No.0461 – Organisation Voice 2002/10/24


僕たちはいま、きわめて難しく厳しい「決断の時代」の只中にいるんだと思う。金融システム改革竹中アクションプランの発表問題が、それを如実に表してる。決断するということは実に難しい。その判断は常に血なまぐさい匂いすらする。「その判断をしてもし上手くいかなかったら、誰が責任を取るのか」と詰め寄る者は、どちらにしても責任を取る位置にいない事が多い。いつも自らを安全なところにおいて批判する事が、実に多い。僕は竹中さんが良いというほど、その内実に精通していないし、反体制力を云々するほど彼らの中身を知らない。だからこれ以上は言わない。

一方、今日の日経新聞の一面では、トヨタの半期の経常益が 7600億円!という史上最高益!ニッサンだって倍増 3200億円!と書いてる。なんとこれだけを見ると空前の好景気!しかしその実は血の出るような調達コストの 3割削減だとか、いずれにしても決断に決断をした末に、実りある今を迎えている。それとて単に今!だけに過ぎず。そう遠くない未来を見据えれば、かすかな戦慄を覚えているに違いないと思う。北朝鮮問題も同じ。不安定な今を取るか、不確かな未来を取るか、行くも地獄帰るも地獄的政治的決着に時間に押し流されながら「決断の時」をむかえる。こうして日々に諸行無常の感を強く覚えるのである。たとえば銀行なんて僕の友達のいたナントカ銀行が、今なんていう名前になったのかさえ分らないし、「彼が元気に勤めてるのか」さえ調べるために電話する先すら分らない。本当に困って銀行にお金を借りに行くと全く「不動産の質屋」だし。

と久しぶりにこのOVにボヤキを書いてみた。書いたところで何にもならない。やるしかないんで、僕は再び立ち上がる。「ってたってやりたい事をやりたい放題やってきてるじゃないか」のだが、僕としてはやりたいことの3%くらいしかしてないんであります。

きょうの一枚の代わりにきょうの一言。
「言うは易し、行うも易し。ただ継続する事、決断する事はことのほかに難し。」


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