No.250「どうしちゃったのダカール・ラリー」- 菅原さんからの手紙 20190410 1225

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次回大会の開催国で色々な噂が立っていたので、湯布院のラリーが終わって、羽田に着いて、その夜のエアーフランスでパリに飛び、アフリカエコレースを主催しているシュレッサーさんを訪ねて色々と聞いてきまた。彼はダカール・ラリーが南米に移った年から、モナコを出てフランスを走り、モロッコ、モーリタニアを通りダカールにゴールするラリーを行っております。今年は日本人で初めて篠塚 健次郎さんが参加しております。

シュレッサーさんや他の関係者が言うには次回の大会はサウジアラビア一か国で開催だと言ってました。「テリーサビーネはお墓の中で泣いてるね」とも話してました。

今年のダカールからペルー一か国で開催され、私自身納得できないままの参加で、やはり行って見ると、走る場所が限られているので、昨日通った道を逆に走ったりで、エンデューロレースのようで、ロマンは微塵も感じない競技に成り下がっていました。エコ・レースは名前のごとく、エントリーフィも安くして、運営も質素にして、その余ったお金で、アフリカに学校を建てたり、井戸を掘ったり地元に還元するのだと言ってました。バイク部門、クワド、SXS、自動車、トラックの部門と、競技とは関係ない旅行部門(競技区間とほとんど同じコースを)もあるようです。

来年は1月5日にモナコを出て、19日にダカールのラックロゼにゴールだそうです。

写真はシュレッサーさんのフオードGT前で

主催者のトラックの一部


著者紹介 菅原義正氏

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