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No.197
2008/09/24

砂漠のお父さんだ

■スペシャルステージのスタート待ちの時間、レストコントロールでも、その大きな日陰に人が集まる。選手ばかりではなく、地元の人たちも、子供たちもたくさんやってきて、カミオンのタイヤにうれしそうに背中をあずける。大平原の中でも、頼りがいのある大きなカミオンは、みんなの憧れなのだ。

■ファラオラリーの時に、このHINOのレーシングカミオンと同じような大きさのカミオンが、たくさん走っていた。砂丘ではバイクのほうが速いけど、凸凹の多い岩の平原などば、大きなタイヤの走破性を生かし、軽く150km/hを超えてバイクをぶち抜いていく。砂丘を走っていると、稜線のひとつ向こう側をカミオンの背中だけが走っていくのが見えた。ジャングルで象を見つけたような気分になって楽しかった。

■モンゴルのHINOも速かった。狭くツイスティなピストでも、大半のバイクより速かった。360度、地平線まで何も目標物が見えないようなゴビハイウェイでは、さすがにカミオンも小さく見える。大洋を行く船のようだ。

■ある時、ビバークにたたずんでいるカミオンと、友人と、僕たちのKTMを並べて写真を撮った。いい記念だ。なんというか、家族写真を撮ったような気持ちになった。

 

 

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