No.0371 – Organisation Voice 2001/10/26


4月29日のルート制作レポート
この日はクッチャロ湖畔の宿を後にロングステージに旅立ちます。宗谷岬は吹雪、もう北海道は北から確実に冬がやってきてます。宗谷岬に伸びるダートの中で、大きな鹿に出会いました。それは立派な角を天に向けて、まるでモニュメントのように微動だにせずこちらを眺めていました。僕もそんな場所にモニュメントがあろうはずも無いのに、そうだろうと思ってクルマが近づくとサッと身を翻して森に消えていく後姿に、ささやかな畏敬の念を覚えました。

そう朝のクッチャロ湖で見たシベリアから今飛来して、まさに今、湖に着水しようとする編隊飛行中のオオハクチョウの、そのイメージとは似ても似つかない頑丈そうな黒い足や、そのたくましい生命にも同じような気分を覚えたものでした。野生に生きるということの持つ神がかりな力や美しさがこの北の大地にはありますな。オホーツク沿岸では、やはりかつて読んだ司馬遼太郎先生の「オホーツク紀行」にある、古代オホーツク人といわれる古代人の竪穴式住居がこんなとこに在って、こんな厳しい大自然と対峙していたのかと思うと、これまた感慨深いものがあります。

宗谷岬を回り込むとこんづは風力発電の大きなプロペラの林立に驚きます。環境にやさしい発電は景観を破壊してることおびただしい、こりゃあだめだ。で、北海道を旅するのは飯の食い方が難しい。遅い昼をラーメンで済ましたら、毛がにやウニのご馳走にもてなされて、腹ペコで我慢してたら、結局食べるところが無くてコンビニでおにぎりを買って食べる晩御飯になったりなのである。

さて、明日はイヨイヨ北海道ステージを終わらせて本州に上陸する予定なのだが、今月は月初めのモンゴル以来よく走ること、なのである。あそれとモンゴルのTV放送は11月10日と17日に延びました。日本シリーズのせい?


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