「TBI、小さな島を大陸のように走りたい。」


いよいよ29年目のTBIが巡って来た。

ボクがはじめてパリダカに行った1988年の翌年からスタートしたのだ。
2000Kmの道のりをこの小さな四国の中に展開するのは、そのころは無謀と思えたがやって行くうちに夢中になった。林道は行けども行けども次へ次へと続き、そのときおりに見え隠れするコーナーの向こうには、美しい風景まで、それはふんだんにあった。
走れば走るほどに知らない集落や、初めての景観に魅了された。
「なんだ、大陸に行かなくても・・・」そうした気分だった。
それでも29年という歳月の持つボリウムは小さくなかった。
いつの間にか橋が架かり、四国にやって来るのにフェリーの長旅じゃなくても良くなった。それに、まさかな「高速道」も出来た。今では大会本部は高速道で移動するので、あの頃、例えば最短ルートだと言って大会本部のバスやカミオンが剣山スーパー林道を走っているのを見たときに「こいつらには、かなわないや」とそう思った。
大会を成功させたい、その気持ちがひとつになったスタッフたちは潔くて気持ち良かった。
「寝る」なんてことは計画の中には無かったのかもしれない。まずCPに行って寝る。「もし、寝ていたら起こしてやってね」そうブリーフィングで言ったこともある。
ブリーフィングにかならず参加していた日本石油の人たちが、目を丸くしていたのが忘れられない。
そのくらい、ボクタチには夢だったし、希望だったし、歓びだった。
そしてその思いは、少し歳を取ったからといって、どれほども変わっていない。
四国は大陸だ。そこを行くのは、なにかわからないけど衝き動かされるエネルギーだ。

YAMADA Tetsu

 

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