No.070 – 菅原さんからの手紙 2011/05/19 13:01


letter_070_20110519_1301_01山田さんが「海へ」の事を書いたので急に懐かしくなりました。蔵原監督は「海へ」を作る前の年に小さな8ミリカメラを持ってパリダカの取材に来たのです。その時にキャンプ地で何回かお話をしました。

翌年のラリーで「海へ」のクランクインをしたのは知っていましたが、ラリーが終わって日本に居たら急にチュニジアで撮影中の蔵原監督から電話が入り、3日後にはチュニジアに向かいました。

チュニジアのチュニスに着いて、レンタカーを借りて800キロ先のロケ地に一人で向かいましたが、GPSも無い時代なので地図だけでした。

途中のレストランで食事をしていたら、オーナーが「何処に行くの」と尋ねてきたので、ツ・ズールで1ケ月映画の撮影で滞在すると話したら彼は昔、日本人の遠藤さんと仲が良かったので「遠藤さんを知っているか?」と尋ねてきました。日本には遠藤さんはイッパイいますよ。なんて話をしていたら気に入られたのか、彼の奥さんを1ケ月貸すから帰りに返してくれれば良いと言って奥さんを連れてきました。(一夫多妻なので)

丁重にお断りしましたよ。

こんな話をしたら朝までになりますね。写真のシーンはチュニジアで写しました。このシーンに立ち会った人は何人もいないので懐かしくお手紙しました。

追伸 蔵原さんは2002年に亡くなりました。石原裕次郎主演の「栄光の5000キロ」も彼の作品で、その時使った日産のブルバードは小樽の「裕次郎記念館」に飾ってあります。 蔵原さんと私は誕生日が一緒でした。

菅原 義正

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