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No.151
2006/09/14

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「北京」

■どこに行くときでも同じなのですが、なんとか仕事を片付けて(半ばは、誰かに押し付けて)、機上の人になった時の安堵感は、なんともいえません。成田から北京に向かう飛行機には、ラリーの出場者がたくさん乗っていて、いつもの一人きりの旅とはまったく違った雰囲気。機内食を食べるのも、ビールを飲むのも、とても楽しい一時。

■初めて訪れた北京は、思ったよりもずっと暑く、空はスモッグで曇っていて、思っていたところとはずいぶん違う印象でした。でも、夜になって北京飯店のずっと裏手にある路地裏に行くと、絵に描いたような屋台の連なりがあって、今度こそは思っていたとおりの北京の夜を楽しむことができました。

■屋台には、先客がいました。オフィシャルスタッフとしてやってきた、近森さんと、カオルさん。なんだかよくわからないような内臓の炒め物や、串料理を、ビールでつまんでいます。サソリの唐揚げは…?? どうも美味しかったようです。

■ラリーのスタッフは大勢いるのですが、ラリー中は、3日、4日の行程に散らばっていて、それぞれ独立部隊のようにラリーを戦っています。大平原のチェックポイント。それこそ、360度が地平線で、目印もなにもなく、ただ、スタートから300km地点である、というそれだけの場所に、孤軍、何日もかけてたどり着き、大地にシュラフを広げ翌日、きっとやってくるであろうラリーカーを想って眠る。ただ、チェックカードにスタンプを押し、燃料を入れてやるためだけに、ふきっさらしの大平原の只中で待つ男たち。

 うーん。なんかかっこいいなぁ。
 男の遊びです。

http://www.sser.org/kita060913.jpg
<写真 : 治武靖明>

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