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第36回 04/11/11

 

最新のモンゴルニュースをお届けします。

1.モンゴルの最大の第4火力発電所で、2人が死亡する事故が起きました。老朽化したパイプを切る際に落下防止の措置をとっていなかったため、当然落下しました。その下を歩いていたのは、発電所のメカと、大学を卒業して実習していた学生。安全規則の基本を守らなかったため起こった事故ということで、マスメディアは大きく取り上げています。今後の教訓とするためにも、強い罰則が求められる、と新聞には出ていますが、さてどうなることでしょう。

2.世界中にもその存在が注目される不思議で希少なゴビ砂漠のヒグマ「マザーライ」は、絶滅の危機に瀕しています。現在20頭にまで減っているとWWD国際機関から発表されました。アルタイ奥のゴビ砂漠に19世紀に初めてヨーロッパ人によって発見され、これまで国によって保護さていましたが、近年の温暖化で川や井戸などが夏の間涸れて、冬の厳しい寒波で餌が減り、それに、2年間で一回しか子供を産めないために、その頭数の減少が懸念されていました。さらに希少な保護動物でありながら、人間が偶然あったら怖くて殺したり、国境警備隊に、間違えられて殺されたりしているといいます。数年前から、定期的に餌を配るなどしていましたが、それだけでは問題が解決されないことが明らかになったため、モット抜本的な対策を講じないとなりません。去年姿を見せた母親と子熊が、今年は見えないと、国立公園の保護官係が心配しています。

3.ここのところ、ウランバートル市内では建築ラッシュです。おかげで中心部でも良く見かけていたゲル地区がだんだん消えています。変わりにきれいな建物が建てられればいいが、中途半端の物のほうが多いので、ウランバートル市役所から検査を行うことにしました。あまりにもおかしい建物は、なんと建て直させるとか、建設時間が長すぎる所の建築許可を取り消すなどの計画があるようです。

4.天気予報。一昨日の雪で全国に積雪が見られました、西のウブス県には50cm降りました。昼は−5℃、夜は−15℃の状態です。いよいよ本格的な冬がやってきました。晴れていても気温は低く、道路が滑りやすくなっているので交通事故も多いです。

 

5.もうすぐ相撲が始まりますね。今場所でモンゴル人の幕内力士が7人になりました。と言うことでモンゴル相撲と日本相撲の違っているところについて書きます。

まずは土俵−モンゴル相撲は土俵が広い。日本の場合土俵は決められている。土俵が広いので押し出し、寄りきりなどの技がありません。

取り組み−モンゴル相撲は同時に16組が相撲とれる。モンゴルのナーダム祭の時512人の力士が参加するのです。日本相撲は1組ずつ順番に相撲とっていきますね。

制限時間−モンゴル相撲は制限時間は無かったのですが2年前から制限時間ができました。

土俵入り−日本の場合足を上げてするのですがモンゴルの場合両手でするのです。

あとは日本相撲は手がついたら負けですが、モンゴル相撲は手をついても負けになりません。相手の頭、肘、膝が地面についたら勝ちです。あとは倒したら勝ちです。11月14日から大相撲が始まりますが私は16日に帰るので2日間しか見れませんとっても残念。

 

写真

(1枚目) 町の中心にあるたぶん最後のゲル地区

(2枚目) 今回えひめ町並博で日本の昔の遊びを少し知ることができました。メンコという遊びを教えてもらって大会に出ました。1回戦は勝ったのですが続きませんでした。面白かったです。

ジャンガル
ムッホ

 

 

Duinkharjav Bayarchuluun (D・バヤンチュルン)
1959年12月24日生まれ

カミオンに乗るのは、バイラー!1994年の試走からのスタッフで、スーパータフなヤツです。今では菅原さんに、その腕を買われてパリダカのアシスタンスカミオンのドライバーを務めます。モンゴル本番中には、X1トラックの切れたファンベルトを、自分のズボンのベルトで代用してビバークまでやってきたりとか、いつも斬新な?緊急対応がとても興味深い、人です。一人でクルマに乗って世界中に行きます。出先からよく電話がかかってきて「いまフィンランドでフェリーに乗っています。」とかね。で、日本語はすべて試走中とSSERに遊びに来たときに覚えた独学!釣りが大好きで名人。二人でウランバートルでフィッシングとツアーのお店を出そう!というのが合言葉。

JANGAR TSMBEL(ジャンガル ツェンベル)
1974年1月22日生まれ

好青年風は、ジャンガル。ラリーの初めの頃はまだまだ子供だったんですが、今は一児の父親に。ウランバートルでは、若者があこがれるヤンエグ?でもって異常なほどのきれい好き。ジャンガルがSSERに遊びに来ると事務所の中がきれいになります。アパートの部屋にはご自慢のホームシアターがあるんですねえ。日本語はとっても得意。彼の文章は、おかしくても極力そのまま掲載しますけん。ってすっかり伊予弁のジャンガルでした。趣味、掃除と後片付け、プラモデル、部屋の模様替え。まったく日本人のようなモンゴル人です。

NATSAG MUNKHAMGALAN(ナツァグ ムッホアムガラン) 
1973年11月20日生まれ

さて、もう一人はムッホ。彼も最初から通訳として参加。力持ちで働き者。父親はモンゴル航空の国際線の元パイロット。空港の近くに、自作のログハウスを建てて暮らしています。大工さんとしてもやっていけそうです。学生時代から優秀で、とても頭がいいんですが、奥さんは陸上競技のアスリートで、アジア大会や世界陸上にも参加しているというモンゴルでは有名人。相撲が大好きで、暇があればいつも相撲をとっています。大相撲に関しては、ちょっと詳しい。いや詳しいなんてもんじゃなくて、専門的といってもいいでしょう。今もウランバートルで初場所を見ていることでしょう。