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08/10/07 イーニン-アルマティ 449km 「カザフステップへ」
イーニンを朝暗いうちから出発、朝日が背中に当たるまでの寒気にたえながら走る。やがて雪を頂いた天山山脈の姿がピンク色に染まる。朝焼けは予想ほどではなかったが、新しい次の旅の始まりのような予感というか歓びが満ちてくる。しかし不安なことが一つ。もちろんそれは中国側の通関の問題だ。
10時の予約の国境の税関に到着。目指すは午前中の出国だ。中国側スタッフで通関担当の女性は、天津でも大暴れしてたが?ここでも前日入りして準備は万全!!いざ通関「12時に来て!」「・・・・・」で、12時まで洗車して時間をつぶす。
「さていよいよ通関!」「2時までお昼休みなの」「・・・・・」じゃあわれわれも最後の中華料理を!ととぼとぼと国境の食堂。カザフ人だかウイグル人だかの親父のレストランは、もち無国籍。
「さあてといよいよ2時だ。」「あら、3時30分までなのよお昼休みは、そう言わなかった?」もちろん僕がその場にいればきれまくっとのだが・・・
いよいよ3時半、カザフ側の国境ゲートも時差があるから完全に昼休みも終わっただろう。それでもたった一枚の書類にはんこを押すだけの税関の女性はサボタージュ。ついにそのたった1個のスタンプをもらえたのは18時。予約から8時間後。そしてカザフ側に入ると気の遠くなるようなトラックの列。日曜日まで国慶節の長期休暇だったことを差し引いても、この仕事ぶりではお話にならない。
まあそれにしても、なんとかカザフに入った。目指すはあと400kmの彼方。かつてのこの国の首都アルマティだ。
昨年は夜中に到着して夜明け前にホテルを発ったから町の様子はよく分からなかったが、森の中に沈む素晴らしい町だ言う印象は強かった。今回は休息日があるので、マシンのオイル交換などを終えて観光に出かけることとしよう。
シルクロードの趣は薄いが、ホテルの前にはロシア正教の教会が威厳を放っているし、天山山脈は相変わらず聳え立って辺りを睥睨している。
カザフ族やウイグルの民に加えて、ロシアの人々が暮らすこの町は、東西の文明がここでもまた見事に融合して文化と歴史が花開いていた。
最新更新時刻 10/08 22:22 |