No.0578 – Organisation Voice 2004/01/13

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さあ、TDNの九州ステージの本格試走が始まりました。長崎、佐賀、福岡からそれぞれ応援に駆けつけてくれたスタッフのおかげで、一時は大コンボイの様相を呈してしまいました。そして第一声「長崎は素晴らしい。」です。

どこの土地に行っても、すぐにその土地のいいところを見付けるのが上手いと自分でも思うのですが、なんかこう長崎は、風光も良く、それに今の日本の縮図を見るような思いでした。地形は自然の要害というのでしょうか、佐世保も長崎もフィヨルドの北欧的地形を思わせます。長崎港には豪華客船!それもこれまでに見たこともないほどのものが停泊していて、非現実な雰囲気をかもし出していました。

基地の町佐世保には、妙なエキゾチシズムがあって、町のイルミネーションや空気感が、異国を感じさせます。ホテルの近くで見つけたバーは、ヨーロッパのアッパータウンにありそうな、日本人がやっている店?って感じで、入ってみると白髪の店主と、ヨーロッパにいそうなマダムが出迎えてくれて、夜の更けるのも忘れました。外に出でてみれば、そこはヨーロッパの街角?って感じでハウステンボスは、中より外のほうがいいくらいですね。

TDN参加の皆さんは、ぜひ1日早くここに来て、ハウステンボスやらそこら辺りをお楽しみください。アミューズメントパークなどとは一線を画していますね。で、何が日本の縮図かと言うと。まずプロローグデイで目にするもの

1) 軍艦島、あの島じゅうが要塞みたいに見えるあの島です。たしかバトルロワイヤル(観ていませんけどね)のロケに使われた?昔から一度行ってみたかったところなんですが

2) 長崎国見高校、こんなところの高校なんだ、と感激。校長先生が監督なんですって?

3) 雲仙普賢岳、溶岩ドームや溶岩流を目の前に見ます。

4) 諫早湾干拓事業!これは、けしからん事だとずっと考えていたのですが、いって少しだけ考えを改めました。もちろん良い事だという訳ではないのですが、この地域は山と海ばかりで田畑が、ほとんどないのです。かつてここに農地というか平野を作ろうとした意思は、それはそれで凄まじいものがあったはずです、事業が顕在化した時代が悪かったというか、反対を叫ぶ人たちの多くは、埋め立てられた東京湾の上で事務所なんか構えていませんか?で、長崎を日本の縮図のようだと考えたわけなのです。

プッチーニのオペラ「蝶々夫人」初演から今年100周年!を迎えますね。ニューイヤーオペラで、少しやっているのを観ましたが、そんなエキゾチシズムの濃さといったら、この長崎にかなう土地はないですねえ。「あっ、あのアンテナが太平洋戦争のときの「トラトラトラ」の電文を送った短波アンテナです。」なんてやりながら長崎は続くのでした。

佐賀福岡編はまた今度。福岡では「これまで四輪で走った中で世界最悪の道、それはパリダカやモンゴルを含めて!という林道のお話」をお楽しみに?!

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