Organisation Voice 2005/01/11 (火曜日)

Pocket

2005/01/11 (火曜日)

「見てきたようにモノを言う!」こたつの中からダカール解説!!

3連休はいかがお過ごしでしたか?国内は大寒波で、日本海側は大雪の模様。冬のスポーツの苦手な南国の住人たちである我々は、北の島の住人をうらやましく思いながらパリダカこたつレポートにいそしむのでありました。

さて、ダカールは休息日をはさみ、翌日はアタール-アタールのループコース!ですからアタールの広い空港のビバークには、3泊もするんですね。これは実に名案で、おそらくモーリタニアの砂漠の中に取り残された参加者を、ヘリで救出したり、到着を待つのにはベストなシチュエーション。休息日とその翌日をループにすると決めている点で、参加者たちは思わず警戒したはず。

休息日のアタールに生き残っていたのは、MOTOが230台のエントリーに対し129台!AUTOは163台中100台、カミオンが69台中49台。休息日生存率60%と過去の1990年までのアガデスの休息日のハードさに戻ってきています。

さらに翌日の第10ステージ!!増岡選手がリタイア!ペテランセルは首位をガッチリ!!ですが、いずれもエンジンの調子は悪いみたい。トップ10入りを果たした三橋も、エンジンの不安を訴えている様子。

猛烈な砂嵐のステージを全力で戦い続けると、こうしたエンジン不調が現れるのでしょうか?一方のカミオン部門のチームスガワラは快調そのもの。カマズやDAFなどのモンスターに混じって、総合5位までに2台とも入っている。AUTOに例えると彼らのマシンはT-1みたいなもんで、ミッドシップのモンスターらはまあT-2。まあMITSUBISHIとVWのなかにランクル100で割り込んでいるみたいな感じなんです・・・・とくに2号車のテルヒトは、ドライバーデビュー戦!子供のころからパリダカに最も近いところで成長し、仕事はずっとパリダカ、という世にもまれなほどの環境でここまで来ました。確かに敵は老獪なやつ等ばかりですが、もうひとがんばりしてほしいももです。

MOTO部門の三ヶ尻、川合ともリタイアが確定しました。思わぬ救済措置がとられたマラソンエタップで、じつは先に書いた230台中129台!というのは、「多い!」生き残り台数だなあ!と思ったのでしたが、川合はガス欠!?三ヶ尻は、アタールのスタート時刻は一時刻まれたのでしたが・・・。

この後の展望
特に後半戦の山場というのは実は、このアタールのループだったので、この後はキフアやカイエス、タンバクンダといった、常連組みには知り尽くしたルートばかり。極端に言えば後半のモーリタニアが無くって、あとは楽!順位争いは熾烈でも、完走は目の前。ここで気をつけなければならないのは、立木への激突など。カミオン部門にはまだまだ厳しい狭いピスト!!しかし完走率は、終わってみたら50%なんて感じになりそうです。

ブックマークする パーマリンク.

コメントは受け付けていません。