昭和54年の暑中見舞い。照が7歳で何と乗ってるバイクはモンテッサの子供用の本格的なトライアル車です。それもなぜか乗っているのは六本木です。
エンジンは2ストの25cc位で3速位だったと記憶しております。ハブもホイールもアルミ製で本物でした。キックだけは前に蹴る方式です。
入手したのはスペインのマドリッドで、浅賀さん (浅賀 敏則) と街を歩いていたらショールームに飾ってあり、即2台を注文した次第です。
日本に入った時は、トイ(オモチャ)だと言ったら無税でした。
その後、照があまり乗らないので、成田さんの所へ行き、このバイクのせいもあるのか、あの有名なタクミ選手が生まれるのです。
浅賀さんは今でもこれと同じバイクを持っているので、成田家に残っていれば日本に2台のバイクですね。
同じバイクに乗っても方やトライアルの選手になり、方やカミオンのドライバーになっていくのは不思議です。
菅原 義正
著者紹介 菅原義正氏