって」と聞かされても「へーそうなんですかっ」って気のない返事をすることにしてる。そこにはそう、レイ・イームズなんかが並んでる。こうしたインテリアデザインの業界から発した?ミッド・センチュリーというコトバの、イメージが強いひとしきりの流れは、気にならなくはない。

特にデザインをナリワイとする者には避けて通れなかった 20世紀の美が、エラソーにデモさりげなくメッセージを発しているのである、ミセサキに。古きよき時代のデザインを懐かしむ声は、あらゆるプロダクツを時代錯誤にしてしまった。でもこれは近未来素材や近未来デザインに一気に突き進む前の、菅原さんの言葉を借りればレコンキスタのようなもので、ささやかなアンチテーゼのかわいい流れ、なんであろう。

そのうちこのトレンドは消滅してしまうかも。と言うのは、何が言いたかったかというと、これからはミッドセンチュリーならぬミッドエイジの時代だということ。パリダカを見て御覧なさいよ、30歳台なんて初心者クラスみたいなもので、右京さんがようやく40歳、若大将?増岡42歳!つづく尾上さんは 56歳?浅賀さんももう60歳寸前!モチ菅原さんは61歳と、多分コマ地図を作ってる人たちは「もっと字を大きくしなきゃあいかん!」とかやってるんでしょう、きっと。

もう若い世代には、力がなくなってきて、新しいデザインを作るのもマーケットを牽引するのも、50台の仕事になって来るんだと思う。さてと、SSERのオフィシャルたちも随分年を取ったもんだと思っていたら、パリダカやってる人たちの平均年齢に比べたら「まだまだ若造じゃないですか」ってことで、いつまでも若く元気なSSERが、行くんですねえ。

きょうの一枚
イスフェチなうちの事務所。


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