FA-coat Rally Mongolia 2024 総評

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わたしたちを取り巻く地球も環境。なにかその最前線を体感するような今大会でした。
30年の開催の期間でも全くなかった雨の降り方。モンゴル全土つまり日本の国土の4倍もの広範囲にかかる雨雲正体は…などと連日のように大会本部で話し合いながら対応に追われておりました。
今回は日本、モンゴル、韓国、中国、スロベニアの5か国から素晴らしい参加者をお迎えしました。複雑なナビゲーションと言われるラリーモンゴリアをほぼノーミスでナビゲーションをした#103中原親子組のナビゲーションを務めたNAKAHARA Ryoji選手(大学院生)の活躍が特筆されます。閉会式では「ラリーは地味だと思っていたけど、やってみたら面白い。つぎはSXSで優勝を狙いたい」と、現代の若者の言葉がラリーを印象づけました。
総合優勝は序盤にナビで苦しめられたスロベニアのトニー・ミレック選手のスピードと追撃のシーンが、素晴らしいものでした。彼のマップにはすべてのコマのCAPが大きく手書きされていて、彼のナビゲーションの闘い方を示していました。
参加者数は少なかったものの、その内容の濃厚さは、これまでにもないほどのものでした。ラリーを終え連日のようにモンゴリアンブルーいうところの蒼天が戻ってきました。草原は静かに秋の装いに移り変わります。

FA-coat Rally Mongolia 2024
総評

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