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08/10/11 クズルオルダ-アラル 465km「事故発生」
アラル海へ向かうこの旅のハイライトの1日。残念なことに朝は冷たい秋の雨が降っていた。このカラクム砂漠の中の一筋の道には、食堂などあろうはずも無く、世界でもっとも侘しい直線路の旅となった。午後、太陽が顔を覗かせた。アラル海が近いのだろう道端で干し魚を売る女性の姿。福田さんはその姿に思わずブレーキをかけた。津村さんがそれに接触。ふたりは転倒。アラルの町の病院に向かった。それぞれ右肩を骨折して、ギブスと三角布でホテルに帰ってきた。しきりに残念がる二人を囲んで、それでもにぎやかな夕食となった。
ホテルはかつて港町だったこの町がにぎやかだったころの面影を残していた。ロビーには水を満々と湛えたアラルの港が描かれた油絵が光る。
港に足を運ぶと確かに港のあとに鉄の船や、大きなガンとリークレーンが真っ赤に錆びて時を溶かしてしまっていた。
老人に出会った。深く刻まれた皺にこのアラルの海の物語を感じた。
最新更新時刻 10/12 02:20
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