総評

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前々日まで降り続いた雨、そして前日の高い気温。なにか波乱の展開が予想をされた湯布院ラリー3デイズは、無事に終了いたしました。過去最多の参加選手を受け入れ非常に充実したラリーとなりました。こうしたラリーが広く楽しまれていることを主催者としても大変に歓迎するものです。

ルート構成は、いままでとは大きく変わらないとはいえ、充分に降った雨のために一部ルートは予想以上にマディとなり、またSS7では各所に渋滞を生むなどの結果となりました。

お気づきのように1日に多くのSSで構成し広いエリアで展開するには、相当量のスタッフが必要であり、それを十分確保したものですが、それでも手の回らない点も多くSS7などの混乱を招くこととなりました。

クロスカントリーラリーは、あらゆる条件を参加選手が技術と工夫で乗り越えなくてはならないものです。すべての箇所に役員を配することもなかなか叶いません。そうしたことでこの競技の特質は極まり、つまりそれこそがこのラリーの特徴だと言えます。

今回ご参加いただきました選手の各位には、もちろん経験年数などの差異はあれども押しなべて、こうした部分を深く認識している優れた方々でした。もちろんマシンに起因するリタイアなどもありましたが、ルートコンディションから見ても極めて高い完走率であり胸の張れる内容であったと感じております。こうしたラリーが今後もますますにぎやかになって行きますように私どもも精進を重ねて参ります。

 

SSER ORGANISATION
山田 徹

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