No.0167 – Organisation Voice 2000/10/05

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さあ、来年のRRMの具体的なプランニングを進めなくっちゃね。ということで、これから報告書と企画書の制作に入って行きます。というのも、やっと雑誌が出揃ったからね。で、4×4マガジン11月号にBTM、BACK OFF、そしてきのう発売のBMW BIKESなどにも掲載されてます。その中で、マツモトミチハル氏は「レギュレーションの解釈とその運用において明文化されていないことや不文律的な事象がいくつかあり、そのことでエントラント間にフェアではない状態が結果として起こってしまうということが時として見受けられた。」と必ず書いています。であれば具体的にこういう点、ああいう点と指摘してくれなければ「善処」しようがありません。こういったアンフェアな状況が起きてはいけないので「抗議(プロテスト)」というレギュレーションが明文化されており「自らが不利だ」と思うことは抗議をすることになっていて、これらの行為をせずに媒体を使って言うのはアンフェアじゃないですか、マツモトさん。はじめて僕がパリ・ダカールに出たときに思いました「ラリーレイドってのは、強い者にはやさしく、傷つきのたうちまわる弱い者には特に厳しい」「が、であるが故にハンディを持って闘うこともまたチャレンジだ」と。食事の量にも個人差があるし、スタートの時刻も早い者程有利だし、事前に情報をしっかり収集した者が有利だし、つまり何であれ努力をした方が少しばかり有利だと思うんです。

日本の重箱の隅をつつく法律だって、「判例」だとか「適用基準」だとかナニカト判りにくいために解釈例の本が出てますよね。自衛隊が違憲がどうかってのも解釈ひとつですが、僕は違憲だと思うんですね。でも存在してる状態は合憲って事なんでしょうね。いや自衛隊の存在の良し悪しじゃなくて。って話が大きくなりましたが、「レギュレーションはおおらかに。適用は弾力的に」と考えてます。そしてなによりも公正に。

きょうの1枚
六法全書とレギュレーション。似て異なるものですが、また同じようなことも言えます。レギュレーションをマンガにしたらって意見もありました。レギュレーションは参加者に安全を。主催者に制約をもたらすものだ、と思ってます。

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