Organisation Voice 2005/09

2005/09/30 (金曜日)

北海道では2年目のラリーJAPANがスタートした。何名かの仲間がオフィシャルで、またエントラントで出かけている。まあそれにしても、今年も無事に開催にこぎつけたことに敬意を表したい。あのペンケニコロベツやパンケニコロベツの良く締まった林道、トムラウシ温泉周り。あのあたり一帯は冬が近い時分にTDNの試走で出かけたのが懐かしくも、最近の出来事のように感じちゃう。ボクは熊笹の生えている道が好きなのだ。となると北海道!なのでしょうが、四国でも1000mくらいになると結構あったりする。「クマザサの道」北海道に再びSSERが出かける日ももうすぐ、20周年オメデトウ!!の北日本自動車工学専門学校!がスタートゴールのロングディスタンス!ていうよりも夏の北海道林道三昧。共催はA-TEC,芦別市、JRMなどの予定だからね。発表の日までオタノシミニネ!!でそのA-TECこと北日本自動車工学専門学校の20周年記念式典が10月11日の午前にある。ボクはというと10日の夜まではSSER 2DAYSなのだ。今までのタイムスケジュールなら、午前中に閉会するんだけど、今年からは日曜日の夕方が閉会式!!果たして11日の朝、ボクは千歳(にいたんじゃ遅いと思う)にいることが出来るか!?結果はお楽しみに!
でも秋のシーズンだもんねえ・・・旨いだろうな秋の北海道って・・・・・SSER2DAYSはギャラリーが大人気!だって昼間だから。予定していた観戦バスじゃ乗り切らない!という事が分かって、大慌てなのさ。
きょうの一枚
という事で、新緑の北海道のダート、ううう。素晴らしい、ではないですか。

2005/09/29 (木曜日)

9月も終わりです。日も短くなりました。午後6時にはかなり薄暗い感じがします。
いまさらながらの枕草子から
「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いとちかうなりたるに、からすのねどころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねてたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。日いりはてて、風の音、虫の音などいとあわれなり。」
しかし虫の音・・・に異変があると思うです。事務所の前の桜の木は、夜になると大音量の虫の音が響く。それだけではなく、どこもかしこも風情や興趣やらを通り超えた、蝉時雨のような虫の鳴き方・・・どうもマツムシのようですが、とにかく異常発生してるんじゃないかと心配です。・・・・・さらに残念なことに人の気配が近づいても虫の音はやむ気配を見せないときているのであります。
「ああ」
地球上の気候変動、地球温暖化は、生態系に大きなダメージを与えています。このままだと2050年頃には、プランクトンやサンゴなどは温暖化によって、海水の酸性度が上がり解けてしまうそうな。北極海の夏の海氷はこの夏過去最小で、今世紀末には夏の北極海から氷は消えてしまう、そうでありますな。ホッキョクグマの絶滅が・・・と書いているのを読みながら「おお、ゴビヒグマは!?」じつはゴビに羆が生息しているんです。昔ゴビはシベリアとつながっていて実に広大な森林地帯だったのです。森林の南限が北上していく中で、ゴビの一帯にはしばらくの間は森林が残ったのです。やがてその森林はその部分だけが孤島のように残り、やがて消滅していきました。サケが陸封されてイトウが生息したように、そのゴビの森林の生態を糧に生き延びた、わずかばかりのヒグマたちが、いまも生息しています。が。まさにもう風前の灯。
この環境の変化は、数千年から数百年の間におきたものでしょう。そういえばサハラも緑の草原とサバンナだったのですし、ゴビにも豊かな生物と人間の営みが壁画で残っていたりします。しかし、現代の人間は、これまでにない大きな知恵があるはずです。これまではその知恵の限りで破壊しつくした地球を、修復していかなければならないでしょう。
本HP平井商店街第1回で紹介した1冊を思い出しました。
「あなたが世界を変える日」
1992年、リオ・デ・ジャネイロで開催された国連の地球環境サミットでの、12歳の少女のスピーチ「どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。」つまりは流行の「サスティナビリティ」=持続可能な(社会)は、どこかの限界点を超えたらもう元に戻らないということをさしている言葉なのかもです。
それは、平家物語が・・・。
きょうの一枚
SSER2004・・・から。やってます!で、デイライトってので一番喜んだのは誰か?正解はカメラマンでした。

2005/09/28 (水曜日)

ラリーのことを考えていた。「ラリーのこと?それはいつも考えてるんじゃないのか?」と言われそうだが、ラリーの事、と言ってもふたつある。それは参加者の目線で考える・・・つまり自分も参加者であると考えた場合の思考と、主催者としての思考の2つである。このふたつの隔たりを埋めるのが、最近までの思考回路だった。
山に登ることも良く考える。パリダカに行くというのは、登山家がチョモランマに行くのに似ている。ここだけはガイドツアーがあって、お金の力で登頂できると揶揄されるけど、いやいや8000mを超えた世界は特別だろう。それ以外にも8000mを超える峰はあるし、難易度などでは遜色は無い。いずれも「神々の座」と呼ばれ畏敬の念で見られる。
でもチョモランマが一番人気だ。これはゆるぎない。パリダカとそれ以外に似てないか?パリダカはパリ北京にあわてた。あわてる理由は簡単だ。ランチェスターの法則を見ても一番手の戦略は容易で、2番手になったら困難を極める。ちょこっと話がそれたが、ラリーレイドは、どちらかと言うとヒマラヤ8000m峰 に似ている・・・と思うことがある。
ヨーロッパアルプスや世界中に名峰や困難な岸壁は多数存在する。これらに挑むクライマーたちが、例えればエンデューロの嗜好に似ていると思える。スノビズムがちょっと違う。良し悪しではない。しかし互いに補完とまでは行かないものの関係性はゆるやかだが、明確でもある。もちろんラリーやエンデューロの世界を、アルピニズムと比するのはおかしいとは思う。思うが、これも似ているとも思う。
山へ行きたい!という思いが強いときは、毎週のように山に行った。ひとりででも行ったし、悪天候でも行った。日々近所の神社の石段を登り、指先の懸垂に明け暮れた。ところが、ある日を境にまったく行かなくなってしまった。それでも山に登っていた頃の自分が、嫌いじゃなかった。しかし山はいつでも行きたいと思えばそこに存在する。
昨日の答えの一部分。
きょうの一枚
ラリーと山を結びつけて考えるのは、やはり厳しくも天候に左右されるからに他なりません。しかしゆえに都市生活ではおよそ見ることのできない風景に出会います。ゾーモットのスタートゴールのフラッグ。

2005/09/27 (火曜日)

カイロでは、ファラオがスタートしてます。日本人も良く知った顔を中心に?7人ほど参加。サポートはスガワラテルヒト!エジプトの魅力も、言葉には尽くせないでしょう。これまでより前倒しになった開催時期には少し気になります。日本でもこの残暑。で、暑さは?大丈夫でしょうか?
そういえば、そのほかにもアフリカンラリーが、続々と名乗りを上げていて、ユベール・オリオールはアルジェリアで、昔のパリダカ時代のタマンラセットとアセクラムを使うホッガーラリーこれもなんといっても魅力的・・・そしてP・ザニロリもクラシックと名打ったラリーを。・・・ということは北または西アフリカのラリーは大小あわせるとダカール、チュニジア、ファラオ、モロッコ(はたぶん2つ3つ)ホッガーやザニロリの?などをカウントすると!おそらく10個くらいになったのかもしれません。なぜにこれほどに賑やかなんでしょうか。
そしてダカールは空前の大人気!!これについてもさまざまに議論されていますが、いまだに「なるほど、そうか」という結論をみません。いや、でもボクは少しだけわから無くはないんですが、レポートにするほどの確証は得られないので、後日に譲ります。ただヒントは、良くも悪くも、ゆるがなかった小泉自民党???と同じ構造なのかもしれません。
SSER2006では、大きな改革!をしようと思っています。変わらなければ・・・と唱えつつ実は他者に対して言うことと、自身に対する言葉とが、かなりかけ離れてきているのも事実です。もうすぐ2DAYS、変わらない魅力もたっぷり。濃密でライディングハイな世界は、変わらないでしょう。そして、ラリーという符号もね。
きょうの一枚
事務所の観葉植物が花をつけた。何年も前から事務所にあるのに存在すら希薄だった。枯れることも無くささやかに生をつむいでいる。少し感動。しかし名前が分からない。
ファラ オラリーのライブリポートはこちら >>
(http://blog.livedoor.jp/we_love_adventure/archives/cat_1518562.html) 

2005/09/26 (月曜日)

怒涛の2週続きの3連休が終わりました。勤勉を旨とした日本人の国民性にそぐわない休日の拡大だ!と思う僕は古い人間でして・・・・・さてそれはともかく昨日閉幕した愛・地球博は未曾有の入場者数をカウントし、日本国民の読みにくい行動形態を象徴しています。読みにくいと言えばSONY!!市場を時々読み誤ります。古くはβ-max.を髣髴とさせるようなニュースに加え、ポータブル音楽プレイヤーの主役の座をウォークマンからAppleのi-podに奪われて、完全に追う立場に!Appleは今度はi-pod nano 重さ42g薄さ6.9mm!だそーな。しかし操作系やカラーリングはブランドアイデンティティを堅持している。一方追うSONYは曲面デザインのその名も、ただの「ウォークマン」有機ELディスプレイは中から文字が浮かび上がってくる???がんばれSONY!なんだけどAppleは8月からはじめた
i-tunes music storeで4日間で100万曲の売り上げ!1億5千万円なり!チン!という事はすでにあれから1ヶ月!という事は10億くらい売っているのかい?恐るべし!SONYもソフト産業を充実・・・と書いているところで、日本国内の自動車・オートバイメーカーのことが脳裏をよぎります。
さて秋と言えば秋祭りのシーズンに突入!!松山も祭囃子が聞こえます。なんか祇園囃子とかってTVドラマ見て!ひっくり返った!○○軍団は時代が読めてないというかマーケティング出来てないぞ!へそが茶を・・・・まあそれは余談。ボクのモータースポーツ論は、岸和田のだんじり祭りや、諏訪大社のなんだっけあの大きな丸太を落とすやつ・・・の前には、沈黙。以前TVでガストンライエと見たんですが、あれが世界一クレージーだ!と。モナコGPの比じゃ無いね。とかってモナコGPもちょっとはクレージーなんだろーか?確かにあれを許さざるを得ない当局も忸怩たるモノがあるのでしょうか。
さて来年の計画の骨子が徐々に姿を・・・・・ETAPは10!!10回記念だから?ハード!北海道4DAYS(モチロン仮称)が7月15日前後に!これは芦別市の夏祭りの共同イベントに!さらにボクの個人的なモトジロ・ブルーアイランドも発表近し!!これはオフではないのですね。四国を一周するヴィンテージバイクのラリーイベント・・・でも開催時期が無いのではないかという声も!!しかも70年代までになる見込みだし。
BTOUゼッケン1、カナダのジャーナリスト!ジェントリーなローレンスさんのHPでもラリーが紹介されています。 http://www.billpetro.tv/
菅原さんと近藤聡子さん!の2人のラリーのレポートもぜひご覧下さい。
http://www.j-r-m.co.jp/btou/05/btou05.html
きょうの一枚
夏の余韻を残すコントラストの強い林道。このあたりをこの時間帯に駆け抜けます!SSER 2DAYSまもなくエントリークローズ!!

2005/09/22 (木曜日)

最近は年のせいでしょうか?これまでに想像すら出来なかった事がおきます。そのひとつが早起き!です。ラリーが終わると数日間は朝4時か5時頃に目が覚め「やっ、やばい!」となり「そーか、ラリー終わったんだ」と気がつくや又してもぐっすりと眠れたものです。が最近ときたら、そのまま眠れないではないですか・・・といって何かをする気になれず、TVをつける。
すると・・・「おお、みのもんた!」
こんな朝早くからやってるんだ。でコメンテイター陣もなかなかのもの「きっとこの人たち、夜遊び止めたんだろーなあ」とボーっと見ていて、とあることに気がつき愕然とするのであります。(ココは小沢一郎じゃなかった小沢昭一風)
昔はこの時間は「明るい農村」かテストパターン!だったはずであります。「むむむ、何かが変わったのでありましょうか。そうか!(はたと膝を打つ)これは実は団塊の世代が歳をとって早起きをするようになったのにアジャストしているのだ!」と気がつくのでございますよ。CMも良く着いている。なんか発毛系や、入れ歯の接着剤がどーのこーの・・・なんとまあミドルからシルバーエイジをターゲットにしているものが多いのは流石なのであります。団塊の世代のお父様方は気がつかないうちに「またやられた。」のでありますな。何にやられたかって、それはテレビ局だかどこかのマーケティングという名の・・・・・にですな。・・・ボクはと言いますと、団塊の世代よりわずかばかり下ですが、常に巨大消費メガトレンド!の連中を見つつ、垂涎をたれる(こんな言葉は無いので、良い子はまねしないでね)つまり団塊の世代の後輩世代で、まあ「お下がりの世代」と言えば言えなくもないのであります。
深夜の街を常に徘徊していた我々の先輩でもある団塊の世代から、やっとの思いでその夜の街の盟主の座を奪った!かと思った数年前。あっという間に我々も夜の主役の座を辞し、朝のまだ明け切らないうちから、みのもんたらと新人議員の初登庁なんぞを眺めて、彼らの年収と特権を、図らずも我が収入や境遇やらと比べてしまい、朝から腹が立っているに違いないのです。いや、それも過去のこと「腹を立てるだなんて・・・」いまでは清新なあきらめの境地に立って、堺屋太一先生の新著「エクスペリエント7」を読むのに老眼鏡を捜している今日この頃でしょうか。さらに先生の流石足るゆえん、この本の文字の大きいこと。明日、先生にお目にかかるボクでした。
きょうの一枚
ゾーモットをスタートする赤いバギー!近藤さんです。厳しい戦いでしたが、とにかく頑張る姿が感動的でした。チャレンジャーですね。ランタンルージュをゲット!ランタンルージュ・・・最後の赤いヤツという洒落に気がついた人は・・・・・。

2005/09/21 (水曜日)

お待たせしました。モンゴルからの帰国貨物が到着しました。ただいま順調に通関作業中のようでご案内の通り引取りが出来ます。(ご案内は参加者のみに送っています。)
今日は、ミニで出場した田中さんが事務所に来られました。な、な、なんと、来年はミニ3台体制!で参戦表明!あの時と同じ気持ちのいい音を残して、ブォーーン!と帰っていきました。しまなみ海道を走って、広島経由で?名古屋に向かうそうであります。扇風機のついた助手席に乗っけてもらい、そこらあたりを一回り!この車の好きな人の理由が、分かります。
あの砂漠をミニで渡るというのは、実に大変なことだと思うのですが「やめられない」んだそうで、困難なことに挑戦!する姿勢に大大大賛成!
「3台なら、1台をサポートカーにすれば?」
「いや、3台がライバルとして走るんです。」
「うーん」
彼はカミオンバレイに大迷惑を掛けたので、筋を通しに来たというわけです。男の子です。
きょうの一枚
その田中さんの激走中の一枚!これの車高を上げて再び挑戦!14インチ化はできるか?

2005/09/20 (火曜日)

久しぶりに「しまなみ海道」を訪れました。今回は生口島・・・広島県の最初の島です。瀬戸田という町があります。平山郁夫の生家があり平山郁夫美術館があります。お恥ずかしい話なのですが、ななんと初めて行ってまいりました。島特有の空気、瀬戸内のまぶしい陽光。美しい庭園を備えた優美な美術館の建物。美術館めぐりのもうひとつ楽しみは、建築物にもあります。といえば久万高原美術館 WEB>>!この建築物もなかなか・・・の木造です。私の父の友人のお父上だった井部さんという方のコレクション。父はこの方の薫陶を受けたかで自らもささやかな収集家に・・・で、平山郁夫美術館は画伯の小学生時代の絵画まで納めてあって、なかなかのものです。久しぶりに感動し堪能しました。周りの町並みの雰囲気もなかなか!良い所です。覚えておいてください!生口島。
さて久万美術館の収蔵品は、22歳で夭折した村山槐多の「裸婦」、岸田劉生の「自画像」などが見られます。岸田も38歳という若さで亡くなりますが「麗子像」も収蔵してあればいいんですが、残念ですね。最近オークションに出ていたようです。3億とか4億とか・・・まあこうして秋は、美術鑑賞!久万高原にお越しの節は久万美術館へ。HPによると10月1日から11月27日は、井部コレクションなどの常設展示は無いみたい。
しまなみ海道は来年の3月末には、全線開通!(これまではいくつかの島では、橋を渡ると一般道に下りなければならなかった!)ぜひ海を超えてお越し下さい。その折には平山郁夫美術館もぜひ・・・シルクロードへの憧憬が広がります。
きょうの一枚
今日の久万高原!秋たけなわです。黄金色の稲穂、あぜ道に咲く彼岸花。日本の風景です。

2005/09/16 (金曜日)

いつの間にか9月も半ば、めっきり秋風!ナイトランが恋しいね!ゴメンね。久万高原のコースは、相も変わらず魅力的。初登場のダートでなんと1ステ2ステともそれぞれ往復で計4本のSSをしますがな。この林道は出入り口に、まったく民家が無く、また途中にも分岐も無く、隔離されたようなもの。しかもスタートゴール会場に近く!魅力的ですね。赤蔵ケ池も健在なら、あの林道もこの林道も、先の大雨をよくぞ持ちこたえて!ただし2輪しか通れなくなってしまったところもあって運営は少し痛い!のですが、そこはまあ・・・SSERと言えばいまや完全なるラリースタイル、リエゾンに時間指定が出来ないため(これはかつて当局との話し合いで)SSのみの戦いになります。ISDEのように市街地を駆け抜けますが、そこは時間の制約のないエリア。模範的なライディングで通らなければなりません。
さて完全デイライトとなった21年目のSSER 2DAYS!!案外と日没が早いのが、心配なのですが・・・いずれにしても、素晴らしいライディングワールドではありますね。8日に到着できる方は事前車検と自由参加のミニ前夜祭!!モンゴルの映像が見られます。ウッシッシな2日間!いや場合によっては3日間なのですが・・・・・過ごしましょう。
きょうの一枚
今回のSSER 2DAYSルート中ほどにある名勝軍艦岩、紅葉の頃の風情もいとあはれ。

2005/09/15 (木曜日)

ビックタンクマガジンの9月号が届いた。編集長のハルキさんは直前までBTOUに行く準備をしていたのだが、急遽行けなくなってしまった。ヘリとライダーとでRRMには参加したこともあって(総合3位とかって!)彼のジャーナリスティックな視座でこの新しいラリーを見て欲しかったのだが・・・で、誌面を見てビックリ!写真もいいしレポートも悪くない。表紙はパラレルピストを走るKTM!記事にはこの大会のバランスシートにまで触れてくれていて・・・ホント心配掛けています。心配といえば、逆の心配もしています。頑張ってるなあハルキさんたら、という思い。これだけの取材・編集をするのは大変なことです。
よし!BTOU2006のパンフを作ろう!大きな写真がいっぱい使われていて・・・・・といつも思っているのですが・・・今回は彼を見習って作りますけん、お楽しみに!!
SSER 2DAYS!!朝から役場の林業課でミーティング!!台風被害が・・・思ったより少なかった。
きょうの一枚
SSERの準備に出かける久万でのワンカット!日本神話では、神武天皇が日本を一望して、その姿かたちがトンボに似ているというところから「あきつしま」と名づけられたと聞き、そーかトンボのことをアキツって言うのかと子供心。とまれ秋の風情に、心惹かれませんか?

2005/09/14 (水曜日)

昨夜は金谷秀夫さんと酒席をご一緒した。あの世界の金谷!であります。70年代初頭のWGPにYAMAHAで出て大活躍をし!当時の若者たち・・・つまり僕たちのヒーロー!です。
当時のことを紐解くと、こうです。
1973年4月WGPラウンド-1、ポールリカール。一時はGPを撤退していたYAMAHAの復帰戦。しかも500の初参戦。ライダーは、サーリネンと金谷。そしてTZR500はサーリネンによってデビューウイン!4ストMVを駆るリードが2位、金谷は3位!それは 69年以来活動を休止していたヤマハファクトリーにとっての5年ぶりのGP復帰の舞台だった。同時にヤマハ初の500cc参戦。ライダーは前年TZ250のプロトを駆り250cc世界チャンピオンとなったフィンランド人J.サーリネンと金谷秀夫だった。
続くWGPラウンド-2、ザルツブルク。サーリネン・金谷がワン・ツー!!いよいよ本格的な2スト、そしてYAMAHAの黄金期を築くかに見えた。
ラウンド-4、モンツァサーキット。そこでとんでもない事が起きた。それはスタート直後、オイルに乗った先頭グループの多重クラッシュで、サーリネンは不帰の人に。YAMAHAを襲った悲劇は、衝撃的だった。この年、初のチャンピオンシップを手中に快進撃を続けたYAMAHAはWGPから撤退。失意と悲しみの淵に。
50年代半ばから続いたMVのアゴスチーニの驚異的な連戦街道(66年ホンダの優勝があるが)あの3気筒の4ストエンジンに2スト勢は、全く歯が立たなかった。やっとYAMAHAの金谷たちが金字塔を打ち立てるか!と思ったその時である。
ボクも実はMVに乗るアゴのファン!用も無いのにAGVのアゴスチーニレプリカなんかさっさと手に入れたもの。で、MVの4ストに挑む2スト勢。当時も話は「2ストか4ストか」・・・だからあまり進歩してないような気もしますが。この後は長い間WGPは2ストの時代になるわけで・・・まあそんなことよか、金谷さん!あの時代に世界を転戦したのはやっぱりすごいことです。夜が更けるにつれ神戸の「木の実レーシング」の話で、GPライダーとGPドライバー(こちらはわれらの身内のような方で、マツダワークスのドライバーですが・・・)の2人の夜が更けてゆきました。60代の二人のおじさんは、20代のころの眼差しで、バンバンと肩をたたきあいながら焼酎をがぶ飲みしていました。誰が速かったとかって・・・ガストン・ライエのことに話が及ぶと、急にシンミリ!おまけにGPライダーのその後!みたいな話にもなり「・・・」ちょっと一足先に失礼をすることにしました。でも素敵なおじさんでした。
きょうの一枚
teamACPのプリウス!こいつが完走するんですから!で、ACPのHP充実です。えっ、みんなもう知ってる。プリウスの戦いぶりだけじゃなく、腕のいいプロカメラマンの素晴らしい写真フォトアルバム!始まったばかりのBTOU回想録も期待できそー!で、今日の一枚はそのACPのプリウス。
teamACPのHPはコチラ http://www.team-acp.co.jp/

2005/09/13 (火曜日)

次世代オフィシャル募集!
先のBTOUには、初参加の日本人オフィシャルが数人デビュー?しました。そのなかのひとりで野口シートの「ノグチクンがHPにオフィシャル日記を書いてましたよ」というので、さっき見に行ってみました。http://a-seat.jp/index.htm 彼には初めての役員経験だと言うにもかかわらず、極めて重責なRCP2隊を、任せきりにしてしまいました。さまざまな不安要素を、ひとつずつ消去法で詰めて行き、与えられた任務を全うするのは並大抵のことではありません。特にひとりでモンゴル人スタッフを率いて砂漠を超えていくのは、統率力や使命感、場合によっては大きな犠牲的精神も必要になってきます。見事にそれをこなしたノグチクンの手記には、運営を代表するものとして深く感銘を受けました。
役員の多くとは、北京のホテルで8月5日にブリーフリングをしたあと、閉会式まで会うことの無かった方もいます。たった一冊のオフィシャルマニュアルで、全てのことを理解して、先を読み、ラリーの全体像を把握して競技役員としての任務を完遂する。言葉にすれば簡単ですが、実は相当な強い意志が要求されます。
オフィシャルマニュアルを読む力も必要で、そこには毎日の食事のメニューやランチパックの内容物リストから、緊急の救急救命術まで図解と写真入で綴じられています。また毎朝のブリーフィングで伝えられる基本的な内容も書いてあり、これがある限りラリー中に役員のミーティングは、よほどのことがない限り行われることはありません。
互いに信じあう、そしてCPまで苦闘の末にたどり着いて、参加者たちを待つ。こんな孤高な経験!のできる次世代のオフィシャルの登場をお待ちしております。「求む隊員。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生命の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。」
奇跡の生還を果たしたシャクルトン隊の、募集新聞広告の名文です。実際にひどいことになりながら半年間南極をさまよい全員生還させたシャクルトンのリーダーシップを評価する声は、いまだに高く、成功よりも価値のある行動としてボクも、彼に関する著作を愛読しますし、ボクの行動原理をかたちづくったものかもです。まあ、こうしたリーダーになれずとも、任務遂行能力の高い冒険家のような競技役員に支えられています。
そこで、SSERでは、ボランティアの競技役員(オフィシャル)や本格的な本部スタッフならびに医療チームや技術スタッフなどを大募集です。さまざまな資格をお持ちの方、外国語の堪能な方、看護士や救急救命士、まずは国内イベントにお手伝いいただいた後、2006年のBTOUをはじめ各イベントにご参加いただければと思います。やがては「アジアから世界のクロスカントリーラリーへ!」どうぞメールで、簡単な自己推薦文をお寄せ下さい。
きょうの一枚
というわけで、初オフィシャルのノグチサン!なんかワイルドになってて、そりゃ誰だか分からんわな!って感じでした。彼に作ってもらった座布団、ホントに良くて、いまもお尻の下に!試走にも持っていきました。アリガトネ

2005/09/12 (火曜日)

選挙サンデーは、レンジローバーで都内から中央道、甲府南から精進湖、朝霧高原を抜けて東名へ出て、帰ってきました。朝霧高原といえはガストン・ライエ・ミーティングの集合場所。良い所です。まあの界隈ときたら、ツーリングライダーの多いこと!ビックリ!マスツーリングの多いこと!に同乗のUさんと「ナニが面白いのか?」という話になり「いや、あれはあれで面白いんだろう」ということになりました。それでも、道を探している風な、真新しいオフロードバイクと新品のライディングウエアの3人組のオフロードライダーの姿に、ほんのすこし和まされて、レストランでは某老タレントおじ様2人連れが食事をしていて、まあまあいい感じ。やがて伝票を手に立ち上がり、勘定を済ますや店の外に。駐車場にはお約束のハーレーが2台。しばらくモタモタして、やがて「ドドド・・・」と出発!その二人連れのライディング・スタイル・・・何か物足りないというか、ナニが気に食わないというわけではないけど・・・??・・・いや、それにしても不良老人になるのは難しい。不良中年になるのは簡単だけどね。その選挙サンデー!結末は皆さんの知るところで、何もボクが語るべきことはありません・・・が、あっ。いや、やめとこ・・・・・。
きょうの一枚
実は今、とってもおなかが減ってるので、このモンゴル料理、ボーズって言うんですが、おいしそう。いやおいしい、ですよ。羊肉のミンチの揚げシューマイみたい。食べたい方は、ラリー中のビバークで、どうぞ。
NEW!! ドブリーフォトサービスで雑誌などでは紹介されていないBTOUの写真がキャプション付きで紹介されています! 詳しくはコチラ http://www.dobry.jp/

2005/09/07 (水曜日)

※上記動画は
掲載終了しました
台風一過の青空が広がっています。と書きはじめたいのですが、全く青空が帰ってくる様子がありません。山間部の林道被害などの調査に出かけたいのですが・・・なかなかスケジュールが厳しい!のです。さてSSER 2DAYSも迫ってきました。ナイトステージの廃止など、なにかと物議を提供してしまい申し訳ありません。ナイトステージこそSSERの魅力のひとつと、若い頃から目をこすりながら幾夜も徹夜した日々が、懐かしい限りです。
ナイトステージの廃止の理由は、ただただ年々大きくなり続ける排気騒音に集約します。車検時の測定と本番の全開走行時の音量の差異は信じられないほど大きく、近隣住民や関係機関から「20年やっているから、と思うけど、以前はあんな音をさせてなかったんじゃないか。」と。警察も「本当にに公道走行の許された車両なのか?」というわけです。高いモラルで地域で長年にわたる開催を実現してきたSSERにとっては、それらの言葉を耳にする時というのは、再びオフロードバイクが加害者に堕ちて行く瞬間でした。輸入元にも排気音量についても問い合わせをしないでもありませんが、相互に立場は微妙です。
とまれ、改革は必要でしょう。山奥のクローズドコースへ逃げ込むことも方法でしょうが・・・おそらくデイステージにも抗いがたい問題が生じるはずです。どうか製造者、輸入元、販売店、そしてユーザーである我々が、今一度、考えてモラルアップに努めて行きたいと思います。そして再び環境(社会環境も含めて)コンシャスなマシンが大多数を占める時代になるまで、皆さんと共に考え行動して参りたいと思います。
またさまざまな改革の一環で、タイムスケジュールの変更、参加費の見直しなどを行ってまいります。また10周年20周年参加記念品なども、高額なものを提供することを控え、大会運営本位の姿を求めて行きたいと考えております。どうかご理解下さい。
きょうの一枚
今日の一枚も動画!走りの映像!最後に現れるのは空撮で見た村!ここがナビゲーションが難しいってところ!
BTOU2005のサイトはこちら
■ ビデオはMPEG形式、サイズは14MBほどとなっております。左のきょうの一枚をクリックすると再生が始まります。

2005/09/06 (火曜日)

※上記動画は
掲載終了しました
 
台風14号がまさにこの辺りに居るだろう時間に、OVを書いています。いまは九州直撃!どうか被害がありませんように。
さて、週末は選挙サンデー!なのですが、やっぱり僕には気がかりなことがある。個人的には、その諸葛孔明が説いた「国家三分の計」というのが、なにかこう人類には理にかなっているような気がしていました。3つ・・・そう言えば人類も大きくは色で?3つに分類(コーカソイド、ネグロド、モンゴロイド、ね)されるじゃないですか。色も光も3つに分けられ、まあそればかりではなくたくさん存在する3つの要素。だいたい「3」という数字の持つ力はただものではない。ピラミッドのような完全なパワーバランスを生み出すのだろうと思う。おっ、風がすごくなって来ました。事務所の山桜が大きくしなっています。
んで本論はといいますと、18世紀にモンテスキューが説いた「法の精神」にある三権分立!!「おお3つのパワー!!」まるでそのピラミッドパワーよろしく、近代民主主義国家の根幹を成している。と思っていたのだが、最近の日本は「果たして三権は?」と思うようなことがシキリで、国家の最高機関は国会であって、ゆえに国民によって選ばれた代議士が、国会を構成してるわけで・・・・・つまりは主権は国民にある!という事で、今回の総選挙!?何が言いたいのかというと立法府と行政府の関係性が日本型三権分立では怪しいのではないかという事でござる。行政府の長が遮二無二立法府に強迫をするのはいいことなのかという疑問は・・・尽きないなあ。
ひるがえって小なりといえども、我々のラリーの運営はいかに。
レギュレーションの制定と、実質的な運営、そして抗議などに対する審査委員会、これらが分立しているかどうか・・・となると結構怪しい。一応は組織図のような物を作ってはいても、一部の人間のジャッジメントが全体を司っている。これはイカンと言いながら、21年。さらにドグマティックの度を深めているのではないかという不安がよぎる。彼には、そんな不安は無いんだろうか。SSER!!さらにオープンマインドを求めて、自由なオフロードの世界へ!!と思う選挙戦のさなかの台風の一日でした。
「誰に入れる?」
きょうの一枚
好評!今日の一枚の動画シリーズ。今日はハタンブラグのビバーク。日没直前のしかもスコールが近づいていて・・・・・さあ早く整備終わらせてごはん食べて寝ようね!って感じですね。
BTOU2005のサイトはこちら
■ ビデオはMPEG形式、サイズは11MBほどとなっております。左のきょうの一枚をクリックすると再生が始まります。

2005/09/05 (月曜日)

すさまじいハリケーンの痕跡は、なにか世界に向けられたメッセージのような気がしてなりません。温暖化の影響で巨大化したハリケーンが、メキシコ湾岸の石油施設を強襲!するのかと思いきや、人的な被害のあまりにもの大きさと、その後テレビカメラの前でさえ略奪を繰り返す、かの国の市民に、唖然!としたのはボクだけではないでしょう。こんな時に秩序ある行動、難しいでしょうが日本人は出来ます。
日本には超大型台風14号が接近中ですが、早くも関東地方には豪雨の被害が、九州・四国も今夜から明日にかけては600mm!!という聞いたことのない数字が予報されています。SSERでは降り始めからの雨量が250mmを超えた時点でラリーを中断する、という内規を持っていますが・・・・・実際この250mmを超えると林道には被害が出始めます。先の週末は久万高原の林道に居ましたが、まだ昨年の台風から災害復旧がかかったまま、復旧できてないところも少なからずあります。どうか皆さんに災害の被害が及びませんようにと祈りつつも、久万高原の林道も、この台風をなんとか無事に乗り切って!と祈るような気持ちです。
災害の巨大化!助けを求めても届かない恐怖!
防災の日に書こうと思っていたのですが、政府の広報では、首都直下型地震などが発生した際に、必要なのは「自助」「共助」「公助」の順。で自助とは3日間くらいは自分の努力で生き延びること、と言っていましたね。公的な救助が始まるのは3日後!らしいと。それまでは自分で、または自分たちで助け合わなければならないということです。最近の大型の自然災害などの報道を見ていても、身にしみるモノがあります。
BTOUのラリーでもエマージェンシーブックが配布されますが、2002年までは72時間は自分で生存の計画を立てて・・・というものが2005年からは、なんと「100時間は・・・」というふうに延ばされました。72時間とか100時間とか言われても時間の概念は、厳しいものでしょうね。そんなときに共助!自分を助けるのも厳しい時に人を助けられる!そんな人になるには、相当に男を磨いておく必要があるでしょう。でも日本人は出来るんですね。そのためにも備蓄といつでも出動できるオフロードバイクと、 医薬品。まあラリーの荷物があれば・・・という事かもしれません。「天は自ら助くる者を助く。」まあ自助です。
きょうの一枚
今日の一枚は、動画!ミニやライノ、プリウスなどの空撮映像!!
BTOU2005のサイトはこちら
■ ビデオはMPEG形式、サイズは11MBほどとなっております。左のきょうの一枚をクリックすると再生が始まります。

2005/09/02 (金曜日)

朝から久万高原へ打ち合わせに行ってきました。もち秋の気配は濃厚。黄金色に色づいた稲の穂が波打っていました。さて、ガストン・ライエ・ミーティングには、早々にたくさんのお申し込みありがとうございます。ボクも飾りっぱなしの80にチョコって乗ってみようか、と引っ張り出してみました。
でボクも「HP2を買う!なんて言っているけど・・・」と自問自答の日々。というのも股関節が悪くて、背の高いバイクにまたがるのがとても大変!ばかりか正座も胡坐も出来ない。トイレも大変でラリーの試走や本番でトイレをどうしたか?というお話はまたの機会に譲って・・・・この秋はリハビリに専念しなきゃ!!と思うことシキリ!です。とりあえず3年来の五十肩は概ね快方に。
ところでロマンチックなかに座の仙波君のコラム「お疲れさまです・・・」でもHP2のことが触れられていましたね。BMWの刺客だとか構造改革だとか・・・って言っていて面白いのですが、どうもあのメーカーは、「無くなりかけると見せかけておいて、創造的な新しい世界を提案」しては、離れかけたオールドファンにも「ごめんごめん、これだったよね。君のことを忘れていたわけではないのだよ。おまたせ」みたいな手法が常套のなでございますな。ナニ!今の日本の政治手法に似ている?似ているかもです。
それほどに新しい世界に切り替えていくことは難しい、ということかもしれません。実に大衆は保守的で変化を望みつつ、その実変化を避ける、という傾向にあるのですね。
「えっフラットツイン止めるの?!BMWって!そんなあ!!」
って話しはそう遠い昔のことのようには思えません。そのニュースが世界を駆け巡った直後は、世界中がフラットツインを買うわ!生産中止反対!をメディアもこぞって大キャンペーン!!をするわ、で大騒ぎでした。で少ししてから80GSベーシックなどポン!と出しては、離れかけた僕たちをまあなだめるわけです。
直近では「BMW最後!のストレートシックス!」「えっBMWって直6やめるのか!買わなきゃなあ!」と無理して買えば、何のことはない「ニュー5シリーズ、伝説の直6搭載!」「・・・オーマイガッ!また、やられた」で閉店セールと開店セールを繰り返す、あの商店街の老舗みたいで、えっ最近のSSERもそんな感じ?いや、天下のBMWと同じ戦略だなんて・・・お褒めのオコトバ?これからは、襟を正します。
で、仙波君!HP2ってそんな風なバイクなんだから、刺客とか構造改革というより、少数のクラスターをも塗りつぶして、「もう現行のBMWを買うことは無いだろーな」とか「テレレバーはいらない」なんていってるヘビーで口うるさくて、結構オピニオンリーダーだったりブログだHP(ここはホームページの意味だ)に言いたい放題の彼ら(ボクら)ユーザーに向けられた、チュパチャプスみたいなモノなのなのですよ。おお!それこそがまさに構造改革で、仙波君は正鵠を射ている!のではありますまいか!つまりこれは「KTM950って、いいかも」なんて思い始めたBMWユーザーに向けられた刺客!かもです。でも、スクリーン+ビッグタンク+究極のコンフォート性能(グリップヒーターとかですな)+キャリングケースなど、1200GSの持つ究極のツアラーとしての基本性能が、さらに良く見えてきたりするのも事実ですなあ。「あなたは、どういうスタイルなのか!」を突きつけてきているわけです。
さあ、迷いなさい子羊たち・・・・・ボクは決めていますからね。
きょうの一枚
構造改革中!のSSER、21年目の秋は果たして・・・のチャンプ池田。ルートはあのSSです。SSER 2DAYS CLASSICSはエントリー受付中。詳しくはコチラ
http://www2.sser.org/2005_sser2days/

2005/09/01 (木曜日)

今日は防災の日。官民挙げてさまざまな防災に関する取り組みが続いている。それほどに昨今の地震や自然災害の多さには、緊張せざるを得ないのだ。もう、そこに足音を聞いている!という感じ。アメリカ南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」は、犠牲者は数千人に上る可能性!との報道。地震や津波と違って、もう少し予測可能だっただけに政権の危機管理能力が問われるかもだ。なによりもハリケーンの巨大化は、地球温暖化の現象として科学者らは指摘を繰り返していただけに、耳を貸さない米大統領が「天災!」を強調するにつれ、確信犯なのか?知っていて利権のために知らないふりを続けるのかと疑わしくなりますな。京都議定書を批准する機会ですぞ。とまれ、末尾ながら被災された方にはお見舞い申し上げます。
やっぱ環境問題については、一人一人の行動から!と思いながら窓の外のレンジを眺めていたらすね、ランドローバージャパンからいつものようにダイレクトメールが届いた。ああ、またレンジローバーがモデルチェンジ?!なのか!ナニナニ、スーパーチャージドV8-4.2で396ps!!BMWエンジンよか100ps以上UP?!お値段1320マン円ナリ!!!
「ナニヲヤットルノダ!!」
なんかサイドグリルやフロントグリルなんか、妙チクリンだ。ブリティッシュの上質感はどこさいっただ。これはイカン。イカンのである。間違っていると思う。アメリカじゃ、ラグジー(風呂ではない)ブームで、こんなニーズが沸騰中であることは、知っているだに。しかし、このド派手さと、バカバカ馬力は要らない。あのローバー社せいエンジンのジェントルで趣のある、あの味は・・・・・フォードグループの傘下になったりするからイカンのだ。金額も中身もイカン。ケシカラン・・・で・・・売れるのか、やはり。いやイングランドでは売れんぞ。ボクはというと、さらに古いクラシックレンジ、市場で100万円台のを物色中だってのに。どうしてこうも世はバカバカオバカなスーパーカーブーム!になっただか?お金のある人がスノビズムを失ったからかもしれん。でもアストンマーチンの復活と隆盛は嬉しかったりする。あれ、ボクってイングランド派だっけ?
さてスノビズムといえば?SSER!!「夜じゃないのは問題だ!」という諸兄、お許し下さい。
最大の理由というのは、近年の騒音問題!!年々大きくなり続けるエンデューロマシンの排気音!これは、どうしても克服しがたく・・・このままでは誰もこうしたイベントを認めるわけにはいかないだろう、と思う。車検の時に聞いた音は「まあいいだろう」としてもSSの中で聞くあの輸入エンデューロマシンの音は・・・いったい。これまでにない苦情が多くなったので、ついに警察も「昼間できるように・・・」と。言うご提案をいただいた。昼間には昼間の覆いがたい問題があるのですが・・・いやいや、もっと騒音問題は真剣に取り組んでおけばよかったと思う反面、夜に戻すことはいつでも出来るはず・・・ならば魅力的なデイステージ!!それに夜は、明日の早起きのためにすぐ寝てしまう!ことが無くなって、違った楽しみもあるかもですよ。と考えた挙句のことですだ。と言いながら案外、夜に差し掛かる参加者も居るのではないかと言う不安も。
21年目!大人になったSSER・・・休日の2日間を楽しみ抜きましょう。走る70%!遊ぶ食べる飲む30%!ストイックから新しいニューストイシズムへ。ナニ言っているだか。ボクは週末は山の中です!!湖の見えるワインディングが登場する予定でおます。オタノシミニネ。
きょうの一枚
ボクのG/S、ガストンのサイン。もちろん最初から書いてはあったのだが、書き直してもらったというわけ。語り尽きないほどの思い出。そんなガストン・ライエ・ミーティング・ファイナルはエントリー受付を開始しました。詳しくはコチラ http://www2.sser.org/2005_grm/