No.289「篠塚健次郎さんにお会いしてきました。」- 菅原さんからの手紙

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先日、清里にある篠塚さんのペンションでアフリカ・エコ・レースに付いて、ゆっくりと泊りがけでお話ししてきました。

彼は昨年の10月に行われたエコレースにエントリーをしておりました。車両はいすゞでサービスはイベコのトラックを用意して、エントリーリストにも載っていたのですが、急に都合がつかなくなり
今年の3月のエコレース(本来は昨年も3月開催だったのですが、コロナの関係で10月に伸びました。)には同じ車で出場するそうです。私もジムニーJ64で出場しますので、今回のコースの難しさに話が集中しました。このラリーはモロッコの最初の難所であるメルズーガの砂丘超えが難しいのです。
篠塚さんは三菱のワークス時代にここを使ってダカールラリー前のテストをしていたので色々とご存知でしたが、2019年に彼が出た時は、スタックの連続で大変だったようです。

私は2020年に出て2021年はコロナで中止になり2022年に出たのですが、2020年の時より、コースが難しくなっておりました。バイクの性能やライダーの質も上がっており、年々、コースを難しくしているようです。昔のパリダカでは2輪部門に市販車が出て、完走しておりましたが、今では2輪部門は大型のバギーしか走れない状態で、SSVのような軽量な車両しか走れないのが現状なので、彼は重量の重い市販車だし、私は軽量にした車両ですがエンジンは660㏄なので、この砂漠をどう攻略するかの研究が続きました。

どうするかは秘密ですが、二人で方向を決めてきたのでお楽しみに…….

 


著者紹介 菅原義正氏

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