No.0563 – Organisation Voice 2003/12/08


この季節になると、フランスが恋しくなります。というかパリでラリーの出発準備に追われている身が、懐かしいというか、なんとなくそこに身を置いていないという事への寂しさというんでしょうか?困ったものです。それほどまでにパリダカというのは魅力的なのです。

実は今回は、かなり大勢の日本人の方が参加します。それも近年になくです。そうした思いを滾らせている方がたくさん居るのだなあ、と思うと何か勇気のようなものが沸いてきます。しかし現実はそう甘くはないのです。その完璧な準備をしようとすれば、どれほど多くの時間を必要とするのか、そして長く日本を留守にすることへの仕事の上での問題や不安、また周囲の認知。そして何よりもそこにかかる費用面。おおよそ以上の3点が、クリアしがたいパリダカが突きつけてくる、最初で最大の山場なのです。それに比べるならモーリタニアのデューンなど、たいしたことじゃないんです。

で、その3点がいずれかが不完全であれば、結果は不完全です。「得られるものよりも失うものの方が大きいということになりかねない」と思うんですが、最近は「いやいや、完全な望むべき結果というものはない、その場に参加できただけで良かったじゃないか。」なんて思えるようになってきたものです。

これを翻って、主催するという視点から見るとなると、「完全な結果を得るための、微塵も揺らぎない準備」を自分も求めてくるし、それに100%近づけようとするわけなのです。つまりプロ的志向を持つものは自分的には、主催するということなんだろうなあ、なんて考えるわけです。

プロ的であることの素晴らしさ。アマチュアであることの悦び。人生を楽しむには人の一生はあまりにも短いような気がしませんか。


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