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08/10/01 敦煌-ロプノール 268km「過酷な道のり」
美しい夜明けの光を背に、敦煌を出発する。彼方には砂丘の連なりが続き、玉門関に向かう道は荒涼たる土漠の中だ。玉門関からはまだ少しだけ舗装路が伸びてヤルダン中国地質公園まで、観光バスがひしめく。今日から中国は国慶節を祝うゴールデンウイークなのだ。やがてその奇妙で不思議な形の岩山の中を西遊記のごとく西に進む。
そしてついに、砂のなかに突入。昨年のルートなのだが、砂の量が半端じゃない。重いアドベンチャーには苦しいシチュエーションが続く。
やがてサポートのデリカにトラブルが発生。スターターが回らなくなった。配線をやり直すのに1時間30分ほど要してしまった。
続いてルートがまったく無くなった。これまでか細い塩の道があったはずだ。道のりは過酷を極めた。予定のロプノールの製塩工場の町(といっても何も無いところだが)まで80km以上を残してビバークを余儀なくされる。
果たしてこの道のりでたどり着けるのか。不安な夜を、それでも満天の星をめでながらわずかばかりの食料を分け合い、コオリャン酒を呷ってシュラフに潜り込むと、楼蘭王朝の夢でも見よう。
最新更新時刻 10/05 01:40 |