パリの街は美しいイルミネーションで幻想的なんだろーな。でも最近は日本でもあっちこっちでイルミネーション、ライトアップでとってもロマンチック。ヨーロッパ的。しかもミレニアムさわぎ。1900年代最後のクリスマス。で、あなたはどなたとお過ごしですか?わたし達SSER ORGANISATIONが5年前、モンゴルをはじめる前に送った1枚のクリスマスカードの写真が出てきたのできょうの1枚はコレ、をお届けします。
きょうの1枚
1994年試走隊が出会った1本の不発のミサイル。僕たちの落書きによると’94・7・9・AM11:45となってますね。誰が何時、なんてコトを考えてみてもしかたがありませんが、このエリア、モンゴルの東南部には確実に20世紀の負の遺産が色濃く残っています。もっと東に行けば第1回大会の時に通ったミグの墓場や、ノモンハン近くにある旧日本軍の戦車の残骸、地雷、ロシアの空軍基地の跡、ロシア語で書かれたスローガンのアーチ、東と西のハザマにあって揺れ動き続けた20世紀の記憶が乾燥してるが故に朽ち果てること無く残っています。アジアに生きた同じ仲間として、いつも気にかけておきたいトコ、ですね。