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No.47
2002/02/19

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■そのパリダカールも終わって、東京では凱旋のTEAM SSERの山田徹・佐伯直哉(TOYOTA)にも、また昨年の22位から今回は戦略の展開もうまく行って12位、トッププライベーターとしても特別の表彰を受けた三橋淳(HONDA)にも会うことができました。ぼくは憧れのラリーを毎日、ほんの数秒程度のテレビ映像。またTSOはじめさまざまなメディアが持っているウェブサイトでチェックしていただけですが、それら映像・資料と、彼等の生の声を重ね合わせて、よりリアルにそのラリーの存在を感じることができました。もともとそんなに、ラリーレイドというものにリアルティを感じているわけではなかったのですが、昨年、一昨年とラリーレイドモンゴルに行ったその体験は、同じく地球規模の広がりを持つ大地である北アフリカの、その風景のさまざまな断片を、リアルな感覚を持ってイメージすることができるようになったと思います。

■パリダカールラリーの映像といえば、多くの人がヘリコプターからの鳥瞰・俯瞰の視点を思い起こすことと思います。ぼくが今回のラリーの映像のなかで、一番強く印象に残ったのは、ちょうどランドクルーザーがすっぽりと隠れる程度の起伏がある、かなり小さめの砂丘がもう「見渡す限り…(得意の表現)」続いている風景の中、ラリーカーが文字通り「波に翻弄される小船のように」、うごめきそれでもコンパスが示しているであろう一方向を目指して前進しようとしている姿でした。モータースポーツにもいろいろあって、広い駐車場程度の場所で走るジムカーナもあれば、かたやクロスカントリーラリーという名が示すとおり、一点から一点へ、それも国境をいくつまたいでいくほどのスケールで行なわれるこうしたラリーレイドもある。思い起こせば、こうした旅のダイナミズムを、モータースポーツによって再現(あるいは再創造)しえたパリダカールラリーというのは、後に興るすべてのクロスカントリーラリーの範となる存在なわけですが、そのことは現在においてもラリーというものに憧れを持つ多くの人たちにとって変わっていないように思います。ダカールは今でもやはり特別な存在のようです。そこに至る道をぼくも歩いているのかなぁ、とダカール帰りの人たちに会って話を聞き、漠然とそういう思いにかられたりしました。

■まもなくやってくる夏、8月。8thラリーレイドモンゴル2002がウランバートルにゴールすると、8年間存在したラリーレイドモンゴルのその開催の歴史に幕が閉じられることになる。ニュースはすでに伝わっていると思いますが、その最後となる今年のルートは、今までにないスケールで展開されそうだということも、このサイトのOVで書かれています。ウランバートルからオリアスタイを越えてホブドという街まで一気に西進。ホブドはもうカザフスタン国境もほど近いところです。毎年ラリーレイドモンゴルを撮影している治武靖明さんに聞くと、ホブドあたりまで来ると、住んでいる人も違い、いかにも西域といった雰囲気がするそうです。西の果てまで進んだラリーは、そこからゾーモッドのオアシスまで、今度は南の乾燥地帯を目指して進むのでしょうか。地図を広げてみてください。大きな三角形です。

■TEAM SSERの久しぶりのパリダカール参戦から、なにかインスピレーションをラリーレイドモンゴルにフィードバックしてくれるのでしょうか。今年、最後のラリーレイドモンゴルは、なかなかデカそうです。

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