No.0593 – Organisation Voice 2004/02/12


さて、四国路はすっかり春の気配。今朝なんて、セーターすら要らないんですよ。事務所に一番に来て、マリア・カラスなんかを大音量でかけていると「ハッ、ハッ、ハックション」ついに花粉症もやってきました。この季節いいことばかりではありません。おまけに黄砂もモンゴルあたりからやってきますね。

黄砂といえば、地球の砂漠化は一層深刻で、われわれに近いところでは、中国の砂漠化が、かなりのものです。中国の北半分は森林破壊による土壌の流失は、想像を絶していて、表土の流失面積は国土の30%近く、約2億ヘクタールを越えているということのようです。このために北部での黄塵がひどくなって世界的な問題となっていますべ。中国の今の好景気は、まだその勢いに衰えは見えませんが、肥沃な農業に適した土地には、工場や住宅が立ち並び、15億もの人々の食卓をまかなう農業生産地は、こうして土壌破壊によってその行き場を無くしつつありますね。

モータリゼーションも大問題でしょう。今世界を走っている車の台数は、5億台といわれていますが、中国とインドの2国で、日本並みの2.5人に1台という保有台数に達したなら、この二国で10億台!合計で約15億台、現在の3倍になってしまいます。燃料電池など次世代エネルギーへの転換の速度をはるかに超える!勢いは、大きな破綻のシナリオに向かっていることを、だれもが気付きながら、自分たちの世代以降に問題解決を託して、年々ひどくなる黄塵の中で一夜の春の快楽をむさぼっているに過ぎないと、そう思うのです。エコを社是のようにうたう、1兆円の利益を生み出す巨大自動車企業も、かの地で売りに売っているのは4500ccで、「燃費はひどいけど、素晴らしい車だよ。」と中国人もモンゴル人も、我先にと買い漁っているのがそれ。平家物語を持ち出すまでもなく、おごれる者久しからず。そーか、僕ももっとシンプルにしなきゃ。

きょうの一枚
長崎は平野が少なく、農産業が厳しそうです。そんな中で全国1位の生産量を誇るのは「びわ」だそうです。そして、馬鈴薯の生産は北海道に続き全国2位。この赤い土は島原の馬鈴薯畑。「カレー食べたい?」

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