マップホルダー

news_20150203_02これはコマ地図をロール状に収めて、まわしながら距離と次のコマを見るための装置です。電動のものと手動のものがありますが、電動のものが出来ればお勧めです。自作される方も多く中には素晴らしいものもありますが、巻き取りトルク加減が難しいようです。またミスコースをした場合などリバースの巻き取り性能も必要です。充分な防水対策、照明(明るすぎると眩しくて疲れるのでしっかりテストをしてください。)また視線移動の少ないように高い位置にマウントできる工夫が必要です。 Continue reading

コマ地図とは

news_20150202_01もうご存知の方も多いと思いますが、交差点や分岐などまでの距離と進むべき方向が記された地図のことです。ロール状態で配布されますから、マップホルダーにセットして、ICOと呼ばれる距離計を使って、ナビゲーションするものです。
SSERでは距離表示を10m単位で記入してあります。最大でも(高速道を除く)10.0kmの間には次のコマが現れます。通常では数百メートルから1kmくらいのコマですから1日350kmの走行距離ならコマ数は平均おおよそ200コマ。ロールになる前のA5版時代(210mm)に7コマですから、30ページくらいになります。いまはロールになっていますから1日あたりは約6.3m~長い日だと10mくらいになってしまいます。 Continue reading

TBI2015 Information_その3  

news_20150129_01_tbi.jpg四国に入ると、TBIが一気に「TBIらしく」なります。
過去にTBIに参加したエントラントに聞いてみて下さい。
きっと口々に
「四国の道はダートが多いのもあるけれど、とにかくクネクネで走りにくい。時間ばかりかかる。」
と言うでしょう。
渋滞は無いのですが、なかなか距離が稼げません。
近年は、整備も進みアベレージもあがりましたが「酷道」と呼ばれる3ケタ国道も多く残ります。ダートはといえば、深い森の中を、縫うように標高を上げて行きます。。 Continue reading

TBI2015 Information その2

news_20150128_01_tbi●TBIの魅力

それは、日本という限られ整備された国土の中で、まるで海外のラリーを味わうように日常から身を切り離すことにあります。そしてコマ地図に描かれた無機的なマークを追って走れば、誰もが1本の道に結ばれていることを感じ取ることが出来ます。高速道路や国道を離れて地方道や林道を行けばGWの喧騒から解き放たれて、おそらく思いがけなかったような経験を得ることにあります。

●今年のルート
四国に入ると西行が過ごした庵や、崇徳上皇の御陵を訪ねます。そこは、「讃岐うどん」で賑わうエリア。空海が日本に持って帰ったとされる「うどん」は、西行は食べたのでしょうか。ルート上にも、いくつかの「うどん屋」をコマ地図に記載しておくことにしますね。CPまでに少し余裕があればぜひ。ポイントはお昼前です。

The27th TOUR DE BLUEISLAND 2015 Information

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■The 27th TOUR DE BLUEISLAND 2015■
2015年4月29日(水)-5月5日(火)7日間
プレエントリー受付中[HP]

 

●西行の足跡を追ってTBIの旅は西へ。今回は渋滞を避けて首都圏を脱出する。
名家に生まれ、世を捨てた西行。30年も棲んだ高野山や西行庵のある京都の東山や高雄もルートだ。

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The 27th TOUR DE BLUEISLAND 2015

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■The 27th TOUR DE BLUEISLAND 2015■

プレエントリー受付中→http://www.sser.org/tbi/

TBI2015は日本の各地に西行の足跡を求めて旅を深めます。

瀬戸内寂聴は自著の中で、待賢門院との恋に破れて都を落ちる
としています。こうしたさまざまな逸話が(歌の中から読み取れるように)遺さ
れていて、それでも宮中の恋とはさすがに時代を越えて語り継がれる要素に満ちています。
さてその西に向かう旅は、まさに西行の旅。

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TBI2015 Information その4

news_20150130_01_tbi全行程3000kmのTBI 東京〜四万十はその名の通り、四万十のそれもほとんど太平洋に流れ込むあたりにゴールする予定です。茫洋たる太平洋を眺めながら旅のフィナーレを。

四万十とは4万10本の支流をもつ川だとか、多くの日本人は「最後の清流」と呼んでいます。いまも川漁で暮らしを立てる漁師がいるというのは、この川が最後ではないかという説もあります。

四万十川。
その美しい川の姿は、ルート上からしばしば見ることになります。そしていくつかの沈下橋を眺めたり渡ったりするのも思いがけない体験でしょう。
ヤマトテナガエビやツガニ、そのほか四万十を代表する、または四万十にしか生息しない珍しい食材の数々もこの地を訪れる楽しみの一つかもしれません。

喧噪の東京をあとに。わずか6日間のあとに巡り合うこの地こそ、修行僧らが求めた補陀落という西国浄土だったかもしれませんね。
わずかな時間で得るかけがえのない時間と体験。たびたび訪れる者にはまた違った顔を、そして初めて訪れる者には大自然の驚きを必ず四万十は感じさせてくれると思います。

 

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