No.271「ジムニー作業報告の続き」– 菅原さんからの手紙

御殿場の工場も、暖かくなり作業がはかどっております。

FIAのレギュレーションか変わり、それに基づいた改造をすると大変です。T-3と言うカテゴリーでの参加を考えております。Aピラーまわりも約束事があり、写真のようになりました。

燃料も80Lは必要です。ノーマルの床下のタンク(40L)は外す必要があり、室内に規定のFIA公認の四角いタンクとスペアータイヤ2本を乗せるスペースが無いのでイギリスに異形のタンクを注文した次第です。

ドライバーが年寄で夜道に弱いのでフロントにはしっかりとした補助ランプを付けました。

車のデザインも決まり、お楽しみに。

(この車両は2023年のアフリカエコレース出場車です。)

2022年のアフリカエコレース出場車両は完全に出来上がってフランスの工場に保管中です。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.270「ジムニーの作業報告」 – 菅原さんからの手紙 2021/02/12 12:00

早いもので、2月も中旬になってしまいます。

2023年にアフラカエコレース出場予定のジムニーJB64ですが、改造に手間取っております。

新しいレギュレーションでメインロールバーはの外径40ミリから45ミリに変更になり、パイプの注文は1カ月も掛り、やっと出来て来たので、写真の通り、室内は丸裸状態です。糊付けのフロントガラスも外されました。

両ドアー、バックドアーとボンネットはグラスファイバー製が出来上がっております。

問題が発生です。T-3クラスで出るのですが、ホイールのサイズが15インチ以下になり、今のジムニーは16インチなので使えません。15インチのタイヤを付けると、地上高が25.4mm下がってしまいます。660ccのジムニーにとってはローギアードになるので最高速は下がりますが、中速では走りやすくなるはずです。

デフの位置も下がるので、岩場ではゆっくり行くしかないようです。

まだまだこれから試練が待ち受けてます。


著者紹介 菅原義正氏

No.269「重量バランス」 – 菅原さんからの手紙 2021/01/25 18:29

私は2023年に出場予定のジムニーJB64を改造すべく1月2日から御殿場の工場に通ってます。

今は、バックドアーがファイバーで出来上がったので、ヒンジの軽量化をしております。出場予定のラリーはアフリカ・エコ・レースです。

皆さんの反対を押し切って1500のジムニーではなく660を選んだので、徹底的に軽量化をしないと、モロッコで最初に出てくる大きな砂丘越えが出来なくなる可能性があります。

ジムニーのバックドアーはスペアータイヤを外側に取り付ける為にとてもしっかりと出来てます。と言う事は重いと言う事になります。

そんな事もあってドアーヒンジもしっかりとしており、ファイバーの軽いドアーにはもっと軽量なヒンジが必要です。穴をあけて写真1のように軽量化をしたのですが、今年のダカールラリーを見ていて、もっとやる必要があると思い写真2のようにして、ボルトの頭もバイクで使っているボルトのようにドリルで穴を掘り、作り上げました。ボルトは2本で充分なので、これも軽量化です。ドアーダンパーも重いので、ボンネットを開いた時に使う、棒状に変えてあります。

純正の前後の軸重のバランスは50パーセントだそうです。私のはスペアータイヤ1本はドライバーとコ・ドライバーシートの後ろにあり、もう一本は後ろの室内に積む予定です。そうすると軸重バランスは前60パーセント、後ろ40パーセント位になります。

ハイラックスを見て下さい。昔は荷台に縦に2本から3本を積んでいましたが、今は座席の床下に平らに2本積んでます。重心を低くしてホイールベース内に収めてます。

アンダーガードも金属ではなく繊維上の板を使ってます。フロントエンジンなのでバランスは65-35位に見えますね。

菅原 義正


著者紹介 菅原義正氏

No.268「ユーベル・オリオール氏逝く」 – 菅原さんからの手紙 2021/01/13 21:12

この写真は昔から会社の机のよこに貼ってありました。ポラロイドで写した写真で1983年10月28日と書いてあり彼のサインが書いてあります。

私が初めてダカール・ラリーにバイクで参戦したのが1983年の1月で、オリオール氏はゼッケン100番を付けてBMWで2輪の総合優勝をしました。

この年の10月に日本のBMWの招待で日本に来ているのを聞きつけて、さっそく、彼に会いたいとBMWに電話しました。

すぐにBMW社から連絡が入り、オリオール氏が会ってくれるとの返事をもらい、会うことができました。

場所は弊社の2件隣にあったスッポン料理屋さんです。

彼がパジエロに乗った年の休息日に、彼に呼ばれて食事をご馳走になりました。

彼の功績は計り知れないほど大きく、彼をテレビで見てバイクの選手になった人が、今年のダカールに出ています。

ご冥福をお祈りしましょう。


著者紹介 菅原義正氏

No.267 – 菅原さんからの手紙 2021/01/12 16:52

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

日本で、お正月を迎えるのは約40年ぶりでした。普段は12月5日頃、スタート地点に移動してクリスマスと正月は現地で迎えるのが主でしたが、昨年末は皆様に呼ばれ忘年会の連続でした。

ある日、ひどい下痢に襲われ、検温したら38度7分もあり、コロナになったと思い慌てて行きつけのお医者さんにいったら、細菌性胃腸炎との事、3日程家で安静にしておりました。やりかけの仕事も気になり、2日に御殿場の工場に向かい、ジムニーの作業を始めました。

ファイバー製のリアードアーも完成したのでテールライトの取り付けです。この四角いLEDランプはFIA公認品です。内側のランプの光が弱かったのでリレーを付けたら明るくなりました。純正の配線はLED化しているので細くストップランプの配線から引いたら、電流が足りなかったようでした。ボンネットピンを付けたり、まだやる事が沢山あります。

写真は特注の軽量のフアイバーバックドアーです。後ろに少し写っているのはモンゴルラリー用のJB23、もう一台のJB23はSHIBARERU-RALLY用に北海道に送ってあります。

 


著者紹介 菅原義正氏