No.0145 ムッシュー,レイモンド・ロワゾーのオハナシ – Organisation Voice 2000/09/01


ムッシュー,レイモンド・ロワゾーのオハナシ

レイモンド・ロワゾーが今年のモンゴルに参戦した。彼は知る人ぞ知るパリ・ダカール最多出場記録をいまだ更新し続ける鉄人である。しかも本業は警察官、しかも大統領警護白バイ隊の隊長である。レストランでメシを食っても、いつも背筋をピンと伸ばしてこちらに正対してくる。まさに威風堂々とした男だ。話し口調もおだやかで静か。それは毎日のライディングにもはっきり現れていた。写真は彼に貰ったもの。R1100RTの白バイに乗るロワゾー。なんか文化の違い!だけでは片付けられない男のエスプリを感じたのは僕だけだろうか。結局、一番ラリーを楽しんでたのも彼かもしれないと思う。いつもHPNのマシンを駆る彼には前後ノーマルのサスは辛かったに違いない。はじめて乗るモノシリンダーのパワーは不充分だったに違いない、と思う。しかし、彼は一切のエクスキューズを言わない、イイワケも弁解もしない。「ミスコースしちゃった」とさえ言わない。彼の男らしさに惹かれていってしまった。もっともフランス語しか話さないんで分からない!という説もあるんだけど。

パリ・ダカールを見つづけてるカメラマンのA氏とT氏が奇しくも語った「ラリーがあと10日続けばロワゾーが優勝するんじゃない?」ナルホド。ボン・ニュイ!


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